24 / 294
23話 寝る前に……
しおりを挟む
大事を取って、今日は王宮でお泊まりすることになった。お母様にめちゃくちゃに怒られるのを覚悟していたのだけど、セドリックさんが上手く取りなしてくれたらしい。レオン殿下にも、元はといえば自分のせいだから気にせずゆっくり休むようにと言われてしまった。
お言葉に甘えて、大きくてふかふかなベッドの上にごろりと寝転がる。こんなに立派なベッドに寝ていると、まるでお姫様にでもなったみたいだなと思う。
「フィオナ姉様はこういうの好きそうだなぁ」
姉様はレースとか宝石とか、キラキラふわふわした可愛い物が好きだ。実際にいま本人が使用してるベッドだって、天蓋付きでキラふわしている。
そんな事を考えながらぼんやりと天蓋を眺めていると、コンコンと部屋の扉をノックする音がした。時刻は夜の8時になろうとしているが誰だろう。
「どうぞ?」
扉がゆっくりと開き、そこにいた人物に驚愕した。
「こんな時間にごめんなさいね。少しだけ、お話しても良いかしら?」
「王妃様……!?」
そこにいらっしゃったのは王妃殿下こと、ベルナデット様だった。
部屋に備え付けのソファに移動し、王妃様と向かい合わせで座る。何なんでしょう……この状況は。
「起き上がって大丈夫なの? 無理しないでベッドに横になったままで良いのよ」
「はいっ! 休んだらもうすっかり良くなりましたので。あっ、あの……そのっ、申し訳ありませんでした!! お茶会を途中で抜け出した上に、体調を崩して皆様にご迷惑をおかけしてしまって……」
「そんなの全然気にしなくていいのよ。セドリックから話を聞いたんだけど、息子があなたを随分振り回したそうじゃない? もうっ、あの子ったら……クレハちゃんは女の子で、自分より年下だってこと分かってるのかしら」
王妃様はなんて事ないと笑った後、小さく溜息をついた。セドリックさん……どんな風に説明したんだろう。
「でも、安心したわ。あなたが思ったより元気そうで」
私を心配して様子を見に来て下さったんだ……。優しい心遣いに胸が温かくなる。
「ありがとうございます。王妃様」
「あら、可愛い」
「へっ?」
「そうやって自然に笑った顔、初めて見たわ。仕方のない事かもしれないけど、私の前ではいつも緊張して強張った表情ばかりだったから……」
「すっ、すみませんっ!!」
「謝らないの。でも、これからは私にも徐々に慣れてくれると嬉しいわ」
コンコン。
再び扉をノックする音が部屋に響き渡った。また誰か来たようだ。私は王妃様へ目配せをし、お伺いを立てる。すると王妃様は小さく頷き、私に訪問者への対応を促した。
「どうぞ」
「クレハ、ちょっといいか……げっ……」
「母に向かって『げっ』とは何ですか、『げっ』とは」
2人目のお客様は殿下でした。
「母上……どうしてここに?」
「将来娘になる大切なお嬢様を心配するのはおかしい? それとも、母がここにいると何か不都合でもあるのかしら」
「……そういうわけではありませんが」
「殿下、あの……私に何か御用があっていらしたのでは?」
「えっ? いやその……寝る前に話がしたいなと思っただけなんだけど」
王妃様が殿下の方をじっと眺めている。なんだか妙な空気だ。
「……母上、もういいでしょう。クレハは俺が見てますから、お部屋にお戻り下さい。いないとまたアベルが泣き出しますよ」
殿下は王妃様の背中を押し、扉の方へ誘導していく。そういえば、殿下の弟君のアベル様はまだ3歳くらいだったっけ。
「嫌だわぁ……この子ったら、親を邪魔者扱いして。私だってもう少しお話したいのに」
「はいはい。それはまた機会を改めてお願いします」
王妃様は最後まで文句を言っておられたけれど、殿下によって退室させられてしまった。嘘でしょ……殿下ったら、ほんとに王妃様追い出しちゃったんだけど。
「あの……よろしかったんですか?」
「何か言われた?」
「え?」
「母上に……あの人、何か余計なこと君に吹き込んでない?」
