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ハワイ 編

僕が望んだ最たる行為 ☆

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 それからおもむろに下着を脱ぎ、ブルンッと飛び出たモノを私の目の前で揺らした。

「舐められる?」

「ん……」

 私はまた、彼に向けて大きく口を開いてみせた。

 正樹は私の頭を撫でてから、首元を跨いでくる。
 そして両手をベッドの上につき、亀頭を私の舌に滑らせてきた。

「ん、……ぷ、ぅ」

 滑らかな亀頭が舌に押しつけられ、反射的にそれを舐める。
 唇をすぼめて優しく雁首を包み、「どう?」というように上目遣いで見ると、彼は気持ちよさそうに息をついた。

「気持ちいいよ、優美ちゃん」

「ん……」

 ポーッとして小さく頷くと、正樹がゆっくり私の口を犯してきた。

 一方で慎也は私の陰唇を舐めている。
 もう、トロトロなのが彼の唾液なのか、私の愛蜜なのか判別つかないほどだ。

 温かくて優しい感触に敏感な肉粒が何度も愛撫され、私のソコはこれ以上ないほどにピンと勃起していた。

「すっげぇ勃ってる」

 下腹部で慎也の声がし、私は羞恥に真っ赤になる。

 恥ずかしくて堪らないのに、私は腰を浮かせてもっと気持ちよくしてほしいとねだっていた。
 やがて慎也は唇で陰核を包み、舌先でチロチロと刺激してくる。

「んーっ! んぅっ、ん、んぅぅっ!」

 あまりに気持ちよくて、私は正樹の屹立をじゅうっと吸ったままくぐもった悲鳴を上げた。
 甘達きして脱力している時に、慎也が指を蜜孔に差し込んできた。

「ふぅ……っ、ん! ぅ、うーっ!」

 私はビクビクッと腰を跳ねさせ、思いきり慎也の指を締め付ける。

「きっつ……」

 陰核に吐息をかけ、彼が笑う。

「あらら。優美ちゃん、気持ちよくて泣いちゃってんの?」

 私の口を犯しながら、正樹が愛おしそうに笑って頭を撫でてくる。
 何か言いたいのに、口は塞がれている。

 気持ちよすぎて、どうなるか分からなくて怖くて逃げたいのに、体は二人の男に押さえつけられて身動きが取れない。

 次々に快楽が私を襲い、一杯一杯にしてくる。

 それが、――気持ちよくて堪らない。

 正樹は私の頭を抱え、苦しくならないように私の口内を犯す。

 舌の上に亀頭を押しつけて滑らせ、喉に触れそうになる寸前で腰を引き、亀頭が口から抜けそうになるまで屹立を引いてから、また私の口に戻って来る。

 口淫をしていると、だんだん唾液の粘度が高まってくるのが分かる。
 彼が腰を引くと粘度の高い唾液と、彼の先走りとが混じったモノが糸を引き、とてもいやらしい。

 顎がだるくなってつらいけれど、私の口で彼が気持ちよくなってくれているのだと思うと、もっと奉仕してあげたくなった。

 下腹部では慎也の舌がチロチロと動き、私の弱点をいじめている。
 柔らかくぐずついた蜜洞を指で暴き、チュポチュポと音を立てて何度もほじってきた。
 指の腹で私の弱点をすぐに探り当て、そこばかりを執拗に擦りたててくる。

「んーっ、ン、ふ、……うぅ、う、んーっ!」

 私は足を大きく開いた体勢で、ビクビクと腰を痙攣させ限界を訴えた。

 そして目を閉じて思いきり正樹の屹立を吸い、亀頭を喉の奥で締め上げる。

「ちょ……っ、やば……っ、――――ぁっ」

 私がガクガクと痙攣して慎也の指を喰い締めているあいだ、正樹は私の喉奥目がけて白濁を吐き出した。

「ん……っ、く、――ごくっ、ン、――――んぅっ」

 喉に絡まるそれを必死に嚥下し、私は涙目になって彼の腰を抱き締める。

「あ……、はぁ……。…………出しちゃった」

 やがて正樹は私の口から屹立を引き抜く。

 力の入らない口でいまだ緩く吸い付いていたからか、抜ける時にちゅぽんと音が立った。
 そして白っぽい糸が引き、ふつりと切れる。

 脱力した私の蜜壷から慎也が指を引き抜き、妖艶に微笑みながらその指を丁寧に舐めていた。

 私は久しぶりに味わう、二人に攻められての絶頂に、しばしぼんやりとして荒くなった呼吸を繰り返していた。

 そんな私の頭を撫で、正樹が微笑んで囁いた。

「僕の目の前で慎也とのゴムなしセックス見せてよ」

 彼は今までになく興奮した顔をしていた。

「僕が望んだ最たる行為かもしれないね。自分の妻が他の男……、まぁ、弟なんだけど、に、中出しセックスされるの」

 言いながら、彼がとてもゾクゾクしているのが分かった。

「……仕方ないなぁ」

 私は仰向けになったまま、クシャリと笑う。
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