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【R-15】稀子編 第2章
第389話 稀子とすき焼き! その1
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「♪~~~」
『ぐつ、ぐつ、―――』
稀子は鼻歌交じりで手際よく、すき焼きを作っている。
俺は、ビールを飲んで待つ!!
何て亭主面のことはまだ出来ないので、俺は稀子の作る“すき焼き”を静かに見ている。
(本当に久しぶりの…、稀子との晩ご飯で有るが、こうやって見ていると俺たちの関係は実質夫婦だよな…)
小さなテーブルに向かい合って座り、稀子が陽気な笑顔ですき焼きを作り、俺はそれを静かに見守る。
本来だったらもっと新婚さんらしいの雰囲気も、出なければ成らないのだろうが、俺と稀子の関係はとうの昔に、新婚さんレベルを超えていた!?
まだ、結婚や籍も入れていないのに!!
「もうすぐ、出来るからね~~♪」
「比叡君~~♪」
稀子は、笑顔で俺に向けて言う。
昨日稀子と性行為をしたばかりなのに、俺の生殖器が稀子の笑顔で反応を示す!
(すき焼きを食べて精も付く訳だし、食事後は……稀子と子作りに励むか!?)
(これが夫婦なら、そうしているかも知れん!!)
俺は馬鹿なことを考えながら、すき焼きが出来上がるのを待った。
☆
『ぐつ、ぐつ、―――♪』
「もう、食べられそうだね♪」
稀子の陽気な掛け声で、すき焼きは完成したようだ。
俺は席を立ち上がり、冷蔵庫から缶ビールと缶コーラを取り出す。
俺はテーブルに戻ると、陽気な声で稀子に缶コーラを手渡す。
「稀子! お疲れ!!」
「ありがとう、比叡君!!」
稀子は微笑みながら缶コーラを受け取り、プルトップを開けて、コーラをコップに注ぎ始める。
俺も缶ビールのプルトップを開けて、コップにビールを注ぎ始める。
稀子はまだ未成年で有るから、お酒を飲ませることは出来ない。
「じゃあ、稀子!」
「楽しい晩ご飯に、乾杯~~♪」
「乾杯~~。比叡君~~♪」
『カチン♪』
俺と稀子は笑顔で言って、乾杯をする!
お互い、飲み物を口に付けた後は、小鉢に入っている生卵を箸で溶いて、すき焼き鍋に入っている“すき焼き”を箸で突き始める!
「稀子が作る、すき焼きを食べるのは、初めてだね!」
俺は和やかな表情で稀子に声を掛けながら、牛肉を箸で取っていると、稀子も和やかな表情で話してくる。
「私のお家のすき焼きは、山本さんの家より甘めだよ!!♪」
稀子の言葉で、俺は有ることを思い出す。
(稀子が作る卵焼きは、何時も凄く甘いな!)
(山本さんのおばさんや、鈴音さんも卵焼きを作るが、稀子が作る卵焼きが一番甘い!)
稀子は食べることが大好きだし、甘い物も好きで有るが、稀子が作る卵焼きは特段と甘い。甘いけど美味しい!!
その稀子が、すき焼きも甘いと言うのだから、かなり甘いのだよなと俺は思いながら、牛肉を溶き卵に絡ませて食べる。
「もぐ、もぐ、―――」
「どう、比叡君!!」
稀子は覗う表情で聞いてくる。
稀子も小鉢に牛肉を入れたが、箸を付けようとはしない。
俺の感想を聞きたいからだろう。
「うん!」
「山本さんのおばさんが作るすき焼きと比べて、大分甘いけど美味しいよ。稀子!!」
「本当! 比叡君!!」
「比叡君が、喜んでくれて良かった~~♪」
俺は素直な感想を言うと、稀子は嬉しい笑顔で言って、稀子もすき焼きを食べ始める。
「うん、うん!」
「これが、私の家のすき焼きだ~~♪」
俺の中では少し甘すぎる気もしたが、二人きりでの晩ご飯にケチを付けたくは無いし、稀子の言葉からして、これが稀子実家の味なんだろう。
そう考えると……稀子の実家は甘党家族なのかな!?
『ぐつ、ぐつ、―――』
稀子は鼻歌交じりで手際よく、すき焼きを作っている。
俺は、ビールを飲んで待つ!!
何て亭主面のことはまだ出来ないので、俺は稀子の作る“すき焼き”を静かに見ている。
(本当に久しぶりの…、稀子との晩ご飯で有るが、こうやって見ていると俺たちの関係は実質夫婦だよな…)
小さなテーブルに向かい合って座り、稀子が陽気な笑顔ですき焼きを作り、俺はそれを静かに見守る。
本来だったらもっと新婚さんらしいの雰囲気も、出なければ成らないのだろうが、俺と稀子の関係はとうの昔に、新婚さんレベルを超えていた!?
まだ、結婚や籍も入れていないのに!!
「もうすぐ、出来るからね~~♪」
「比叡君~~♪」
稀子は、笑顔で俺に向けて言う。
昨日稀子と性行為をしたばかりなのに、俺の生殖器が稀子の笑顔で反応を示す!
(すき焼きを食べて精も付く訳だし、食事後は……稀子と子作りに励むか!?)
(これが夫婦なら、そうしているかも知れん!!)
俺は馬鹿なことを考えながら、すき焼きが出来上がるのを待った。
☆
『ぐつ、ぐつ、―――♪』
「もう、食べられそうだね♪」
稀子の陽気な掛け声で、すき焼きは完成したようだ。
俺は席を立ち上がり、冷蔵庫から缶ビールと缶コーラを取り出す。
俺はテーブルに戻ると、陽気な声で稀子に缶コーラを手渡す。
「稀子! お疲れ!!」
「ありがとう、比叡君!!」
稀子は微笑みながら缶コーラを受け取り、プルトップを開けて、コーラをコップに注ぎ始める。
俺も缶ビールのプルトップを開けて、コップにビールを注ぎ始める。
稀子はまだ未成年で有るから、お酒を飲ませることは出来ない。
「じゃあ、稀子!」
「楽しい晩ご飯に、乾杯~~♪」
「乾杯~~。比叡君~~♪」
『カチン♪』
俺と稀子は笑顔で言って、乾杯をする!
お互い、飲み物を口に付けた後は、小鉢に入っている生卵を箸で溶いて、すき焼き鍋に入っている“すき焼き”を箸で突き始める!
「稀子が作る、すき焼きを食べるのは、初めてだね!」
俺は和やかな表情で稀子に声を掛けながら、牛肉を箸で取っていると、稀子も和やかな表情で話してくる。
「私のお家のすき焼きは、山本さんの家より甘めだよ!!♪」
稀子の言葉で、俺は有ることを思い出す。
(稀子が作る卵焼きは、何時も凄く甘いな!)
(山本さんのおばさんや、鈴音さんも卵焼きを作るが、稀子が作る卵焼きが一番甘い!)
稀子は食べることが大好きだし、甘い物も好きで有るが、稀子が作る卵焼きは特段と甘い。甘いけど美味しい!!
その稀子が、すき焼きも甘いと言うのだから、かなり甘いのだよなと俺は思いながら、牛肉を溶き卵に絡ませて食べる。
「もぐ、もぐ、―――」
「どう、比叡君!!」
稀子は覗う表情で聞いてくる。
稀子も小鉢に牛肉を入れたが、箸を付けようとはしない。
俺の感想を聞きたいからだろう。
「うん!」
「山本さんのおばさんが作るすき焼きと比べて、大分甘いけど美味しいよ。稀子!!」
「本当! 比叡君!!」
「比叡君が、喜んでくれて良かった~~♪」
俺は素直な感想を言うと、稀子は嬉しい笑顔で言って、稀子もすき焼きを食べ始める。
「うん、うん!」
「これが、私の家のすき焼きだ~~♪」
俺の中では少し甘すぎる気もしたが、二人きりでの晩ご飯にケチを付けたくは無いし、稀子の言葉からして、これが稀子実家の味なんだろう。
そう考えると……稀子の実家は甘党家族なのかな!?
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