【本編完結】【R-18】逃れられない淫らな三角関係～美形兄弟に溺愛されています～

イギリス 編

ホンモノはこっち ☆

「いい子だな」

　私の内腿を撫でたあと、慎也は〝何か〟で私の秘唇をヌルヌルと撫でてきた。

「んぅっ！？」

　驚いて顔を上げると、慎也はどぎついピンク色のバイブを手にしていた。

「スイッチ入れるよ」

　彼が微笑んで告げた途端、ヴィィィ……と玩具が震えだした。

「あぁ……っ」

　膨らんだ肉粒に振動を与えられ、私は腰を揺らして快楽を訴える。

「優美ちゃん、ホンモノはこっち」

　正樹が手で自身の屹立を揺らし、亀頭を私の唇に当てる。

「あ……、ん、う」

　クポッと亀頭を咥えると、正樹が「いい子」と、乾いているほうの手で私の頭を撫でてきた。

「んぅっ！」

　慎也がバイブの先端を蜜口に浅く入れ、私は腰を跳ね上げる。
　かと思えばすぐに抜かれ、ヌルヌルと秘唇や陰核を滑って擦ってきた。

　柔らかく潤んだ蜜壷から、とめどなく愛液が零れているのが分かる。

　濡れて滑りが良くなっているのは、ローションのせいだけではなくて……。

「欲しい？　優美」

「ん……っ、欲しい……っ」

　ぷはっ、と口を開け、私は慎也に必死に訴えた。

「分かった。じっくり味わえよ」

「っんあぁああぁ……っ！」

　ぐずついた場所にすんなりとバイブが入り込み、慎也が抜き差ししてくる。
　突起がクリトリスに当たって、私はすぐに絶頂を迎えてしまった。

「あー……、可愛い……。イキ顔……」

　私の顔を見て、正樹は恍惚とした顔で自慰をしている。

「優美ちゃん、胸に掛けていい？」

「あんっ、――――ぁ、あ……っ」

「何か返事をしないと」と思うのに、慎也がバイブのスイッチを押して、さらにパワーを強めてきた。

「あぁあ……っ、あーっ！　正樹ぃ……っ、あぁあ……っ」

　私はポロポロ涙を零し、正樹の手を両手で握って自分の頬に押しつけた。

「うん。気持ちいいね。僕も気持ちいいよ……っ」

　正樹は私の手を握り返し、亀頭を私の乳房や乳首に擦りつけ、せわしなく竿を擦り立てる。

「優美、バイブ押さえてて」

　慎也が私の片手を掴んだかと思うと、バイブの持ち手を掴ませる。

「好きなように弄っていいよ」

「そ……っ、そんな……っ」

　固まってしまったけれど、正樹が声を掛けてくる。

「優美ちゃん、僕の動きに合わせて動かしてみて」

　そう言ってから、正樹は私の乳首の上に屹立を置くと、それに私の手を重ねさせた。
　さらにその上から自分の手で圧迫し、ローションのぬめりを利用してグチュグチュと擦り立ててきた。

「ん……っ、んあぁああっ！」

　まるで胸を犯されているようで、乳首が熱くジンジンする。

「ほら、バイブ動かして」

　声を掛けられ、泣きたい気持ちに駆られながら、クチュクチュとバイブを動かし始めた。
　正樹は私がタイミングを合わせやすいように、一定のリズムで腰を動かす。

　それに合わせて手を動かしていると、まるで正樹に挿入されている気持ちになってきた。

「あぁ……っ、あ、あ……っ」

　あともう少しで達く――、という時になって、後孔にヌルリと何かが当たった。

「優美、力抜いて」

「えっ？　あぁ、あ…………っ」

　ローションでぬめった後ろ孔に、慎也の指が入ってくる。
　けれどいきなり全部は入れないで、指先を少し入れると引き抜き、また少し入れる。

「バイブ、動かしてやるよ」

　そう言って慎也はさらに振動を強くして、しかも先端がピストンするスイッチまで押してきた。

「っんあぁあああぁっ！！」

　目の前で火花が散ったような感覚に陥り、私は無意識に愛潮を飛ばしていた。
　体の芯が激しく揺さぶられているような感じに襲われ、気持ちよさが続いて収まってくれない。

「優美ちゃん……っ、達くよ……っ、出る……っ」

　私の乳首を犯していた正樹は、うわずった声で言ったあと、私の掌の中でビクビクと屹立を震わせた。

「あぁ……っ！」

　掌に、熱い白濁が浴びせられている。
　うっとりと陶酔して余韻に浸りたいけれど、慎也が許してくれなかった。

「優美、後ろでも感じて」

「だ！　――めっ、あっ、――――ぁっ」

　後孔に侵入した慎也の指が、ローションのぬめりを利用してヌルヌルと前後する。