「余計なこと……と言われましても、王妃様は私の体調を気遣って下さっただけで、それ以外は特に……」
「そう……ならいい。そっちに行っても良い?」
「は、はい。どうぞ」
殿下はソファに座っている私の左隣に腰を下ろした。いや……2人掛けソファだし、子供だから充分余裕のあるスペースだけれども。てっきり王妃様と同じように、向かい側のソファに座られるのだと思っていた。
「あの、殿下……」
「それ」
「はい?」
「その『殿下』呼び、やめてくれないかな。俺の名前はレオン。名前で呼んで」
「えーと……レオン様?」
「『様』もいらない」
「そんなっ! 殿下を呼び捨てるなっ、ん……」
その直後、彼はいきなり私の顎を片手で掴みとり、自身の顔を近づける。ちっ、近い……
「『レオン』はい、呼んで」
「レ、レオン……」
「うん」
私が名前を呼ぶと、彼は顎を掴んでいた手を離す。そのあと頬を軽く撫で、そのまま髪で隠れている耳に触れた。敏感な場所を突然触られ、体がピクリと反応する。その様子を見て、彼は微かに目を細めた。紫色の瞳は相変わらず澄んでいて美しい。
「ピアス……ちゃんと付けてくれて嬉しい。それに使われている石は少し特殊な物で、万が一の時にきっと役に立つ。服装との兼ね合いで外す事もあるだろうけど、絶対に手元からは離さないで」
レオンはやはり、この石がコンティドロップスだと分かっているようだ。石に込められた力も彼の物なんだろう。セドリックさんの服を焦がした事や、彼の瞳の色からしてもまず間違いない。
「レオンは……魔法が使えるんですよね?」
私は彼の紫色の瞳を覗き込みながら確認した。
「うん、多少はね。クレハもそうなんじゃないの?」
「はい」
「クレハは知っていたんだね、この瞳の色が意味する事を……。王家に近い人間でも、意外と知らない人多いんだよ。なんせ実際に力が使えるのってほんの僅かだから」
たとえ力があっても、それが使えないままで終わる人もいるってルーイ様も言っていた。現に私も彼に指摘されなければ、そうなっていただろうし。
「クレハは何の魔法が使えるの?」
「私は風です」
「風かぁ……ウチの血筋では珍しいね。ちなみに俺は水と雷」
ピアスの石に込められた力の属性と一緒だ……あの時、セドリックさんの服を焦がしたのは雷の魔法だったのか。
「やっぱり私もそういう武器になりそうな属性の方が良かったです。自分の身を守れるような……私、強くなりたいから」
「クレハは強くなりたいの?」
「はい! 魔法も練習中ですが、いずれは剣術や体術なども学びたいと思って、体力作りもしているんですよ。毎朝ランニングと腹筋、腕立てやってます」
レオンは口元を手で覆い、目を逸らして俯いた。その肩は小刻みに震えている。もしかしなくてもこれは……
「レオン! 笑わないで下さい」
「いや、ごめん。だって……公爵家のお嬢様がランニングとか腕立て伏せとかやってるの想像したらおかしくて」
「ひどい。私は本気ですよ! いつかオーバンさんだってお姫様抱っこできるくらい逞くなってやるんですから!」
「オーバンさんって誰?」
「うちの屋敷の体格の良い料理長です」
レオンはもう我慢するのを諦めたのか、普通に笑っている。
「レオン……楽しそうで良かったですね」
「ごめん、ごめんなさい! もう笑わない。そっか……でも、どうしてそんなに強くなりたいの?」
「『いざという時のため』です」
「なるほど。そうだなぁ……お姫様抱っこできるくらい鍛えるのはちょっとやめて欲しいけど、護身としてある程度闘う術を身に付けておくっていうのは賛成かな」
「レオン……?」
「クレハ、俺が教えてあげようか?」
お言葉に甘えて、大きくてふかふかなベッドの上にごろりと寝転がる。こんなに立派なベッドに寝ていると、まるでお姫様にでもなったみたいだなと思う。
「フィオナ姉様はこういうの好きそうだなぁ」
姉様はレースとか宝石とか、キラキラふわふわした可愛い物が好きだ。実際にいま本人が使用してるベッドだって、天蓋付きでキラふわしている。
