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時は経ち、ブライアンの死から十年が経った。
明日でオーガストは二十一歳の成人を迎え、即位する。城内がその準備に追われている時、二十八歳になったリディアはブライアンの遺品が置いてある部屋に来ていた。
「陛下。明日でオーガストは立派に即位します。私はお役目を果たせたでしょうか?」
ブライアンの間と名付けられたそこは、彼の肖像画や愛用したデスクセット、道具などが置かれてある。
美しく成長したリディアが懐かしそうに目を向けるのは、部屋の隅にあるカンバスだった。カンバスには描きかけの絵がある。まだ嫁ぎたてのリディアを、芸術が好きなブライアンが手ずから描こうとしたものだった。
途中まで描かれた絵は、木炭で輪郭をとりベースとなる色が置かれた状態で永遠に時が止まっている。肖像画の中のリディアの髪が銀髪になる事も、瞳の光が入れられる事もないのだ。
「あの頃は何もできなかった私も、今はそれなりに宮中で意見を聞かれる存在になっています。陛下のお言葉通り、オーガストを見守ってこの歳まで側にいました。ずっと再婚を促されていましたが、オーガストが即位するまで身を守った私を……褒めてくださいますか?」
最後はブライアンの肖像画に話しかけ、悲しげに目を細める。
出会った時は十七歳だったリディアも、十一年経った今は成熟した大人の女性になっていた。
当時の無垢な乙女としての美貌は、国を傾けるほどの妖艶さすら醸しだし、周辺国の王からひっきりなしに誘いが来る。しなやかな肢体も大人になったが、背はさほど伸びなかった。
けれど胸ばかりは突き出るほどに張りがあり、彼女が何かするたびに重たげに揺れるのを周囲の男が盗み見る。
折れそうに細い腰はそのままだが、臀部へのまるみは女らしさを増した。むっちりとした尻も、パニエを用いないシュミーズドレスの時などは周囲の者達がリディアの後ろ姿に釘付けになるほどだ。
ブライアンを喪ってから、リディアの美には憂いがある。未亡人という立場もあり、匂い立つほどの色気は美の女神すら凌駕すると言われている。
それほどの美と魅力、肢体があっても、リディアは持ち込まれる縁談や誘惑に決して己の意志を曲げなかった。
『オーガストが成人して即位するまでは、誰にも目を向けない』
彼女の意志を尊重したのは、事実上このガーランド王国で政治を動かしている宰相カルヴィンだった。
リディアの良き相談役でもある彼は、何かあれば兄のように寄り添い力になってくれた。オーガストが反抗期を迎えても、思春期の難しい年頃になっても、オロオロするリディアをカルヴィンが支えてくれた。
彼に恋慕はまったくないが、恩人であると思っている。
「私はもうそろそろ……。誰かを好きになってもいいのでしょうか?」
藤色のドレスを身に纏ったリディアは、ブライアンに微笑みかける。
この城に来た当初、部屋に溢れんばかりにあったドレスはほとんど胸がきつくなってしまった。ブライアンから贈られた気持ちを大事にしたかったが、成長する体ばかりはどうにもならない。
今纏っているドレスも、オーガストが見立てて「母上に似合う」と言った生地で作らせた。リディア自身あまり着る物への頓着がそれほどないので、流行などに気を遣って「今度はこういうドレスはどう?」と提案するのは、もっぱらオーガストだ。
思えば宝飾品なども、今はすべてオーガストが「これがいいのでは?」とアドバイスした物ばかりだ。
(陛下を喪ってから、私はオーガストに励まされてきた。今こうしてオーガストに依存しているのも、もう今日で終わりなのだわ。彼は国王となり、母よりも国を大事にする。……ちょっと寂しいけれど、それは陛下が望んだ事であり私の悲願)
目を閉じて城内に耳を澄ませると、ブライアンを喪ってもなお活気づいているのが分かる。
「不思議なものですね。この国の父であったあなたがいなくなっても、民も臣下も、私もオーガストも生きています。……きっと私がここから姿を消しても、皆変わらないのだわ」
どこか寂しそうにブライアンに微笑みかけてから、リディアは部屋を後にした。
**
「リディア様」
初夏の清々しい日差しが差し込む廊下を歩いていると、召し使い達が忙しく往来する中、ゆったりとこちらに歩んでくる人影がある。
「カルヴィン」
オーガストほどではないが長身の彼は、現在三十八歳になった宰相だ。アッシュブラウンの髪にブルーグレーの目。いつも何か企んでいて面白そうに微笑んでいる彼は、実年齢よりずっと若く見える。
オーガストを実質的に育て上げた人と言っても良く、オーガストと一緒に騎士団で体を鍛える事もあった。オーガストは「俺に取り入るための行動だ」と言っていたが、例えそうだとしてもリディアは立派な心がけだと思う。
