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第18話 それぞれの平日 その3
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外は蒸し暑そうだが、エアコンの効いている部屋の中。私は頭の中で色々と晩ご飯のメニューを考える。
(最近、こってりしたメニューが多かったから、さっぱりした料理の方が良いかな?)
(でも、さっぱりしたメニューが煮物とか刺身ぐらいしか思いつかない……)
(うーん、やはり簡単には思いつかないな…)
アイディアに詰まってしまった私は、スマートフォンで料理サイトを検索する。
様々な料理レシピを閲覧したが、私の思いと一致する料理とは何かが違う。
「うん……。お父さんが好きな料理と言うより、私が作れる料理にすべきだ!」
メニューを考え始めて30分位経った時、私の頭の中ではそう言った答えが出来上がっていた。
きっと今のお父さんならどんな料理を出しても『美味しい!』と言うだろう。でも、どうせ私が作るなら、ネットの付け焼き刃料理では無く、自信のある料理を作るべきかと考えた。
(そうなると……よし!)
食材を確認するために台所に向かい冷蔵庫の中を確認する。
(やっぱりキャベツは有るな……日持ちするしね)
(肉は……有るけど、この肉では少し見栄えが悪いな…)
スマートフォンのメモ帳機能を使って、買い足さなければ成らない食材を入力する。
キャベツはお母さんも大好きで、何時も冷蔵庫に入っている。
お母さんいわく『家計の味方よ!』と何時も言っている。
(今、私の力で出来る料理は、これ位しか思いつかないけど、多分美味しいと言ってくれるよね!)
必要な調味料も確認して、今日もこってりメニューに成りそうだが、自信の有る料理と成ると、そう言ったメニューしか出来そうでも無い!
ベランダに干してある洗濯物の乾き具合も確認して、何とか乾いていたので仕舞い込み、それを畳んでから買い物に出掛ける。
「行ってきまーす!」
玄関の鍵を閉めて、お父さんと一緒に行ったスーパーに向かう。
殆ど一本道なので迷う事無くスーパーに到着する。
店内を歩きながらスマートフォンを取り出し、先ほどのメモ帳機能を開いて、メモの内容通りの食材を買い物カゴに入れていく……
(うん。まあ、こんなもんでしょう!)
気になった物や買いたい物を買い物カゴに入れて、レジに向かい会計を済まし、家に戻り食材を冷蔵庫にしまう。
(まだ、晩ご飯の準備には早いから……テレビでも見るか)
テレビのスイッチを入れ、リモコンで適当にチャンネルを変える。
有るチャンネルに変えると、刑事ドラマが丁度始まった頃なのでそれを見る事にした。
……
刑事ドラマも見終わり、その後の、地元局の情報番組も続けて見る。
夏のグルメ特集とかで、かき氷、冷やしうどんのお店が紹介されている。
「あ~、冷やしうどんでも良かったな」
「あっ、一昨日に、そうめんをやったばかりだったな…」
スマートフォンを片手に、テレビを見ながら時間を潰す。
普段ならこんな事はしないが、やはり私の家では無いから色々と勝手が悪い。
「さて……そろそろ準備するか!」
「あっ、でも…お父さんが帰ってくる時間、聞いていなかった!」
メールに書いてないだろうな感じつつ、先ほどのメールのやり取りをスマートフォンで確認する。
(あ~、やはり『ありがとう!』だけだよな)
(たしか、車で30分以上の場所とか言っていたな。普通の企業の定時の時間と通勤時間を加えると…)
「てっ言うか私、お父さんの会社の時間なんか気にした事なんかないよ!」
「ん~~、メールで確認するか?」
「まぁでも、残業の連絡も来ていないから、19時を目安に作れば良いか?」
別にメールをするのが面倒くさい訳ではない。
仕事中とか車を運転中だとまず返信は来ないだろうし、その返信を待って行動するのも、私の中では無駄だと感じた。
「まあ、お父さんが帰ってきたら、完成まで後少しの状態にしておこう!」
そう考え、私は台所に向かい、晩ご飯の準備を始める。
(え~と、まずは……ナスから切るか!)
ナスが特売だったので、ナスを1袋買って、ナスで1品作る。
ナスを食べやすい大きさに切って、それをチャック付きのポリ袋に入れて、そこに市販の浅漬けの素を適量入れる。
軽く揉んで、後は冷蔵庫で寝かせておけば、ナスの浅漬けの完成!
(次は……味噌汁を作るか)
普段、お父さんが味噌汁を作っている鍋を取り出して、お鍋に水を張ろうとするが……
(水、どれ位だろう?)
(お椀2杯分だと味噌汁の材料が余っちゃうし、全部の材料を使おうとすると結構な量が出来るな…)
(まあ、良いか! 余ったら、明日の朝の味噌汁にして貰おう!!)
そう軽く考えて、材料分の水をお鍋に張る。
出汁は……カツオ節と昆布を何て、お母さんはしてしないし、お父さんもしていないから、私も和風顆粒だしをスプーン1杯お鍋に入れて出汁を取る!?
