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番外編
第81話 母さん達の状況…… その9
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「これ以上飲み過ぎると、明日に響きそうだし……」
宮子は、空に成ったコップを見つめながら言う。
さっきの勢いでコップを空けてしまったのだけど、明日の事を意識しているのだろう。
「宮子!」
「私はね、咲子には普通の恋をして貰いたいの!!」
「うん!」
「して居るじゃ無い!!」
宮子は酒が回ってきたのだろう、笑顔で言う!!
「何処がよ!!」
「咲子のしてる事は家族内だけど、不倫行為だよ!!」
「体の関係を持てば不倫行為が成立するけど、それまでの間は親子のスキンシップだよ。お母さん!!」
「……宮子は、咲子側に付くつもり!?」
「私はお母さん側にも付かないし、咲子側にも付かない!!」
「宮子……それ、どう言う意味よ!」
「今の咲子は、私を意識しての行動だと思う。私が急に、あの人と仲良く成ったからね!!」
「私(宮子)は此処まで、あの人と関係を深くはしたけど、これ以上の関係は望まない」
「今、私やお母さんが下手に警戒をしたり、咎めたりすると咲子の事だから、意地に成ると思うよ!!」
「う~~~」
「それは宮子の言う通りだけど……」
「私としては、咲子のやりたい様にやらせて、本当に一線を越えそうに成った時に止めれば良いと思うし、咲子も一線を越える馬鹿な行為はしないでしょ!!」
「……言い切れるの、宮子?」
「一応、あの人の家に行った時の晩。咲子とその辺の話はしているからね」
「咲子も、私とお母さんの方が大事だと言ってくれたし、あの人もお母さんが好きだから咲子を我慢しているのでしょ!」
「……その言い方だと、私(小春)に興味が無ければ、手を出している様な言い方だね!」
「お母さん…。言うまでも無いけど、出していると思うよ」
「あの人……咲子位のタイプと年齢が、一番ストライクの気がする!」
「……有り得るね」
「私の学生時代制服に凄く興味を持って居たし、お父さんがロリ系に興味が無いとは言い切れないからね!」
「お母さんも、良く知っているじゃん!」
「でも、その割には、こんな年成った私でも好きと言ってくれるし、お父さんは本当に分からないね♪」
「まぁ、だから、暫く咲子を泳がせたら!」
「あの人の単身赴任がどれだけ続くかは分からないけど、年末に咲子が向こうに行くまでは続かないでしょ!」
「お父さんの話だと……年末までには、幾ら何でも戻れるだろうとは言っていたし、年末は休暇が有るから、絶対こっちに戻って来ると思う」
「あぁ、あの人の所。年末年始は休みだね!」
「……分かったわ!」
「宮子の言う通り、咲子は暫く自由に泳がすわ!!」
「どうせ、今度お父さんが帰って来るまでは、具体的な活動は出来ないしね!」
「うん。そうした方が良いよ!」
「咲子自身で気付いて、諦めるのが一番効果有るから……」
……
こうして、宮子とお酒の席は終わった。
宮子の言う通り、咲子の行方を暫くは見守ろうと思う。
あの子が好きに成る人は私の筑摩さんでは無く、他の異性で有る事を……
宮子は、空に成ったコップを見つめながら言う。
さっきの勢いでコップを空けてしまったのだけど、明日の事を意識しているのだろう。
「宮子!」
「私はね、咲子には普通の恋をして貰いたいの!!」
「うん!」
「して居るじゃ無い!!」
宮子は酒が回ってきたのだろう、笑顔で言う!!
「何処がよ!!」
「咲子のしてる事は家族内だけど、不倫行為だよ!!」
「体の関係を持てば不倫行為が成立するけど、それまでの間は親子のスキンシップだよ。お母さん!!」
「……宮子は、咲子側に付くつもり!?」
「私はお母さん側にも付かないし、咲子側にも付かない!!」
「宮子……それ、どう言う意味よ!」
「今の咲子は、私を意識しての行動だと思う。私が急に、あの人と仲良く成ったからね!!」
「私(宮子)は此処まで、あの人と関係を深くはしたけど、これ以上の関係は望まない」
「今、私やお母さんが下手に警戒をしたり、咎めたりすると咲子の事だから、意地に成ると思うよ!!」
「う~~~」
「それは宮子の言う通りだけど……」
「私としては、咲子のやりたい様にやらせて、本当に一線を越えそうに成った時に止めれば良いと思うし、咲子も一線を越える馬鹿な行為はしないでしょ!!」
「……言い切れるの、宮子?」
「一応、あの人の家に行った時の晩。咲子とその辺の話はしているからね」
「咲子も、私とお母さんの方が大事だと言ってくれたし、あの人もお母さんが好きだから咲子を我慢しているのでしょ!」
「……その言い方だと、私(小春)に興味が無ければ、手を出している様な言い方だね!」
「お母さん…。言うまでも無いけど、出していると思うよ」
「あの人……咲子位のタイプと年齢が、一番ストライクの気がする!」
「……有り得るね」
「私の学生時代制服に凄く興味を持って居たし、お父さんがロリ系に興味が無いとは言い切れないからね!」
「お母さんも、良く知っているじゃん!」
「でも、その割には、こんな年成った私でも好きと言ってくれるし、お父さんは本当に分からないね♪」
「まぁ、だから、暫く咲子を泳がせたら!」
「あの人の単身赴任がどれだけ続くかは分からないけど、年末に咲子が向こうに行くまでは続かないでしょ!」
「お父さんの話だと……年末までには、幾ら何でも戻れるだろうとは言っていたし、年末は休暇が有るから、絶対こっちに戻って来ると思う」
「あぁ、あの人の所。年末年始は休みだね!」
「……分かったわ!」
「宮子の言う通り、咲子は暫く自由に泳がすわ!!」
「どうせ、今度お父さんが帰って来るまでは、具体的な活動は出来ないしね!」
「うん。そうした方が良いよ!」
「咲子自身で気付いて、諦めるのが一番効果有るから……」
……
こうして、宮子とお酒の席は終わった。
宮子の言う通り、咲子の行方を暫くは見守ろうと思う。
あの子が好きに成る人は私の筑摩さんでは無く、他の異性で有る事を……
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