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【R-15】稀子編 第2章
第418話 キャンプ場で食べる昼食
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屋外プールを楽しんだ後は、お昼の時間で有る。
プール遊びはこれで終わりなので、水着姿から着替えて、俺と稀子はキャンプ場の管理棟へ行き、更衣室ロッカーの鍵をキャンプ場のスタッフに返しつつ、稀子は預けていたお弁当をスタッフから貰う。
このキャンプ場には外周沿いの有る部分に、テーブルベンチが設置されているので、そのテーブルベンチで、俺と稀子は昼食を食べる。
管理棟内には売店が有るので、さっきの水泳競走勝者で有る稀子に、希望のジュースを1本買って手渡す事も俺は忘れない。
俺と稀子はキャンプ場の管理棟から、テーブルベンチが設置されている場所へ向かう。
……
テーブルベンチが設置されている場所は、東屋のように屋根が無いので、日陰に成っていそうな場所を選び其処を陣取るが、俺と稀子以外の人は居なかった。
「大体の人達は、泊まり目的で来るからね~~♪」
「泊まり(宿泊)ならバンガローやその裏手に、テーブルベンチも設置して有るからね~~♪」
と、稀子は笑顔で言いながら、テーブルにお弁当箱を広げ始める。
大きなタッパーが2つ有って、1つのタッパーには“おかず”がギッシリと詰められていて、もう1つのタッパーには“おにぎり”が入っていた。
(今日はサンドイッチでは無く、おにぎりか…)
俺は不思議そうな表情で、稀子の準備している弁当箱を眺めていると、稀子はそれに気付き和やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡君。不思議に感じているのでしょ!!」
「何で……今日は“おにぎり”なんだろうと…!」
「まさにその通りなんだが、稀子…」
俺は疑問を感じた表情で呟くと、稀子は穏やかな表情で俺に話し始める。
「おかずの組み合わせから、今日は“おにぎり”の方が良いからね!」
「鶏の唐揚げや卵焼きにはやっぱり、おにぎりだよ!♪」
「あぁ…。言われて見ればそうだね!」
「稀子!!」
俺は、納得した表情で稀子に話す。
サンドイッチなら基本、おかずは要らない。
サンドイッチ自体が、パンに“おかず”を挟んでいるからだ。
それは“おにぎり”でも一緒で有るが、おにぎりの場合は“おかず”と一緒に食べると美味しさが更に増す。
テーブルにお弁当箱が広がった所で、稀子と昼食開始で有る。
飲み物は、持参した麦茶で有る。
二人で食事前の挨拶をしてから、昨日に引き続き屋外での昼食を楽しむ。
「もぐ、もぐ、―――」
(昨日の売店で買った“おにぎり”も美味しかったが、稀子の作った“おにぎり”も美味しいな!)
(特におにぎりの具材が、俺好みばかりで集めているのが大きいよな!)
俺は、おにぎりを食べながら心の中で思う。
稀子の作った“おにぎり”は全部で3種類有るが定番の鮭、ツナマヨ、焼き明太子と、俺の大好きな具材ばかりで有る!
俺と稀子の関係は本当に長いので、俺の好みは稀子が全て把握している。
(結婚や入籍はまだこれからだけど実質、俺と稀子の関係は夫婦と変わらないよな!)
(真庭家の人間も、俺を認めてくれているし……後は、俺の家か…)
俺は稀子と付き合っている事及び、ほぼ婚約状態で有る事を俺の両親には、一切報告をしていない。
俺が以前住んでいる町から羽津音市に来て以降、俺は一度も実家に帰省はしていない。
俺はそんな事を思いながら、鶏の唐揚げを箸で掴もうとすると、稀子は和やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡君!」
「お昼ご飯の後は、少し食休みしてから釣りだからね♪」
「俺にとって釣りは久しぶりだけど……二人で上限まで釣って、楓さんを喜ばせないと行けないな…!」
俺は穏やかな表情で稀子に話す。
キャンプ場に有る釣り堀には、ニジマスしか放されていないが、一人3匹までは持ち帰る事が許されている。
「そうだね、比叡君!」
「お母さんも、ニジマスを焼く準備して待っていると言っていたから、頑張って釣らないとね!♪」
稀子は嬉しそうな表情で俺に話す。
稀子は俺と違って、両親が本当に大好きそうだ。
稀子は父で有る幸村さん。母で有る楓さん。そして祖母も大好きな感じだ。
(今直ぐでは無いにしても、近い内に稀子を紹介する為に実家へ帰らないとな…)
(俺の母綾は毒親で有るが、稀子の事を素直に受け入れてくれるだろうか?)
俺は、はっきり言って両親の事は嫌いだ。
嫌いだからこそ、早々と自立をして今がある訳で有るが、これも全て稀子のお陰で有る。
稀子との出会いが有ったからこそ、俺の人生は180度変わった。
「~~~♪」
稀子は嬉しそうな表情で、ツナマヨおにぎりを食べている。
俺は稀子の笑顔を見ながら、心の中で本当に感謝した。
(俺を好きに成ってくれて、本当にありがとう…!)
