上 下
276 / 539
同窓会 編

気持ちいよ、優美。それで、綺麗だ ☆

しおりを挟む
「ん……」

 正樹の亀頭が後孔に当たり、私は深く呼吸をして、できるだけ体の力を抜く。

「息吸って」

 正樹が言い、私はその通りに大きく息を吸う。

「吐いて」

 言われてゆっくり、長く深く吐きだすと、余計な力が抜けたタイミングで、正樹が亀頭を押し込んできた。

「ん……っ、ん、……ぁ、……あ……」

 大きくて硬いモノが入ってくる。

 懸命に呼吸を整えていると、慎也が心配するように頬を撫でてきた。
 私の耳や顔の輪郭をたどり、親指で唇に触れてくる。
 その優しい手つきにうっとりとしている間、正樹は小さく腰を揺すって淫刀を押し込んできた。

「あ……、ん、あぁ……」

 やがて私は前後の穴をずっぷりと塞がれ、その快楽に酔いしれる。

「ん……っ、くぅ……っ、う……」

「優美、大丈夫?」

 慎也が少し体を起こして私を撫でようとするけれど、その微かな動きだけでもう駄目だった。

「んあぁっ」

 自分でも驚くほどの敏感さで、私は二人を思いきり締め付けてピクピクッと甘達きしてしまった。

「あー、持ってかれる……」

「ちょ、あ……」

 正樹と慎也が二人して声をだし、射精感を堪える。

「優美ちゃん、相変わらず締まりがいいよねぇ」

 正樹が吐息混じりに言い、私の乳房をまさぐってくる。

「もう、本能でキュッと締めたら僕たちが悦ぶって知ってるね?」

 彼は両手の指で私の乳首をチロチロと撫でて弾き、耳元でいやらしい言葉を囁いてきた。
 それだけで私は膣奥をヒクつかせ、深く呼吸しながらまた達してしまいそうになるのを必死に堪える。

「優美、クリ弄ったらもっと気持ちよくなれる?」

 慎也が微笑みながら手を伸ばし、私の肉粒を指先でつるんと撫でた。

「あ! ン、ん……っ」

 私は甘ったれたうめき声を上げ、体を揺さぶる。
 それ以上刺激しないでほしいという意味の抵抗だったけれど、私が何か反応すれば二人は気持ちよくなってしまう。

 私が気付かないところで慎也と正樹は視線を合わせ、ニィ……と笑い合った。

「優美ちゃん、ゆっくりズプズプしてくからね」

 正樹は片手で私の頭をサラリと撫で、言葉の通り腰をゆっくり引いてはぐぅ……っと押し込んでくる。

「ん、ぁ、あ……ん、ん……っ」

 ――気持ちいい……。

 私はうっとりとして口を小さく開き、動いていない慎也が気持ちよくなれるように、下腹に力を入れてはゆっくり弛緩させ……、と繰り返す。

「気持ちいよ、優美。それで、綺麗だ」

 慎也が私の髪を掻き上げ、よしよしと撫でてくれる。
 彼はゆっくり腰を突き上げ、トロついた顔をしている私を見て満足げに笑った。
 両手を伸ばして乳房を揉み、乳首をコリコリと指で転がし、ぐぅっと押し込んではまた勃起させる。

「あ……っ、はぁ……っ、あ……」

 静かな抽送に私の快楽が少しずつ蓄積されていく。

 ゆっくりと絶頂に向けて官能を育て、大きく解放していく……。と思っていたのだけれど、やにわに陰核に冷たい物が押し当てられた。

「んっ!?」

 驚いて何が起こったのか把握する前に、ソレがヴィィィィィ……と音を立てて震え始めた。

「あっ、あぁあああっ!」

 途端に私は思いきり二本の竿を吸い上げ、すぐに絶頂してしまった。

「きっつ……」

「正樹、せめて一言いってから……っ、ぁ、もぉ……っ」

 慎也は文句を言いながら、眉間に皺を寄せて射精してしまわないよう己を律している。

「優美ちゃん、ちょっと前屈みになってくれる?」

 言いながら、正樹は私の背中を押してきた。

「ん……っ、ん、ぅ……っ」

 陰核にはローターを押し当てられたまま、私は慎也の胸板に顔をつけ、はふはふと呼吸を繰り返す。

「慎也も突いてあげて」

 言われて慎也は先ほどより強めに腰を突き上げ、正樹はローターで私の陰核をいじめたまま、奥ばかりをズグズグと突いてきた。

「ひ……っ、ぅ、うぅ……っ、あ、あぁあああ……っ」

 私はあっという間に次の絶頂を迎え、目を閉じてビクビク体を痙攣させ、深い法悦を得る。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

【R-18・短編】部長と私の秘め事

臣桜
恋愛
彼氏にフラれた上村朱里は、酔い潰れていた所を上司の速見尊に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と言い……。 かなり前に企画で書いたものです。急いで一日ぐらいで書いたので、本当はもっと続きそうなのですがぶつ切りされています。いつか続きを連載版で書きたいですが……、いつになるやら。 ムーンライトノベルズ様にも転載しています。 表紙はニジジャーニーで生成しました

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

社長の奴隷

星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)

サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。

恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。 飼主さんが大好きです。 グロ表現、 性的表現もあります。 行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。 基本的に苦痛系のみですが 飼主さんとペットの関係は甘々です。 マゾ目線Only。 フィクションです。 ※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...