31 / 69
本編
第31話★
しおりを挟む
アルバイト五日目。
今日は仕事の合間に、兼治さんと千草さんから食育指導を受ける。
『え? やらなくていい? 駄目駄目、これは決定事項だから。それに、俺たちは一応医者として派遣されてるけど、この期間中滅多に具合悪くなる奴なんて居ねえから気にすんな。どうせ暇人だし』
最初美奈穂は、二人の申し出に素直に頷けなかった。
だけど今は知識を吸収したいと思っている。
せっかく時間を割いてくれた二人のために、隣で励ましてくれる光志のために、そして何より自分のために。
調理場へ向かう際、美奈穂はエプロンとタオルの他に、光志からもらった数枚のルーズリーフ用紙と持参したペンを持って部屋を出た。
今日一日、仕事と指導の割合をどのくらいにするか。
朝食中に兼治たちと相談した結果、午前中に勉強をして、午後と夜は仕事に集中した方が良いと言われた。
予定がズレまくっている志郎の番説明の続きは、明日の夜に行うことが決定した。
「そんじゃ、まあ……始めますか」
朝食後、他のスタッフたちがそれぞれ持ち場に向かい、食堂に残ったのは美奈穂と光志、そして中原夫妻の四人だけ。
調理場から聞こえるリズミカルな調理音をBGMに、兼治が両腕を思いっきり天井へ突き上げる。
「よ、よろしくお願いします!」
「ふふっ。美奈穂ちゃん、そんなにかたくならないで? 参考程度に聞いてくれればいいだけだから」
ルーズリーフ用紙にメモ用のペン、そして目の前には昨日せっせと手作りされた資料。
なんだか学生時代に戻ったような感覚に、自然と気が引き締まる。
そんな美奈穂の緊張を察したのか、千草がクスリと小さく微笑んだ。
食材の効能、組み合わせ、栄養を逃がさない調理法など。
授業内容はどれも実用的なことばかりだった。
貧血予防や疲労回復、眠りを促進するにはと、結構幅広い。
(すごい! 二人共教え方が上手だ!)
兼治も千草も、長ったらしい説明はせず、端的にまとめた要点を、優先順位をつけて教えてくれる。
美奈穂たちが飽きないように、時々豆知識や覚えておくと良いワンポイントなんかを教えてくれるので、数年ぶりの勉強はまったく苦痛じゃなくなった。
そして何より、勉強に飽きが来ないとっておきの理由がある。
「なあ……これ一応、美奈穂ちゃんのための勉強会なんだぞ? それなのに、どうして藤沢が必死にメモ取ってるんだよ」
「作詞や作曲で徹夜になる時とか、必要なモン食べときゃイケるかと思って」
「え? 何その眠気覚ましドリンク感覚な発言。第一、徹夜なんかするなよ。人間、三十過ぎたら一気に無理がきかなくなるんだぞ?」
美奈穂の隣で授業を聞いていた光志も、時々持参した用紙や渡された資料に書き込みをしている。
彼がペンをとるのは、主に疲労回復や目に良い食材について話した時。あとは二日酔いに効く料理についてもメモしていた。
「新曲づくりって、そんなに大変なの?」
「まあ……何もない状況から一曲分作りますから、それなりに。でも、メンバーと分担したり、話し合いもしますし、毎回徹夜にはなりません。……一度詰まると抜け出すのキツイっすけど」
(うわあ……)
千草さんからの疑問に、光志は曲作りについて簡単な説明をしてくれた。
自分の日常とかけ離れた世界の出来事に、つい好奇心が疼いた美奈穂は、ジッと横に居る恋人を見つめ話に聞き入る。
そして、最後にフッと光志が天井を見上げ遠い目をした瞬間、華やかな世界で生きる裏側、その苦労を垣間見た気分になった。
「……? どうした、美奈穂」
「光志さんが頑張っているんだなって思ったら、つい」
無意識にのびた手が、いつの間にか彼の頭に触れていた。子供を褒める母親みたいに、ヨシヨシと光志の頭をつい撫でてしまう。
すると、恥ずかしがりやな美奈穂からの予想外なスキンシップに驚いたのか、光志は大きく目を見開いた。