(稀子!!)
プール遊びはこれで終わりなので、水着姿から着替えて、俺と稀子はキャンプ場の管理棟へ行き、更衣室ロッカーの鍵をキャンプ場のスタッフに返しつつ、稀子は預けていたお弁当をスタッフから貰う。
このキャンプ場には外周沿いの有る部分に、テーブルベンチが設置されているので、そのテーブルベンチで、俺と稀子は昼食を食べる。
管理棟内には売店が有るので、さっきの水泳競走勝者で有る稀子に、希望のジュースを1本買って手渡す事も俺は忘れない。
俺と稀子はキャンプ場の管理棟から、テーブルベンチが設置されている場所へ向かう。
……
テーブルベンチが設置されている場所は、東屋のように屋根が無いので、日陰に成っていそうな場所を選び其処を陣取るが、俺と稀子以外の人は居なかった。
「大体の人達は、泊まり目的で来るからね~~♪」
「泊まり(宿泊)ならバンガローやその裏手に、テーブルベンチも設置して有るからね~~♪」
と、稀子は笑顔で言いながら、テーブルにお弁当箱を広げ始める。
大きなタッパーが2つ有って、1つのタッパーには“おかず”がギッシリと詰められていて、もう1つのタッパーには“おにぎり”が入っていた。
(今日はサンドイッチでは無く、おにぎりか…)
俺は不思議そうな表情で、稀子の準備している弁当箱を眺めていると、稀子はそれに気付き和やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡君。不思議に感じているのでしょ!!」
「何で……今日は“おにぎり”なんだろうと…!」
「まさにその通りなんだが、稀子…」
俺は疑問を感じた表情で呟くと、稀子は穏やかな表情で俺に話し始める。
「おかずの組み合わせから、今日は“おにぎり”の方が良いからね!」
「鶏の唐揚げや卵焼きにはやっぱり、おにぎりだよ!♪」
「あぁ…。言われて見ればそうだね!」
「稀子!!」
俺は、納得した表情で稀子に話す。
サンドイッチなら基本、おかずは要らない。
サンドイッチ自体が、パンに“おかず”を挟んでいるからだ。
それは“おにぎり”でも一緒で有るが、おにぎりの場合は“おかず”と一緒に食べると美味しさが更に増す。
テーブルにお弁当箱が広がった所で、稀子と昼食開始で有る。
飲み物は、持参した麦茶で有る。
二人で食事前の挨拶をしてから、昨日に引き続き屋外での昼食を楽しむ。
「もぐ、もぐ、―――」
(昨日の売店で買った“おにぎり”も美味しかったが、稀子の作った“おにぎり”も美味しいな!)
(特におにぎりの具材が、俺好みばかりで集めているのが大きいよな!)
俺は、おにぎりを食べながら心の中で思う。
稀子の作った“おにぎり”は全部で3種類有るが定番の鮭、ツナマヨ、焼き明太子と、俺の大好きな具材ばかりで有る!
俺と稀子の関係は本当に長いので、俺の好みは稀子が全て把握している。
(結婚や入籍はまだこれからだけど実質、俺と稀子の関係は夫婦と変わらないよな!)
(真庭家の人間も、俺を認めてくれているし……後は、俺の家か…)
俺は稀子と付き合っている事及び、ほぼ婚約状態で有る事を俺の両親には、一切報告をしていない。
俺が以前住んでいる町から羽津音市に来て以降、俺は一度も実家に帰省はしていない。
俺はそんな事を思いながら、鶏の唐揚げを箸で掴もうとすると、稀子は和やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡君!」
「お昼ご飯の後は、少し食休みしてから釣りだからね♪」
「俺にとって釣りは久しぶりだけど……二人で上限まで釣って、楓さんを喜ばせないと行けないな…!」
俺は穏やかな表情で稀子に話す。
キャンプ場に有る釣り堀には、ニジマスしか放されていないが、一人3匹までは持ち帰る事が許されている。
「そうだね、比叡君!」
「お母さんも、ニジマスを焼く準備して待っていると言っていたから、頑張って釣らないとね!♪」
稀子は嬉しそうな表情で俺に話す。
稀子は俺と違って、両親が本当に大好きそうだ。
稀子は父で有る幸村さん。母で有る楓さん。そして祖母も大好きな感じだ。
(今直ぐでは無いにしても、近い内に稀子を紹介する為に実家へ帰らないとな…)
(俺の母綾は毒親で有るが、稀子の事を素直に受け入れてくれるだろうか?)
俺は、はっきり言って両親の事は嫌いだ。
嫌いだからこそ、早々と自立をして今がある訳で有るが、これも全て稀子のお陰で有る。
稀子との出会いが有ったからこそ、俺の人生は180度変わった。
「~~~♪」
稀子は嬉しそうな表情で、ツナマヨおにぎりを食べている。
俺は稀子の笑顔を見ながら、心の中で本当に感謝した。
(俺を好きに成ってくれて、本当にありがとう…!)
(稀子!!)
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