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番外編
第17話 咲子にとってはチャンス!?
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母さんが温泉に入りに行ったので、今部屋に居るのは俺と咲子だけで有る。
すると、咲子が待ってましたばかりに、俺の横に座布団を置き直して座る。
「お父さん!」
「久しぶりの2人だね♪」
「…そうだな」
「…あれ? 嬉しくないの?」
「私の浴衣姿で興奮しないの?」
「浴衣姿と言うか、母さん達も浴衣姿だから流石に慣れるよ…」
「そっか~~。でも、少し部屋暑くない…?」
「そうか?」
「母さんがわざわざ、部屋のエアコンの温度設定なんか弄らないと思うがな?」
俺は一応、エアコンの温度設定を確認してみるが、25℃の設定で有った。
「分かった!!」
「ご飯食べたから、そのエネルギーで体が暑くなったのだ!」
咲子はわざとらしく言って、浴衣の帯を少し緩めて胸元を開ける!?
見る気は無いが見てしまう俺……。咲子の下着ラインを見てしまう!!
「ふぅ~。少しは涼しくなった!」
「しかし、浴衣って意外に暑いね。ごわごわするし!」
「洗濯糊の影響だな……。着慣れた浴衣なら、そんなはずでは無いと思う」
何食わぬ顔でそう言うが、目のやり場に困る。
咲子は手団扇で胸元に風を送り込んでいる。
(咲子の奴……。新しい誘惑方法か?)
(こんな事されたら……俺も不味いよ)
(母さんは直ぐに戻って来ないが筈だが、宮子・真央が何時戻って来ても不思議では無い!)
(宮子に見られたら、本当に最初で最後の、家族旅行に絶対に成る!)
「……咲子」
「エアコンの温度少し下げるから、胸元だけはきちんとしなさい…」
俺は父親らしい言葉を発言して、エアコンの温度を下げに行こうとすると……
「お父さん……やっぱり、私を女として見ているんだね!」
「口で言うほど、私は娘では無いんだね」
「…いきなり何を言い出す」
「それだけだよ♪」
咲子はそう言いながら胸元を正す。
「お姉ちゃんが居なかったら、私は本当にお父さんを、私の者にしていたかも?」
「あっ、気にしないでね!」
「私の大きな独り言だから!!」
「ねぇ、お父さん。ジュースでも買いに行こうか!」
先ほどまでの事は、無かった様に言い出す咲子。
咲子にとっては、何かの確認だったのだろうか?
部屋の中には熱いお茶と冷たい水しか置いてない。
部屋の中には備え付けの冷蔵庫が有る。中身は空っぽでは有るが電源は入っている。
「母さん達のために、飲み物用意でもして置くか?」
咲子と一緒に館内の自動販売機コーナー向かい、適当にジュース類を買って、部屋に戻ると宮子と真央が部屋の前で立っていた。
俺と咲子の姿を見た宮子が、不機嫌そうな声で俺に言ってくる。
「……あなた達、何処に行っていたの?」
宮子は俺を睨み付けながら言ってくる。
宮子の中では、俺と咲子がやましい事でもしたのだと、絶対に思っているのだろう。
「ジュースを買って来ただけだよ」
俺はそう言いながら、右手で抱え込んでいるジュースを宮子に見せる。
「……」
宮子はしばらく無言で俺を見ているが、しばらくすると口を開く。
「部屋から出るなとは言ってないけど、鍵を持っているのはあなただから、SNSやメールで、連絡だけは入れて置いて!」
「戻って来た時に、部屋の鍵が掛かっていると疑いたくも成るよ!」
「ごめん、宮子。思ったより早かったのだな」