だけどすぐに目は細められ、嬉しそうに美奈穂を腕の中に閉じ込める。
「俺以外の男に、そういうことするなよ?」
「し、しませんよ、絶対に!」
頭上から聞こえる甘い命令に、ジワリと顔が熱くなった。
そのまま頬の熱を散らす勢いで、美奈穂は首を左右に振る。
年上の男性を子ども扱いした自分を恥ずかしく思いつつ、恋人の機嫌を損ねなかったことに内心ホッとする。
むしろどこか嬉しそうな顔さえしている気がして、上機嫌な彼の腕の中で強張っていた身体の力を抜いた。
時々横道に逸れつつ授業は続く。
その間、交代で休憩を取りに食堂へやってくる調理スタッフのみんなも、興味深そうに講義に耳を傾けていた。
「なあ、この資料……うちの店で出す新メニュー考える時の参考にしたいから、コピー取ってくれねえか?」
「別にいいですけど……どれもネットとかで調べればすぐに出てくる情報ばっかですよ?」
「俺はインターネットに疎くてな……コピーしてもらった方が早いんだ」
和食料理のお店を経営している勝彦さんは、殊更興味深そうに資料を覗き込んでいた。
昨日、兼治たち三人が一生懸命作っていた資料は思いのほか好評で、お昼休憩の間に雇われスタッフ以外にも役人男性からも欲しいと強請られる。
午後、美奈穂たちがせっせと仕事に励む間に、事務室のコピー機を使い、裏方スタッフ全員分の食育資料がコピーされたらしい。
(……あれ……私、何してたんだっけ?)
沈んでいた意識がゆっくり浮上していく感覚が、美奈穂の頭の中にかかった霧を晴らしていく。
(確か……明日の仕込みが終わって、皆と一緒に部屋へ戻って。それで、光志さんと交代でお風呂に……)
「ひゃあっ!?」
まるでだだっ広い海を身体が漂っているかのように、頭の中が少しフワフワする。
だけどその感覚はほんの数秒。
胸元に感じた熱く鋭い刺激と快感が、美奈穂を強引に現実へ引き戻した。
すぐ近くから聞こえた嬌声が自分のものと気づくのに、それほど時間は掛からなかった。
パチパチと数回瞬きをした美奈穂の瞳が、ソファーの上に横たわった自分に圧し掛かる恋人の姿を捉える。
その瞬間、ここが自分が恋人と寝泊まりしている部屋だとしっかり理解出来た。
お風呂上りなのか、まだ乾いていない光志の毛先から雫が垂れるのが見える。
そんな彼の顔、いや頭は曝け出された美奈穂の胸に埋まっていた。
「光志さ、何して……ひゃうっ!」
光志が浴室から戻ってくるのを待つ間、髪を乾かし終わった所まではギリギリ思い出せる。
その後を思い出そうとしているのに、胸元に張り付いた頭が邪魔をする。
いたずらに色白な乳房を舐めたかと思えば、その中心でぷっくりと膨らみ始めた蕾に吸いつく。
今目の前にいる彼から、昨夜散々教え込まれた快楽を身体は覚えていて、思うように逃げ出せない。
バタつかせた腕はすぐに捕らえられ、お仕置きとばかりに乳首を吸われ、突起をカリッと甘く噛まれた痛みが無意識に喉を震わせる。
しばらくすると、執拗に胸を責めていた唇が離れていく。
彼の唾液にまみれ、存在を主張する赤い蕾が目に付くのが恥ずかしくて美奈穂は咄嗟に顔を上げた。
そこにあるのは、自分に圧し掛かる彼の顔。思った以上に近いことに驚いて息を呑んだ瞬間、耳元で聞こえたのは、これまでで一番の熱さと欲を孕んだ愛しい声だった。
「今日も、気持ちいい思い出作ろうぜ? 昨日より、もっと……もーっと気持ちいいこと」
今日は仕事の合間に、兼治さんと千草さんから食育指導を受ける。
『え? やらなくていい? 駄目駄目、これは決定事項だから。それに、俺たちは一応医者として派遣されてるけど、この期間中滅多に具合悪くなる奴なんて居ねえから気にすんな。どうせ暇人だし』
最初美奈穂は、二人の申し出に素直に頷けなかった。
だけど今は知識を吸収したいと思っている。
せっかく時間を割いてくれた二人のために、隣で励ましてくれる光志のために、そして何より自分のために。
調理場へ向かう際、美奈穂はエプロンとタオルの他に、光志からもらった数枚のルーズリーフ用紙と持参したペンを持って部屋を出た。
今日一日、仕事と指導の割合をどのくらいにするか。
朝食中に兼治たちと相談した結果、午前中に勉強をして、午後と夜は仕事に集中した方が良いと言われた。
予定がズレまくっている志郎の番説明の続きは、明日の夜に行うことが決定した。
「そんじゃ、まあ……始めますか」
朝食後、他のスタッフたちがそれぞれ持ち場に向かい、食堂に残ったのは美奈穂と光志、そして中原夫妻の四人だけ。
調理場から聞こえるリズミカルな調理音をBGMに、兼治が両腕を思いっきり天井へ突き上げる。
「よ、よろしくお願いします!」
「ふふっ。美奈穂ちゃん、そんなにかたくならないで? 参考程度に聞いてくれればいいだけだから」
ルーズリーフ用紙にメモ用のペン、そして目の前には昨日せっせと手作りされた資料。
なんだか学生時代に戻ったような感覚に、自然と気が引き締まる。
そんな美奈穂の緊張を察したのか、千草がクスリと小さく微笑んだ。
食材の効能、組み合わせ、栄養を逃がさない調理法など。
授業内容はどれも実用的なことばかりだった。
貧血予防や疲労回復、眠りを促進するにはと、結構幅広い。
(すごい! 二人共教え方が上手だ!)
兼治も千草も、長ったらしい説明はせず、端的にまとめた要点を、優先順位をつけて教えてくれる。
美奈穂たちが飽きないように、時々豆知識や覚えておくと良いワンポイントなんかを教えてくれるので、数年ぶりの勉強はまったく苦痛じゃなくなった。
そして何より、勉強に飽きが来ないとっておきの理由がある。
「なあ……これ一応、美奈穂ちゃんのための勉強会なんだぞ? それなのに、どうして藤沢が必死にメモ取ってるんだよ」
「作詞や作曲で徹夜になる時とか、必要なモン食べときゃイケるかと思って」
「え? 何その眠気覚ましドリンク感覚な発言。第一、徹夜なんかするなよ。人間、三十過ぎたら一気に無理がきかなくなるんだぞ?」
美奈穂の隣で授業を聞いていた光志も、時々持参した用紙や渡された資料に書き込みをしている。
彼がペンをとるのは、主に疲労回復や目に良い食材について話した時。あとは二日酔いに効く料理についてもメモしていた。
「新曲づくりって、そんなに大変なの?」
「まあ……何もない状況から一曲分作りますから、それなりに。でも、メンバーと分担したり、話し合いもしますし、毎回徹夜にはなりません。……一度詰まると抜け出すのキツイっすけど」
(うわあ……)
千草さんからの疑問に、光志は曲作りについて簡単な説明をしてくれた。
自分の日常とかけ離れた世界の出来事に、つい好奇心が疼いた美奈穂は、ジッと横に居る恋人を見つめ話に聞き入る。
そして、最後にフッと光志が天井を見上げ遠い目をした瞬間、華やかな世界で生きる裏側、その苦労を垣間見た気分になった。
「……? どうした、美奈穂」
「光志さんが頑張っているんだなって思ったら、つい」
無意識にのびた手が、いつの間にか彼の頭に触れていた。子供を褒める母親みたいに、ヨシヨシと光志の頭をつい撫でてしまう。
すると、恥ずかしがりやな美奈穂からの予想外なスキンシップに驚いたのか、光志は大きく目を見開いた。
だけどすぐに目は細められ、嬉しそうに美奈穂を腕の中に閉じ込める。
「俺以外の男に、そういうことするなよ?」
「し、しませんよ、絶対に!」
頭上から聞こえる甘い命令に、ジワリと顔が熱くなった。
そのまま頬の熱を散らす勢いで、美奈穂は首を左右に振る。
年上の男性を子ども扱いした自分を恥ずかしく思いつつ、恋人の機嫌を損ねなかったことに内心ホッとする。
