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同窓会 編
繊細さがないんだと思う ☆
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「んっ、あぁっ! 駄目っ、今は駄目……っ」
必死になって頭を振ったけれど、正樹は許してくれなかった。
「ゆっくりほぐすからね」
「や……っ」
ローションで濡れた指が、クルクルと私の後孔を撫でてくる。
そこからゾクゾクとした気持ちよさが私を襲い、これから快楽を得ていく予感を覚えた。
後ろを使って三人で何度も交わっているからか、慣らされる前の場所に触られても色っぽい声を漏らしてしまう自分に赤面する。
「あ! ……っ、ん、――ん、ぅ、う……っ、ぁ……」
慎也は何度も私の陰核に舌を絡め、ちゅぱっと音を立ててしゃぶっては秘唇を舐め上げる。
密孔には長く太い指が入っていて、奥からどんどん溢れてくる蜜を掻き出すように動いていた。
「こっちも可愛がってあげようね」
あちこちに気を取られている間、正樹がやっぱりローションでぬるついたローターを、私の乳首に押し当ててきた。
「んぁんっ!」
お馴染みの振動が乳首に伝わってきて、そこから全身に甘い快楽が広がっていく。
「あーっ、ぁ、あぁああ……っ、駄目ぇ……っ、あ……っ」
――やっぱり三人になると最高に気持ちいい!
脳内でその思いがこみ上げ、「普通じゃないのに」という罪悪観と背徳感から、ゾクゾクとした悦びがこみ上げる。
その精神的な高まりから、私は大きく体を震わせ、二人の指を前後の孔で吸い上げながら達してしまった。
「んーっ! うぅうう……っ、あ、……あーっ……」
体を前後に揺すって快楽を何とか逃がそうとするけれど、二人の指は深い場所まで潜っていて逃がしてくれない。
おまけに淫芽が慎也の口元から離れようとすると、パンッとお尻を叩かれた。
「あぁああぁん……っ」
叩かれて感じてしまう自分が、恥ずかしくて嫌になる。
いつの間にこんなに淫らな女になってしまったんだろう?
私は涎を零し、涙もポトリと落としながら、ゆっくり弛緩していった。
「あーあ、のびちゃった。最初はフェラしてって頼んだんだけどね」
正樹がクスクス笑いながら言い、一旦指を抜いてローターのスイッチも切った。
「ちょっと温まり直して、部屋で続きするか」
「だな。風邪引いたらまずいし」
夏で外はムシッと暑いけれど、濡れた格好で屋外に全裸でいて、風邪を引かない……とも言い切れない。
ぐったりした私は慎也に抱かれ、そのままお風呂に浸かる。
目を閉じて慎也に体を委ねている間、兄弟はたわいのない話をしていた。
やがて露天風呂から上がり、ベッドに向かう事となった。
お風呂から上がった頃には少し回復していたので、自分で体を拭いてスキンケアをし、髪もドライヤーで乾かした。
さて……、となってベッドに向かおうとすると、正樹がベッドの上に道具をズラァ……と並べていたので、ガクッとしてしまった。
「もぉぉ……! こんな、展示しなくたっていいじゃん!」
「え? 『使うぞ!』って感じして良くない?」
「良くないよ。悪趣味。ムードない」
呆れた私が乱暴にベッドの上に上がると、道具がコロンと転がった。
「まぁまぁ、優美、その辺で。正樹って乱交経験はあるけど、女性とまともに付き合った事がないから、その辺は繊細さがないんだと思う」
「あっ……」
なるほど!
「優美ちゃん!? その『納得した!』って顔、やめて!?」
正樹が悲鳴交じりに突っ込んでくるので、私は思わず笑う。
「いや、でも実際にそうだよね。一度は結婚したいかもって思った、乱交相手の彼女とは、どういう付き合いしてたの?」
利佳さんとの事は沢山聞いたけれど、それ以外の人の事は知らないので興味がある。
「んー……」
正樹はお風呂に入ってサラサラになった髪をなんとはなしに撫で、溜め息をつく。
「別に、普通だよ」
「んー? 話してみたまえ」
私は正樹の隣に座り、もたれかかって彼の胸板を指先でクリクリと弄る。
「……だから、普通だって。大学生の時だったけど、乱交イベントがある前に待ち合わせして、ちょっとお茶とかご飯とかしたり、たまに映画とか水族館みたいな所も」
「二人でエッチした?」
「……何回かは。でも正直、その時はもっと強い刺激を知っていたから、あんまりハマらなかった」
私はとある可能性にいきつき、ピーンときてしまった。
何だろう、女の勘だ。
必死になって頭を振ったけれど、正樹は許してくれなかった。
「ゆっくりほぐすからね」
「や……っ」
ローションで濡れた指が、クルクルと私の後孔を撫でてくる。
そこからゾクゾクとした気持ちよさが私を襲い、これから快楽を得ていく予感を覚えた。
後ろを使って三人で何度も交わっているからか、慣らされる前の場所に触られても色っぽい声を漏らしてしまう自分に赤面する。
「あ! ……っ、ん、――ん、ぅ、う……っ、ぁ……」
慎也は何度も私の陰核に舌を絡め、ちゅぱっと音を立ててしゃぶっては秘唇を舐め上げる。
密孔には長く太い指が入っていて、奥からどんどん溢れてくる蜜を掻き出すように動いていた。
「こっちも可愛がってあげようね」
あちこちに気を取られている間、正樹がやっぱりローションでぬるついたローターを、私の乳首に押し当ててきた。
「んぁんっ!」
お馴染みの振動が乳首に伝わってきて、そこから全身に甘い快楽が広がっていく。
「あーっ、ぁ、あぁああ……っ、駄目ぇ……っ、あ……っ」
――やっぱり三人になると最高に気持ちいい!
脳内でその思いがこみ上げ、「普通じゃないのに」という罪悪観と背徳感から、ゾクゾクとした悦びがこみ上げる。
その精神的な高まりから、私は大きく体を震わせ、二人の指を前後の孔で吸い上げながら達してしまった。
「んーっ! うぅうう……っ、あ、……あーっ……」
体を前後に揺すって快楽を何とか逃がそうとするけれど、二人の指は深い場所まで潜っていて逃がしてくれない。
おまけに淫芽が慎也の口元から離れようとすると、パンッとお尻を叩かれた。
「あぁああぁん……っ」
叩かれて感じてしまう自分が、恥ずかしくて嫌になる。
いつの間にこんなに淫らな女になってしまったんだろう?
私は涎を零し、涙もポトリと落としながら、ゆっくり弛緩していった。
「あーあ、のびちゃった。最初はフェラしてって頼んだんだけどね」
正樹がクスクス笑いながら言い、一旦指を抜いてローターのスイッチも切った。
「ちょっと温まり直して、部屋で続きするか」
「だな。風邪引いたらまずいし」
夏で外はムシッと暑いけれど、濡れた格好で屋外に全裸でいて、風邪を引かない……とも言い切れない。
ぐったりした私は慎也に抱かれ、そのままお風呂に浸かる。
目を閉じて慎也に体を委ねている間、兄弟はたわいのない話をしていた。
やがて露天風呂から上がり、ベッドに向かう事となった。
お風呂から上がった頃には少し回復していたので、自分で体を拭いてスキンケアをし、髪もドライヤーで乾かした。
さて……、となってベッドに向かおうとすると、正樹がベッドの上に道具をズラァ……と並べていたので、ガクッとしてしまった。
「もぉぉ……! こんな、展示しなくたっていいじゃん!」
「え? 『使うぞ!』って感じして良くない?」
「良くないよ。悪趣味。ムードない」
呆れた私が乱暴にベッドの上に上がると、道具がコロンと転がった。
「まぁまぁ、優美、その辺で。正樹って乱交経験はあるけど、女性とまともに付き合った事がないから、その辺は繊細さがないんだと思う」
「あっ……」
なるほど!
「優美ちゃん!? その『納得した!』って顔、やめて!?」
正樹が悲鳴交じりに突っ込んでくるので、私は思わず笑う。
「いや、でも実際にそうだよね。一度は結婚したいかもって思った、乱交相手の彼女とは、どういう付き合いしてたの?」
利佳さんとの事は沢山聞いたけれど、それ以外の人の事は知らないので興味がある。
「んー……」
正樹はお風呂に入ってサラサラになった髪をなんとはなしに撫で、溜め息をつく。
「別に、普通だよ」
「んー? 話してみたまえ」
私は正樹の隣に座り、もたれかかって彼の胸板を指先でクリクリと弄る。
「……だから、普通だって。大学生の時だったけど、乱交イベントがある前に待ち合わせして、ちょっとお茶とかご飯とかしたり、たまに映画とか水族館みたいな所も」
「二人でエッチした?」
「……何回かは。でも正直、その時はもっと強い刺激を知っていたから、あんまりハマらなかった」
私はとある可能性にいきつき、ピーンときてしまった。
何だろう、女の勘だ。
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