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序章4 ☆
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彼の指は慎重に動き、コレットの秘裂をスッと撫で上げた。クチュリと音がし、自分のそこが濡れていることに気付いた彼女は、両手で顔を覆って羞恥を表す。
「指を入れる。痛かったら言え」
「は……い」
やはりそっけない言い方だが、行為の前にちゃんと断ってくれる言葉にジスランの優しさを感じる。
ジスランの指先はしばし蜜口を揉んだあと、ヌプリと膣肉に潜り込んだ。
「ん……っ、ぁ、あ……」
体内に異物が入る感覚に、コレットは咽頭を震わせ呼吸を乱す。
「ちゃんと息をしろ。深く吸って、吐いて。体の力を抜かないと、あとで俺が入るとき余計辛くなるぞ。いまは練習と思ってリラックスしろ」
「は……はい」
言われた通りゆっくりと深呼吸をしたコレットだが、ジスランの指が膣襞を優しくこすり出すと、ピクピクと腰を動かした。
「っあ……、ぁっ、やっ、なに……これっ」
彼が指を動かすたびに、クチュクチュと濡れた音が耳を打つ。それだけでなく、お腹の奥からじんわりとした熱と疼きが全身にまわってゆくのだ。
「やりやすいように脚を開いておけ。気持ち良かったら『気持ちいい』と言う。分かったな?」
「わ、分かりました……。ぁっ」
ジスランの親指が先ほどの突起に触れ、コレットの足の指がキュッとシーツを握る。
寝室に暖炉の火が爆ぜるパチパチという音があり、それに混じってコレットの荒い息づかいとあえかな声のみが聞こえる。――いや、それに混じってジスランの指が紡ぎ出す卑猥な水音も、やけに大きく耳を打つ。
「ここも……、膨らんで勃っているな」
ふいに休んでいた手がコレットの胸を再び弄り出し、ぷくんと勃ち上がった先端をまぁるくなぞった。
「あ……っ、あ!」
全身に薄らと汗を掻いたコレットの体は、必要以上に敏感になっている。ジスランの手で与えられる快楽を十二分に拾い上げ、耳に入る水音や自身の吐息、そして彼の視線にまで感じていた。
「気持ちいいか?」
「き……っ、もち、――いっ、です……っ」
その返事にジスランは「そうか」と僅かに笑み、端正な顔をコレットの胸に近付ける。両手は器用にコレットを愛撫したまま、口を使って胸にしゃぶりついてきたのだ。
「あ……、うぅんっ、う、あぁ……、あ……っ」
ねっとりと温かい舌が乳首を舐め、ねぶり上げる。柔肉ごと吸い上げてポッと音を立てて離し、また吸い付く。その間ももう片方の乳首は指先で執拗に攻められていた。あまり強くされても、愛撫を受けるのが初めてなコレットは痛みを感じるだけだ。それを分かっているのか、ジスランの指はただひたすらに優しく乳首を撫でていた。
下半身から聞こえる粘ついた音は、だんだん大きくなって今やグチョグチョと聞くに堪えないものになっている。潤んだ秘唇はいつのまに男の指を二本咥え、涎を垂らしひくつきながら咀嚼していた。
「待って……くださ……っ、も、弄ったら、や……、やぁっ! ですっ、なんか……っ、きちゃうっ」
気持ちよさが蓄積して、何かとてつもなく大きなモノが訪れようとしている。それを恐れたコレットは、手足を使って枕元の方へ逃げようとしていた。
「逃げるな。受け入れろ」
だがジスランにそう命じられると、ぐすんと涙を呑んで蕩けた顔を頷かせる。
「やぁ……っ、怖いです……っ、こわ、――こわぁ……っ、ぃ、あ、ぁ……っ」
コレットの声がどんどん高くか細くなり、彼女はあまりの恐怖にジスランの腕を掴んだ。その手を彼はすぐしっかり握り返し、熱を孕んだ目で告げる。
「達け」
「あ……っ、ぁ、達き、――ま、すっ」
ジスランの許可を得て、コレットは小さく呟いたあとギュウッと体を反らした。自分の体の中で快楽が弾け、つま先から脳天まで支配してゆく。自分が別の何者かになってしまった恐怖があったが、しっかりと握ってくれるジスランの手があったから耐えられた。
「んぅ……、ん、……う……ぁ……」
絶頂の余韻が訪れ、じわじわとした悦楽を得ながらコレットは弛緩してゆく。
グチョリと音をたてて秘部から指が引き抜かれ、ボウッとした頭の片隅で寂しいと思ってしまう。
彼に愛されることは、ジスランの大事な時間を与えられ、構われていることだと思う。だからこそコレットはこの行為がとても嬉しかった。
本当の意味でジスランに愛されていると思うほど、めでたくはなかったが――。
「あ……の、ジスランさ……」
拾われて命を救ってもらっただけでありがたいというのに、自分は何を求めているのだろう?