水と出汁の素が入った鍋をコンロに掛けて火を付ける。その間に味噌汁の具材を切る。
冷蔵庫から、塩蔵わかめと油揚げを取り出して、油揚げは一口大に切る。
わかめは適量をボールに入れて、水で塩を落として、2~3分水に浸しておく。
2~3分経ったら、わかめをボールから取り出して、それも一口大に切る。
お鍋のお湯が沸いてきたら、先ほどの油揚げとわかめを鍋に入れて、煮ると言っても直ぐに煮えるので、再び沸騰してきたら火を止める。
(たしか、味噌は直前の方が良いもんね!)
漬物と汁物も大体完成の所、次はメインディッシュに手を付ける。
冷蔵庫から少し大きいパックを取り出す。
『豚肉 ロース肉 生姜焼き用』
(本当は手間暇を掛けるべき何だが、私にはまだそんな技量は無い!)
(簡単、美味しく、疲労にも良い豚肉。これが今日のメインディッシュだ!!)
お母さんが生姜焼きを作る時は、何故か市販の素を使わずに、自ら漬けだれを作る。
私としては市販の素の方が楽だし、分量を守れば濃い・薄いも無い。
今日は失敗が恐いから、市販の生姜焼きの素を使って、豚肉の生姜焼きを作る。
ボトルに書いて有る説明通りだと、”からめ焼き”にするらしいが、それをするとタレを入れた時に、コンロ周辺に跳ねるので、私の場合は付け焼きにする。
豚肉の入ったトレーに適量の生姜焼きのタレを入れて、豚肉とタレを馴染ませる。
そして、その豚肉の入ったトレーをラップで軽く巻いて冷蔵庫で漬け込ませる。
漬け込み時間とかはあまり気にした事がないけど、何時もは20~30分位は漬け込んでいる気がする。
(まあ、お父さんが帰ってくる時には良い感じになっているよね。それまでは少し休憩!)
晩ご飯作りはスムーズに進んで、後は豚肉を焼いて、味噌を溶いて、ナスの浅漬けを器に盛れば完成で有る。
他の人から見れば、簡単な料理に見えるかも知れないが、1人で作ると、これでも結構大変で有る。
(このメニューでも、普段なら5人分作らなければ成らないから、やはり大変だな…)
私もお姉ちゃんも、一応真央も、毎日ご飯作りを手伝っている訳では無い。
お母さんは文句言わずに作っているけど、ご飯作りの大変さが少し分かった気がした。
(最近、こってりしたメニューが多かったから、さっぱりした料理の方が良いかな?)
(でも、さっぱりしたメニューが煮物とか刺身ぐらいしか思いつかない……)
(うーん、やはり簡単には思いつかないな…)
アイディアに詰まってしまった私は、スマートフォンで料理サイトを検索する。
様々な料理レシピを閲覧したが、私の思いと一致する料理とは何かが違う。
「うん……。お父さんが好きな料理と言うより、私が作れる料理にすべきだ!」
メニューを考え始めて30分位経った時、私の頭の中ではそう言った答えが出来上がっていた。
きっと今のお父さんならどんな料理を出しても『美味しい!』と言うだろう。でも、どうせ私が作るなら、ネットの付け焼き刃料理では無く、自信のある料理を作るべきかと考えた。
(そうなると……よし!)
食材を確認するために台所に向かい冷蔵庫の中を確認する。
(やっぱりキャベツは有るな……日持ちするしね)
(肉は……有るけど、この肉では少し見栄えが悪いな…)
スマートフォンのメモ帳機能を使って、買い足さなければ成らない食材を入力する。
キャベツはお母さんも大好きで、何時も冷蔵庫に入っている。
お母さんいわく『家計の味方よ!』と何時も言っている。
(今、私の力で出来る料理は、これ位しか思いつかないけど、多分美味しいと言ってくれるよね!)
必要な調味料も確認して、今日もこってりメニューに成りそうだが、自信の有る料理と成ると、そう言ったメニューしか出来そうでも無い!
ベランダに干してある洗濯物の乾き具合も確認して、何とか乾いていたので仕舞い込み、それを畳んでから買い物に出掛ける。
「行ってきまーす!」
玄関の鍵を閉めて、お父さんと一緒に行ったスーパーに向かう。
殆ど一本道なので迷う事無くスーパーに到着する。
店内を歩きながらスマートフォンを取り出し、先ほどのメモ帳機能を開いて、メモの内容通りの食材を買い物カゴに入れていく……
(うん。まあ、こんなもんでしょう!)
