【本編完結】【R-18】逃れられない淫らな三角関係～美形兄弟に溺愛されています～

臣桜

文字の大きさ

大中小

43 / 539

テーマパークダブルデート　編

二穴　☆

しおりを挟む

　その間もぐぽ、……ぽ、……と道具が完全に引き抜かれてしまった。

「あー、いい眺め。ぽっかり開いてて……。これなら僕のを入れても大丈夫だね」

　私のお尻を撫でたあと、正樹はゴムを被せた亀頭を押し当て、ぐぷん、と挿入してきた。

「ひぁ！　あ！」

　信じられない場所に男性器が入る感覚に、私は悲鳴を上げ涙を零す。

「きっつ……、あ……。でも、いいね」

　正樹は私のお尻を両手で撫で、仕上げとばかりにパンッと叩く。

「優美、すっごい蕩けた顔をして、そんなにアナルがいいの？」

　慎也が私の顔を見てクスクス笑い、頭を引き寄せキスをする。

「きもち……、の……。どっちも……」

「ん、気持ちいいな」

　あまりの快楽に理性を失った私は、トロトロになったまま慎也の舌を舐め返していた。

「奥まで入れるよ、優美ちゃん」

　そう言った正樹が、ぐぅっと私に体重を掛け淫刀を後孔に押し込んでくる。

「んぅ……っ、ん、――うー……、ぅ、あぁ……」

　私は顔を横に向け、慎也にしがみついたまま、できるだけ体の力を抜いて正樹を受け入れた。

　――入ってくる……。

　前も後ろも、兄弟によって征服されている。
　舌を出し短く呼吸を繰り返し私の頭に、慎也がキスをする。

「ちょっと動くよ」

　一言告げて、正樹はゆっくり腰を引いた。
　ぬるる……る……と太竿が出ていきかけ、またあの排泄にも似た感覚に私は全身を総毛立たせる。

「んぁあっ、あ！　だ、め……っ」

「駄目じゃないよ。気持ちいいなら『好い』って言わないと」

　正樹が私のお尻を撫で、またグプグプ……と淫刀を押し込んでくる。

「んぁあああぁ……っ！」

「優美……っ、締まる……っ」

　私の下で慎也が歯を食いしばり、腰を掴むとズンッと突き上げてきた。

「っはぁあああ……っ、らめぇ、それ、ぇ、あ、――あぁああ……っ」

　どちらに刺激を与えられても、気持ち良くて堪らない。
　私の前後の孔で二人の肉棒がパンパンに膨らみ、この上なく私を満たしてくる。

「慎也……っ、優美ちゃんのクリ弄ってあげて」

「分かった。じゃあ、正樹は胸揉んであげて」

　兄弟が互いに声を掛けて、私を快楽の坩堝に叩き落とす。

「だめぇえぇ……っ、うーっ、あぁあああ……っ！」

　膨らみすぎて痛いほどの陰核をヌルヌルと撫でられ、私は喉を晒して悦楽を貪る。
　一方で正樹の手が後ろから伸び、私の乳房をムニュムニュと遠慮なく揉んだあと、勃起した乳首を指でピンッピンッと弾いてきた。

　茫洋とした意識のなか、私は本能のままに喘ぎ、彼らに翻弄された。

「達くぅ……っ、達く――っぁ、あっ！」

　背中を丸めて口を大きく開き、激しく震えると、慎也の胸板にタラリと涎が垂れた。

「すっご……っ、締まる……っ」

「優美、ギュウギュウ締め付けて気持ちいいよ……っ」

　男二人が官能の声を上げているのすら、私を讃美しているように思える。

「優美……っ、動くぞ……っ」

　慎也が私を抱き寄せると、腰を掴んでズグズグと激しく突き上げてきた。
　これ以上なく硬くなった亀頭で子宮口を激しく突き上げられ、目の前で火花が散る。

「あー、優美ちゃん気持ちよさそうだね。ナカがピクピク痙攣してる」

　正樹は無理をせず、最奥まで入れた上体でトントンと細やかに突き上げてくる。

「っあぁあああぁ……っ、だめっ、駄目……っ、あーっ！」

　子宮近くで粘膜一枚を隔て、二本の剛直が擦れ合い、存在を誇示していた。
　自分の方がより感じさせていると主張しているように、それぞれが暴れて私を攻め立てる。

「ぅん……っ、んっ、んーっ、ぉっ、おんっ、あ、――あーっ、あぁっ、んぅっ」

　虚ろな目から涙を零し、私は肉棒の虜になって獣のように喘ぐ。
　何度もブシュッと愛潮を漏らしては、慎也のお腹や胸板を汚した。

「あははっ、きもちーね、優美ちゃん」

　正樹が笑い、私のお尻をパンッと叩いた。

「んあぁああぁ……っ！」

　私は体をくねらせ慎也の下腹に肉芽を押しつけたまま、ひときわ激しい絶頂を味わった。

「――――んっ、――く、あ、……出る……っ」

「僕も、もう……っ」

　私の絶頂から激しく締め付けられた二人が、喉の奥から獣のような声を迸らせ、本能のままに腰を叩きつける。

しおりを挟む