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父1
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そして赤く色づいた枝に萌葱が芽吹いたかと思うと、季節はあっという間に早緑がそよぐ時期となった。
約束通りジスランは用事や外出のない日に、庭園にティーセットを用意してくれる。左右対称の美しい前庭には、ツツジやチューリップ、水仙などが咲き並んでいた。
「あちらはバラと百合園になっている。咲くのはまだ先だが、時期になったら共に来よう。オランジェリーや藤棚もあるし、城の裏手にはもう少し自然の状態に近い庭園もある」
視線の向こうに噴水があり、やわらかな日差しに煌めく水滴が涼やかだ。
丸テーブルには亜麻のテーブルクロスが掛けられ、裾に施されたレースが風にふわりと靡く。卓上のティースタンドにはサンドウィッチ、スコーン、ケーキがあり、淹れられたばかりの紅茶も湯気と共に芳醇な香りをさせている。
「とても美しいですね。バラと百合もジスラン様と一緒に見たいです」
薄ピンクのドレスを身に纏ったコレットは、揃いの帽子も被っていて貴婦人然として美しい。帽子には花やレースのリボンがふんだんに使われ、風が吹くと同時に彼女のプラチナブロンドと共にそよぐ。
ジスランも珍しく明るい色味のジャケットを着ていて、このお茶会に合わせてくれたようだ。そのさりげない気遣いが何より嬉しい。
このシャブラン城で気付いた時は冬で、しばらく動けなかったこともありコレットはずっと日差しを浴びていなかった気がする。
どうして外に出してくれないのだろう? と漠然と思っていたが、以前ジスランが「あなたにとって都合の良くないもの」と言っていたので、すべてコレットを守るためなのだろう。
事故に遭って死にかけた身の上で、記憶がない。
何か大きな陰謀に巻き込まれたという可能性もあるし、もしかしたら今でも誰かに狙われているかもしれない。
ジスランがあれだけ外部の人間に合わせたくないと言っているのも、すべてコレットを守るためなのだろう。
(でも……、本当にこのままでいいのかしら?)
何もせず、ただ愛欲のまま抱かれる日々を送って――。
指にティーカップを引っかけ、少し憂鬱な面持ちながら紅茶を一口飲もうとした時だった。
遠くで馬の嘶きが聞こえ、ジスランがハッと顔をそちらに向ける。すぐ立ち上がり、側に控えていた家令に向かって何か視線で指示をした。
「コレット様、こちらへ」
さらに家令によって指示された侍従やメイドが、よってたかってコレットを立ち上がらせ城の方へ連れて行く。
「えっ? え、ど、どうされたのです?」
その間も庭園の正面にある錬鉄の門が開かれ、六頭引きの馬車が馬蹄の音を響かせ直進してきた。正門から玄関までは、直進で進むあいだに噴水が二箇所と円形の花壇がある。恐ろしいまで広い前庭だが、それも馬車の速度ではあっという間だ。
「コレット様、お早く中へ」
エマに急かされてコレットはジスランに一礼すると、いそいそとドレスを捌いて玄関に向かう。
「どなたがいらしたの?」
きっと貴族の馬車ならば、家紋が刻まれているだろう。だが今のコレットは、家紋を見て相手を知るなどできないが。
「あとでジスラン様が、ご説明してくださるかもしれませんね」
エマがやんわりと言うが、コレットは困惑顔だ。
それでも足を急がせつつ背後を振り向くと、ジスランがゆったりと馬車の方に向かって歩いているところだ。玄関前で馬車を待つというより、自ら馬車に向かい足止めするという雰囲気だ。
彼の思惑通り、馬車は二番目の噴水を越えた場所でジスランを前に停止した。ジスランと御者が何か話しているのが風に乗って聞こえたが、詳細はよく分からない。
しかし、別の声が庭園を響かせた。
「ココ!」
周囲の空気をビリビリと震わせるほどの大声に、小鳥たちが驚いてバサバサと飛び立つ音がする。
「!」
自分の愛称を知らない人に呼ばれ、思わずコレットは立ち止まった。玄関前の馬車止めから、平らな芝生や石畳の向こう――、きちんとした身なりの男性がこちらを見ている。
年齢はジスランより上で、威厳のある雰囲気だ。年齢は四十代半ばほどな感じがするが、遠くて顔はよく分からない。
「ココ! お父様だ! いい子だから帰ってきなさい!」
だが続く言葉に、コレットは体を竦ませた。
「お……父様?」
どうせ会っても思い出せないと諦めていた家族が、自ら探しにきてくれたのだ。
(私は、家族に愛されていたのだわ)
感動したコレットは、エマたちの手を振り払い父と名乗る男性に向かって小走りに向かう。
「コレット様!」
後ろから焦ったエマの声が聞こえたが、構わない。
ジスランだって相手が自分の父ならば、いいと言ってくれるだろう。
両手でドレスを持ち、はしたないが足をちょこちょこと懸命に動かして父の元へ向かった。
(心配してくださったのだわ。私には、家族がいる……!)
