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利佳 編
今の流れのどこでスイッチ入ったんだろう ☆
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友達というにはちょっと年上だけれど、どんな時でもしっかりした年上の視点で意見を言ってくれるので、とても救われていた。
「和人さんの事はどう思ってる?」
「はぁ?」
まさか和人くんの事を言われると思わず、私はさすがに不機嫌になって慎也を睨みつける。
友達疑うの、やめてよね。
「ご、ごめん」
自分が聞きすぎたと気付いたのか、慎也は焦って謝ってくる。
「バッカだなー、慎也。気持ちは分かるけどさ、しつこくしたら駄目でしょ」
正樹が優越感に浸り、私の肩を組んで慎也を馬鹿にする。
あーもう、この兄弟ときたら……。
呆れて溜め息をついた時、正樹がむっちゅう……と私にキスをしてきた。
「…………ん?」
目を瞬かせた私の前で、正樹はにんまりと笑う。
「利佳の事で妬いてくれたんだよね?」
「……う……っ、それは……」
「ねぇ? 妬いてくれたよね?」
正樹は嬉しそうに笑い、さらにチュッチュッと私にキスをしてきた。
…………慎也の視線が痛い。
「ね、寝るんだよね? 私から話し始めて悪かったけど」
そう言って私はもう一度横になり、モソモソと羽根布団を被る。
しばし沈黙があったかと思うと、正樹も布団の中に潜り込み、私を抱き締めてくる。
「う……うぅ……」
横を向くと、パジャマにしているハーフパンツの股間を揉まれた。
「ちょおっ!」
ビクンッとのけぞった私の目の前に、慎也の顔が迫る。
「…………ん、――――ん」
キスをされ、何度も唇を啄まれた私の乳首を、Tシャツ越しに正樹がカリカリと引っ掻いてくる。
「ん……っ、んぅー……っ」
あれぇ……。
今の流れのどこでスイッチ入ったんだろう……。
焦っている私の心とは裏腹に、体は焦れったい刺激を受けて徐々に発情しつつあった。
正樹が私の脚に自分の脚を絡め、お尻に硬くなったアソコを押しつけてくる。
「ねぇ、僕と利佳の結婚生活とか、セックスしてたって話を聞いて、どう思った?」
今まで軽い調子で会話をしていた雰囲気からは一転して、正樹が低く甘い声で囁いてくる。
「っ~~~~、どう、って……」
Tシャツ越しに乳首を摘ままれ、クリクリとこよられて私は腰を揺らす。
「ムカつかなかった? 『私だけのなのに』って」
しつこく言われ、逆に正樹に対して腹が立った。
「いてっ!」
何も関係ない慎也の胸板をボスッと叩き、私は起き上がると正樹の腰の上に馬乗りになる。
「どうしてそういう事を言うの!? せっかく我慢してるのに!」
あーっ! 腹立つ!
嫉妬してないなんて言ったら絶対嘘になるのに。
せっかく大人らしく、嫉妬しないように気持ちを落ち着かせてるのに。
正樹ときたらわざと私の嫉妬心を刺激してくる。
それで私が取り乱すのを期待してるから、余計にタチが悪い。
「バカ!」
ボスン! と正樹の胸板を叩いても、彼はニヤニヤしてる。
ほんっとうに性格悪いなぁ!
「つらい想いをしてるのに、いつも通りいい子で我慢してるんだろうなぁ……って思ってたよ」
そんでもって余裕たっぷりなのも憎たらしい!
