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本編
第48話★
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みんなが帰り、二人きりになった途端塞がれた美奈穂の唇は、あれからずっと言葉らしい声を発せずにいる。
玄関では光志から激しい抱擁とキスを受け、美奈穂は恥ずかしさに戸惑いながらぎこちない動きで彼に応えた。
促されるまま歩いてリビングに移動すれば、さっきまで座っていたソファーの上に一緒になって倒れる。そして気づくと、彼の手が自分の身体を弄り始めていた。
『んっ、はぁ。ここじゃ、集中出来ねえ……ベッドに行くぞ』
ソファーの下に着ていた服を脱ぎ散らかし、お互い下着姿になってすぐ、光志は少し苛立った様子で舌打ちをした。
そのまま、親が子供を抱きかかえるように、自分と向き合う美奈穂を抱き上げた彼は、スタスタと寝室へ移動する。
リビングを出る前、自分が買い物をした店とは違うドラッグストアの買い物袋が部屋の隅に置かれているのが見えた。
そこからサッと黒い袋を取り出した光志は、特に何も言わずリビングを出ていく。
(……何だろう、それ)
恋人の愛撫に、すっかり思考力を奪われた美奈穂は、自分の中に浮かんだ疑問を声に出す余裕は無い。
自分を抱き上げる光志の腕からずり落ちないように、ギュッと両手足を彼の首と背中に絡めるだけで、精一杯だった。
内見の時に、一度しか見ていない間取りを覚えていたのか、光志は迷わず寝室へ向かう。
部屋の中に入ると、二人でベッドの上に座り、もう何十回としてきたキスをまた繰り返す。
「ん、ふ……んんっ」
「は、ぁ……ん、ちゅ」
恥ずかしさや理性より、半月ぶりに会えた恋人に甘えたいという欲が、どんどん膨らんでいく。
(気持ち、いい……)
お互いの唾液を分け合い、相手の口内へ塗り付けるようなキスに、美奈穂の中にあった寂しさや葛藤は不思議と消えていった。
徐々に雑念も消えていき、目の前にいる愛しい人のことだけで頭の中がいっぱいになる。
今日までも、もちろん美奈穂の頭の中は光志のことでいっぱいだった。
だけど、昨日までのそれと、今のものは正反対で、これまでの何十倍もあたたかく、幸せだ。
「ん、んっ……ん、ふぁっ」
光志にも、自分と同じように幸せな気持ちになって欲しい。
その一心で、美奈穂はぎこちないながら舌を動かして、自分とは違う熱が充満した彼の口内を愛撫する。
瞑ったままだった目を薄っすら開くと、間近で嬉しそうに目を細める光志の笑顔が見えた。
そのまま、自分を抱きしめる腕の力が強くなり、自然とブラをしたままの胸が、厚い胸板に押し付けられる。
そこに生まれるかすかな痛みに、美奈穂は「ああっ」と啼いた。
じわりと下着を濡らす愛液が流れ出る感覚に全身を震わせ、気がつくと美奈穂は軽く果てていた。
光志にも気持ちよくなってもらいたいと思えば思うほど、こちらが必死になればなるほど、自分は与えられる快感に溺れている。
「こ……じ、さんも……気持ちよく、なってぇ」
経験が無いから仕方ない。わかっていても、自分ばかり与えられるのは申し訳なくて、無意識に腰を揺らしながら、美奈穂は光志に懇願した。
「ん……俺も気持ちいいぞ? だって、ほら……」
クスッと笑う声につられ上げた視線の先で、笑う光志と目が合った。
次の瞬間、片手を取られたと思えば、その手はおもむろに彼の下腹部へ誘導される。
そして、指先が湿った布に触れた。それを認識した瞬間、半ば強制的に何かをつかまされる。
布の表面は少し冷たいのに、その奥から伝わる熱はものすごく熱い。
ドクドクと心臓のように脈打っているし、ほんの少しデコボコしている。
「……っ」
触れているモノの正体を知りたくて、美奈穂は恐る恐る視線を自分の手元へ向ける。
自分の目で認識した瞬間、驚くあまり大きく目を見開いた。
「美奈穂にたくさん触れて、いっぱいキスして……気持ちよくなって、興奮したから、こうなったんだ」
そう言って光志は、すっかり下着越しに勃起した昂りを美奈穂の手に押しつける。
自分が今何を触っているのか、やっと理解した美奈穂は、忘れかけていた羞恥心を取り戻し、全身を一気に熱くさせた。
(わ、私だって……っ!)
