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【R-15】稀子編 第2章
第423話 これが本当のスタートライン
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「…………」
「…………」
稀子は目を見開きながら……開いた葉書の内容を見始める。
その稀子の姿を、真剣な眼差しで見守る鈴音さん……
果たして無事に、俺は保育士実技試験に合格しているだろう?
「…………」
「ふぅー」
稀子は葉書を見ながら突然、目を瞑りながら溜め息を吐く!
稀子の仕草から、これは間違いなく落ちたか!?
……だが、稀子は微笑みながら目を開け、優しい表情で俺に話し始める。
「……比叡君。……頑張ったね…!」
「私……凄く嬉しいよ!!///」
「うぅ……///」
稀子は言葉の後。微笑みながら目を潤ませる!
勘の良い鈴音さんは、微笑みながら稀子に話し始める。
「……稀子さん!」
「その感じですと比叡さんは無事に、実技試験に合格出来たようですね///」
「うん…。鈴ちゃん!///」
「比叡君は今回も、奇跡起こしてくれた!!♪///」
稀子は、嬉し泣きをしながら鈴音さんに話す。
鈴音さんも少し目元を滲ませながら、俺に優しい表情で話し始める。
「……おめでとうございます!///」
「比叡さん…///」
「これでやっと、最初の目的を達成させる事が出来ましたね!///」
「あっ…、ありがとうございます!///」
「鈴音さん…///」
俺は、お礼を言う表情で鈴音さんに話す。
俺自身ではまだ結果を見ていないが、稀子と鈴音さんの表情を見れば、実技試験に間違いなく合格している……
これも全て、稀子や鈴音さんのお陰で有る。
(稀子は悪戯好きな部分が有るが、人生を左右させる出来事には悪戯をしない)
(もしこれが悪戯で有ったら……俺は、稀子を真剣に怒鳴るだろうな!///)
「……稀子」
「俺自身でも確認したいから、その葉書を渡してくれるか?」
俺は気取った表情で稀子に話す。
稀子は頬を染めた笑顔で、俺に話し始める。
「うん!//////」
「はい…。合格を知らせる葉書だよ!//////」
「大好きな比叡君//////」
「……///」
俺は少し恥ずかしい表情で、稀子から葉書を受け取る。
俺も自分自身で、葉書の内容を確認する。
(……稀子の言葉通り。俺は実技試験を合格した!)
(だが、これでやっと……スタートラインに、立てたと言うべきだろうな!///)
俺の目標は、保育士の資格を取得する事では無く、稀子の実家が有る地域で、学童保育指導員の仕事に就く事で有る。
「比叡君!♪」
「山本さんやおばさんにも、直ぐ報告しないとね!♪」
「二人共、きっと大喜びしてくれるよ!♪」
「さぁ、今すぐ行こう。比叡君!!♪」
「~~~♪」
稀子は、満面な笑みで俺に話す。
鈴音さんも、にこにこ笑顔で有る!
稀子は言葉の後。座布団から立ち上がり、俺の腕を引っ張って山本さんの家に誘導させる……
俺達3人はアパートから、山本さんの家に向かった。
……
山本さんの家に着いた俺達は、稀子が山本さんの“おばさん”を呼びに行き、鈴音さんが離れに戻っていた山本さんを呼びに行き、俺は山本さんのリビングで保育士実技試験、合格報告を行う。
山本さんのおばさんは『青柳さんなら、合格してくれると信じていましたよ!』と、凄く嬉しそうな表情で言ってくれた!
山本さんも『…そうか!』、『比叡君も真の意味で、やっと大人に成れたか!!』と、少し意味不明な事を澄ました表情で呟かれたが、山本さんの目自体は笑っていた。
保育士実技試験に合格は出来たが、これで直ぐに、保育関連の仕事に就けるのでは無く、保育士登録手続きなど、まだ事務手続きが残っている。
そして、学童保育指導員に就く為の採用試験や、稀子実家が有る地域への引っ越し、更には稀子と結婚の手続きなど、やるべき事は本当にたくさんだ///
だが、俺は稀子の事が大好きだから、大変だろうけど頑張って出来ると思う!
(俺の本当の人生は、今から始まる!!)
