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【R-15】稀子編 第2章
第391話 差し入れと新しい胃袋!?
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俺が玄関のドアを開くと、鈴音さんは俺たちに目線を合わせて、微笑みながら挨拶を改めてしてくる。
稀子は、俺の左後ろに居る。
「こんばんは!」
「比叡さん、稀子さん!!」
「こんばんは。鈴音さん!!」
「こんばんは、鈴ちゃん!!」
俺と稀子も、それぞれ鈴音さんに挨拶をする。
鈴音さんの右手にはレジ袋も持っていて、俺の方に差し出しながら、穏やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡さん!」
「これ、孝明さんからの差し入れです!!」
俺は鈴音さんからレジ袋を受け取り、中身を確認すると日本酒の5合瓶が1本入っていた。
「……これはどうもです。鈴音さん!」
「態々持って来てくれて、ありがとうございます!///」
俺は鈴音さんに、笑顔でお礼を言う。
本来は山本さんに言うべきだが、持ってきたのは鈴音さんで有る。
「では……これで、失礼します!」
「稀子さんと、楽しい夜をお過ごしください!♪」
鈴音さんは微笑みながら挨拶をして、体の向きを変えようとした所で、稀子が呼び止める。
「待って、鈴ちゃん!」
「えっ……どうしましたか?」
「稀子さん……」
稀子は陽気な声で掛けるが、鈴音さんは少し驚きながら返事をする。
「鈴ちゃん!」
「今、比叡君とすき焼きを突いているのだけど、少し量が多すぎるんだよ!!」
「だから鈴ちゃんも、すき焼きを突いていかない?♪」
稀子は和やかな表情で鈴音さんに言うが、鈴音さんは少し困った笑顔で返事をする。
「えっと……お気持ちは嬉しいのですが、私も先ほど、晩ご飯を済ませたばかりですので…///(汗)」
鈴音さんは丁寧な言葉遣いで言うが、要約すると稀子の誘いを拒否している。
だが、稀子の性格上、簡単には諦めない!?
稀子は笑顔でお願い事する表情で、鈴音さんを再度誘い始める。
「え~~、鈴ちゃん!!」
「折角、来たんだから、食べて行ってよ~~!!(汗)」
「お肉も今日は高級(黒毛)和牛だし、私が作ったんだから~~!!」
「……///(汗)」
稀子の積極的な誘いに、困惑している鈴音さん。
鈴音さんは稀子ほど食べないが、折角来てくれたんだし、少しでも“おもてなし”をしたい!!
(最近、鈴音さんは俺の部屋に来ることは少なく成ったし、3人での食事機会も減っている…)
(ここは、俺からも誘ってみるか!!)
「鈴音さん!」
「稀子の作るすき焼きは、美味しいですよ!!」
「飲み物も有りますし、少しだけでも良いですから!!」
俺も和やかな表情で、鈴音さんを誘うと……
「でっ、では……少しだけ!///」
2人からの誘いで、鈴音さんも観念したのだろう。
困った笑顔で言う。
「じゃあ、鈴ちゃん!」
「早速入って!!」
「はい…。では、お邪魔します///」
稀子は陽気な声で鈴音さんを招き入れ、鈴音さんも部屋の中に入る。
俺は急いで、押し入れから座布団を取り出し、鈴音さんの場所を作る。
「では、失礼します!」
鈴音さんは礼儀正しく言ってから、俺が用意した座布団に座る。
箸は割り箸に成ってしまうが、鈴音さんの箸や小鉢等を俺は用意する。
俺と稀子が使っている小鉢と少し違うが、すき焼きを食べるには問題無い。
缶コーラを飲むコップに関しては、紙コップで我慢して貰う。
丁度、すき焼き鍋の中身も空に近かったので、稀子が新しいすき焼きを作っている。
鈴音さんの来たタイミングが丁度良かった。
鈴音さんに煮過ぎて固く成った牛肉を、食べさせる訳には行かないからな!