己の欲深さで頭が少し冷静になり、コレットは天蓋を見上げたあと起き上がろうとした。だがすぐに両脚を抱え上げられ、ころんと仰向けになる。
「まさかこれで終わったと思っていないだろうな?」
「え……」
恐る恐る顔をもたげれば、パカリと開かれた脚の間に赤黒い凶悪なモノが見える。奇妙な形をしたソレは、先端にあるくぼみからタラタラと涎を垂らしていた。
「お前を抱くと言ったはずだ。まさか字面だけを信じた訳ではあるまい」
いつもの冷静な表情の奥に、堪えきれない熱を感じる。視線に込められた欲望にゾクッと背筋を震わせたコレットは、恥じらって己の指を少し噛んだ。
腰の下にクッションが入れられ、ジスランの先端がピトリと押し当てられた。
「ん……っ」
やがてソレはヌチャヌチャと卑猥な音をたてて、コレットの花びらを擦り、乱す。たっぷり愛撫されて膨らんだ花びらは、欲の形を押しつけられてより潤んでゆく。
「んゃっ、あっ、……ぁ、あぁっ、熱い……っ」
これからあの熱が体に入るのだと思うと、喜びが溢れて堪らない。
「もう……、我慢できない」
やがて掠れた声で呟いたあと、ジスランはグッと腰を進めてきた。まるく硬い先端がコレットの蜜口に入り込み、ぱくんと咥えられる。
「あっ……、ぃ!」
彼と一つになれたと喜んだのも束の間、コレットの体をメリメリと引き裂くかのような痛みが襲ってきた。
「……痛かったら、俺の背中に手を回して爪を立てろ」
これ以上ない真剣な目がコレットを貫き、彼女の両手がジスランの背中に導かれた。爪を立てるなどできないと一瞬思ったが、巨大な一物がみちみちと処女肉を進む痛さは耐えがたい。
「あっ……ぁ、ジスラン、……さまぁっ」
ポロッと涙を零し、コレットは必死になってジスランに縋った。秘唇はきっとこれ以上ないほど広がっていて、幼児の腕ほどもある彼の屹立を咥え込んでいるに違いない。
だがこの痛みは、初めての人を女として受け入れられた証拠だ。
「……うれ、……し、ぃ」
ジスランが何度か腰を揺らし、グッグッと隘路を進んでくる。突き上げられ内臓を押される圧迫感を覚えるが、心で得る快楽が痛みを上回った。
それでもコレットの指はブルブルと震え、いつのまに男の滑らかな肌に爪を立てていた。命の恩人を傷付けてしまった自覚もないまま、コレットは処女を失った感動に押し流されている。
「ん……っ」
やがて最奥にとちゅんと何かが届く感覚があり、コレットは口端から涎を垂らしたままブルッと震えた。
「奥まで届いた。痛かっただろう、よく頑張ったな」
シーツに手を突いたジスランが、大きな手でコレットの頭を撫で、汗で顔に貼り付いた髪を優しく取り払ってくれる。
その目はとても優しいのに、コレットはあることが気になって物足りない。
「……あの、キスをねだってもいいですか?」
はしたない欲の声に、ジスランは驚いたのか軽く瞠目した。
数秒コレットを見つめてから、彼の目が珍しく泳ぐ。そのあと、どこかばつが悪そうに呟いた。
「……キスは想い合っている者同士がするものだろう」
「――――」
その言葉に、コレットは間違いなく傷ついた。
心臓がドクッと嫌な音をたて、あれほど多幸感に包まれポカポカと温かかった体が、急に冷めてゆく気がする。
「……そう、ですね。無理を申し上げました」
胸の奥に、暗い澱が溜まってゆく。
仕方がない。どうせ自分は死にかけていたところを拾われただけなのだから。侯爵の爵位を持つ彼なら、他に好きな女性がいてもおかしくない。自分はただの居候で、ジスランの好意で生かされているだけ。
コレットの心に、諦めという名の澱が溜まってゆく。
だというのに浅ましい媚肉はすっかり彼の形を覚え込み、チュブリと濡れた音を立てて吸い付いていた。
「指を入れる。痛かったら言え」
「は……い」
やはりそっけない言い方だが、行為の前にちゃんと断ってくれる言葉にジスランの優しさを感じる。
ジスランの指先はしばし蜜口を揉んだあと、ヌプリと膣肉に潜り込んだ。