下心があるとしても、長年一緒に過ごす主のためにわざわざ汗を流したりするのは、生半可な気持ちではできない。そういう意味でリディアはカルヴィンを信用し、頼りにしていた。
リディアが特別な男性を作らないと公言した事に、協力してくれたのもカルヴィンだ。
ありとあらゆる貴族や、公的な行事になると周辺国の王侯貴族からリディアは言い寄られる。その時やんわりと世間話をしつつ、リディアを守ってくれたのがカルヴィンだ。
口から先に生まれたのではという話術に相手が気を取られた隙に、リディアはそっと場を離れる。離れた先にいつもオーガストが待っていてくれて、息子もカルヴィンと二重に自分を守ってくれていたのだと思う。
「こんな所にいらっしゃったのですか? 即位される陛下の母上なのですから、着飾る準備をしなくては」
「陛下の御前でご挨拶をしていました」
ブライアンの間の方を示すと、カルヴィンは「あぁ……」と心得た顔をする。
「事情を知らず『こんな所』など申し訳ございません」
「いいえ。私も支度をしなければいけないのは事実ですから。迎えに来てくれたのですね? ありがとう」
カルヴィンは既に支度を済ませていて、トラウザーズやベストは白をベースに、深い緑のジュストコールを着ている。それも襟や折り返した袖部分にはびっしりと金糸の刺繍が施された立派な物だ。革のブーツもピカピカに磨き上げられ、ジュストコールと同色の帽子には純白の羽がそよいでいた。
「素敵な装いね。私も即位式の衣装に着替えなければ。初夏だというのに正装だからと言って毛皮のマントは暑いわ。ドレスも裾を引きずって重たいし、気持ちまで憂鬱になってしまうわ」
「まぁまぁ。お気持ちは分かりますが、殿下の晴れの日ですから」
これからの装いを思って憂い顔になった美貌だが、オーガストの即位だと思い出すと顔を上げて微笑んだ。
「そうね。待ちに待ったオーガストの即位の日なのだから」
会話をしつつ廊下を進む二人を、通りすがりの女官が「お似合いだわ」という目で見てゆく。
王宮の中には当たり前のように、美貌のリディアの取り巻きのような存在がいる。男女問わず彼らはリディアの恋の行方を勝手に心配し、オーガスト即位後は誰とくっつくかと予想を立てているのだ。
周辺国の未婚の王子なども有力だが、一番優勢なのはこのカルヴィンだ。
中にはオーガストとの母子の情が尊いと言う者もいるが、血は繋がっていないとは言え子が母を娶ると言えばあまり聞こえは良くない。
歴史上にそういう事がないとは言わないが、ただひたすらに純粋な母性をオーガストに注いできたリディアには、考えられない選択肢だ。
明日でオーガストは二十一歳の成人を迎え、即位する。城内がその準備に追われている時、二十八歳になったリディアはブライアンの遺品が置いてある部屋に来ていた。
「陛下。明日でオーガストは立派に即位します。私はお役目を果たせたでしょうか?」
ブライアンの間と名付けられたそこは、彼の肖像画や愛用したデスクセット、道具などが置かれてある。
美しく成長したリディアが懐かしそうに目を向けるのは、部屋の隅にあるカンバスだった。カンバスには描きかけの絵がある。まだ嫁ぎたてのリディアを、芸術が好きなブライアンが手ずから描こうとしたものだった。
途中まで描かれた絵は、木炭で輪郭をとりベースとなる色が置かれた状態で永遠に時が止まっている。肖像画の中のリディアの髪が銀髪になる事も、瞳の光が入れられる事もないのだ。
「あの頃は何もできなかった私も、今はそれなりに宮中で意見を聞かれる存在になっています。陛下のお言葉通り、オーガストを見守ってこの歳まで側にいました。ずっと再婚を促されていましたが、オーガストが即位するまで身を守った私を……褒めてくださいますか?」
最後はブライアンの肖像画に話しかけ、悲しげに目を細める。
出会った時は十七歳だったリディアも、十一年経った今は成熟した大人の女性になっていた。
当時の無垢な乙女としての美貌は、国を傾けるほどの妖艶さすら醸しだし、周辺国の王からひっきりなしに誘いが来る。しなやかな肢体も大人になったが、背はさほど伸びなかった。
けれど胸ばかりは突き出るほどに張りがあり、彼女が何かするたびに重たげに揺れるのを周囲の男が盗み見る。
折れそうに細い腰はそのままだが、臀部へのまるみは女らしさを増した。むっちりとした尻も、パニエを用いないシュミーズドレスの時などは周囲の者達がリディアの後ろ姿に釘付けになるほどだ。
ブライアンを喪ってから、リディアの美には憂いがある。未亡人という立場もあり、匂い立つほどの色気は美の女神すら凌駕すると言われている。
それほどの美と魅力、肢体があっても、リディアは持ち込まれる縁談や誘惑に決して己の意志を曲げなかった。
『オーガストが成人して即位するまでは、誰にも目を向けない』
彼女の意志を尊重したのは、事実上このガーランド王国で政治を動かしている宰相カルヴィンだった。