2人でも食事から、鈴音さんを加えた3人での食事に変わった!
稀子は、俺の左後ろに居る。
「こんばんは!」
「比叡さん、稀子さん!!」
「こんばんは。鈴音さん!!」
「こんばんは、鈴ちゃん!!」
俺と稀子も、それぞれ鈴音さんに挨拶をする。
鈴音さんの右手にはレジ袋も持っていて、俺の方に差し出しながら、穏やかな表情で話し掛けてくる。
「比叡さん!」
「これ、孝明さんからの差し入れです!!」
俺は鈴音さんからレジ袋を受け取り、中身を確認すると日本酒の5合瓶が1本入っていた。
「……これはどうもです。鈴音さん!」
「態々持って来てくれて、ありがとうございます!///」
俺は鈴音さんに、笑顔でお礼を言う。
本来は山本さんに言うべきだが、持ってきたのは鈴音さんで有る。
「では……これで、失礼します!」
「稀子さんと、楽しい夜をお過ごしください!♪」
鈴音さんは微笑みながら挨拶をして、体の向きを変えようとした所で、稀子が呼び止める。
「待って、鈴ちゃん!」
「えっ……どうしましたか?」
「稀子さん……」
稀子は陽気な声で掛けるが、鈴音さんは少し驚きながら返事をする。
「鈴ちゃん!」
「今、比叡君とすき焼きを突いているのだけど、少し量が多すぎるんだよ!!」
「だから鈴ちゃんも、すき焼きを突いていかない?♪」
稀子は和やかな表情で鈴音さんに言うが、鈴音さんは少し困った笑顔で返事をする。
「えっと……お気持ちは嬉しいのですが、私も先ほど、晩ご飯を済ませたばかりですので…///(汗)」
鈴音さんは丁寧な言葉遣いで言うが、要約すると稀子の誘いを拒否している。
だが、稀子の性格上、簡単には諦めない!?
稀子は笑顔でお願い事する表情で、鈴音さんを再度誘い始める。
「え~~、鈴ちゃん!!」
「折角、来たんだから、食べて行ってよ~~!!(汗)」
「お肉も今日は高級(黒毛)和牛だし、私が作ったんだから~~!!」
「……///(汗)」
稀子の積極的な誘いに、困惑している鈴音さん。
鈴音さんは稀子ほど食べないが、折角来てくれたんだし、少しでも“おもてなし”をしたい!!
(最近、鈴音さんは俺の部屋に来ることは少なく成ったし、3人での食事機会も減っている…)
(ここは、俺からも誘ってみるか!!)
「鈴音さん!」
「稀子の作るすき焼きは、美味しいですよ!!」
「飲み物も有りますし、少しだけでも良いですから!!」
俺も和やかな表情で、鈴音さんを誘うと……
「でっ、では……少しだけ!///」
2人からの誘いで、鈴音さんも観念したのだろう。
困った笑顔で言う。
「じゃあ、鈴ちゃん!」
「早速入って!!」
「はい…。では、お邪魔します///」
稀子は陽気な声で鈴音さんを招き入れ、鈴音さんも部屋の中に入る。
俺は急いで、押し入れから座布団を取り出し、鈴音さんの場所を作る。
「では、失礼します!」
鈴音さんは礼儀正しく言ってから、俺が用意した座布団に座る。
箸は割り箸に成ってしまうが、鈴音さんの箸や小鉢等を俺は用意する。
俺と稀子が使っている小鉢と少し違うが、すき焼きを食べるには問題無い。
缶コーラを飲むコップに関しては、紙コップで我慢して貰う。
丁度、すき焼き鍋の中身も空に近かったので、稀子が新しいすき焼きを作っている。
鈴音さんの来たタイミングが丁度良かった。
鈴音さんに煮過ぎて固く成った牛肉を、食べさせる訳には行かないからな!
2人でも食事から、鈴音さんを加えた3人での食事に変わった!
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