そんな事を考えながらぼんやりと天蓋を眺めていると、コンコンと部屋の扉をノックする音がした。時刻は夜の8時になろうとしているが誰だろう。
「どうぞ?」
扉がゆっくりと開き、そこにいた人物に驚愕した。
「こんな時間にごめんなさいね。少しだけ、お話しても良いかしら?」
「王妃様……!?」
そこにいらっしゃったのは王妃殿下こと、ベルナデット様だった。
部屋に備え付けのソファに移動し、王妃様と向かい合わせで座る。何なんでしょう……この状況は。
「起き上がって大丈夫なの? 無理しないでベッドに横になったままで良いのよ」
「はいっ! 休んだらもうすっかり良くなりましたので。あっ、あの……そのっ、申し訳ありませんでした!! お茶会を途中で抜け出した上に、体調を崩して皆様にご迷惑をおかけしてしまって……」
「そんなの全然気にしなくていいのよ。セドリックから話を聞いたんだけど、息子があなたを随分振り回したそうじゃない? もうっ、あの子ったら……クレハちゃんは女の子で、自分より年下だってこと分かってるのかしら」
王妃様はなんて事ないと笑った後、小さく溜息をついた。セドリックさん……どんな風に説明したんだろう。
「でも、安心したわ。あなたが思ったより元気そうで」
私を心配して様子を見に来て下さったんだ……。優しい心遣いに胸が温かくなる。
「ありがとうございます。王妃様」
「あら、可愛い」
「へっ?」
「そうやって自然に笑った顔、初めて見たわ。仕方のない事かもしれないけど、私の前ではいつも緊張して強張った表情ばかりだったから……」
「すっ、すみませんっ!!」
「謝らないの。でも、これからは私にも徐々に慣れてくれると嬉しいわ」
コンコン。
再び扉をノックする音が部屋に響き渡った。また誰か来たようだ。私は王妃様へ目配せをし、お伺いを立てる。すると王妃様は小さく頷き、私に訪問者への対応を促した。
「どうぞ」
「クレハ、ちょっといいか……げっ……」
「母に向かって『げっ』とは何ですか、『げっ』とは」
2人目のお客様は殿下でした。
「母上……どうしてここに?」
「将来娘になる大切なお嬢様を心配するのはおかしい? それとも、母がここにいると何か不都合でもあるのかしら」
「……そういうわけではありませんが」
「殿下、あの……私に何か御用があっていらしたのでは?」
「えっ? いやその……寝る前に話がしたいなと思っただけなんだけど」
王妃様が殿下の方をじっと眺めている。なんだか妙な空気だ。
「……母上、もういいでしょう。クレハは俺が見てますから、お部屋にお戻り下さい。いないとまたアベルが泣き出しますよ」
殿下は王妃様の背中を押し、扉の方へ誘導していく。そういえば、殿下の弟君のアベル様はまだ3歳くらいだったっけ。
「嫌だわぁ……この子ったら、親を邪魔者扱いして。私だってもう少しお話したいのに」
「はいはい。それはまた機会を改めてお願いします」
王妃様は最後まで文句を言っておられたけれど、殿下によって退室させられてしまった。嘘でしょ……殿下ったら、ほんとに王妃様追い出しちゃったんだけど。
「あの……よろしかったんですか?」
「何か言われた?」
「え?」
「母上に……あの人、何か余計なこと君に吹き込んでない?」
「余計なこと……と言われましても、王妃様は私の体調を気遣って下さっただけで、それ以外は特に……」
「そう……ならいい。そっちに行っても良い?」
「は、はい。どうぞ」
殿下はソファに座っている私の左隣に腰を下ろした。いや……2人掛けソファだし、子供だから充分余裕のあるスペースだけれども。てっきり王妃様と同じように、向かい側のソファに座られるのだと思っていた。
「あの、殿下……」
「それ」
「はい?」
「その『殿下』呼び、やめてくれないかな。俺の名前はレオン。名前で呼んで」
「えーと……レオン様?」
「『様』もいらない」
「そんなっ! 殿下を呼び捨てるなっ、ん……」
その直後、彼はいきなり私の顎を片手で掴みとり、自身の顔を近づける。ちっ、近い……
「『レオン』はい、呼んで」
「レ、レオン……」
「うん」