自分と触れ合うことで、彼が興奮していることは嬉しい。だけど、先程からずっとやられっぱなしな状況を思い出した瞬間、考えるより先に身体が動いた。
「……んっ。ふぁ……あっ」
光志のもう片方の手を掴んだ美奈穂は、おもむろに彼の手のひらを自分の秘部に押しつけた。
そこを覆っている下着は、愛液が滲み、すでにグチョグチョになっていた。すっかり役目を果たせていないそこへ、自分とは違う無骨な手が触れているとわかるだけで、無意識に新たな愛液が流れ出る。
「……っ!」
美奈穂の大胆な行動に、それまで余裕をみせていた光志が一瞬狼狽え、大きく目を見開いた。
その様子を目撃した美奈穂は、ほんの少し意趣返しが出来たと嬉しくなる。
「ひゃああんっ!」
だけど次の瞬間、一際甘く強く快感が全身を駆け巡っていった。
――クチュクチュ。
それだけで終わらず、下着越しだった光志の熱がダイレクトに伝わり、いやらしい水音が鼓膜を刺激する。
何よりも、愛液が溢れ出す蜜壺を楽しげに刺激する彼の指に、身体の震えが止まらない。
「俺のも、触って?」
熱っぽいおねだりの声が耳元で聞こえた。
光志に握られた美奈穂の手が、自分の意思とは関係なく濡れた下着の中へ入れられる。
直に触れた昂りは、美奈穂の予想をはるかに超えて、太く、熱い。
絶え間なく光志の指が蜜壺を出入りし、快感を生み出す。
その波の中で喘ぎながら、美奈穂はゆっくり手の中にある熱を扱き出した。
「ん、ふ……ふ、んんっ」
「は、んん」
薄暗い室内でベッドの上に横たわった二人は、一心不乱に目の前にある甘く魅惑的な果実を頬張る。
美奈穂はすっかり勃起した光志の昂りを頬張り、光志はだらしなく愛液を流し続ける美奈穂の蜜壺に吸いついていた。
数分前。興奮のあまり、お互いを触り合った後、程なくした二人は達した。
だけど、一度達しただけでは一か月おあずけ状態だった熱は収まらない。
すぐに熱を取り戻した昂りを見た光志が、ふと提案したのがこのシックスナインの体勢。
美奈穂は光志に言われるまま、最初は半分元気になった昂りをペロペロ舐めていた。
そこにまとわりついた精液も一緒に舐めたものの、美奈穂はそれを一切嫌がらず、むしろ喜ぶように舌使いがどんどん大胆になっていった。
光志も負けじと秘部を舌で愛撫し、ぷっくり膨れた秘豆も刺激してくれる。
「ふふーふ、んー……んっ、ふ、んー……」
(光志さん、もう……イッてください……)
お互いを舐め合ってから、光志の巧みな舌使いに翻弄され美奈穂は何度も一人で達していた。
そのせいで、シーツは濡れ、ベッドには愛液の染みが出来ている。
トロトロにふやけた状態の美奈穂とは違って、残念ながら光志はまだ一度も達していないのだ。
最初は純粋に恋人を気持ちよくさせたいと思って、慣れない愛撫を自分なりに頑張っていた美奈穂。
だけど時間が経つにつれ、その純粋さを覆い隠すように意地のような感覚にとらわれる。
「くっ! こら、咥えたまま喋んなっ!」
せめて一回だけでもイッて欲しい。その気持ちを口に出した途端、ビクッと口の中にある熱が震える。
切羽詰まった声まで聞こえ、これまで以上に胸の高鳴りを感じた。
初めて聞く余裕のない恋人の声を聞けたのが嬉しくて、疲れが出て来た舌を懸命に動かす。
「ん、ふ……ん、んんっ!」
「はぁ、はぁ……あ、こら……やめ、ううっ!」
そんな美奈穂の努力も空しく、光志よりも先に、彼女はもう何度目かわからない絶頂を迎える。
数秒後。鼓膜を震わせる呻き声が聞こえるのと同時に、熱くツンと匂いの強い白濁が口の中いっぱいに吐き出された。
玄関では光志から激しい抱擁とキスを受け、美奈穂は恥ずかしさに戸惑いながらぎこちない動きで彼に応えた。
