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イギリス 編

今すぐ優美がほしい ☆

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 つまるところ、ただの嫉妬だ。

「気にならなかったって言ったら嘘になるけど、大丈夫だよ。変な事してなかったでしょ?」

 冗談半分に確認すると、慎也と正樹が顔を見合わせた。

「俺がシャーロットと〝変な事〟なんてあり得ない」

「僕もだよ。万が一誘われたとしても絶対に応じない」

「ん……」

(あれは接待、接待)

 自分に言い聞かせ、私はごまかすように笑った。

「買い物、何を買ってたの?」

 そう尋ねると、彼ら二人はまた顔を見合わせる。

「あー……」

「今はちょっと言えないかな」

「ん、分かった」

 心の中が不安と嫉妬でグルグルしているけれど、私は物わかり良く頷いた。
 けれど、どうしてもムカムカしてしまう。

「おわっ」

 私はガバッと起き上がり、隣で仰向けになっていた慎也の腰の上に跨がる。
 そしてほんのすこーしだけ不機嫌な顔で彼を見つめ、両手で頬を包むと、ちう……とキスをした。

「ん……」

 慎也は私の頭を撫で、背中、お尻にもう片方の手を這わせる。

「優美ちゃん、僕にも」

 ――と、正樹が私の背後からのしかかり、私の首筋にキスをしてきた。

「ちょ……っ、重い……っ、わっ」

 ベシャッと慎也の体の上に崩れ落ちると、思わず三人して笑う。

 私は脚を慎也の体に絡ませ、彼に負担が掛からないよう体を横にずらした。
 正樹はさらにその横に寝て、私の体に脚を絡めて胸に手を這わせてきた。

「……こら。人様の家だってば」

「大きい声を出す訳じゃないでしょ」

 正樹の手は私のTシャツの下から潜り込み、ブラ越しに胸をぱふんと包む。
 と思うと、背中のホックが外されて直接胸を揉まれた。

「ん……」

 乳首をスリスリと撫でられると、すぐに気持ちよくなってしまう。

 アボットさんの家に厄介になって、イチャイチャできないと思っていたからか、とても久しぶりに愛撫された気がした。

「優美、俺もちょっと触ってもいい?」

 慎也に甘えるように言われ、私は戸惑う。

「でも……。誰か来たら……」

「大丈夫。十八時まで寝てるって伝えたし、来ないよ」

 正樹は芯を持って来た私の乳首を、コロコロと転がす。

「ん……っ、ん……」

 気持ちよくて声が出そうになり、私は必死に自分の手で口を塞ぐ。
 慎也は私のホットパンツに手を掛け、ボタンを外しファスナーを下ろすと、下着ごと引きずり下ろした。

「ちょ……っ、待って……。シャワー浴びさせて」

 小声で窘めるが、彼はにんまり笑って首を横に振る。

「今すぐ優美がほしい」

 そう言って私の片脚を正樹の脚に掛けさせると、秘部に指を滑らせてきた。

「ん……っ」

 まだ準備のできていなくて、それほど濡れていない。
 けれど慎也にキスをされ、正樹に乳首を弄られているうちに、どんどん体の奥に熱が宿っていく。

「はぁ……っ、あ……」

 慎也はチュッと私の唇をついばんだあと、反応を確かめるように私の顔を見つめ、それからまたキスをしてくる。

「あー……、我慢できない……」

 後ろから正樹が呟いたのが聞こえたかと思うと、彼はジーンズごと下着を下げたようだった。

「優美ちゃん、触って」

 片手を掴まれ誘導された先には、芯を持った正樹の欲棒がある。

「もぉ……」

 口では文句を言いながらも、手を動かしてしまう私も私だ。

(すっごい……、もうこんなに硬くなってる)

 スリスリと手を上下に動かして少ししごくだけで、正樹のそこはすぐ膨張していった。
 手の中で大きくなっていく質量を感じながら、私は慎也に舌を吸われて色めいた吐息を漏らす。

「ん……、ぅ、う……」

 肉芽を指で優しく捏ねられ、甘えるような声が出る。
 声を出したらいけないと思っているからか、目の前にいる慎也に哀願するような目を向けてしまう。

「優美ちゃん、気持ちよくなって」

 耳元で正樹が囁き、私の耳の輪郭に沿って舌を這わせた。
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