私が名前を呼ぶと、彼は顎を掴んでいた手を離す。そのあと頬を軽く撫で、そのまま髪で隠れている耳に触れた。敏感な場所を突然触られ、体がピクリと反応する。その様子を見て、彼は微かに目を細めた。紫色の瞳は相変わらず澄んでいて美しい。
「ピアス……ちゃんと付けてくれて嬉しい。それに使われている石は少し特殊な物で、万が一の時にきっと役に立つ。服装との兼ね合いで外す事もあるだろうけど、絶対に手元からは離さないで」
レオンはやはり、この石がコンティドロップスだと分かっているようだ。石に込められた力も彼の物なんだろう。セドリックさんの服を焦がした事や、彼の瞳の色からしてもまず間違いない。
「レオンは……魔法が使えるんですよね?」
私は彼の紫色の瞳を覗き込みながら確認した。
「うん、多少はね。クレハもそうなんじゃないの?」
「はい」
「クレハは知っていたんだね、この瞳の色が意味する事を……。王家に近い人間でも、意外と知らない人多いんだよ。なんせ実際に力が使えるのってほんの僅かだから」
たとえ力があっても、それが使えないままで終わる人もいるってルーイ様も言っていた。現に私も彼に指摘されなければ、そうなっていただろうし。
「クレハは何の魔法が使えるの?」
「私は風です」
「風かぁ……ウチの血筋では珍しいね。ちなみに俺は水と雷」
ピアスの石に込められた力の属性と一緒だ……あの時、セドリックさんの服を焦がしたのは雷の魔法だったのか。
「やっぱり私もそういう武器になりそうな属性の方が良かったです。自分の身を守れるような……私、強くなりたいから」
「クレハは強くなりたいの?」
「はい! 魔法も練習中ですが、いずれは剣術や体術なども学びたいと思って、体力作りもしているんですよ。毎朝ランニングと腹筋、腕立てやってます」
レオンは口元を手で覆い、目を逸らして俯いた。その肩は小刻みに震えている。もしかしなくてもこれは……
「レオン! 笑わないで下さい」
「いや、ごめん。だって……公爵家のお嬢様がランニングとか腕立て伏せとかやってるの想像したらおかしくて」
「ひどい。私は本気ですよ! いつかオーバンさんだってお姫様抱っこできるくらい逞くなってやるんですから!」
「オーバンさんって誰?」
「うちの屋敷の体格の良い料理長です」
レオンはもう我慢するのを諦めたのか、普通に笑っている。
「レオン……楽しそうで良かったですね」
「ごめん、ごめんなさい! もう笑わない。そっか……でも、どうしてそんなに強くなりたいの?」
「『いざという時のため』です」
「なるほど。そうだなぁ……お姫様抱っこできるくらい鍛えるのはちょっとやめて欲しいけど、護身としてある程度闘う術を身に付けておくっていうのは賛成かな」
「レオン……?」
「クレハ、俺が教えてあげようか?」
0
あなたにおすすめの小説
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
お転婆令嬢は、大好きな騎士様に本性を隠し通す
湊一桜
恋愛
侯爵令嬢クロエは、二度も婚約破棄をされた。彼女の男勝りで豪快な性格のせいである。
それに懲りたクロエは、普段は令嬢らしく振る舞い、夜には”白薔薇”という偽名のもと大暴れして、憂さ晴らしをしていた。
そんな彼女のもとに、兄が一人の騎士を連れてきた。
彼の名はルーク、別名”孤高の黒薔薇”。その冷たい振る舞いからそう呼ばれている。
だが実は、彼は女性が苦手であり、女性に話しかけられるとフリーズするため勘違いされていたのだ。
兄は、クロエとルークのこじらせっぷりに辟易し、二人に”恋愛の特訓”を持ちかける。
特訓を重ねるうちに、二人の距離は少しずつ近付いていく。だがクロエは、ルークに”好きな人”がいることを知ってしまった……
恋愛なんてこりごりなのに、恋をしてしまったお転婆令嬢と、実は優しくて一途な騎士が、思い悩んで幸せになっていくお話です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる