偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】稀子編 第2章

第417話 屋外プール

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「……稀子の水着姿は、スクール水着か!///」
「稀子らしいと言うべきか……」

 俺は困った笑顔で稀子に話すが、稀子は和やかな表情で俺に話し始める?

「どう。比叡君!」
「似合っているでしょう~~!」

「うっ、うん…。稀子の幼い体型によく似合っていよ。稀子…///」

「まぁ、幼いは余分だけどね~~!(汗)」

「じゃあ、屋外プールに行こうか!」
「比叡君!!」

 俺は困った微笑み表情で稀子に言った後。稀子は困った笑顔で言うが、笑顔に変わって俺に話す。

(稀子が望んで、スクール水着を着ているなら問題は無いか…)
(俺も、その姿は悪くないと思っているし!?)

 稀子の水着姿がスクール水着なのは驚いたが、稀子自身も恥ずかしがっている様子は無いので、俺は稀子と一緒に屋外プールの方へ向かう。

 ……

「きゃはは!」
「冷たくて気持ちいい~~♪」
「やっぱり、プールより私は川の方が好きだね~~♪」

 稀子は笑顔で、河川を使った屋外プールを楽しんでいる。
 夏の日差しはきついが、その所為も有って川の水はとても気持ちいい!!

(…だが、少し冷たすぎる気もする)
(けど、稀子は凄く喜んでいるから我慢するか…)

「ほら、比叡君!♪」

『バシャ』

 稀子は笑顔で言いながら、俺に水を手で掛けてくる!
 俺も笑顔で、稀子にお返しをする!

「やったな、稀子!♪」

『バシャ、バシャ!』

「わっぷ!///」

「……やるね~~。比叡君!♪」
「なら、こうだ!!♪」

『バシャ、バシャ、―――♪』

『バシャ、バシャ、―――♪』

 稀子は手から足に代えて、俺に水を掛けて来た!
 当然、手で掛けるより足の方が、水しぶきは大きくなる!!

「うぁ…!」

「稀子…。足技は反則だぞ…///」

 俺は困った表情で稀子に言うが、稀子は笑顔で俺に言い始める。

「水遊びに反則なんて無いよ。比叡君!♪」
「けど、水遊びはここまでにして、今度は泳ごうか!!♪」

「……そうだね。ここはプールだから泳ぐ事も出来るからね」

 俺は穏やかな表情で稀子に話す。
 稀子は笑顔で、俺に話し始める。

「じゃあ、比叡君!」
「あそこに有る、ブイの所まで競争ね!!♪」

「でっ、負けた人がジュースを驕るで良いね!♪」
「比叡君!!」

 稀子は泳ぎに自身が有るのだろう。
 稀子は、敗者に成った者に対して罰則を付けてきた。

(絶対稀子が勝つと思うが……まぁ、ジュース1本ぐらいなら良いか)

 俺は泳ぎが得意とは言い切れないので、この勝負は間違いなく稀子が勝つ。
 だが、それぐらいの罰則なら仕方ないと感じ、俺は和やかな表情で稀子に話す。

「よし。それで良いよ。稀子!」

「おっ!」
「その条件を飲むとは、比叡君は案外泳ぎに自身が有る?♪」

 稀子は自分の出した案を、素直に俺が受け入れたので嬉しそうな表情で俺に話す。
 俺は笑顔で稀子に言い始める。

「勝負は、やって見ないと分からないからね!」
「稀子!!」

 俺の言葉の後。俺と稀子の水泳競争が始まった!

 ……

 水泳競争の結果は、言うまでも無く稀子の完勝で有った。
 だが、それは最初から分かり切っていた事で有る。
 勝者で有る稀子へのジュースは、プールに上がった後へする。

 その後の時間は水泳勝負では無く、自由に泳いだり、二人仲良く屋外プールでの時間を楽しむ。
 他の方から見れば、俺と稀子は兄妹の関係に見えているかも知れないが、お互いそんなのは気にせず楽しむ。

 普通のプールと比べれば、川の水は水温が低い為。長時間遊ぶことは出来ない。
 その為。小まめに水から上がりながら休憩をして、屋外プールでの時間を楽しむ。

 お昼までの時間は、俺は稀子と屋外プールでの時間を楽しんだ!
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