上 下
177 / 539
イギリス 編

お楽しみの時間だよ ☆

しおりを挟む
 敏感に勃起した乳首は慎也の舌によっていたぶられ、もう一つの乳首もつままれ、コリコリと揺さぶられたあと、引っ張られ、胸の肉の中へ押し込まれる。
 感じ切ってさやからはみ出している陰核も、ローション混じりの愛液を纏わせた指でヌルヌルといじめられ――。

「待って……っ、待っ、――ぁああっ、あ、……もぉ、――あー…………」

「あー、また達っちゃったね」

 正樹がハァッと荒々しい息を吐き、嬉しそうに私の耳元に囁き込む。

「僕もそろそろ、優美ちゃんの中で思いっきり出したい」

 耳たぶに唇をつけられたままそんな事を言われ、期待で下腹がゾクゾクして堪らない。

「えぇー? 優美、期待してんの?」

「あんっ」

 慎也にカリッと乳首を噛まれ、私はそれだけで正樹の肉棒を思い切り締め付ける。

「優美? 結婚してナマで最初に優美に種つけすんの、俺だからな?」

 慎也が私の耳をつまみ、反対側の耳で囁く。

「そのあと、すぐ僕が中出ししてあげる」

 やはり反対側の耳で正樹がいたずらっぽく言い、もう、体に与えられる刺激だけじゃなく、言葉だけでもお腹がキュンキュン疼いて堪らない。

「あっは! すっごい素直な体だね。二人に耳元で中出し予告されて、お腹うずかせて僕のを吸い上げてる」

 恥ずかしい事を暴露され、私はさらに膣奥を蠢かせた。

「やらしい女。……そこが可愛いんだけど」

「うぅぅ……、やだぁ……」

 何が「いや」なのか自分でも分からないけれど、私はいやいやと首を振る。

「正樹、穴代わって」

「ん、分かった。後ろももう十分ほぐれてるよね」

 慎也に言われ、正樹は一度屹立をズルリと引き抜いた。

「優美ちゃん、お楽しみの時間だよ」

 正樹が私の背中やお尻を撫で、また前屈みになるよう促す。

「優美、俺の手を握って」

 言われるがまま、私は両手で慎也と恋人繋ぎをする。

「アナルプラグを抜かれる顔、見ててあげるからな」

「ううーっ、ぅ、も、やぁ……」

 涙でぐしゃぐしゃになった目元に、慎也がキスをする。
 頬に流れた涙を舐め、最後に唇に至り、ちゅうっ……と愛しげについばんで目の前で微笑み、告げた。

「正樹、いいよ」

「分かった」

 兄弟が声を掛け合い、当の私は泣き出しそうな顔で慎也を見つめる。

「いくよー」

 正樹が妙に嬉しそうな声を出し、アナルプラグに指を掛け、ゆっくり引き始める。

「あ……、ぁ、…………あ、……あー…………」

 お尻の孔が拡がって、排泄にも似た感覚が私を襲う。
 こんな感覚を抱いているところを、一番好きな人に見られないといけない。

 恥ずかしくて堪らず、私はポロポロと涙を零す。

「んー、気持ちいいな、優美。すっげぇエロい顔……」

 慎也が私の顔を見て、陶酔しきった表情をする。
 少し視線を下にやると、反り返った彼の淫刀が血管を浮かび上がらせ、その存在を誇示していた。
 私が肉棒を見ていると気づいた慎也は、妖艶に笑った。

「優美のエロ顔見て、こんなんなってるんだ。あとで責任取ってもらうよ」

「ん、んぅう……っ、あ、あぁあああ……っ」

 やがて散々焦らした挙げ句、アナルプラグの一番太い部分がグポッと抜け、私は全身をガクガク震わせたままソレを後孔から吐きだした。

「よくできました~!」

 正樹はバスタブの縁にアナルプラグを置き、私の体を抱き起こす。

「優美ちゃん、アナルが柔らかくなっているうちに入れさせてね」

「え? え……ぁ、あ、あぁあ……」

 正樹は硬くなったままの肉棒を、そのままアナルに押し込んできた。
 よくほぐされた場所に硬い亀頭が入り込む。

 勿論、正樹の一物のほうがアナルプラグよりずっと太い。
 とても苦しいのに、今は与えられる悦びの方がずっと強かった。

「わー、優美すっごい気持ちよさそう。エッロ」

 慎也は私の目の前で、一物にゴムを被せている。

「正樹の咥え込んで気持ちいいの? 俺より正樹のほうが後ろでやってる回数が多いから、形覚えちゃってるのかもな。妬けるなぁ……」

 煽るような事を言いながら、慎也はニヤニヤ笑って私を見つめ、自身の屹立を手でさすっている。

「正樹、はよ入れちゃって」

「待ってよ。一気にやったら優美ちゃん可哀想でしょ」

 言いながら、正樹はローションのぬめりを利用して、少しずつ腰を前後させ、確実に私の奥に肉棒を埋めていく。

「ん、んぅ、ん、あー……、ぁ、あ……」

 正樹が腰を動かし、私の後孔にぬぷ、ぬぷ、と彼の肉棒が埋まっていく。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

【R-18・短編】部長と私の秘め事

臣桜
恋愛
彼氏にフラれた上村朱里は、酔い潰れていた所を上司の速見尊に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と言い……。 かなり前に企画で書いたものです。急いで一日ぐらいで書いたので、本当はもっと続きそうなのですがぶつ切りされています。いつか続きを連載版で書きたいですが……、いつになるやら。 ムーンライトノベルズ様にも転載しています。 表紙はニジジャーニーで生成しました

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

社長の奴隷

星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)

サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。

恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。 飼主さんが大好きです。 グロ表現、 性的表現もあります。 行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。 基本的に苦痛系のみですが 飼主さんとペットの関係は甘々です。 マゾ目線Only。 フィクションです。 ※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。

ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~

taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。 お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥ えっちめシーンの話には♥マークを付けています。 ミックスド★バスの第5弾です。

処理中です...