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箱根クリスマス旅行 編

お馴染みの…… ☆

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 するとバイブはウィンウィンと左右に動き、またはピストンし、全体が激しく震える。

 えっぐ……。

「優美ちゃん、これつけよっか!」

 …………そんな凶悪なモノを持って、いい笑顔で言わなくても……。

 私はヒクッと顔を引き攣らせるけれど、勿論拒む権利などないのだった。





「ん……、あ……っ、ぁ……、あー……」

 ヴィィィィィィ……と電子音が鳴り、私の両乳首にローターが当てられる。
 当てては離して、正樹がチュッと私の乳首に吸い付く。

 そして立ち膝になった私のお腹の中でも、異物が震えている。
 蜜壷にはパンティ型のバンドつきのバイブが入り、淫芽までも刺激してくる。
 そして正樹によってたっぷり解されたアナルには、フサフサの猫の尻尾がついたアナルプラグが埋まっている。

 なぜか私の頭には、猫耳のカチューシャも被せられていた。

 慎也はと言えば、少し離れた所でゴロンと横になり、ニヤニヤしながらリモコンを操作していた。
 慎也がリモコンを弄り、振動を強くしたり弱くしたり、リズムのある振動にするたびに、私は腰をくねらせた。

「優美の腰づかいエッロ……」

「ぁんっ……」

 新しい刺激がきて、私はビクンッと腰を跳ねさせる。
 ヴッヴー、ヴッヴー、というリズムに慣れてきた頃になって、すべての振動が止まり、一瞬気を抜いたところを突いて、ピストン、最大の振動が私を襲った。

「っんーっ! あぁああぁ……っ!」

 私は正樹に胸をつきだし、プルプルと震わせる。

「あぁ、エロい……。可愛い。たまんない……」

 正樹はうっとりとした顔で呟き、尖りに尖った私の乳首に吸い付き、甘噛みしてきた。

 もう、かれこれ三十分近くこんな状態だ。

 何度絶頂したか分からないし、達きそうなのに寸止めされたあとに凄まじい絶頂を与えられ、もう頭の中がとろけきっている。

「……っ、おね、――――がい。……ちゃんと、……っしてぇっ」

 グスグスと涙混じりにおねだりしても、二人は「どうしよっか」と顔を見合わせ含んだ笑みを浮かべるのみだ。

「記念撮影させてくれる?」

 慎也がいきなりそんな事を言いだし、私は涙ぐんだ目で「え?」と彼を見る。

「テラスでその姿でやらしいポーズ取って、手を使わないでバイブ出せる?」

 意地悪な事を言われ、私は真っ赤になって思わず抗議した。

「バカッ! 変態!」

「嫌だったらいいよ? 無理はさせたくないから」

 正樹が私の頭を撫で、チュッと頬にキスをする。

「~~~~……うー……。……いや、…………じゃない……」

 恥ずかしいし、目隠しがあるとはいえ外でなんて、誰に見られているか分からなくて不安だ。
 でも二人が望むなら、やってあげなくもない。

「おいで」

 慎也に手を差し出され、私はモソモソと移動する。

 恐る恐る床に足を着けたけれど、普通に歩く事はできない。
 ヒョコ、ヒョコ、と足を交互に出し、私は慎也にエスコートされてテラスに出た。

「……信じらんない……。外でなんて……」

 十二月の寒空の下なので、長居はできない。

「優美、撮影するよ。勿論、この動画を俺たち三人以外が見る事はない。安心して、俺たちの前でいやらしい姿を晒して」

 慎也に言われ、私は常軌を逸した状況に胸を高鳴らせながら、その場にゆっくりしゃがんだ。

 ラバー製のバンドの留め具に手を掛け、体に留める部分を取り去ったあと、ドキドキしながら二人に向けて大きく脚を開いた。

 少しでも大きな声を出せば、他の露天風呂にいる人に聞こえてしまうのだと思うと、異様なまでに緊張し、興奮した。

「優美ちゃん、出して」

 均整の取れた体を晒したまま、二人が目の前に立ち私を見ている。
 私は後ろに手をついて秘部がよく見えるポーズを取り、下腹部に力を込めた。

「ん……っ」

 少し力を込めると、蜜壷にずっぷり入り込んでいたバイブが、ニュルンッと抜け出る。

「よくできました」

 正樹が褒めて軽く拍手をし、ニッコリ笑ってさらに注文をつけてきた。

「じゃあ、そのバイブを自由に使っていいから、オナニーして達ってみて」

「……っ、も、もぉ……っ」

 ここまできては後戻りできない。

 愛蜜でヌルヌルになったバイブを手にした途端、見計らっていたようにそれが震えだした。
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