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番外編
第76話 母さん達の状況…… その4
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3人で団らんをしていると、お姉ちゃんがアルバイトから帰って来た。
「ただいま~~」
お姉ちゃんは、普段通りの口調でリビングに入ってくる。
「おかえり。宮子!」
「お姉ちゃん! おかえり!!」
「あっ、宮子お姉ちゃん。帰って来た~~」
「おかえり~~」
三者三様の挨拶をお姉ちゃんにする。
「あっ、もう、みんな。お風呂から上がったんだ…」
「今日は何か疲れたし、先にお風呂に入ろうかな…?」
お姉ちゃんはそう言って、リビングから離れて行く。
ご飯の前にお風呂に行く様だ。これでは、まるでお父さんだ!?
でも、お父さんが居ない中では、お姉ちゃんが一番頼りに成る。
私とお母さんはテレビドラマを見ていて、真央は“青い鳥”を見ているのだろう。
良く飽きない物だ!
お父さんは、今頃何をしているのだろうか?
もう、寝ているのだろうか?
「ねぇ、お母さん!」
「お父さん。今頃何をしていると思う?」
テレビドラマのコマーシャルの間、私はお母さんに聞いて見る。
「うゆ。お父さん?」
「う~ん。何をしているのだろうね!」
「きっと、もう、お布団でゴロゴロしているでは無い?」
「あの人はテレビを好んでは見ないし、アプリゲームにも嵌まっている感じはしないから!」
お母さんは、深く考えず言う。
女を連れ込んで居るとかは、考えないのだろうか?
「……信用しているんだね。お父さんのこと」
私がそう言うと……
「んっ。信用も何も、お父さんは変な所で真面目だからね!」
「ご丁寧に毎月必ず戻って来るし、私を未だに好きと言ってくれるし♪」
「お小遣いも文句を一切言わないし、―――」
「はい、はい。のろけ話は良いです……」
やっぱり、お母さんはお父さんの事が好きだし信用している。
私も一度は、お父さんの事を諦めたけど、お姉ちゃんも最近、お父さんと急に仲良く成りだしたし、お姉ちゃん自身もお父さんを求め出した気がする!?
お母さんとお姉ちゃんを想って、私はお父さんを諦めたけど、此処まで1つの家族に成れば、私は再度、お父さんを意識しても問題は無いだろう……
別に、この家族を壊してまでは求めない。
適度な距離で関係を作れば、お母さんやお姉ちゃんも文句は言わないはずだ!
「……咲子。また、変な事考えて居るでしょう~~」
私の考えている事が顔に出て居たのか早速、釘を刺しにきたお母さん!
「えっ!?」
「何も、考えてないよ!」
「咲子……嘘おっしゃい!」
「さっき、急にお父さんの事を聞いてきた時点で、咲子の考えなんてお母さんは見抜いているのだから!!」
「ほら、お母さん!」
「コマーシャル終わって、ドラマ見せ場だよ!!」
私は、小言を言われる前に話題を逸らす。
お母さんはこのドラマが特に好きだから、これで終わりだと感じたが、ドラマを見ながら私に言う!?
「ん~~」
「別に仲良くするのは構わないのだけど……咲子は、一歩踏み込みが多すぎるのだよね!」
「あくまで、お父さんと子どもの関係は守って!!」
側に真央が居るため、お母さんは少し濁しながら言う。
真央は私達の会話には興味を持たないのか、話には入ってこない。
「はい。はい。大丈夫ですよ!」
「私も健全な、親子関係しか望まないから!!」
「その割には……危なっかしいのだよね」
「お父さんの脇が甘すぎるのが、一番の大問題だけど……」
お母さんはそう言った後、ため息をつく。
どうやら、私は考えて居る事が顔に出るタイプの様だ。気を付けよう……
お風呂から上がった、お姉ちゃんがリビングに戻ってくる。
「お母さん!」
「お風呂の後始末は、済ませて置いたから!!」
「何時も悪いね。宮子!」
「私が、最後に成る時が多いから仕方無いよ!」
「さて、カレーを食べますか!!」
お姉ちゃんが来てくれた御陰で、私のお小言は有耶無耶に成ったが……やっぱり、お姉ちゃんもお父さんの事を意識し始めている。
お父さんの作ったカレーを、嬉しそうな声で言ったからだ!
もしかしたら……お父さんを狙う、三つ巴に展開するかもと私は思った…。お母さんとお姉ちゃんと私で、お父さんを争う。
それは流石に考えすぎか!!