促されるまま歩いてリビングに移動すれば、さっきまで座っていたソファーの上に一緒になって倒れる。そして気づくと、彼の手が自分の身体を弄り始めていた。
『んっ、はぁ。ここじゃ、集中出来ねえ……ベッドに行くぞ』
ソファーの下に着ていた服を脱ぎ散らかし、お互い下着姿になってすぐ、光志は少し苛立った様子で舌打ちをした。
そのまま、親が子供を抱きかかえるように、自分と向き合う美奈穂を抱き上げた彼は、スタスタと寝室へ移動する。
リビングを出る前、自分が買い物をした店とは違うドラッグストアの買い物袋が部屋の隅に置かれているのが見えた。
そこからサッと黒い袋を取り出した光志は、特に何も言わずリビングを出ていく。
(……何だろう、それ)
恋人の愛撫に、すっかり思考力を奪われた美奈穂は、自分の中に浮かんだ疑問を声に出す余裕は無い。
自分を抱き上げる光志の腕からずり落ちないように、ギュッと両手足を彼の首と背中に絡めるだけで、精一杯だった。
内見の時に、一度しか見ていない間取りを覚えていたのか、光志は迷わず寝室へ向かう。
部屋の中に入ると、二人でベッドの上に座り、もう何十回としてきたキスをまた繰り返す。
「ん、ふ……んんっ」
「は、ぁ……ん、ちゅ」
恥ずかしさや理性より、半月ぶりに会えた恋人に甘えたいという欲が、どんどん膨らんでいく。
(気持ち、いい……)
お互いの唾液を分け合い、相手の口内へ塗り付けるようなキスに、美奈穂の中にあった寂しさや葛藤は不思議と消えていった。
徐々に雑念も消えていき、目の前にいる愛しい人のことだけで頭の中がいっぱいになる。
今日までも、もちろん美奈穂の頭の中は光志のことでいっぱいだった。
だけど、昨日までのそれと、今のものは正反対で、これまでの何十倍もあたたかく、幸せだ。
「ん、んっ……ん、ふぁっ」
光志にも、自分と同じように幸せな気持ちになって欲しい。
その一心で、美奈穂はぎこちないながら舌を動かして、自分とは違う熱が充満した彼の口内を愛撫する。
瞑ったままだった目を薄っすら開くと、間近で嬉しそうに目を細める光志の笑顔が見えた。
そのまま、自分を抱きしめる腕の力が強くなり、自然とブラをしたままの胸が、厚い胸板に押し付けられる。
そこに生まれるかすかな痛みに、美奈穂は「ああっ」と啼いた。
じわりと下着を濡らす愛液が流れ出る感覚に全身を震わせ、気がつくと美奈穂は軽く果てていた。
光志にも気持ちよくなってもらいたいと思えば思うほど、こちらが必死になればなるほど、自分は与えられる快感に溺れている。
「こ……じ、さんも……気持ちよく、なってぇ」
経験が無いから仕方ない。わかっていても、自分ばかり与えられるのは申し訳なくて、無意識に腰を揺らしながら、美奈穂は光志に懇願した。
「ん……俺も気持ちいいぞ? だって、ほら……」
クスッと笑う声につられ上げた視線の先で、笑う光志と目が合った。
次の瞬間、片手を取られたと思えば、その手はおもむろに彼の下腹部へ誘導される。
そして、指先が湿った布に触れた。それを認識した瞬間、半ば強制的に何かをつかまされる。
布の表面は少し冷たいのに、その奥から伝わる熱はものすごく熱い。
ドクドクと心臓のように脈打っているし、ほんの少しデコボコしている。
「……っ」
触れているモノの正体を知りたくて、美奈穂は恐る恐る視線を自分の手元へ向ける。
自分の目で認識した瞬間、驚くあまり大きく目を見開いた。
「美奈穂にたくさん触れて、いっぱいキスして……気持ちよくなって、興奮したから、こうなったんだ」
そう言って光志は、すっかり下着越しに勃起した昂りを美奈穂の手に押しつける。
自分が今何を触っているのか、やっと理解した美奈穂は、忘れかけていた羞恥心を取り戻し、全身を一気に熱くさせた。
(わ、私だって……っ!)
