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テーマパークダブルデート 編

こんなにしたの二人なのに ☆

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 ズボズボジュボジュボと聞くに堪えない水音と、人ではない、完全に獣と化した三人の吠え声が上品なベッドルームに響いたあと、三人が絶頂の声を上げた。

「っあぁあああぁ……っ!」

 お腹の奥が熱くて、私は涙を流しながら打ち震える。

「……っ、は、……中で出してやりたい……っ」

「ほんと、それ……っ」

 慎也と正樹が荒い呼吸を繰り返しながら、肉棒をビクビク震わせて皮膜越しに吐精する。
 長い絶頂が終わり、私の後孔から正樹が屹立を引き抜くと、一気に物足りなさを感じた。
 慎也の体にぐったりと身を任せる私に、彼がちゅ、とキスをしてくる。

「頑張ったな、優美」

 彼は私を抱き締めたままゴロンと横向きになり、屹立を抜いて私を楽な体勢にしてくれた。

 ……もう、無理……。

 いまだフワフワした絶頂の中にいて、お腹の奥がピクピクヒクついて止まってくれない。

「さて、じゃあ俺は後ろもらおうか。せっかく広げたなら使わないと」

 慎也の声を聞き、私は薄れかけていた意識の奥で「待って」と突っ込みを入れる。
 かろうじて目を開くと、慎也はゴムを取り替えて、いまだ硬度を保っているそれを軽くしごいてさらに硬くしていた。

「優美ー、今度は違う体勢でやろう」

「むり……」

「優美ちゃんなら鍛えてるから大丈夫だって。よっと」

 正樹が私の体を抱え上げ、また仰向けになっている慎也の腰の上に座らせると、今度は後孔に宛がって私の腰を押さえつける。

「無理……っ、だって、――あ、あ……っ」

 ズプズプと後孔に慎也の屹立が埋まり、私はすぐにトロンと呆けた顔になって口を大きく開く。

「いいね、そのエロ顔」

 正樹は私にチュッとキスをし、さらに最奥まで慎也のモノが収まるまで私の腰を押さえつけた。

「ん……っ、あ、……あ、ぅ……」

 お尻の孔がジィン……と痺れてビクビクと体を震わせた私を見て、正樹は妖艶に笑い、私の体を慎也の体の上に仰向けにさせた。

「入れるよ」

 微笑んだまま、正樹は私のとろけきった蜜孔に、すでに硬く大きくなった一物をずちゅんっと押し込んできた。

「っあううぅ……っ!」

 後孔と比べて遠慮のない挿入に、私は歓喜の混じった悲鳴を上げる。

「優美ちゃん、いやらしい体をしてるね。初めての二穴なのに、もうこんなに感じて……」

 正樹が舌なめずりをして、私のお腹を撫でてくる。

「こんなに……っ、したの、――ふたりっ、……なの、に……っぃ……っ」

 切れ切れの声で微かな抵抗をした時、下から慎也がぐぅっと突き上げてきて私は「ぁっ……」と声を漏らす。

「これから毎日のように、たっぷり犯してあげるからね。前も後ろも、僕たちの形を覚えて、それ以外の粗チンは受け入れたら駄目だよ? でも、道具なら許してあげる」

「ん……っ、あ、あぁあ……っ」

 正樹がズップズップと抽送を始め、私はめくるめく快楽の坩堝に叩き落とされた。





 それから真夜中まで、道具も使って何回も交じり合ったあと、私は意識を失ったまま深い眠りについてしまった。



**



 翌日は観光があるので、疲れたから眠っていたいなんて言っていられない。

 気を遣った慎也が文香に連絡をしてくれ、午前中は好きな所に行ってもらい、ランチから合流する事にした。

「優美~、大丈夫?」

 個室の串かつ屋に辿り着くと、先に座っていた文香がニヤニヤして私に声を掛けてきた。

「…………大丈夫デス……」

 私はふらつきながら文香に返事をし、支えてくれようとした慎也をギロリと睨む。

 くそ……、我ながら可愛くない……。

「まー、何があったかは押して測るべしなので、何も聞かないけどー」

 文香はそれはそれは楽しそうに笑い、私にドリンクメニューを手渡してきた。
 周りの私を見る目が生暖かくてやるせないけれど、串かつに罪はない。

 なのでなるべく昨晩のドロドロとしたいやらしい世界の事は忘れ、大阪観光とグルメに集中した。



**
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