俺は本当にそう、心の中で実感した……
「…………」
稀子は目を見開きながら……開いた葉書の内容を見始める。
その稀子の姿を、真剣な眼差しで見守る鈴音さん……
果たして無事に、俺は保育士実技試験に合格しているだろう?
「…………」
「ふぅー」
稀子は葉書を見ながら突然、目を瞑りながら溜め息を吐く!
稀子の仕草から、これは間違いなく落ちたか!?
……だが、稀子は微笑みながら目を開け、優しい表情で俺に話し始める。
「……比叡君。……頑張ったね…!」
「私……凄く嬉しいよ!!///」
「うぅ……///」
稀子は言葉の後。微笑みながら目を潤ませる!
勘の良い鈴音さんは、微笑みながら稀子に話し始める。
「……稀子さん!」
「その感じですと比叡さんは無事に、実技試験に合格出来たようですね///」
「うん…。鈴ちゃん!///」
「比叡君は今回も、奇跡起こしてくれた!!♪///」
稀子は、嬉し泣きをしながら鈴音さんに話す。
鈴音さんも少し目元を滲ませながら、俺に優しい表情で話し始める。
「……おめでとうございます!///」
「比叡さん…///」
「これでやっと、最初の目的を達成させる事が出来ましたね!///」
「あっ…、ありがとうございます!///」
「鈴音さん…///」
俺は、お礼を言う表情で鈴音さんに話す。
俺自身ではまだ結果を見ていないが、稀子と鈴音さんの表情を見れば、実技試験に間違いなく合格している……
これも全て、稀子や鈴音さんのお陰で有る。
(稀子は悪戯好きな部分が有るが、人生を左右させる出来事には悪戯をしない)
(もしこれが悪戯で有ったら……俺は、稀子を真剣に怒鳴るだろうな!///)
「……稀子」
「俺自身でも確認したいから、その葉書を渡してくれるか?」
俺は気取った表情で稀子に話す。
稀子は頬を染めた笑顔で、俺に話し始める。
「うん!//////」
「はい…。合格を知らせる葉書だよ!//////」
「大好きな比叡君//////」
「……///」
俺は少し恥ずかしい表情で、稀子から葉書を受け取る。
俺も自分自身で、葉書の内容を確認する。
(……稀子の言葉通り。俺は実技試験を合格した!)
(だが、これでやっと……スタートラインに、立てたと言うべきだろうな!///)
俺の目標は、保育士の資格を取得する事では無く、稀子の実家が有る地域で、学童保育指導員の仕事に就く事で有る。
「比叡君!♪」
「山本さんやおばさんにも、直ぐ報告しないとね!♪」
「二人共、きっと大喜びしてくれるよ!♪」
「さぁ、今すぐ行こう。比叡君!!♪」
「~~~♪」
稀子は、満面な笑みで俺に話す。
鈴音さんも、にこにこ笑顔で有る!
稀子は言葉の後。座布団から立ち上がり、俺の腕を引っ張って山本さんの家に誘導させる……
俺達3人はアパートから、山本さんの家に向かった。
……
山本さんの家に着いた俺達は、稀子が山本さんの“おばさん”を呼びに行き、鈴音さんが離れに戻っていた山本さんを呼びに行き、俺は山本さんのリビングで保育士実技試験、合格報告を行う。
山本さんのおばさんは『青柳さんなら、合格してくれると信じていましたよ!』と、凄く嬉しそうな表情で言ってくれた!
山本さんも『…そうか!』、『比叡君も真の意味で、やっと大人に成れたか!!』と、少し意味不明な事を澄ました表情で呟かれたが、山本さんの目自体は笑っていた。
保育士実技試験に合格は出来たが、これで直ぐに、保育関連の仕事に就けるのでは無く、保育士登録手続きなど、まだ事務手続きが残っている。
そして、学童保育指導員に就く為の採用試験や、稀子実家が有る地域への引っ越し、更には稀子と結婚の手続きなど、やるべき事は本当にたくさんだ///
だが、俺は稀子の事が大好きだから、大変だろうけど頑張って出来ると思う!
(俺の本当の人生は、今から始まる!!)
俺は本当にそう、心の中で実感した……
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