心の中は歓喜一色だった。
父と名乗る男性の側で、ジスランが苦々しい顔をしているのもコレットは気付いていない。いまは完全に、父親の登場に心が支配されていた。
「お父様……!?」
頬を上気させ、コレットはようやく顔が分かるまで近付いた男性に呼びかける。息を切らし、走ってしまったが、男性は怒ることもしない。
近くで見た男性はジスランを前にトップハットを脱いでいる。その髪はコレットと似た薄い色の金髪だ。目こそ普通にブルーアイだが、きっとコレットのアメジストのような目は突然変異か何かだろうと思った。
「おお……、ココ。事故に遭ったと聞いていたが、よくぞ無事で……」
男性はにこやかに両手を差し出してきて、戸惑った挙げ句コレットはその腕の中に飛び込んだ。
ジスランとは違う香りがし、それがふと何かを思い出させかける。
だがすぐにそれは多大なる歓喜に押し流され、コレットは「お父様」ともう一度父を呼んでしがみつく。
耳元で父がスゥッとコレットの香りを嗅ぎ、頬にキスをしてくる。
(あぁ、私愛されているわ。家族に忌まれていたのではなかった。嬉しい……)
「ジスラン様、私のためにお父様を呼んでくださったのですね。ありがとうございます」
父の抱擁を優しくほどき、コレットは満面の笑みでジスランを振り向いた。
(え……)
だがジスランは、凍り付きそうな目でコレットと父を見ている。
「ルノアール卿。どうか城にお招き頂き、私の娘を攫って閉じ込めていた理由をお聞かせ頂けませんか?」
「攫って……?」
父の言葉に、コレットは鈍器で頭を殴られたかのようなショックを受けた。
あまりに衝撃的だったので、唇が思わず言葉を反復する。
(私は事故に遭ったところをジスラン様に助けて頂いたのではなかったの? だってとても手厚く看病してくださったわ。それも……ジスラン様が仕組んだことだったの?)
父親と名乗る人物の登場により、コレットの中にあったジスランへの信頼が一瞬揺らいでしまう。
その証拠に――と言っていいのか、ジスランは憎々しげな目で父を睨んでいた。
クリステルの時より激しい怒りに、コレットは内心怯える。
「……いいでしょう。だがコレットの腹には私の子がいます。結婚も決めているので、そちらの屋敷に戻すことはできないと思いますが」
「…………」
ジスランの低い声に、今度は父親が顔を歪めた。
彼と体の関係があると父の前で言われ、コレットは一気に頬を熱くし手で顔を覆う。
(何も……お父様の前で言わなくたって……)
それからぎこちない空気のまま、ジスランはコレットを伴って歩き出す。父は馬車に乗るかと思ったが、同様に歩いて玄関まで向かった。
約束通りジスランは用事や外出のない日に、庭園にティーセットを用意してくれる。左右対称の美しい前庭には、ツツジやチューリップ、水仙などが咲き並んでいた。
「あちらはバラと百合園になっている。咲くのはまだ先だが、時期になったら共に来よう。オランジェリーや藤棚もあるし、城の裏手にはもう少し自然の状態に近い庭園もある」
視線の向こうに噴水があり、やわらかな日差しに煌めく水滴が涼やかだ。
丸テーブルには亜麻のテーブルクロスが掛けられ、裾に施されたレースが風にふわりと靡く。卓上のティースタンドにはサンドウィッチ、スコーン、ケーキがあり、淹れられたばかりの紅茶も湯気と共に芳醇な香りをさせている。
「とても美しいですね。バラと百合もジスラン様と一緒に見たいです」
薄ピンクのドレスを身に纏ったコレットは、揃いの帽子も被っていて貴婦人然として美しい。帽子には花やレースのリボンがふんだんに使われ、風が吹くと同時に彼女のプラチナブロンドと共にそよぐ。
ジスランも珍しく明るい色味のジャケットを着ていて、このお茶会に合わせてくれたようだ。そのさりげない気遣いが何より嬉しい。
このシャブラン城で気付いた時は冬で、しばらく動けなかったこともありコレットはずっと日差しを浴びていなかった気がする。
どうして外に出してくれないのだろう? と漠然と思っていたが、以前ジスランが「あなたにとって都合の良くないもの」と言っていたので、すべてコレットを守るためなのだろう。
事故に遭って死にかけた身の上で、記憶がない。
何か大きな陰謀に巻き込まれたという可能性もあるし、もしかしたら今でも誰かに狙われているかもしれない。
ジスランがあれだけ外部の人間に合わせたくないと言っているのも、すべてコレットを守るためなのだろう。
(でも……、本当にこのままでいいのかしら?)