自分と触れ合うことで、彼が興奮していることは嬉しい。だけど、先程からずっとやられっぱなしな状況を思い出した瞬間、考えるより先に身体が動いた。
「……んっ。ふぁ……あっ」
光志のもう片方の手を掴んだ美奈穂は、おもむろに彼の手のひらを自分の秘部に押しつけた。
そこを覆っている下着は、愛液が滲み、すでにグチョグチョになっていた。すっかり役目を果たせていないそこへ、自分とは違う無骨な手が触れているとわかるだけで、無意識に新たな愛液が流れ出る。
「……っ!」
美奈穂の大胆な行動に、それまで余裕をみせていた光志が一瞬狼狽え、大きく目を見開いた。
その様子を目撃した美奈穂は、ほんの少し意趣返しが出来たと嬉しくなる。
「ひゃああんっ!」
だけど次の瞬間、一際甘く強く快感が全身を駆け巡っていった。
――クチュクチュ。
それだけで終わらず、下着越しだった光志の熱がダイレクトに伝わり、いやらしい水音が鼓膜を刺激する。
何よりも、愛液が溢れ出す蜜壺を楽しげに刺激する彼の指に、身体の震えが止まらない。
「俺のも、触って?」
熱っぽいおねだりの声が耳元で聞こえた。
光志に握られた美奈穂の手が、自分の意思とは関係なく濡れた下着の中へ入れられる。
直に触れた昂りは、美奈穂の予想をはるかに超えて、太く、熱い。
絶え間なく光志の指が蜜壺を出入りし、快感を生み出す。
その波の中で喘ぎながら、美奈穂はゆっくり手の中にある熱を扱き出した。
「ん、ふ……ふ、んんっ」
「は、んん」
薄暗い室内でベッドの上に横たわった二人は、一心不乱に目の前にある甘く魅惑的な果実を頬張る。
美奈穂はすっかり勃起した光志の昂りを頬張り、光志はだらしなく愛液を流し続ける美奈穂の蜜壺に吸いついていた。
数分前。興奮のあまり、お互いを触り合った後、程なくした二人は達した。
だけど、一度達しただけでは一か月おあずけ状態だった熱は収まらない。
すぐに熱を取り戻した昂りを見た光志が、ふと提案したのがこのシックスナインの体勢。
美奈穂は光志に言われるまま、最初は半分元気になった昂りをペロペロ舐めていた。
そこにまとわりついた精液も一緒に舐めたものの、美奈穂はそれを一切嫌がらず、むしろ喜ぶように舌使いがどんどん大胆になっていった。
光志も負けじと秘部を舌で愛撫し、ぷっくり膨れた秘豆も刺激してくれる。
「ふふーふ、んー……んっ、ふ、んー……」
(光志さん、もう……イッてください……)
お互いを舐め合ってから、光志の巧みな舌使いに翻弄され美奈穂は何度も一人で達していた。
そのせいで、シーツは濡れ、ベッドには愛液の染みが出来ている。
トロトロにふやけた状態の美奈穂とは違って、残念ながら光志はまだ一度も達していないのだ。
最初は純粋に恋人を気持ちよくさせたいと思って、慣れない愛撫を自分なりに頑張っていた美奈穂。
だけど時間が経つにつれ、その純粋さを覆い隠すように意地のような感覚にとらわれる。
「くっ! こら、咥えたまま喋んなっ!」
せめて一回だけでもイッて欲しい。その気持ちを口に出した途端、ビクッと口の中にある熱が震える。
切羽詰まった声まで聞こえ、これまで以上に胸の高鳴りを感じた。
初めて聞く余裕のない恋人の声を聞けたのが嬉しくて、疲れが出て来た舌を懸命に動かす。
「ん、ふ……ん、んんっ!」
「はぁ、はぁ……あ、こら……やめ、ううっ!」
そんな美奈穂の努力も空しく、光志よりも先に、彼女はもう何度目かわからない絶頂を迎える。
数秒後。鼓膜を震わせる呻き声が聞こえるのと同時に、熱くツンと匂いの強い白濁が口の中いっぱいに吐き出された。
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