「ただいま~~」
お姉ちゃんは、普段通りの口調でリビングに入ってくる。
「おかえり。宮子!」
「お姉ちゃん! おかえり!!」
「あっ、宮子お姉ちゃん。帰って来た~~」
「おかえり~~」
三者三様の挨拶をお姉ちゃんにする。
「あっ、もう、みんな。お風呂から上がったんだ…」
「今日は何か疲れたし、先にお風呂に入ろうかな…?」
お姉ちゃんはそう言って、リビングから離れて行く。
ご飯の前にお風呂に行く様だ。これでは、まるでお父さんだ!?
でも、お父さんが居ない中では、お姉ちゃんが一番頼りに成る。
私とお母さんはテレビドラマを見ていて、真央は“青い鳥”を見ているのだろう。
良く飽きない物だ!
お父さんは、今頃何をしているのだろうか?
もう、寝ているのだろうか?
「ねぇ、お母さん!」
「お父さん。今頃何をしていると思う?」
テレビドラマのコマーシャルの間、私はお母さんに聞いて見る。
「うゆ。お父さん?」
「う~ん。何をしているのだろうね!」
「きっと、もう、お布団でゴロゴロしているでは無い?」
「あの人はテレビを好んでは見ないし、アプリゲームにも嵌まっている感じはしないから!」
お母さんは、深く考えず言う。
女を連れ込んで居るとかは、考えないのだろうか?
「……信用しているんだね。お父さんのこと」
私がそう言うと……
「んっ。信用も何も、お父さんは変な所で真面目だからね!」
「ご丁寧に毎月必ず戻って来るし、私を未だに好きと言ってくれるし♪」
「お小遣いも文句を一切言わないし、―――」
「はい、はい。のろけ話は良いです……」
やっぱり、お母さんはお父さんの事が好きだし信用している。
私も一度は、お父さんの事を諦めたけど、お姉ちゃんも最近、お父さんと急に仲良く成りだしたし、お姉ちゃん自身もお父さんを求め出した気がする!?
お母さんとお姉ちゃんを想って、私はお父さんを諦めたけど、此処まで1つの家族に成れば、私は再度、お父さんを意識しても問題は無いだろう……
別に、この家族を壊してまでは求めない。
適度な距離で関係を作れば、お母さんやお姉ちゃんも文句は言わないはずだ!
「……咲子。また、変な事考えて居るでしょう~~」
私の考えている事が顔に出て居たのか早速、釘を刺しにきたお母さん!
「えっ!?」
「何も、考えてないよ!」
「咲子……嘘おっしゃい!」
「さっき、急にお父さんの事を聞いてきた時点で、咲子の考えなんてお母さんは見抜いているのだから!!」
「ほら、お母さん!」
「コマーシャル終わって、ドラマ見せ場だよ!!」
私は、小言を言われる前に話題を逸らす。
お母さんはこのドラマが特に好きだから、これで終わりだと感じたが、ドラマを見ながら私に言う!?
「ん~~」
「別に仲良くするのは構わないのだけど……咲子は、一歩踏み込みが多すぎるのだよね!」
「あくまで、お父さんと子どもの関係は守って!!」
側に真央が居るため、お母さんは少し濁しながら言う。
真央は私達の会話には興味を持たないのか、話には入ってこない。
「はい。はい。大丈夫ですよ!」
「私も健全な、親子関係しか望まないから!!」
「その割には……危なっかしいのだよね」
「お父さんの脇が甘すぎるのが、一番の大問題だけど……」
お母さんはそう言った後、ため息をつく。
どうやら、私は考えて居る事が顔に出るタイプの様だ。気を付けよう……
お風呂から上がった、お姉ちゃんがリビングに戻ってくる。
「お母さん!」
「お風呂の後始末は、済ませて置いたから!!」
「何時も悪いね。宮子!」
「私が、最後に成る時が多いから仕方無いよ!」
「さて、カレーを食べますか!!」
お姉ちゃんが来てくれた御陰で、私のお小言は有耶無耶に成ったが……やっぱり、お姉ちゃんもお父さんの事を意識し始めている。
お父さんの作ったカレーを、嬉しそうな声で言ったからだ!
もしかしたら……お父さんを狙う、三つ巴に展開するかもと私は思った…。お母さんとお姉ちゃんと私で、お父さんを争う。
それは流石に考えすぎか!!
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