何もせず、ただ愛欲のまま抱かれる日々を送って――。
指にティーカップを引っかけ、少し憂鬱な面持ちながら紅茶を一口飲もうとした時だった。
遠くで馬の嘶きが聞こえ、ジスランがハッと顔をそちらに向ける。すぐ立ち上がり、側に控えていた家令に向かって何か視線で指示をした。
「コレット様、こちらへ」
さらに家令によって指示された侍従やメイドが、よってたかってコレットを立ち上がらせ城の方へ連れて行く。
「えっ? え、ど、どうされたのです?」
その間も庭園の正面にある錬鉄の門が開かれ、六頭引きの馬車が馬蹄の音を響かせ直進してきた。正門から玄関までは、直進で進むあいだに噴水が二箇所と円形の花壇がある。恐ろしいまで広い前庭だが、それも馬車の速度ではあっという間だ。
「コレット様、お早く中へ」
エマに急かされてコレットはジスランに一礼すると、いそいそとドレスを捌いて玄関に向かう。
「どなたがいらしたの?」
きっと貴族の馬車ならば、家紋が刻まれているだろう。だが今のコレットは、家紋を見て相手を知るなどできないが。
「あとでジスラン様が、ご説明してくださるかもしれませんね」
エマがやんわりと言うが、コレットは困惑顔だ。
それでも足を急がせつつ背後を振り向くと、ジスランがゆったりと馬車の方に向かって歩いているところだ。玄関前で馬車を待つというより、自ら馬車に向かい足止めするという雰囲気だ。
彼の思惑通り、馬車は二番目の噴水を越えた場所でジスランを前に停止した。ジスランと御者が何か話しているのが風に乗って聞こえたが、詳細はよく分からない。
しかし、別の声が庭園を響かせた。
「ココ!」
周囲の空気をビリビリと震わせるほどの大声に、小鳥たちが驚いてバサバサと飛び立つ音がする。
「!」
自分の愛称を知らない人に呼ばれ、思わずコレットは立ち止まった。玄関前の馬車止めから、平らな芝生や石畳の向こう――、きちんとした身なりの男性がこちらを見ている。
年齢はジスランより上で、威厳のある雰囲気だ。年齢は四十代半ばほどな感じがするが、遠くて顔はよく分からない。
「ココ! お父様だ! いい子だから帰ってきなさい!」
だが続く言葉に、コレットは体を竦ませた。
「お……父様?」
どうせ会っても思い出せないと諦めていた家族が、自ら探しにきてくれたのだ。
(私は、家族に愛されていたのだわ)
感動したコレットは、エマたちの手を振り払い父と名乗る男性に向かって小走りに向かう。
「コレット様!」
後ろから焦ったエマの声が聞こえたが、構わない。
ジスランだって相手が自分の父ならば、いいと言ってくれるだろう。
両手でドレスを持ち、はしたないが足をちょこちょこと懸命に動かして父の元へ向かった。
(心配してくださったのだわ。私には、家族がいる……!)
心の中は歓喜一色だった。
父と名乗る男性の側で、ジスランが苦々しい顔をしているのもコレットは気付いていない。いまは完全に、父親の登場に心が支配されていた。
「お父様……!?」
頬を上気させ、コレットはようやく顔が分かるまで近付いた男性に呼びかける。息を切らし、走ってしまったが、男性は怒ることもしない。
近くで見た男性はジスランを前にトップハットを脱いでいる。その髪はコレットと似た薄い色の金髪だ。目こそ普通にブルーアイだが、きっとコレットのアメジストのような目は突然変異か何かだろうと思った。
「おお……、ココ。事故に遭ったと聞いていたが、よくぞ無事で……」
男性はにこやかに両手を差し出してきて、戸惑った挙げ句コレットはその腕の中に飛び込んだ。
ジスランとは違う香りがし、それがふと何かを思い出させかける。
だがすぐにそれは多大なる歓喜に押し流され、コレットは「お父様」ともう一度父を呼んでしがみつく。
耳元で父がスゥッとコレットの香りを嗅ぎ、頬にキスをしてくる。
(あぁ、私愛されているわ。家族に忌まれていたのではなかった。嬉しい……)
「ジスラン様、私のためにお父様を呼んでくださったのですね。ありがとうございます」
父の抱擁を優しくほどき、コレットは満面の笑みでジスランを振り向いた。
(え……)
だがジスランは、凍り付きそうな目でコレットと父を見ている。
「ルノアール卿。どうか城にお招き頂き、私の娘を攫って閉じ込めていた理由をお聞かせ頂けませんか?」
「攫って……?」
父の言葉に、コレットは鈍器で頭を殴られたかのようなショックを受けた。
あまりに衝撃的だったので、唇が思わず言葉を反復する。
(私は事故に遭ったところをジスラン様に助けて頂いたのではなかったの? だってとても手厚く看病してくださったわ。それも……ジスラン様が仕組んだことだったの?)
父親と名乗る人物の登場により、コレットの中にあったジスランへの信頼が一瞬揺らいでしまう。
その証拠に――と言っていいのか、ジスランは憎々しげな目で父を睨んでいた。
クリステルの時より激しい怒りに、コレットは内心怯える。
「……いいでしょう。だがコレットの腹には私の子がいます。結婚も決めているので、そちらの屋敷に戻すことはできないと思いますが」
「…………」
ジスランの低い声に、今度は父親が顔を歪めた。
彼と体の関係があると父の前で言われ、コレットは一気に頬を熱くし手で顔を覆う。
(何も……お父様の前で言わなくたって……)
それからぎこちない空気のまま、ジスランはコレットを伴って歩き出す。父は馬車に乗るかと思ったが、同様に歩いて玄関まで向かった。
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