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同窓会 編

私は今ほしい ☆

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 まだ体の中で道具が震えている錯覚があり、絶頂の残滓で私はタラリと涎を零した。

「優美ちゃん? 大丈夫?」

 正樹が私の体を仰向けにして、髪の毛をかき分けて顔を出す。

「ん……」

 けれど私は、その問いにかすれた声でしか返事ができない。

「やりすぎたな。慣れない道具がいけなかったか」

「確かに、ラブホにある道具ってあんまり性能良くないからね。僕らが吟味して自分たちで選んだ物の方が、調節しやすいし優美ちゃんの体にはいいのかも」

 ……そんな事を話しているけれど、結局道具を使う選択肢は断たれていない。

 まったく……、もう。

 私の手を握っている慎也の手を、キュッと握り返すと彼がこちらを見て微笑んだ。

「ん?」

 目を細めて笑い、甘やかすように頭を撫でてくる。
 そうされると胸の奥がキュッとなって、つい甘えたくなった。

「……頑張ったから、キスして」

 すると慎也は破顔した。

「勿論」

 甘く微笑んだ彼は、顔を傾けて私の唇をついばんだ。
 ちゅ、ちゅ、と音を立ててついばみ、少し顔を離して私の目を見つめ、愛しげに笑ってまたキスをする。

「ふ……、ぁ……」

 強すぎる絶頂のあとの、優しいキスが気持ちいい。

「優美ちゃん可愛い。そのとろけた顔、反則」

 うっとりと微笑んだ正樹が、私の乳首を舐めてくる。

「はぁ……、あ……」

 優しい感触が気持ちいい。

「……ねぇ、優美。入れてもいい?」

 最後に優しく唇を噛んだあと、慎也が尋ねてきた。
 そんな愛しそうな、ねだるような目でお願いされたら断れない。

「……ずるいなぁ」

「好きだから、一つになりたい」

 殺し文句を言って微笑んだあと、慎也は屹立にゴムを被せた。

「優美、上になれる?」

 慎也が仰向けになり、私を手招く。

「ん……」

 モソリと起き上がると、正樹が私の体を支えてくれた。
 屹立に手を添えて蜜口に亀頭を押し当てると、彼を見つめながらゆっくり腰を落としていった。

「あ……、あ、……あ」

「可愛いよ、優美」

 慎也が両手を差しだし、彼と恋人繋ぎをしたまま下腹部でも繋がっていく。

 後ろから正樹が手を回し、私の乳房を揉んできた。
 まだローションのぬめりがあるので、それを利用して指でプルプルと乳首を弾いてくる。

「はぁ……っ、あ、……ん」

 その気持ちよさでキュウッと蜜壷が締まったからか、慎也が切なげに声を漏らす。

「きっつ……」

 彼の亀頭がポルチオ近くに届き、私はジィン……と迫り来る気持ちよさを目を閉じてやり過ごす。
 その間も正樹は私の胸を揉み、乳首を撫でては弾き、押しつぶしてまた勃起させてくる。

「ん……っ、んん……っ、あっ、あんっ」

 膣奥と乳首から悦楽を得た私は、甘ったるい声を上げて自身の肉芽に手を伸ばした。
 さっき信じられないぐらいの快楽を刻みつけられたからか、私はより強い気持ちよさを無意識に求めてしまっていたようだった。
 指の腹でコリコリと固くなった淫玉を転がすと、膣襞がピクピク痙攣して慎也を奥へ吸い上げる。

「あぁ、優美……、気持ちいい」

 私はうっとりとした顔のまま、ゆっくり腰を上げて再び膣内に慎也の屹立を呑み込んでいく。

「私も……、気持ちいい……」

 道具で与えられる強制的な快楽は、とても強い。

 けれどやっぱり好きな人の温もりを感じながら、気持ちよくなりたい、気持ちよくなってほしいと思いながら快楽を得るほうがずっといい。

 ――だから、私は前屈みになって自分のお尻に手を当てた。

「正樹、おいで」

 振り向いて彼を見ると、正樹は嬉しそうに微笑み小首を傾げる。

「もう入っちゃっていいの? 慎也ともうちょっと愛し合わなくて平気?」

 珍しく遠慮しているみたいだけれど、私は腰を揺らして彼を誘う。

「しなくていいなら、そのままずっと今夜はお預け。私は今ほしい。どう?」

 そう言うと、彼は「あはっ」と笑い、手早くゴムをつけた。

「前屈みになって、力抜いて」

 正樹は私のお尻を撫で、リラックスさせるように背中や腰にも触れてくる。

 慎也も彼が挿入しやすいように大人しくしていて、その代わり両手で私の胸を揉み始めた。
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