ニヤニヤ笑いながら、正樹は両手で私のお尻を撫でている。
「……いい子じゃ駄目なの? 私はできる限り、無理をしない範囲で理想の人でありたいって思ってるけど」
隣で慎也もまた起き上がり、胡座をかいて私たちのやり取りを見ている。
「優美ちゃんが嫉妬するのほんっとうにレアなんだからさ、そういう時ぐらい『ムカつく!』って僕らにぶつけてよ」
「…………」
私は唇を引き結び、そのままひん曲げる。
「……人の努力を無駄にさせないで」
「本当はどうしたかった?」
今度は優しく微笑んだ正樹に尋ねられ、私は息を吸い、止めて、ゆっくり吐く。
「……犯してやりたい」
「「えっ!?」」
うめくように低く言った私の言葉に、慎也と正樹が同時に声を上げた。
「和人さんの事はどう思ってる?」
「はぁ?」
まさか和人くんの事を言われると思わず、私はさすがに不機嫌になって慎也を睨みつける。
友達疑うの、やめてよね。
「ご、ごめん」
自分が聞きすぎたと気付いたのか、慎也は焦って謝ってくる。
「バッカだなー、慎也。気持ちは分かるけどさ、しつこくしたら駄目でしょ」
正樹が優越感に浸り、私の肩を組んで慎也を馬鹿にする。
あーもう、この兄弟ときたら……。
呆れて溜め息をついた時、正樹がむっちゅう……と私にキスをしてきた。
「…………ん?」
目を瞬かせた私の前で、正樹はにんまりと笑う。
「利佳の事で妬いてくれたんだよね?」
「……う……っ、それは……」
「ねぇ? 妬いてくれたよね?」
正樹は嬉しそうに笑い、さらにチュッチュッと私にキスをしてきた。
…………慎也の視線が痛い。
「ね、寝るんだよね? 私から話し始めて悪かったけど」
そう言って私はもう一度横になり、モソモソと羽根布団を被る。
しばし沈黙があったかと思うと、正樹も布団の中に潜り込み、私を抱き締めてくる。
「う……うぅ……」
横を向くと、パジャマにしているハーフパンツの股間を揉まれた。
「ちょおっ!」
ビクンッとのけぞった私の目の前に、慎也の顔が迫る。
「…………ん、――――ん」
キスをされ、何度も唇を啄まれた私の乳首を、Tシャツ越しに正樹がカリカリと引っ掻いてくる。
「ん……っ、んぅー……っ」
あれぇ……。
今の流れのどこでスイッチ入ったんだろう……。
焦っている私の心とは裏腹に、体は焦れったい刺激を受けて徐々に発情しつつあった。
正樹が私の脚に自分の脚を絡め、お尻に硬くなったアソコを押しつけてくる。
「ねぇ、僕と利佳の結婚生活とか、セックスしてたって話を聞いて、どう思った?」
今まで軽い調子で会話をしていた雰囲気からは一転して、正樹が低く甘い声で囁いてくる。
「っ~~~~、どう、って……」
Tシャツ越しに乳首を摘ままれ、クリクリとこよられて私は腰を揺らす。
「ムカつかなかった? 『私だけのなのに』って」
しつこく言われ、逆に正樹に対して腹が立った。
「いてっ!」
何も関係ない慎也の胸板をボスッと叩き、私は起き上がると正樹の腰の上に馬乗りになる。
「どうしてそういう事を言うの!? せっかく我慢してるのに!」
あーっ! 腹立つ!
嫉妬してないなんて言ったら絶対嘘になるのに。
せっかく大人らしく、嫉妬しないように気持ちを落ち着かせてるのに。
正樹ときたらわざと私の嫉妬心を刺激してくる。
それで私が取り乱すのを期待してるから、余計にタチが悪い。
「バカ!」
ボスン! と正樹の胸板を叩いても、彼はニヤニヤしてる。
ほんっとうに性格悪いなぁ!
「つらい想いをしてるのに、いつも通りいい子で我慢してるんだろうなぁ……って思ってたよ」
そんでもって余裕たっぷりなのも憎たらしい!
ニヤニヤ笑いながら、正樹は両手で私のお尻を撫でている。
「……いい子じゃ駄目なの? 私はできる限り、無理をしない範囲で理想の人でありたいって思ってるけど」
隣で慎也もまた起き上がり、胡座をかいて私たちのやり取りを見ている。
「優美ちゃんが嫉妬するのほんっとうにレアなんだからさ、そういう時ぐらい『ムカつく!』って僕らにぶつけてよ」
「…………」
私は唇を引き結び、そのままひん曲げる。
「……人の努力を無駄にさせないで」
「本当はどうしたかった?」
今度は優しく微笑んだ正樹に尋ねられ、私は息を吸い、止めて、ゆっくり吐く。
「……犯してやりたい」
「「えっ!?」」
うめくように低く言った私の言葉に、慎也と正樹が同時に声を上げた。
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