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本編
第32話★
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昨日より気持ちいいことをしよう。
耳元で聞こえた甘い誘惑に戸惑う美奈穂の頭を過ったのは、初日の夜に志郎から受けた注意だった。
「エッチしちゃダメって、志郎さんが!」
「んー? 別に俺は、エッチしたいなんて一言も言ってないけどな?」
恥ずかしさのあまり、閉じそうになる瞼を押し上げ、自分を見下ろす光志を見上げる。
気づくと、言いつけを守らなきゃと思うあまり、これまで以上に顔が熱くなる。
無意識に逸らした視線を戻すと、意地の悪い笑みを浮かべる光志と目が合った。
その瞬間、美奈穂はようやく自分がからかわれたことに気づく。
「ひ、酷いっ!」
湧き上がる怒りに敬語が外れたことも気にせず、キッと彼を睨みつけた。
でも、美奈穂の精一杯な睨みは、スルリと頬を滑る光志の手の熱であっという間に和らいでいく。
「ククッ、そんなに怒るな。別に、美奈穂が間違ってるわけじゃない」
「……? んっ、ふ……んん」
言われていることがよくわからなくて、その意味を問いかけようとした時。
わずかに開いた唇の間から、スッと彼の親指が差し込まれ、声を出すよりも先に驚きが襲ってきた。
そのまま光志は、躊躇無く親指で美奈穂の舌を愛撫していく。
「ん、ん……ふぁ、あ」
「昨日よりも、今よりも、二人で一緒に気持ちよくなるんだ。俺と……シたくないか? 美奈穂」
舌への愛撫は止まず、優しいなかにじれったさや微かな痛み、そしていやらしさ、様々な誘惑が美奈穂の理性をはぎ取っていく。
最初は戸惑うあまり逃げてばかりだった舌が、徐々に動かなくなり、光志の愛撫を次第に受け入れる。
そんな自分に頭の片隅で驚きつつ、美奈穂は嫌がったりしない。
飲みきれなかった唾液が口元から溢れるのも、クチュクチュといやらしい水音がすることも、いつの間にか気にならなくなった。
「れ、も……やふ、しょ……」
「大丈夫だ、本番はしない。流石にそれは俺も守る。本番無しで気持ち良くなる方法があるんだ」
目覚めた時よりも、お互いの顔の距離が近くなった気がする。至近距離で優しく微笑む光志の言葉は、魔法のように美奈穂の頭の中に甘く濃いモヤをかけていく。
残り僅かな理性が壊れると、美奈穂は自分の口内を蹂躙する光志の指をパクリと咥え込んだ。
そして、離れないでと言いたげに、自分とは違う無骨な手にそっと両手を添えて固定し、赤ん坊のように彼の指に吸いつく。
愛しい彼に囚われていたはずの手が、知らない間に自由になったと気づいたのは、ソファーの上で散々口づけを交わした後。すっかり力の抜けた身体を力強い腕に抱きあげられ、ベッドへ運ばれた時だった。
昨夜と同じ、ベッド脇のサイドテーブルの上にあるランプシェードから漏れる明かりがわずかに灯るなか、美奈穂はベッドの上で素肌を晒していた。
違う点と言えば、光志も素肌を晒し、薄っすら割れた腹筋が美奈穂の視界にちらつくことくらい。
ベッドに移動してからも、光志の愛撫は止むどころか激しくなるばかりだった。
美奈穂は昨夜以上に喘ぎ、乱れ、その姿を見た光志がより一層激しく彼女を責め立てる。
一人だけ何度もイった影響なのか、次第に羞恥心よりも、更なる快感を求める本能が顔を出す。その頃、彼からある行為を提案された。
「重く、ないですか?」
「全然重くなんかねえよ。重いかなんて心配すんのは、二人前の飯をペロッと食えるようになってから言え」
(元気になっても、絶対無理……)
光志に言われるまま、美奈穂はベッドの上に座る彼の太ももの上に座り、腰を跨ぐように絡めた。
そんな二人の中心には、美奈穂の細く色白な太ももの間からわずかに顔を出す完全に勃起した昂りが見える。
しっかりとゴムで覆われた熱と、それを挟む太ももは既にローションでベトベトだ。
光志から提案されたのは、いわゆる素股だった。
そんな単語すら聞いたことが無い美奈穂は、言われるがまま準備をした彼の上に跨っただけ。
いくら薄暗いと言っても、わずかに残る羞恥心が、鼓動を加速させる。
ドクドクと脈打つ心音に気づかないふりをしながら、美奈穂は光志の指示に従った。
恐る恐る太ももを締め、蜜とローションでぐちょぐちょになった自分のそこを番の熱に擦りつけた。
「ひゃああっ! やっ、これ何……あぁっ」
「くっ! 止めるな、続けろ」
これまでに感じて来た快感以上の強い衝撃が、一気に体の中を駆け巡る。まるで雷にでも打たれたような快感に、美奈穂はあっけなく達した。