「早い…? 遅かった方が、あなたの都合が良かった訳?」
折角、打ち解け合えたばかりだったのに、昔の宮子の口調で言われる。
「こっ、言葉の綾だよ! 綾」
「今の時代。スマートフォンが有るのだから、連絡だけはきちんとして!」
「あぁ、本当に済まなかった…」
「まぁ、良いわ……早く部屋を開けて。アイス買って来たのに溶けちゃう」
宮子の手にはレジ袋を持っていた。アイスクリームを買ってきたらしい。
俺は部屋の鍵を開ける。
「どうぞ…」
俺はホテルマン見たいにドアを開けて、宮子達に入室を促す。
「……今の仕事辞めて、ホテルマンにでも成ったら…?」
宮子は嫌みを言いながら部屋に入っていく。
真央は『お父さん。ホテルマンに成るの?』と言ってくるし、咲子は『何だか、ごめんね…』と言われる。お父さんの面目丸つぶれで有った……
みんなが入ってから、俺は部屋に入ると、宮子と真央はアイスクリームを食べようとしていた。
「あなた達の分も有るから、どうぞ…」
宮子はそう言う。
「……ジュース買って来たから、宮子と真央も飲んでね!」
「後で頂くわ」
「ありがとう!」
宮子・真央はそう言い、アイスクリームを食べ始めた。
咲子も嬉しそうにアイスクリームを食べ始めるので、俺も宮子が買って来てくれたのでアイスクリームを食べる。
みんながアイスクリームを食べ終える頃に、母さんが部屋に戻ってくる。
「夜の温泉も良いわね~~♪」
「あら、アイスクリーム食べているの?」
「ちゃんと、お母さんの分も有るよね!?」
俺と宮子達がアイスクリームを食べている姿を見て、要求する様に言う母さん。
母さんも相変わらずの食いしん坊だ。
「お母さん。冷蔵庫に入っているから」
「あら、そうなの?」
「宮子が買って来たの?」
「そうよ!」
「ありがとう~~。早速、頂くわ!!」
母さんは冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べ始める。
みんながアイスクリームを食べた御陰で、俺の買って来たジュースの出番は無くなってしまった。
宮子の話し方は、俺以外では普通の会話だ。
その後はまた、各自が思い思いの時間を過ごす……
すると、咲子が待ってましたばかりに、俺の横に座布団を置き直して座る。
「お父さん!」
「久しぶりの2人だね♪」
「…そうだな」
「…あれ? 嬉しくないの?」
「私の浴衣姿で興奮しないの?」
「浴衣姿と言うか、母さん達も浴衣姿だから流石に慣れるよ…」
「そっか~~。でも、少し部屋暑くない…?」
「そうか?」
「母さんがわざわざ、部屋のエアコンの温度設定なんか弄らないと思うがな?」
俺は一応、エアコンの温度設定を確認してみるが、25℃の設定で有った。
「分かった!!」
「ご飯食べたから、そのエネルギーで体が暑くなったのだ!」
咲子はわざとらしく言って、浴衣の帯を少し緩めて胸元を開ける!?
見る気は無いが見てしまう俺……。咲子の下着ラインを見てしまう!!
「ふぅ~。少しは涼しくなった!」
「しかし、浴衣って意外に暑いね。ごわごわするし!」
「洗濯糊の影響だな……。着慣れた浴衣なら、そんなはずでは無いと思う」
何食わぬ顔でそう言うが、目のやり場に困る。
咲子は手団扇で胸元に風を送り込んでいる。
(咲子の奴……。新しい誘惑方法か?)
(こんな事されたら……俺も不味いよ)
(母さんは直ぐに戻って来ないが筈だが、宮子・真央が何時戻って来ても不思議では無い!)
(宮子に見られたら、本当に最初で最後の、家族旅行に絶対に成る!)