気になった物や買いたい物を買い物カゴに入れて、レジに向かい会計を済まし、家に戻り食材を冷蔵庫にしまう。
(まだ、晩ご飯の準備には早いから……テレビでも見るか)
テレビのスイッチを入れ、リモコンで適当にチャンネルを変える。
有るチャンネルに変えると、刑事ドラマが丁度始まった頃なのでそれを見る事にした。
……
刑事ドラマも見終わり、その後の、地元局の情報番組も続けて見る。
夏のグルメ特集とかで、かき氷、冷やしうどんのお店が紹介されている。
「あ~、冷やしうどんでも良かったな」
「あっ、一昨日に、そうめんをやったばかりだったな…」
スマートフォンを片手に、テレビを見ながら時間を潰す。
普段ならこんな事はしないが、やはり私の家では無いから色々と勝手が悪い。
「さて……そろそろ準備するか!」
「あっ、でも…お父さんが帰ってくる時間、聞いていなかった!」
メールに書いてないだろうな感じつつ、先ほどのメールのやり取りをスマートフォンで確認する。
(あ~、やはり『ありがとう!』だけだよな)
(たしか、車で30分以上の場所とか言っていたな。普通の企業の定時の時間と通勤時間を加えると…)
「てっ言うか私、お父さんの会社の時間なんか気にした事なんかないよ!」
「ん~~、メールで確認するか?」
「まぁでも、残業の連絡も来ていないから、19時を目安に作れば良いか?」
別にメールをするのが面倒くさい訳ではない。
仕事中とか車を運転中だとまず返信は来ないだろうし、その返信を待って行動するのも、私の中では無駄だと感じた。
「まあ、お父さんが帰ってきたら、完成まで後少しの状態にしておこう!」
そう考え、私は台所に向かい、晩ご飯の準備を始める。
(え~と、まずは……ナスから切るか!)
ナスが特売だったので、ナスを1袋買って、ナスで1品作る。
ナスを食べやすい大きさに切って、それをチャック付きのポリ袋に入れて、そこに市販の浅漬けの素を適量入れる。
軽く揉んで、後は冷蔵庫で寝かせておけば、ナスの浅漬けの完成!
(次は……味噌汁を作るか)
普段、お父さんが味噌汁を作っている鍋を取り出して、お鍋に水を張ろうとするが……
(水、どれ位だろう?)
(お椀2杯分だと味噌汁の材料が余っちゃうし、全部の材料を使おうとすると結構な量が出来るな…)
(まあ、良いか! 余ったら、明日の朝の味噌汁にして貰おう!!)
そう軽く考えて、材料分の水をお鍋に張る。
出汁は……カツオ節と昆布を何て、お母さんはしてしないし、お父さんもしていないから、私も和風顆粒だしをスプーン1杯お鍋に入れて出汁を取る!?
水と出汁の素が入った鍋をコンロに掛けて火を付ける。その間に味噌汁の具材を切る。
冷蔵庫から、塩蔵わかめと油揚げを取り出して、油揚げは一口大に切る。
わかめは適量をボールに入れて、水で塩を落として、2~3分水に浸しておく。
2~3分経ったら、わかめをボールから取り出して、それも一口大に切る。
お鍋のお湯が沸いてきたら、先ほどの油揚げとわかめを鍋に入れて、煮ると言っても直ぐに煮えるので、再び沸騰してきたら火を止める。
(たしか、味噌は直前の方が良いもんね!)
漬物と汁物も大体完成の所、次はメインディッシュに手を付ける。
冷蔵庫から少し大きいパックを取り出す。
『豚肉 ロース肉 生姜焼き用』
(本当は手間暇を掛けるべき何だが、私にはまだそんな技量は無い!)
(簡単、美味しく、疲労にも良い豚肉。これが今日のメインディッシュだ!!)
お母さんが生姜焼きを作る時は、何故か市販の素を使わずに、自ら漬けだれを作る。
私としては市販の素の方が楽だし、分量を守れば濃い・薄いも無い。
今日は失敗が恐いから、市販の生姜焼きの素を使って、豚肉の生姜焼きを作る。
ボトルに書いて有る説明通りだと、”からめ焼き”にするらしいが、それをするとタレを入れた時に、コンロ周辺に跳ねるので、私の場合は付け焼きにする。
豚肉の入ったトレーに適量の生姜焼きのタレを入れて、豚肉とタレを馴染ませる。
そして、その豚肉の入ったトレーをラップで軽く巻いて冷蔵庫で漬け込ませる。
漬け込み時間とかはあまり気にした事がないけど、何時もは20~30分位は漬け込んでいる気がする。
(まあ、お父さんが帰ってくる時には良い感じになっているよね。それまでは少し休憩!)
晩ご飯作りはスムーズに進んで、後は豚肉を焼いて、味噌を溶いて、ナスの浅漬けを器に盛れば完成で有る。
他の人から見れば、簡単な料理に見えるかも知れないが、1人で作ると、これでも結構大変で有る。
(このメニューでも、普段なら5人分作らなければ成らないから、やはり大変だな…)
私もお姉ちゃんも、一応真央も、毎日ご飯作りを手伝っている訳では無い。
お母さんは文句言わずに作っているけど、ご飯作りの大変さが少し分かった気がした。
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