「ん……っ、ぁ、あ……」
体内に異物が入る感覚に、コレットは咽頭を震わせ呼吸を乱す。
「ちゃんと息をしろ。深く吸って、吐いて。体の力を抜かないと、あとで俺が入るとき余計辛くなるぞ。いまは練習と思ってリラックスしろ」
「は……はい」
言われた通りゆっくりと深呼吸をしたコレットだが、ジスランの指が膣襞を優しくこすり出すと、ピクピクと腰を動かした。
「っあ……、ぁっ、やっ、なに……これっ」
彼が指を動かすたびに、クチュクチュと濡れた音が耳を打つ。それだけでなく、お腹の奥からじんわりとした熱と疼きが全身にまわってゆくのだ。
「やりやすいように脚を開いておけ。気持ち良かったら『気持ちいい』と言う。分かったな?」
「わ、分かりました……。ぁっ」
ジスランの親指が先ほどの突起に触れ、コレットの足の指がキュッとシーツを握る。
寝室に暖炉の火が爆ぜるパチパチという音があり、それに混じってコレットの荒い息づかいとあえかな声のみが聞こえる。――いや、それに混じってジスランの指が紡ぎ出す卑猥な水音も、やけに大きく耳を打つ。
「ここも……、膨らんで勃っているな」
ふいに休んでいた手がコレットの胸を再び弄り出し、ぷくんと勃ち上がった先端をまぁるくなぞった。
「あ……っ、あ!」
全身に薄らと汗を掻いたコレットの体は、必要以上に敏感になっている。ジスランの手で与えられる快楽を十二分に拾い上げ、耳に入る水音や自身の吐息、そして彼の視線にまで感じていた。
「気持ちいいか?」
「き……っ、もち、――いっ、です……っ」
その返事にジスランは「そうか」と僅かに笑み、端正な顔をコレットの胸に近付ける。両手は器用にコレットを愛撫したまま、口を使って胸にしゃぶりついてきたのだ。
「あ……、うぅんっ、う、あぁ……、あ……っ」
ねっとりと温かい舌が乳首を舐め、ねぶり上げる。柔肉ごと吸い上げてポッと音を立てて離し、また吸い付く。その間ももう片方の乳首は指先で執拗に攻められていた。あまり強くされても、愛撫を受けるのが初めてなコレットは痛みを感じるだけだ。それを分かっているのか、ジスランの指はただひたすらに優しく乳首を撫でていた。
下半身から聞こえる粘ついた音は、だんだん大きくなって今やグチョグチョと聞くに堪えないものになっている。潤んだ秘唇はいつのまに男の指を二本咥え、涎を垂らしひくつきながら咀嚼していた。
「待って……くださ……っ、も、弄ったら、や……、やぁっ! ですっ、なんか……っ、きちゃうっ」
気持ちよさが蓄積して、何かとてつもなく大きなモノが訪れようとしている。それを恐れたコレットは、手足を使って枕元の方へ逃げようとしていた。
「逃げるな。受け入れろ」
だがジスランにそう命じられると、ぐすんと涙を呑んで蕩けた顔を頷かせる。
「やぁ……っ、怖いです……っ、こわ、――こわぁ……っ、ぃ、あ、ぁ……っ」
コレットの声がどんどん高くか細くなり、彼女はあまりの恐怖にジスランの腕を掴んだ。その手を彼はすぐしっかり握り返し、熱を孕んだ目で告げる。
「達け」
「あ……っ、ぁ、達き、――ま、すっ」
ジスランの許可を得て、コレットは小さく呟いたあとギュウッと体を反らした。自分の体の中で快楽が弾け、つま先から脳天まで支配してゆく。自分が別の何者かになってしまった恐怖があったが、しっかりと握ってくれるジスランの手があったから耐えられた。
「んぅ……、ん、……う……ぁ……」
絶頂の余韻が訪れ、じわじわとした悦楽を得ながらコレットは弛緩してゆく。
グチョリと音をたてて秘部から指が引き抜かれ、ボウッとした頭の片隅で寂しいと思ってしまう。
彼に愛されることは、ジスランの大事な時間を与えられ、構われていることだと思う。だからこそコレットはこの行為がとても嬉しかった。
本当の意味でジスランに愛されていると思うほど、めでたくはなかったが――。
「あ……の、ジスランさ……」
拾われて命を救ってもらっただけでありがたいというのに、自分は何を求めているのだろう?
己の欲深さで頭が少し冷静になり、コレットは天蓋を見上げたあと起き上がろうとした。だがすぐに両脚を抱え上げられ、ころんと仰向けになる。
「まさかこれで終わったと思っていないだろうな?」
「え……」
恐る恐る顔をもたげれば、パカリと開かれた脚の間に赤黒い凶悪なモノが見える。奇妙な形をしたソレは、先端にあるくぼみからタラタラと涎を垂らしていた。
「お前を抱くと言ったはずだ。まさか字面だけを信じた訳ではあるまい」
いつもの冷静な表情の奥に、堪えきれない熱を感じる。視線に込められた欲望にゾクッと背筋を震わせたコレットは、恥じらって己の指を少し噛んだ。
腰の下にクッションが入れられ、ジスランの先端がピトリと押し当てられた。
「ん……っ」
やがてソレはヌチャヌチャと卑猥な音をたてて、コレットの花びらを擦り、乱す。たっぷり愛撫されて膨らんだ花びらは、欲の形を押しつけられてより潤んでゆく。
「んゃっ、あっ、……ぁ、あぁっ、熱い……っ」
これからあの熱が体に入るのだと思うと、喜びが溢れて堪らない。
「もう……、我慢できない」
やがて掠れた声で呟いたあと、ジスランはグッと腰を進めてきた。まるく硬い先端がコレットの蜜口に入り込み、ぱくんと咥えられる。
「あっ……、ぃ!」
彼と一つになれたと喜んだのも束の間、コレットの体をメリメリと引き裂くかのような痛みが襲ってきた。
「……痛かったら、俺の背中に手を回して爪を立てろ」
これ以上ない真剣な目がコレットを貫き、彼女の両手がジスランの背中に導かれた。爪を立てるなどできないと一瞬思ったが、巨大な一物がみちみちと処女肉を進む痛さは耐えがたい。
「あっ……ぁ、ジスラン、……さまぁっ」
ポロッと涙を零し、コレットは必死になってジスランに縋った。秘唇はきっとこれ以上ないほど広がっていて、幼児の腕ほどもある彼の屹立を咥え込んでいるに違いない。
だがこの痛みは、初めての人を女として受け入れられた証拠だ。
「……うれ、……し、ぃ」
ジスランが何度か腰を揺らし、グッグッと隘路を進んでくる。突き上げられ内臓を押される圧迫感を覚えるが、心で得る快楽が痛みを上回った。
それでもコレットの指はブルブルと震え、いつのまに男の滑らかな肌に爪を立てていた。命の恩人を傷付けてしまった自覚もないまま、コレットは処女を失った感動に押し流されている。
「ん……っ」
やがて最奥にとちゅんと何かが届く感覚があり、コレットは口端から涎を垂らしたままブルッと震えた。
「奥まで届いた。痛かっただろう、よく頑張ったな」
シーツに手を突いたジスランが、大きな手でコレットの頭を撫で、汗で顔に貼り付いた髪を優しく取り払ってくれる。
その目はとても優しいのに、コレットはあることが気になって物足りない。
「……あの、キスをねだってもいいですか?」
はしたない欲の声に、ジスランは驚いたのか軽く瞠目した。
数秒コレットを見つめてから、彼の目が珍しく泳ぐ。そのあと、どこかばつが悪そうに呟いた。
「……キスは想い合っている者同士がするものだろう」
「――――」
その言葉に、コレットは間違いなく傷ついた。
心臓がドクッと嫌な音をたて、あれほど多幸感に包まれポカポカと温かかった体が、急に冷めてゆく気がする。
「……そう、ですね。無理を申し上げました」
胸の奥に、暗い澱が溜まってゆく。
仕方がない。どうせ自分は死にかけていたところを拾われただけなのだから。侯爵の爵位を持つ彼なら、他に好きな女性がいてもおかしくない。自分はただの居候で、ジスランの好意で生かされているだけ。
コレットの心に、諦めという名の澱が溜まってゆく。
だというのに浅ましい媚肉はすっかり彼の形を覚え込み、チュブリと濡れた音を立てて吸い付いていた。
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