「……咲子」
「エアコンの温度少し下げるから、胸元だけはきちんとしなさい…」
俺は父親らしい言葉を発言して、エアコンの温度を下げに行こうとすると……
「お父さん……やっぱり、私を女として見ているんだね!」
「口で言うほど、私は娘では無いんだね」
「…いきなり何を言い出す」
「それだけだよ♪」
咲子はそう言いながら胸元を正す。
「お姉ちゃんが居なかったら、私は本当にお父さんを、私の者にしていたかも?」
「あっ、気にしないでね!」
「私の大きな独り言だから!!」
「ねぇ、お父さん。ジュースでも買いに行こうか!」
先ほどまでの事は、無かった様に言い出す咲子。
咲子にとっては、何かの確認だったのだろうか?
部屋の中には熱いお茶と冷たい水しか置いてない。
部屋の中には備え付けの冷蔵庫が有る。中身は空っぽでは有るが電源は入っている。
「母さん達のために、飲み物用意でもして置くか?」
咲子と一緒に館内の自動販売機コーナー向かい、適当にジュース類を買って、部屋に戻ると宮子と真央が部屋の前で立っていた。
俺と咲子の姿を見た宮子が、不機嫌そうな声で俺に言ってくる。
「……あなた達、何処に行っていたの?」
宮子は俺を睨み付けながら言ってくる。
宮子の中では、俺と咲子がやましい事でもしたのだと、絶対に思っているのだろう。
「ジュースを買って来ただけだよ」
俺はそう言いながら、右手で抱え込んでいるジュースを宮子に見せる。
「……」
宮子はしばらく無言で俺を見ているが、しばらくすると口を開く。
「部屋から出るなとは言ってないけど、鍵を持っているのはあなただから、SNSやメールで、連絡だけは入れて置いて!」
「戻って来た時に、部屋の鍵が掛かっていると疑いたくも成るよ!」
「ごめん、宮子。思ったより早かったのだな」
「早い…? 遅かった方が、あなたの都合が良かった訳?」
折角、打ち解け合えたばかりだったのに、昔の宮子の口調で言われる。
「こっ、言葉の綾だよ! 綾」
「今の時代。スマートフォンが有るのだから、連絡だけはきちんとして!」
「あぁ、本当に済まなかった…」
「まぁ、良いわ……早く部屋を開けて。アイス買って来たのに溶けちゃう」
宮子の手にはレジ袋を持っていた。アイスクリームを買ってきたらしい。
俺は部屋の鍵を開ける。
「どうぞ…」
俺はホテルマン見たいにドアを開けて、宮子達に入室を促す。
「……今の仕事辞めて、ホテルマンにでも成ったら…?」
宮子は嫌みを言いながら部屋に入っていく。
真央は『お父さん。ホテルマンに成るの?』と言ってくるし、咲子は『何だか、ごめんね…』と言われる。お父さんの面目丸つぶれで有った……
みんなが入ってから、俺は部屋に入ると、宮子と真央はアイスクリームを食べようとしていた。
「あなた達の分も有るから、どうぞ…」
宮子はそう言う。
「……ジュース買って来たから、宮子と真央も飲んでね!」
「後で頂くわ」
「ありがとう!」
宮子・真央はそう言い、アイスクリームを食べ始めた。
咲子も嬉しそうにアイスクリームを食べ始めるので、俺も宮子が買って来てくれたのでアイスクリームを食べる。
みんながアイスクリームを食べ終える頃に、母さんが部屋に戻ってくる。
「夜の温泉も良いわね~~♪」
「あら、アイスクリーム食べているの?」
「ちゃんと、お母さんの分も有るよね!?」
俺と宮子達がアイスクリームを食べている姿を見て、要求する様に言う母さん。
母さんも相変わらずの食いしん坊だ。
「お母さん。冷蔵庫に入っているから」
「あら、そうなの?」
「宮子が買って来たの?」
「そうよ!」
「ありがとう~~。早速、頂くわ!!」
母さんは冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べ始める。
みんながアイスクリームを食べた御陰で、俺の買って来たジュースの出番は無くなってしまった。
宮子の話し方は、俺以外では普通の会話だ。
その後はまた、各自が思い思いの時間を過ごす……
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