むしろどこか嬉しそうな顔さえしている気がして、上機嫌な彼の腕の中で強張っていた身体の力を抜いた。
時々横道に逸れつつ授業は続く。
その間、交代で休憩を取りに食堂へやってくる調理スタッフのみんなも、興味深そうに講義に耳を傾けていた。
「なあ、この資料……うちの店で出す新メニュー考える時の参考にしたいから、コピー取ってくれねえか?」
「別にいいですけど……どれもネットとかで調べればすぐに出てくる情報ばっかですよ?」
「俺はインターネットに疎くてな……コピーしてもらった方が早いんだ」
和食料理のお店を経営している勝彦さんは、殊更興味深そうに資料を覗き込んでいた。
昨日、兼治たち三人が一生懸命作っていた資料は思いのほか好評で、お昼休憩の間に雇われスタッフ以外にも役人男性からも欲しいと強請られる。
午後、美奈穂たちがせっせと仕事に励む間に、事務室のコピー機を使い、裏方スタッフ全員分の食育資料がコピーされたらしい。
(……あれ……私、何してたんだっけ?)
沈んでいた意識がゆっくり浮上していく感覚が、美奈穂の頭の中にかかった霧を晴らしていく。
(確か……明日の仕込みが終わって、皆と一緒に部屋へ戻って。それで、光志さんと交代でお風呂に……)
「ひゃあっ!?」
まるでだだっ広い海を身体が漂っているかのように、頭の中が少しフワフワする。
だけどその感覚はほんの数秒。
胸元に感じた熱く鋭い刺激と快感が、美奈穂を強引に現実へ引き戻した。
すぐ近くから聞こえた嬌声が自分のものと気づくのに、それほど時間は掛からなかった。
パチパチと数回瞬きをした美奈穂の瞳が、ソファーの上に横たわった自分に圧し掛かる恋人の姿を捉える。
その瞬間、ここが自分が恋人と寝泊まりしている部屋だとしっかり理解出来た。
お風呂上りなのか、まだ乾いていない光志の毛先から雫が垂れるのが見える。
そんな彼の顔、いや頭は曝け出された美奈穂の胸に埋まっていた。
「光志さ、何して……ひゃうっ!」
光志が浴室から戻ってくるのを待つ間、髪を乾かし終わった所まではギリギリ思い出せる。
その後を思い出そうとしているのに、胸元に張り付いた頭が邪魔をする。
いたずらに色白な乳房を舐めたかと思えば、その中心でぷっくりと膨らみ始めた蕾に吸いつく。
今目の前にいる彼から、昨夜散々教え込まれた快楽を身体は覚えていて、思うように逃げ出せない。
バタつかせた腕はすぐに捕らえられ、お仕置きとばかりに乳首を吸われ、突起をカリッと甘く噛まれた痛みが無意識に喉を震わせる。
しばらくすると、執拗に胸を責めていた唇が離れていく。
彼の唾液にまみれ、存在を主張する赤い蕾が目に付くのが恥ずかしくて美奈穂は咄嗟に顔を上げた。
そこにあるのは、自分に圧し掛かる彼の顔。思った以上に近いことに驚いて息を呑んだ瞬間、耳元で聞こえたのは、これまでで一番の熱さと欲を孕んだ愛しい声だった。
「今日も、気持ちいい思い出作ろうぜ? 昨日より、もっと……もーっと気持ちいいこと」
0
お気に入りに追加
213
あなたにおすすめの小説
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

凜恋心
降谷みやび
恋愛
ある村にすんでいる雅(みやび)。特殊な力があるために親からも見捨てられていた。そんなある日、その村に三蔵一行が現れた。それが雅の運命を変えることに…
原作の最○記さんとは全く関係ありませんが、キャラ設定等は大好きな最遊○さんをパロってます。全く無関係なので誹謗中傷は受け付けません。
もしも○○なら…の『心恋凛~If...の場合』を開始いたします!そちらの章も是非お楽しみに…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる