390 / 434
【R-15】稀子編 第2章
第388話 余韻……
しおりを挟む
俺は2回も絶頂を迎えてしまったので、流石に3回目は厳しいなと感じたのと、稀子の方も余り初めの内から、激しい事をされたくない表情だったので、俺と稀子の初性行為は終わりを告げる。
敷き布団シーツのとある部分に、稀子が初めてだった証が残っている。
血液だから、綺麗には拭ききれない。
今その敷き布団に、俺と稀子は体を寄せ合っている……
「これで……比叡君は完全に私の者だ!///」
稀子は優しい表情をしながら呟く。
「……俺も、稀子のこと一生、大事にするよ///」
俺は稀子に甘い言葉を言う。
「約束だよ。比叡君!」
「……後、お盆の時は一緒に来てくれるよね!///」
稀子は頬を染めながら、上目遣いで聞いてくる。
稀子の初めてを貰ったばかりで、断るなんて選択肢は存在しない!!
「うん…」
「俺、稀子の両親に会うよ…」
「稀子の両親が、どんな人かはまだ知らないけど…///」
俺は少し不安そうな口調で言うと、稀子は和やかな表情で言い始める。
「そんな心配しなくても良いよ。比叡君!」
「お母さんは優しい性格だし、お父さんも普通のお父さんだから!!」
「そう…///」
「なら、安心かな!///」
「うん。だから安心して。比叡君!!」
稀子は微笑みながら言う。
稀子の天真爛漫さから母親は別にして、父親は厳しい人では無いだろうと俺は感じた。
(『稀子を嫁にください!』と、今回は言いに行く訳では無いから、気楽に考えれば良いか!!)
その後……しばらくの間は、敷き布団の上で俺と稀子は、初行為後の余韻を楽しんだ……
☆
翌日の夕方……
普段の晩ご飯は山本さんの家で頂いているが、今晩は俺の部屋で稀子と頂く。
別に山本(孝明)さんと、喧嘩をしたわけでは無い。
稀子が俺と2人での食事を、求めたからで有った。
『お互い、別の意味で大人に成った訳だし、偶には二人きりで晩ご飯が食べたいね♪』
昨夜。俺が山本さんの家からアパートに戻る時、稀子に笑顔で言われた。
言われて見れば、俺がこの町(波津音市)に来てから、晩ご飯はずっと山本さんの家でお世話に成っているし、稀子と2人で昼食を摂る時も有るが、簡単な物や稀子が事前に作ってきてくれたのを食べている。
晩ご飯に限れば稀子と二人きりでの食事は、俺が初めて稀子と出会った時期しか無い。
そんな訳で急遽、俺は稀子との食事(晩ご飯)をセッテイングした。
稀子にリクエストを聞いたら『すき焼きを比叡君と突きたい♪』と、笑顔で言ったのですき焼きと成った。
俺の家に、すき焼き鍋やガスコンロは無いから山本さんのを借りて、すき焼きの材料も稀子と一緒に買い出しして来た!
今、俺と稀子は2人ですき焼きの準備をしている。
食材を切るのは稀子の担当で有り、俺はガスコンロやすき焼き鍋などの細かい準備をしている。
夏の時期なので、春菊などの野菜を一部揃えられ無かったが、代わりにナスなど代用して量だけは確保する。
稀子の方が材料を切り終わって、いよいよ稀子と2人でのすき焼きが開催される!!
「比叡君は、すき焼きにこだわりは有る?♪」
「比叡君のこだわる方で作るよ!♪」
すき焼きを作り始める直前。稀子は笑顔で聞いた来た。
「俺は特に、こだわりは無いよ!」
「稀子の好きな方で良いよ!!」
すき焼きには関西風と関東風が有るそうだが、俺は特にこだわりは無い。
「なら、お手軽な関東風で行こう♪」
稀子の家は関東風なんだろう。
目分量で割り下を作り始める。
ちなみに、山本さんの家でのすき焼きは関西風だ。
和食の扱いに成るので、調理は山本さんのおばさんが作る。
これから、稀子と楽しいすき焼きで有る!!
敷き布団シーツのとある部分に、稀子が初めてだった証が残っている。
血液だから、綺麗には拭ききれない。
今その敷き布団に、俺と稀子は体を寄せ合っている……
「これで……比叡君は完全に私の者だ!///」
稀子は優しい表情をしながら呟く。
「……俺も、稀子のこと一生、大事にするよ///」
俺は稀子に甘い言葉を言う。
「約束だよ。比叡君!」
「……後、お盆の時は一緒に来てくれるよね!///」
稀子は頬を染めながら、上目遣いで聞いてくる。
稀子の初めてを貰ったばかりで、断るなんて選択肢は存在しない!!
「うん…」
「俺、稀子の両親に会うよ…」
「稀子の両親が、どんな人かはまだ知らないけど…///」
俺は少し不安そうな口調で言うと、稀子は和やかな表情で言い始める。
「そんな心配しなくても良いよ。比叡君!」
「お母さんは優しい性格だし、お父さんも普通のお父さんだから!!」
「そう…///」
「なら、安心かな!///」
「うん。だから安心して。比叡君!!」
稀子は微笑みながら言う。
稀子の天真爛漫さから母親は別にして、父親は厳しい人では無いだろうと俺は感じた。
(『稀子を嫁にください!』と、今回は言いに行く訳では無いから、気楽に考えれば良いか!!)
その後……しばらくの間は、敷き布団の上で俺と稀子は、初行為後の余韻を楽しんだ……
☆
翌日の夕方……
普段の晩ご飯は山本さんの家で頂いているが、今晩は俺の部屋で稀子と頂く。
別に山本(孝明)さんと、喧嘩をしたわけでは無い。
稀子が俺と2人での食事を、求めたからで有った。
『お互い、別の意味で大人に成った訳だし、偶には二人きりで晩ご飯が食べたいね♪』
昨夜。俺が山本さんの家からアパートに戻る時、稀子に笑顔で言われた。
言われて見れば、俺がこの町(波津音市)に来てから、晩ご飯はずっと山本さんの家でお世話に成っているし、稀子と2人で昼食を摂る時も有るが、簡単な物や稀子が事前に作ってきてくれたのを食べている。
晩ご飯に限れば稀子と二人きりでの食事は、俺が初めて稀子と出会った時期しか無い。
そんな訳で急遽、俺は稀子との食事(晩ご飯)をセッテイングした。
稀子にリクエストを聞いたら『すき焼きを比叡君と突きたい♪』と、笑顔で言ったのですき焼きと成った。
俺の家に、すき焼き鍋やガスコンロは無いから山本さんのを借りて、すき焼きの材料も稀子と一緒に買い出しして来た!
今、俺と稀子は2人ですき焼きの準備をしている。
食材を切るのは稀子の担当で有り、俺はガスコンロやすき焼き鍋などの細かい準備をしている。
夏の時期なので、春菊などの野菜を一部揃えられ無かったが、代わりにナスなど代用して量だけは確保する。
稀子の方が材料を切り終わって、いよいよ稀子と2人でのすき焼きが開催される!!
「比叡君は、すき焼きにこだわりは有る?♪」
「比叡君のこだわる方で作るよ!♪」
すき焼きを作り始める直前。稀子は笑顔で聞いた来た。
「俺は特に、こだわりは無いよ!」
「稀子の好きな方で良いよ!!」
すき焼きには関西風と関東風が有るそうだが、俺は特にこだわりは無い。
「なら、お手軽な関東風で行こう♪」
稀子の家は関東風なんだろう。
目分量で割り下を作り始める。
ちなみに、山本さんの家でのすき焼きは関西風だ。
和食の扱いに成るので、調理は山本さんのおばさんが作る。
これから、稀子と楽しいすき焼きで有る!!
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説


俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。

まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2024.8.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

できれば穏便に修道院生活へ移行したいのです
新条 カイ
恋愛
ここは魔法…魔術がある世界。魔力持ちが優位な世界。そんな世界に日本から転生した私だったけれど…魔力持ちではなかった。
それでも、貴族の次女として生まれたから、なんとかなると思っていたのに…逆に、悲惨な将来になる可能性があるですって!?貴族の妾!?嫌よそんなもの。それなら、女の幸せより、悠々自適…かはわからないけれど、修道院での生活がいいに決まってる、はず?
将来の夢は修道院での生活!と、息巻いていたのに、あれ。なんで婚約を申し込まれてるの!?え、第二王子様の護衛騎士様!?接点どこ!?
婚約から逃れたい元日本人、現貴族のお嬢様の、逃れられない恋模様をお送りします。
■■両翼の守り人のヒロイン側の話です。乳母兄弟のあいつが暴走してとんでもない方向にいくので、ストッパーとしてヒロイン側をちょいちょい設定やら会話文書いてたら、なんかこれもUPできそう。と…いう事で、UPしました。よろしくお願いします。(ストッパーになれればいいなぁ…)
■■
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。

【完】夫に売られて、売られた先の旦那様に溺愛されています。
112
恋愛
夫に売られた。他所に女を作り、売人から受け取った銀貨の入った小袋を懐に入れて、出ていった。呆気ない別れだった。
ローズ・クローは、元々公爵令嬢だった。夫、だった人物は男爵の三男。到底釣合うはずがなく、手に手を取って家を出た。いわゆる駆け落ち婚だった。
ローズは夫を信じ切っていた。金が尽き、宝石を差し出しても、夫は自分を愛していると信じて疑わなかった。
※完結しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる