106 / 251
105話 廊下
しおりを挟む
「レオン様は眠っておられるだけだ。気持ちは分かるが、俺に殺気をぶつけるのはよしてくれ」
ルーイ先生と別れた後、熟睡している主を抱えながら橋の近くの廊下を歩いていると、ふたりの兵士と鉢合わせた。それは俺の部下であるクラヴェル兄弟だった。彼らも俺と考えることは同じで、レオン様が気がかりでここまで来たのだろう。意識の無い主を目にして冷静さを欠いているのか、今にも切りかかってくるのではという物騒な空気を纏わせている。
「たまには俺の命令も聞いたらどうだ? 休めって言っただろう。それに、クレハ様はどうしたんだ」
兄弟は俺の言葉が聞こえているのかいないのか、無言で俺たちに近寄ってくると、レオン様の顔を覗き込んだ。そして検分するかのように体を見回す。ここも俺と同じだな。衣服の状態、出血の有無……呼吸に異常がないかなどを確認している。
立て続けにじろじろと見られているが、レオン様はやはり微動だにしない。穏やかな寝息をたてながら眠りについていた。ひと通り調べ終わると、最後にふたりはもう一度レオン様の顔を見る。本当に寝ているだけだと分かり、険悪な態度を軟化させた。そしてようやく口を開く。この兄弟……普段やかましい反動か、怒ると静かになるんだよなぁ。
「俺たちは平気。姫さんも少し前に寝たよ。丁度ミシェルが戻って来たから、あいつに任せてる」
「殿下が所構わず眠りこけるなんてあり得ませんよね……私達にも詳しく事情を説明して貰えませんか? セドリックさん」
ミシェルが帰って来たのか。彼女はクレハ様の帰宅準備の為、先にジェムラート邸へ行っていたのだが……帰宅が延期になったという連絡が、彼女にも届いたのだろうな。
事情を話せと言われても、俺だってまだほとんど何も聞いていない。先生は夜が明けてから報告すると仰ったしな。ピリピリしている兄弟を刺激したくはないし……ここは下手に誤魔化さない方がいいか。
「ボスの先生はどうしたの? 一緒に行ったんじゃなかったっけ」
「ルーイ先生はまだ神殿だ。もしかしたら、事態はより深刻になったのかもしれないぞ」
さっきの先生の雰囲気的に違うと思いたいが……なんせ三神の集結だ。楽観視など出来るわけがない。
「レオン様をこんな風にしたのは、ローシュの神コンティレクトだ。経緯は分からんが、魔力を大量に吸収されたらしい。疲れた体はそれに耐えられず、レオン様は昏睡してしまわれた。神殿で何があったのか……悪いが俺も詳細を知らされていない。それは明日、ルーイ先生がお話ししてくれるそうだ」
コンティレクトの名前を聞いて、兄弟は目を見開いた。まさか他国の神の仕業だとは予想できなかっただろうな。更にニュアージュのシエルレクトも同席していたことも教えてやる。3人の神がリオラド神殿に集っていた。ルーイ先生を含めると、正解には4人だが……
とにかく、レオン様は数日後には目を覚ますだろうから心配いらないと伝える。
「神様達が顔突き合わせて話し合いね……なんか凄いことになってたんだね。ボスはそれに混ざってたの? そりゃ神経擦り減らすわなぁ」
「殿下が無事なら良かったです。しかし、メーアレクト神がお怒りだとは思っていましたけれど、神達はリオラドでどんなやり取りをなさったのでしょうね」
「さあな。我々にとって悪い話でないのを祈るが……先生に聞いてみないことには何ともな。レオン様をお部屋にお連れしたら、俺は一旦仮眠を取る。何度も言うが、お前達も体を休ませろ。いざという時使い物にならん方が困る。休むのも仕事のうちだ」
疲労を引きずらない為にも、休める時に休んでおけと忠告する。昼間の事もあるから気を使ったつもりだったが、問題無いとルイスに一蹴されしまう。こいつのことだから強がりでもなんでもなく、本心なんだろうな。そんなルイスを見てレナードは笑っていた。
「そうですね……私達も素直にセドリックさんの言う通りにしたいのですが、休むのはもうしばらく後になりそうですよ。ルイス、私達がここに来た理由」
「あっ、そうだった。ボスに気を取られて忘れるとこだったな」
「お前達、レオン様が心配で来たんじゃなかったのか?」
神殿に行ったきり、なかなか戻らない主を案じての行動だと思っていたが、彼らは他に用があってここに来たらしい。
「そりゃ、ボスのことは常に気にかけてるけど……」
「神殿内で殿下の御身が危険に晒されるなど、思いもしませんでしたよ。だからこそ意識の無い殿下を見て、私達は本来の目的が頭から抜け落ちてしまうくらい衝撃を受けたわけで……」
そりゃそうか……リオラド神殿はメーアレクト様の力で守られた聖域だ。このふたりは先生の手紙を見ていないからな。あれが無ければ俺だって、ここまで不安を掻き立てられることもなかったかもしれない。
「じゃあ、何しに来たんだよ」
「セドリックさんに報告することがあったんだよ」
「酒場を張っていた兵士から急ぎの伝達が入ったのです。例の男……死んだそうですよ」
「はぁ?」
「しかも信じられる? デカい鳥に襲われたんだってさ。町は騒ぎになってるよ。建物の一部が崩壊したりしたそうだけど、その男の他に被害者は無し。まるでそいつだけを狙ってたみたいだったって」
「……何でそれ早く言わないんだ」
「だから、ボスのことで頭がいっぱいになっちゃったんだってば……ごめん」
「申し訳ありません」
レナードの言う通り、寝るのはもう少し後になりそうだった。
ルーイ先生と別れた後、熟睡している主を抱えながら橋の近くの廊下を歩いていると、ふたりの兵士と鉢合わせた。それは俺の部下であるクラヴェル兄弟だった。彼らも俺と考えることは同じで、レオン様が気がかりでここまで来たのだろう。意識の無い主を目にして冷静さを欠いているのか、今にも切りかかってくるのではという物騒な空気を纏わせている。
「たまには俺の命令も聞いたらどうだ? 休めって言っただろう。それに、クレハ様はどうしたんだ」
兄弟は俺の言葉が聞こえているのかいないのか、無言で俺たちに近寄ってくると、レオン様の顔を覗き込んだ。そして検分するかのように体を見回す。ここも俺と同じだな。衣服の状態、出血の有無……呼吸に異常がないかなどを確認している。
立て続けにじろじろと見られているが、レオン様はやはり微動だにしない。穏やかな寝息をたてながら眠りについていた。ひと通り調べ終わると、最後にふたりはもう一度レオン様の顔を見る。本当に寝ているだけだと分かり、険悪な態度を軟化させた。そしてようやく口を開く。この兄弟……普段やかましい反動か、怒ると静かになるんだよなぁ。
「俺たちは平気。姫さんも少し前に寝たよ。丁度ミシェルが戻って来たから、あいつに任せてる」
「殿下が所構わず眠りこけるなんてあり得ませんよね……私達にも詳しく事情を説明して貰えませんか? セドリックさん」
ミシェルが帰って来たのか。彼女はクレハ様の帰宅準備の為、先にジェムラート邸へ行っていたのだが……帰宅が延期になったという連絡が、彼女にも届いたのだろうな。
事情を話せと言われても、俺だってまだほとんど何も聞いていない。先生は夜が明けてから報告すると仰ったしな。ピリピリしている兄弟を刺激したくはないし……ここは下手に誤魔化さない方がいいか。
「ボスの先生はどうしたの? 一緒に行ったんじゃなかったっけ」
「ルーイ先生はまだ神殿だ。もしかしたら、事態はより深刻になったのかもしれないぞ」
さっきの先生の雰囲気的に違うと思いたいが……なんせ三神の集結だ。楽観視など出来るわけがない。
「レオン様をこんな風にしたのは、ローシュの神コンティレクトだ。経緯は分からんが、魔力を大量に吸収されたらしい。疲れた体はそれに耐えられず、レオン様は昏睡してしまわれた。神殿で何があったのか……悪いが俺も詳細を知らされていない。それは明日、ルーイ先生がお話ししてくれるそうだ」
コンティレクトの名前を聞いて、兄弟は目を見開いた。まさか他国の神の仕業だとは予想できなかっただろうな。更にニュアージュのシエルレクトも同席していたことも教えてやる。3人の神がリオラド神殿に集っていた。ルーイ先生を含めると、正解には4人だが……
とにかく、レオン様は数日後には目を覚ますだろうから心配いらないと伝える。
「神様達が顔突き合わせて話し合いね……なんか凄いことになってたんだね。ボスはそれに混ざってたの? そりゃ神経擦り減らすわなぁ」
「殿下が無事なら良かったです。しかし、メーアレクト神がお怒りだとは思っていましたけれど、神達はリオラドでどんなやり取りをなさったのでしょうね」
「さあな。我々にとって悪い話でないのを祈るが……先生に聞いてみないことには何ともな。レオン様をお部屋にお連れしたら、俺は一旦仮眠を取る。何度も言うが、お前達も体を休ませろ。いざという時使い物にならん方が困る。休むのも仕事のうちだ」
疲労を引きずらない為にも、休める時に休んでおけと忠告する。昼間の事もあるから気を使ったつもりだったが、問題無いとルイスに一蹴されしまう。こいつのことだから強がりでもなんでもなく、本心なんだろうな。そんなルイスを見てレナードは笑っていた。
「そうですね……私達も素直にセドリックさんの言う通りにしたいのですが、休むのはもうしばらく後になりそうですよ。ルイス、私達がここに来た理由」
「あっ、そうだった。ボスに気を取られて忘れるとこだったな」
「お前達、レオン様が心配で来たんじゃなかったのか?」
神殿に行ったきり、なかなか戻らない主を案じての行動だと思っていたが、彼らは他に用があってここに来たらしい。
「そりゃ、ボスのことは常に気にかけてるけど……」
「神殿内で殿下の御身が危険に晒されるなど、思いもしませんでしたよ。だからこそ意識の無い殿下を見て、私達は本来の目的が頭から抜け落ちてしまうくらい衝撃を受けたわけで……」
そりゃそうか……リオラド神殿はメーアレクト様の力で守られた聖域だ。このふたりは先生の手紙を見ていないからな。あれが無ければ俺だって、ここまで不安を掻き立てられることもなかったかもしれない。
「じゃあ、何しに来たんだよ」
「セドリックさんに報告することがあったんだよ」
「酒場を張っていた兵士から急ぎの伝達が入ったのです。例の男……死んだそうですよ」
「はぁ?」
「しかも信じられる? デカい鳥に襲われたんだってさ。町は騒ぎになってるよ。建物の一部が崩壊したりしたそうだけど、その男の他に被害者は無し。まるでそいつだけを狙ってたみたいだったって」
「……何でそれ早く言わないんだ」
「だから、ボスのことで頭がいっぱいになっちゃったんだってば……ごめん」
「申し訳ありません」
レナードの言う通り、寝るのはもう少し後になりそうだった。
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
訳ありな家庭教師と公爵の執着
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝名門ブライアン公爵家の美貌の当主ギルバートに雇われることになった一人の家庭教師(ガヴァネス)リディア。きっちりと衣装を着こなし、隙のない身形の家庭教師リディアは素顔を隠し、秘密にしたい過去をも隠す。おまけに美貌の公爵ギルバートには目もくれず、五歳になる公爵令嬢エヴリンの家庭教師としての態度を崩さない。過去に悲惨なめに遭った今の家庭教師リディアは、愛など求めない。そんなリディアに公爵ギルバートの方が興味を抱き……。
※設定などは独自の世界観でご都合主義。ハピエン🩷
※稚拙ながらも投稿初日(2025.1.26)からHOTランキングに入れて頂き、ありがとうございます🙂 最高で26位(2025.2.4)。
※断罪回に残酷な描写がある為、苦手な方はご注意下さい。
※只今、不定期更新中📝

おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

【完結】悪役令嬢だったみたいなので婚約から回避してみた
21時完結
恋愛
春風に彩られた王国で、名門貴族ロゼリア家の娘ナタリアは、ある日見た悪夢によって人生が一変する。夢の中、彼女は「悪役令嬢」として婚約を破棄され、王国から追放される未来を目撃する。それを避けるため、彼女は最愛の王太子アレクサンダーから距離を置き、自らを守ろうとするが、彼の深い愛と執着が彼女の運命を変えていく。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
落ちぶれて捨てられた侯爵令嬢は辺境伯に求愛される~今からは俺の溺愛ターンだから覚悟して~
しましまにゃんこ
恋愛
年若い辺境伯であるアレクシスは、大嫌いな第三王子ダマスから、自分の代わりに婚約破棄したセシルと新たに婚約を結ぶように頼まれる。実はセシルはアレクシスが長年恋焦がれていた令嬢で。アレクシスは突然のことにとまどいつつも、この機会を逃してたまるかとセシルとの婚約を引き受けることに。
とんとん拍子に話はまとまり、二人はロイター辺境で甘く穏やかな日々を過ごす。少しずつ距離は縮まるものの、時折どこか悲し気な表情を見せるセシルの様子が気になるアレクシス。
「セシルは絶対に俺が幸せにしてみせる!」
だがそんなある日、ダマスからセシルに王都に戻るようにと伝令が来て。セシルは一人王都へ旅立ってしまうのだった。
追いかけるアレクシスと頑なな態度を崩さないセシル。二人の恋の行方は?
すれ違いからの溺愛ハッピーエンドストーリーです。
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
麗しすぎるイラストは汐の音様からいただきました!

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる