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同窓会 編

優美の足なら貸してやってもいいけど ☆

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「ん……」

「そんな申し訳ない顔をする必要ないよ。嫉妬するってそんなに悪い事なの? まったく嫉妬しないより、多少してくれたほうが『本気で好きでいてくれるんだな』って思えるよ」

「うん」

「何なら優美、正樹に嫉妬させてやれよ」

 慎也が悪戯っぽく笑い、私を抱き寄せた。
 そして後ろから私を抱いた体勢で、正樹に見せつけるようにして乳房を揉んでくる。

「慎也さぁ……」

 正樹は眉を上げ、苦笑いしながら私に手を伸ばしてくる。

「ダメ」

 けれど慎也がその手をペシッと叩き落とした。

「乱交好きはそこで指を咥えて見てるんだな」

 わざと意地悪な言い方をして、慎也は私のお腹を撫でてから下腹に手を這わせる。

「ちょっと……、慎也」

 どうすればいいか分からない私は、チラッと彼の様子を伺う。

 慎也は私を抱えてベッドのヘッドボードにもたれかかり、両足で私の足首を固定して脚を開かせた。
 そしてまだ濡れている秘部に手を這わせ、クチュ……と小さな音を立てて花弁を左右に開いた。

 正樹が私の秘部をガン見している。

 いつも三人でしているのに、二人での行為を正樹に見られているのだと思うと、急に恥ずかしくなってくる。

「ん……っ」

 慎也の指が秘唇に這い、濡れた蜜孔にゆっくり入ってくる。
 露天風呂でたっぷり口淫されて感じ切った場所は、すぐに彼の指を受け入れて柔らかく包み込んだ。

 慎也はもう片方の手で、チロチロと私の乳首を弾き、正樹に見せつけるように乳房を揉む。

「……もぉ……」

 正樹は、慎也にいいようにされる私を見て屹立を勃起させていた。
 悔しげな表情をしているのに、まんざらでもないという顔もしていて、自身の肉棒を緩くさすっている。

「正樹、優美の足なら貸してやってもいいけど」

「え?」

 慎也の言葉に思わず返事をしたのは、正樹ではない私だ。

「どういう事?」と思っていると、慎也が私の脚を解放した。
 かと思うと、正樹が私の両足首を掴んで、足の裏で屹立を挟んだ。

「ちょっとぉ!?」

 これ知ってる! 足コキだ!

 存在は知っているものの、高難易度すぎて「足攣りそう」しか感想がなかった。

 よもやそれを自分がやる事になるとは……。

「ちょっと待って、ちょっと待って。潰しちゃう!」

 詳しいメカニズムは分からないけれど、足って脳から一番遠いから、その分コントロールが利かない。
 だから普段から足を動かす練習をしていない限り、足で細かな作業をしようとしても、うまくいきっこない。
 まして正樹の大事な部分を扱っているのに、思いきり蹴ってしまって、万が一の事があったら大変だ。

「じゃあ、優美ちゃんは足に力入れなくていいよ。足コキ初心者なのは分かってるから、無理はさせない」

「え? しなくていいの?」

 正樹と会話をしている間も、慎也の指は動いて私の蜜孔をグプグプとほじっている。

「僕が優美ちゃんの足を使ってオナニーするから、力抜いててもらっていい?」

「いい……けど」

 何だか、よく分からない状況になってきた。

 正樹は私の足首を掴んだまま、私を見つめて妖艶に笑う。
 そして私の足の裏を合わせて、ズリズリと自分の屹立をこすりだした。

「や……っ」

 土踏まずの柔らかい部分で、正樹の硬く漲ったモノを鮮明に感じる。

 普段触らない場所だからか、靴や自分の手以外のものに触れると敏感になっている気がした。

「優美ちゃん、足の裏まできちんとケアしてるから、スベスベだね」

「こんな事のためにケアしてるんじゃない……っ」

 思ってもみない変態行為をされ、私は泣きそうになっている。

「足、上げっぱなしでつらくない? ちょっと仰向けになった方が良くない?」

「そうだな」

 私が返事をするより前に、慎也が私を仰向けにさせた。

 ……と思えば、目の前にズイッと彼の屹立が迫り、言われなくても慎也の求めている事を察した。

 上目遣いに慎也を見て小さく口を開くと、彼は私の唇に亀頭を押し当てながら、「よくできました」と言わんばかりに鷹揚に微笑んだ。

 慎也は私の頭を撫で、耳の輪郭やフェイスラインを辿る。
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