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ハワイ 編
正樹の望んだ形 ☆
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私は頭の中を真っ白にさせ、ただ快楽だけを考えて指を動かした。
「あー、うねって吸い上げる。気持ちいい……」
正樹が耳元で善さそうな声を上げる声を聞き、それだけで快楽を得てしまう。
「っあぁああ……っ、駄目ぇっ、出ちゃう……っ!」
あまりに激しい抽送を受けて、私は小さな孔からピュッピュッと愛潮を漏らしてしまった。
透明な液が慎也のお腹に掛かるけれど、彼は気にしない。
むしろ蜜壷をヒクつかせ限界の顔をしている私を見て、陶然とした表情を浮かべていた。
「俺も……っ、もう少しで……っ、出る……っ」
「僕もだよ、優美ちゃん」
正樹は私の太腿を解放し、片手で乳房を揉み、片手は私の顎を掴んで横を向かせた。
キスを求めていると知り、私は上体をひねらせて正樹の唇を受け入れる。
その時に理解した。
――あぁ、これか。
二人の屹立を前後の孔で迎え入れ、時は新婚初夜。
そして慎也は私の蜜孔で避妊具をつけずに私を突き上げている。
もうすぐ、三人とも高まって終わりを迎える。
慎也は私の中で果てて精液を出すけれど、その瞬間、私は正樹とキスをしている。
これが、正樹の望んだ形だ。
「ふ……っ、ぅ、ん、――んーっ、ん、ぅう……っ」
慎也は私の腰を掴み、いっそう激しく突き上げてくる。
呼吸は荒く、私と正樹が舌を絡めるいやらしいキスをしているのを見て、余計に興奮しているようだった。
正樹の前髪がサラッと私の顔に触れる。
こんなにドロドロとした交じり合いをしているのに、その優しい感触をやけに鮮明に感じ、愛おしく思えた。
「んぅ……っ、ん……っ」
彼の髪をサラサラと撫で、私は口内に差し込まれた正樹の舌を思いきり吸う。
「ん! んぅーっ!」
その時、嫉妬したようなタイミングで慎也が私の淫玉を撫でてきた。
キスをして淫玉を刺激するのを止めていた私の手を押しのけ、「俺を忘れるな」と言わんばかりに快楽を与えてくる。
――達く……っ!
キューッとすべてが引き絞られ、高みへ上っていく感覚になる。
かと思うと、私は激しくガクガクと体を痙攣させ、二人を思いきり締め付けて絶頂した。
「あぁ……っ、優美……っ、出すぞ……っ」
慎也が低く呻き、ズンッズンッと乱暴に腰を叩きつけてくる。
後孔も思いきり締まり、膣以上の締め付けを得た正樹も、キスをしながら喉の奥でくぐもった声を上げた。
絶頂し、何も考えられなくなった間も、正樹は私の乳首の先端のへこんだ場所を、爪でカリカリと引っ掻き続けた。
それが気持ちよくて、子宮がキュンキュン疼く。
一方でそこは、慎也が注ぎ込む精液を受け止めていて――。
そして、後孔でも正樹の屹立がこれ以上なく大きくなった状態で、ビクビク震えている。
……こんなに幸せでいいんだろうか。
うっとりとした私は、自然と脱力してすべてを解放する。
正樹とのキスも終わり、舌と舌との間に、興奮して粘度の高くなった唾液が糸を引いた。
「これは……、何か目覚めそう……」
最後まで私のナカに精液を注いだ慎也が、笑いながらクシャリと私の頭を撫でる。
「三人、いいよね」
正樹がまた私の太腿を抱え上げ、慎也が腰を引く。
「エッロ……」
体液まみれになった淫靡な花嫁がぐったりしている姿を見て、慎也が満足そうに呟く。
顔を真っ赤にして呼吸を整えている私の蜜孔から、大量に注がれた精液が逆流し、コプリとはみ出て糸を引いた。
そのあとも、何回もした。
途中で正樹がゴムをして私の蜜孔に入れてきたり、慎也が後ろを担当したり、代わる代わる愛される。
けれど最終的には、慎也が私の膣で吐精し、正樹が後ろで果てて、私と深いキスをするのが決まっていた。
挿入しなくても、道具を使われたし舌や指で愛された。
二人対一人で、体力は圧倒的に差がある。
私も二人の屹立を口淫するなど頑張ったけれど、到底敵わない。
愛して愛されて、体液を飲んで飲まれて。
注がれてキスをされて、何度も絶頂して――。
どれだけ時間が経ったか分からない。
ずっと開けっぱなしになっていたカーテンの向こうに、朝を迎えようとして真っ青になった空が見えた。