リディアの良き相談役でもある彼は、何かあれば兄のように寄り添い力になってくれた。オーガストが反抗期を迎えても、思春期の難しい年頃になっても、オロオロするリディアをカルヴィンが支えてくれた。
彼に恋慕はまったくないが、恩人であると思っている。
「私はもうそろそろ……。誰かを好きになってもいいのでしょうか?」
藤色のドレスを身に纏ったリディアは、ブライアンに微笑みかける。
この城に来た当初、部屋に溢れんばかりにあったドレスはほとんど胸がきつくなってしまった。ブライアンから贈られた気持ちを大事にしたかったが、成長する体ばかりはどうにもならない。
今纏っているドレスも、オーガストが見立てて「母上に似合う」と言った生地で作らせた。リディア自身あまり着る物への頓着がそれほどないので、流行などに気を遣って「今度はこういうドレスはどう?」と提案するのは、もっぱらオーガストだ。
思えば宝飾品なども、今はすべてオーガストが「これがいいのでは?」とアドバイスした物ばかりだ。
(陛下を喪ってから、私はオーガストに励まされてきた。今こうしてオーガストに依存しているのも、もう今日で終わりなのだわ。彼は国王となり、母よりも国を大事にする。……ちょっと寂しいけれど、それは陛下が望んだ事であり私の悲願)
目を閉じて城内に耳を澄ませると、ブライアンを喪ってもなお活気づいているのが分かる。
「不思議なものですね。この国の父であったあなたがいなくなっても、民も臣下も、私もオーガストも生きています。……きっと私がここから姿を消しても、皆変わらないのだわ」
どこか寂しそうにブライアンに微笑みかけてから、リディアは部屋を後にした。
**
「リディア様」
初夏の清々しい日差しが差し込む廊下を歩いていると、召し使い達が忙しく往来する中、ゆったりとこちらに歩んでくる人影がある。
「カルヴィン」
オーガストほどではないが長身の彼は、現在三十八歳になった宰相だ。アッシュブラウンの髪にブルーグレーの目。いつも何か企んでいて面白そうに微笑んでいる彼は、実年齢よりずっと若く見える。
オーガストを実質的に育て上げた人と言っても良く、オーガストと一緒に騎士団で体を鍛える事もあった。オーガストは「俺に取り入るための行動だ」と言っていたが、例えそうだとしてもリディアは立派な心がけだと思う。
下心があるとしても、長年一緒に過ごす主のためにわざわざ汗を流したりするのは、生半可な気持ちではできない。そういう意味でリディアはカルヴィンを信用し、頼りにしていた。
リディアが特別な男性を作らないと公言した事に、協力してくれたのもカルヴィンだ。
ありとあらゆる貴族や、公的な行事になると周辺国の王侯貴族からリディアは言い寄られる。その時やんわりと世間話をしつつ、リディアを守ってくれたのがカルヴィンだ。
口から先に生まれたのではという話術に相手が気を取られた隙に、リディアはそっと場を離れる。離れた先にいつもオーガストが待っていてくれて、息子もカルヴィンと二重に自分を守ってくれていたのだと思う。
「こんな所にいらっしゃったのですか? 即位される陛下の母上なのですから、着飾る準備をしなくては」
「陛下の御前でご挨拶をしていました」
ブライアンの間の方を示すと、カルヴィンは「あぁ……」と心得た顔をする。
「事情を知らず『こんな所』など申し訳ございません」
「いいえ。私も支度をしなければいけないのは事実ですから。迎えに来てくれたのですね? ありがとう」
カルヴィンは既に支度を済ませていて、トラウザーズやベストは白をベースに、深い緑のジュストコールを着ている。それも襟や折り返した袖部分にはびっしりと金糸の刺繍が施された立派な物だ。革のブーツもピカピカに磨き上げられ、ジュストコールと同色の帽子には純白の羽がそよいでいた。
「素敵な装いね。私も即位式の衣装に着替えなければ。初夏だというのに正装だからと言って毛皮のマントは暑いわ。ドレスも裾を引きずって重たいし、気持ちまで憂鬱になってしまうわ」
「まぁまぁ。お気持ちは分かりますが、殿下の晴れの日ですから」
これからの装いを思って憂い顔になった美貌だが、オーガストの即位だと思い出すと顔を上げて微笑んだ。
「そうね。待ちに待ったオーガストの即位の日なのだから」
会話をしつつ廊下を進む二人を、通りすがりの女官が「お似合いだわ」という目で見てゆく。
王宮の中には当たり前のように、美貌のリディアの取り巻きのような存在がいる。男女問わず彼らはリディアの恋の行方を勝手に心配し、オーガスト即位後は誰とくっつくかと予想を立てているのだ。
周辺国の未婚の王子なども有力だが、一番優勢なのはこのカルヴィンだ。
中にはオーガストとの母子の情が尊いと言う者もいるが、血は繋がっていないとは言え子が母を娶ると言えばあまり聞こえは良くない。
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