偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】稀子編 第2章

第413話 例の河川公園 その3

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「ぷはぁぁ~!///」

「もう…、比叡君!」
「急にどうしたの!?///」

 俺とのキスの後。稀子は少し怒った表情で俺に言い始める。
 俺は困った微笑み表情で、稀子に話し始める。

「いや……ちょうど。良いムードかなと感じて…///」
「場所も公園だし、二人きりで有ったから…///」

「……比叡君が、私を求めてくれるのは凄く嬉しいけど、この場所って案外駐車場から丸見えなんだよね!///」
「比叡君は当然、知らないと思うけど…」

 稀子は、少し頬を染めた困った表情で俺に話す。
 東屋あずまやから駐車場の様子を見る事は出来ないが、駐車場からは東屋の様子を見る事が出来ると稀子は言う。

(稀子は、この公園内の事を熟知しているんだな!///)
(ムードに依っては稀子と屋外プレイも意識していたが、駐車場から丸見えではその様な行為はしない方がいいな!///)

 俺は心の中で諦めを感じるが、稀子とたわむれるのは今がチャンスだと感じているし、俺の生殖器も稀子を求め始めている。
 何処かこの公園内で、稀子と行為が出来る場所は無いだろうか?

「ねぇ……比叡君!」
「私は、両親には比叡君の事を紹介したけど、近所の人達にはまだだから……その、これ以上の事は遠慮してほしいな…」

 稀子は、悲しそうな表情で俺に言う!
 稀子も近所の目線を、気にする人のようだ!

「……けど、稀子//////」
「さっきのキスで、その……俺の“物”が、稀子を求め始めているんだ!//////」

 俺は頬を染めた困った表情で稀子に話すと、稀子は溜め息を吐いてから『やれやれ』の表情で話し始める。

「ふぅ~」

「軽いキスだけで……比叡君は、発情期モードですか!」
「でも、私は公園ではしたくないし、お家まで我慢できない?///」

「……稀子の家までは我慢出来るが、家には稀子家族の誰かが居るだろう?」
「俺と稀子の性行為を、幸村さんとかに見られたら不味くないか。稀子…」

 俺は悩んだ表情で稀子に話すが、稀子は『そう言われてもね…』の表情で話し始める。

「公園で比叡君とするぐらいなら、まだ家でした方がいいよ!」
「……避妊具さえ着けてくれれば、お父さんにバレたって、比叡君が殴られる程度で済むと思うから…」

「……」

(幸村に殴られるか…)
(あの人…。山本さんの様にガタイが良いから、出来れば殴られたくは無いな!///)
(鼻血が出るだけでは、多分済まないだろう…///)

(何か、別の方法は無いかな…。あっ、彼処あそこが有るではないか!!)

 俺は公園内でも、稀子と性行為が出来る場所を思い付く!
 俺は嬉しそうな表情で、稀子に言い始める!!

「なぁ。稀子!」
「公園に有る多目的トイレなら、誰かに見られる・覗かれる事も無く、稀子と性行為が出来るでは無いか!」
「多目的トイレで……しないか///」

「えっ……冗談は止してよ。比叡君……」
「多目的トイレで性行為なんて……何処かの人では無いのだから…!」

 露骨そうに嫌な表情で言う稀子。
 稀子はアブノーマルの人では無いようだ。
 稀子は困った微笑み表情に変わって、俺に言葉を続ける。

「私はここで待っているから、比叡君一人で多目的トイレに行って、其処で“想い”を出して来たら!」
「比叡君は私の事が大好きだから、私を想像するだけで出せるでしょ!」
「この公園は地元民しか知らない公園で有るから、変な人が来る可能性は低いし!」

「……」

(一人で出してこいと稀子は言うか!)
(稀子で出して貰うのが良いので有って、一人だとそんなに良くは無いのだよな…)

 稀子には押しが通用しないタイプで有るから、これ以上の駆け引きは無意味だと俺は感じる。
 俺は諦めた口調で、稀子に話し始める。

「稀子。一人では出す気持ちに成れないよ」
「これは稀子が手伝ってくれるから、意味が有るので有って……」

「はい。はい!」
「この帰省が終わったら、ちゃんと比叡君の相手をしてあげるから、それまでは我慢してね!」
「あと数日なんだから…///」

 稀子は困った笑顔で俺に話す。
 この河川公園で、稀子との屋外プレイを望んだ俺で有るが、残念ながらキスだけで終わってしまった!///
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