【本編完結】【R-18】逃れられない淫らな三角関係~美形兄弟に溺愛されています~

臣桜

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箱根クリスマス旅行 編

十二月の外気の中で ☆

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 ハッとして見ると、今度は正樹がリモコンを持っている。

 私はテラスの床にお尻をつけ、もうどうなってもいいやと思って、自分の蜜壷にそれを押し込んだ。

「んぁ……っ」

 ずっとそこに入っていたので、またバイブが入ると「戻って来た」という感覚がある。
 自棄になって手を動かし、私はバイブを手で前後させ、ヌプヌプと自分の気持ちいい場所を擦った。
 淫芽を指でクリクリと弄ると、より気持ち良くて堪らない。

「あん……っ、ん、ぁ、あぁ……っ」

 刺激を自分でコントロールできるので、二人に攻められている時ほど声を出さずに済む。
 欲の籠もった目で二人を睨み、私は手を動かして震えるバイブで自慰をし、指で陰核を転がす。

「やっば……。エロい……」

 片手でリモコンを持ったまま、正樹は自身の肉棒を擦り自慰を始めた。
 スマホで私を撮影している慎也も、手を動かしている。

 三者三様、自慰をした状態で一番初めに絶頂を迎えたのは私だった。
「っん! んぅーっ!」


 ぐぅっと悦楽がこみ上げ、気持ち良くなったところで手を止める。

 ハァ、ハァと呼吸を荒げていると、ゆっくりと余韻が体を満たす。

 いつもはこの状態でさらに二人が刺激を加えてくるので、もっと高みに放り投げられ、戻ってこられなくなる。
 それを思うと、自慰で得られる快楽は可愛いもの……と思ってしまう。

「優美ちゃん、掛けさせて」

 私のすぐ側までやってきた正樹が、遠慮のない手つきで自身の肉棒をしごく。
 彼の手の中で、硬く大きくなった太竿がビクビクッと震えた。
 そしてヒクついた鈴口から、二回目と思えないほど大量の精液が勢いよく飛び出た。

 白濁は私の胸元に掛かり、タラリと垂れてゆく。

 さらに撮影をしながら、慎也も絶頂を迎えようとする自身の肉棒を私に向けた。

「達くよ……っ、優美……っ」

 先走りも混じってグチュグチュと音を立て、激しく屹立をしごいたあと、慎也もまた私の胸元を盛大に汚した。

 はぁ……っ、はぁ……っと三人が呼吸する音が響き、目を閉じて心地よい疲れを貪ろうとした時、正樹が私を抱き上げてきた。

「――――入れたい」

 余裕のない声で言われ、私の奥底にあるメスの部分が喜ぶ。

 そのまま正樹は私をベッドにつれて行き、四つ這いにさせた。

「慎也、どうせならアナルプラグを抜くところも撮ってあげて」

「ん」

「もぉぉ……」

 一番恥ずかしい不浄の場所を撮影されると聞き、私は呆れ果てた声しかだせない。

「優美ちゃん、力抜いててね」

 正樹は私のお尻をまるく撫で、猫の尻尾を握ってク……と力を入れた。

「あ。――――あ、…………ん、……ぁ、あ、…………あ」

 また、排泄に似た感覚が私を襲う。
 正樹がアナルプラグを引っ張る力と、私の括約筋が戦ったあと、ヌポンッとアナルプラグが抜けた。

「っんぁあぁっ」

 ローションを使われていたので、抜ける時の勢いが凄く、私は思わず大きな声を上げてしまっていた。

「ちょっと待ってね」

 正樹は枕の下に仕込んでいたゴムを手早くつけ、拡がった私の後孔に亀頭を押し当てた。

「ん、ん……っ、待って……っ、あ、――――ぁ……」

 一番太い部分がぐぷん、と入って、私は目を見開き口をハクハクと喘がせる。

「あー、エロい顔……」

 いつの間にか私の前に回っていた慎也が、アナルに挿入された私の顔を撮影している。

「優美、アナル気持ちいい?」

 正樹が小さく腰を動かし、少しずつ彼の太竿が私の中に埋め込まれていく。

「ん……っ、んぅうーっ、ぃ、……っ、好い……っ」

 涙を流して頷くと、慎也が「良かったね」と私の額にキスをしてきた。
 やがて正樹の先端が私の最奥に届き、私は大きく口を開いて身悶える。

「相変わらずすっごい締まるね。気持ちいい……」

 背後から覆い被さった正樹が、私の耳元で囁いてくる。

「優美ちゃんはお尻で感じられる、エッチで優秀な子だね」

「っ~~~~っ」

 いやらしい言葉を言われ、私はまたポロッと涙を零した。

「でも、優美ちゃんが一番好きなのは、二輪挿しだもんね」

「えっ、ぁ、あぅっ!」

 正樹が私を抱き締めたかと思うと、体勢を変えて私ごと仰向けになった。

「はい、慎也入れてあげて」

 正樹は私の膝の裏に手を回し、膝が胸元につくほど脚を広げる。

「沢山頑張った優美には、ご褒美あげないとね」

 妖艶に笑った慎也が屹立にゴムを被せ、ヌルンッと私の秘唇に淫刀を滑らせた。
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