頭の中が真っ白になり、力が抜けて倒れそうになる身体を、力強い腕が支えてくれる。
こんな衝撃があるのかと驚いていると、これで終わりじゃないと彼が動き出す。
光志の両手が、美奈穂のお尻と腰ががっちりホールドしたことに気づくと、すぐに自分の意思とは違う力が身体を大きく揺さぶっていく。
そのせいで美奈穂は、あっという間に快感の波に飲み込まれていった。
「ふぁ、あっ、光志、さ……こわ、こわい。ああっ」
「怖がら、なくて……いいっ。はぁ……これで、一緒に気持ちよく、あっ……なれる」
未知の快感への恐怖から、縋りつくように光志の首に両腕を回し、美奈穂は咄嗟に抱き着いていた。
ギュッと目を瞑って、襲ってくる不規則な波を必死にやり過ごす。
そんな時、耳元で聞こえた光志の切なげな声と、一緒にという言葉は、恐怖で強張った身体を不思議と解してくれた。
最初は光志の手を借り、ぎこちなく動いていた美奈穂の身体は、時間が経つにつれ動きがスムーズになっていく。
不意に擦れ合う胸の先端からの刺激も、汗ばみ始めた肌の感触も、何度目かわからない口づけも、今の美奈穂たちにとっては興奮を煽る材料でしかなかった。
挿入なんてしなくても、二人にとってお互いの気持ちを高めるには十分すぎる程、濃密な時間が流れる。
「はぁ、はぁ……こうじ、さ……光志さんっ」
身体の中心から何かが這い上がってくる違和感に気付いた美奈穂を、また恐怖が支配する。
怖さのあまり、光志の首に回していた両腕に力を込め、ギュッとしがみついた。
すると、彼女を落ち着かせるように、腰を抱き寄せていた彼の手が優しく背中をさすってくれる。
「くっ、はぁ……大丈夫だ。そのまま、はぁ……気持ち良くなってろ。っ!」
最初は余裕たっぷりだった光志の声も今では時折上ずり、顔も苦痛に歪む。
快感の波に飲み込まれかけた美奈穂が、怖くてずっと閉じていた瞳を薄っすらあけると、眉間に皺をよせた彼の顔がすぐそばにあった。
言葉では上手く言い表せないその色気にあてられ、美奈穂は無意識に限界が近い光志の熱に愛液で濡れそぼった蜜口を押し当てる。
「ッ、馬鹿……うっ!」
「ああっ!」
その瞬間、自分を抱きしめる光志の腕の力が強くなったとわかり、同時に彼の腕の中で果てた。
ほぼ同時に達した光志が吐き出した欲の熱をゴム越しに感じ、美奈穂は一足早く夢の中へ落ちていった。
耳元で聞こえた甘い誘惑に戸惑う美奈穂の頭を過ったのは、初日の夜に志郎から受けた注意だった。
「エッチしちゃダメって、志郎さんが!」
「んー? 別に俺は、エッチしたいなんて一言も言ってないけどな?」
恥ずかしさのあまり、閉じそうになる瞼を押し上げ、自分を見下ろす光志を見上げる。
気づくと、言いつけを守らなきゃと思うあまり、これまで以上に顔が熱くなる。
無意識に逸らした視線を戻すと、意地の悪い笑みを浮かべる光志と目が合った。
その瞬間、美奈穂はようやく自分がからかわれたことに気づく。
「ひ、酷いっ!」
湧き上がる怒りに敬語が外れたことも気にせず、キッと彼を睨みつけた。
でも、美奈穂の精一杯な睨みは、スルリと頬を滑る光志の手の熱であっという間に和らいでいく。
「ククッ、そんなに怒るな。別に、美奈穂が間違ってるわけじゃない」
「……? んっ、ふ……んん」
言われていることがよくわからなくて、その意味を問いかけようとした時。
わずかに開いた唇の間から、スッと彼の親指が差し込まれ、声を出すよりも先に驚きが襲ってきた。
そのまま光志は、躊躇無く親指で美奈穂の舌を愛撫していく。
「ん、ん……ふぁ、あ」
「昨日よりも、今よりも、二人で一緒に気持ちよくなるんだ。俺と……シたくないか? 美奈穂」
舌への愛撫は止まず、優しいなかにじれったさや微かな痛み、そしていやらしさ、様々な誘惑が美奈穂の理性をはぎ取っていく。
最初は戸惑うあまり逃げてばかりだった舌が、徐々に動かなくなり、光志の愛撫を次第に受け入れる。
そんな自分に頭の片隅で驚きつつ、美奈穂は嫌がったりしない。
飲みきれなかった唾液が口元から溢れるのも、クチュクチュといやらしい水音がすることも、いつの間にか気にならなくなった。
「れ、も……やふ、しょ……」
「大丈夫だ、本番はしない。流石にそれは俺も守る。本番無しで気持ち良くなる方法があるんだ」
目覚めた時よりも、お互いの顔の距離が近くなった気がする。至近距離で優しく微笑む光志の言葉は、魔法のように美奈穂の頭の中に甘く濃いモヤをかけていく。
残り僅かな理性が壊れると、美奈穂は自分の口内を蹂躙する光志の指をパクリと咥え込んだ。
そして、離れないでと言いたげに、自分とは違う無骨な手にそっと両手を添えて固定し、赤ん坊のように彼の指に吸いつく。
愛しい彼に囚われていたはずの手が、知らない間に自由になったと気づいたのは、ソファーの上で散々口づけを交わした後。すっかり力の抜けた身体を力強い腕に抱きあげられ、ベッドへ運ばれた時だった。
昨夜と同じ、ベッド脇のサイドテーブルの上にあるランプシェードから漏れる明かりがわずかに灯るなか、美奈穂はベッドの上で素肌を晒していた。
違う点と言えば、光志も素肌を晒し、薄っすら割れた腹筋が美奈穂の視界にちらつくことくらい。
ベッドに移動してからも、光志の愛撫は止むどころか激しくなるばかりだった。
美奈穂は昨夜以上に喘ぎ、乱れ、その姿を見た光志がより一層激しく彼女を責め立てる。
一人だけ何度もイった影響なのか、次第に羞恥心よりも、更なる快感を求める本能が顔を出す。その頃、彼からある行為を提案された。
「重く、ないですか?」
「全然重くなんかねえよ。重いかなんて心配すんのは、二人前の飯をペロッと食えるようになってから言え」
(元気になっても、絶対無理……)
光志に言われるまま、美奈穂はベッドの上に座る彼の太ももの上に座り、腰を跨ぐように絡めた。
そんな二人の中心には、美奈穂の細く色白な太ももの間からわずかに顔を出す完全に勃起した昂りが見える。
しっかりとゴムで覆われた熱と、それを挟む太ももは既にローションでベトベトだ。
光志から提案されたのは、いわゆる素股だった。
そんな単語すら聞いたことが無い美奈穂は、言われるがまま準備をした彼の上に跨っただけ。
いくら薄暗いと言っても、わずかに残る羞恥心が、鼓動を加速させる。
ドクドクと脈打つ心音に気づかないふりをしながら、美奈穂は光志の指示に従った。
恐る恐る太ももを締め、蜜とローションでぐちょぐちょになった自分のそこを番の熱に擦りつけた。
「ひゃああっ! やっ、これ何……あぁっ」
「くっ! 止めるな、続けろ」
これまでに感じて来た快感以上の強い衝撃が、一気に体の中を駆け巡る。まるで雷にでも打たれたような快感に、美奈穂はあっけなく達した。
頭の中が真っ白になり、力が抜けて倒れそうになる身体を、力強い腕が支えてくれる。
こんな衝撃があるのかと驚いていると、これで終わりじゃないと彼が動き出す。
光志の両手が、美奈穂のお尻と腰ががっちりホールドしたことに気づくと、すぐに自分の意思とは違う力が身体を大きく揺さぶっていく。
そのせいで美奈穂は、あっという間に快感の波に飲み込まれていった。
「ふぁ、あっ、光志、さ……こわ、こわい。ああっ」
「怖がら、なくて……いいっ。はぁ……これで、一緒に気持ちよく、あっ……なれる」
未知の快感への恐怖から、縋りつくように光志の首に両腕を回し、美奈穂は咄嗟に抱き着いていた。
ギュッと目を瞑って、襲ってくる不規則な波を必死にやり過ごす。
そんな時、耳元で聞こえた光志の切なげな声と、一緒にという言葉は、恐怖で強張った身体を不思議と解してくれた。
最初は光志の手を借り、ぎこちなく動いていた美奈穂の身体は、時間が経つにつれ動きがスムーズになっていく。
不意に擦れ合う胸の先端からの刺激も、汗ばみ始めた肌の感触も、何度目かわからない口づけも、今の美奈穂たちにとっては興奮を煽る材料でしかなかった。
挿入なんてしなくても、二人にとってお互いの気持ちを高めるには十分すぎる程、濃密な時間が流れる。
「はぁ、はぁ……こうじ、さ……光志さんっ」
身体の中心から何かが這い上がってくる違和感に気付いた美奈穂を、また恐怖が支配する。
怖さのあまり、光志の首に回していた両腕に力を込め、ギュッとしがみついた。
すると、彼女を落ち着かせるように、腰を抱き寄せていた彼の手が優しく背中をさすってくれる。
「くっ、はぁ……大丈夫だ。そのまま、はぁ……気持ち良くなってろ。っ!」
最初は余裕たっぷりだった光志の声も今では時折上ずり、顔も苦痛に歪む。
快感の波に飲み込まれかけた美奈穂が、怖くてずっと閉じていた瞳を薄っすらあけると、眉間に皺をよせた彼の顔がすぐそばにあった。
言葉では上手く言い表せないその色気にあてられ、美奈穂は無意識に限界が近い光志の熱に愛液で濡れそぼった蜜口を押し当てる。
「ッ、馬鹿……うっ!」
「ああっ!」
その瞬間、自分を抱きしめる光志の腕の力が強くなったとわかり、同時に彼の腕の中で果てた。
ほぼ同時に達した光志が吐き出した欲の熱をゴム越しに感じ、美奈穂は一足早く夢の中へ落ちていった。
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