ぐったりとしている私を正樹が抱き、テラスにあるジェットバスに連れて行く。
「あー、うねって吸い上げる。気持ちいい……」
正樹が耳元で善さそうな声を上げる声を聞き、それだけで快楽を得てしまう。
「っあぁああ……っ、駄目ぇっ、出ちゃう……っ!」
あまりに激しい抽送を受けて、私は小さな孔からピュッピュッと愛潮を漏らしてしまった。
透明な液が慎也のお腹に掛かるけれど、彼は気にしない。
むしろ蜜壷をヒクつかせ限界の顔をしている私を見て、陶然とした表情を浮かべていた。
「俺も……っ、もう少しで……っ、出る……っ」
「僕もだよ、優美ちゃん」
正樹は私の太腿を解放し、片手で乳房を揉み、片手は私の顎を掴んで横を向かせた。
キスを求めていると知り、私は上体をひねらせて正樹の唇を受け入れる。
その時に理解した。
――あぁ、これか。
二人の屹立を前後の孔で迎え入れ、時は新婚初夜。
そして慎也は私の蜜孔で避妊具をつけずに私を突き上げている。
もうすぐ、三人とも高まって終わりを迎える。
慎也は私の中で果てて精液を出すけれど、その瞬間、私は正樹とキスをしている。
これが、正樹の望んだ形だ。
「ふ……っ、ぅ、ん、――んーっ、ん、ぅう……っ」
慎也は私の腰を掴み、いっそう激しく突き上げてくる。
呼吸は荒く、私と正樹が舌を絡めるいやらしいキスをしているのを見て、余計に興奮しているようだった。
正樹の前髪がサラッと私の顔に触れる。
こんなにドロドロとした交じり合いをしているのに、その優しい感触をやけに鮮明に感じ、愛おしく思えた。
「んぅ……っ、ん……っ」
彼の髪をサラサラと撫で、私は口内に差し込まれた正樹の舌を思いきり吸う。
「ん! んぅーっ!」
その時、嫉妬したようなタイミングで慎也が私の淫玉を撫でてきた。
キスをして淫玉を刺激するのを止めていた私の手を押しのけ、「俺を忘れるな」と言わんばかりに快楽を与えてくる。
――達く……っ!
キューッとすべてが引き絞られ、高みへ上っていく感覚になる。
かと思うと、私は激しくガクガクと体を痙攣させ、二人を思いきり締め付けて絶頂した。
「あぁ……っ、優美……っ、出すぞ……っ」
慎也が低く呻き、ズンッズンッと乱暴に腰を叩きつけてくる。
後孔も思いきり締まり、膣以上の締め付けを得た正樹も、キスをしながら喉の奥でくぐもった声を上げた。
絶頂し、何も考えられなくなった間も、正樹は私の乳首の先端のへこんだ場所を、爪でカリカリと引っ掻き続けた。
それが気持ちよくて、子宮がキュンキュン疼く。
一方でそこは、慎也が注ぎ込む精液を受け止めていて――。
そして、後孔でも正樹の屹立がこれ以上なく大きくなった状態で、ビクビク震えている。
……こんなに幸せでいいんだろうか。
うっとりとした私は、自然と脱力してすべてを解放する。
正樹とのキスも終わり、舌と舌との間に、興奮して粘度の高くなった唾液が糸を引いた。
「これは……、何か目覚めそう……」
最後まで私のナカに精液を注いだ慎也が、笑いながらクシャリと私の頭を撫でる。
「三人、いいよね」
正樹がまた私の太腿を抱え上げ、慎也が腰を引く。
「エッロ……」
体液まみれになった淫靡な花嫁がぐったりしている姿を見て、慎也が満足そうに呟く。
顔を真っ赤にして呼吸を整えている私の蜜孔から、大量に注がれた精液が逆流し、コプリとはみ出て糸を引いた。
そのあとも、何回もした。
途中で正樹がゴムをして私の蜜孔に入れてきたり、慎也が後ろを担当したり、代わる代わる愛される。
けれど最終的には、慎也が私の膣で吐精し、正樹が後ろで果てて、私と深いキスをするのが決まっていた。
挿入しなくても、道具を使われたし舌や指で愛された。
二人対一人で、体力は圧倒的に差がある。
私も二人の屹立を口淫するなど頑張ったけれど、到底敵わない。
愛して愛されて、体液を飲んで飲まれて。
注がれてキスをされて、何度も絶頂して――。
どれだけ時間が経ったか分からない。
ずっと開けっぱなしになっていたカーテンの向こうに、朝を迎えようとして真っ青になった空が見えた。
ぐったりとしている私を正樹が抱き、テラスにあるジェットバスに連れて行く。
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