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【R-15】稀子編 第2章
第376話 チョコバナナ その2
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「ひっ、比叡君…!///」
「そろそろ、お家へ戻ろうか!//////」
稀子は急に、取って付けた表情をしながら言って来た!?
稀子は今年卒園する年齢だし、そんな意識しなくても良い様な感じはするが……
「もう……良いの。稀子?」
「まだ、玉せんだけしか食べていないよ…」
俺は、そう稀子に言う。
あのチョコバナナ屋台のおばさん声なんて聞き流せば良いのだし、これが陽キャラカップルやDQNカップルなら喜んで、あのツートンタイプのチョコバナナを買って楽しんでいるだろう!?
「うっ、うん…//////」
「お節料理をたくさん食べてから来たし、それにさっき買ったチョコバナナも有るから!//////」
稀子は困った笑顔をしながら言う。
余程稀子の中では、チョコバナナと男性生殖器を連想させてしまったのだろう。
俺としては財布のダメージが少なくて助かるが、あのおばさんも余計な事を言った者だ……
「そっかぁ…なら、帰るか……」
初詣も既に済ませているし、稀子が此処まで初心だとは思ってもいなかった……
でも初心で無かったら、この前の時(第359話 リメンバー)に俺と稀子はお互い大人に成っているか!?
「うん…。帰ろう……比叡君//////」
「後は、お家でのんびりしよう//////」
稀子は恥ずかしそうに言う。これ以上無理に引き留める必要は無いか。
俺は稀子と帰路に着く前に、自分の持っていたチョコバナナを稀子に差し出す。
「稀子…。これ上げるよ!」
「俺は余り、チョコバナナは好きでは無いから……」
「えっ……比叡君。チョコバナナ嫌いなのに買っちゃったの?」
「だから、そんな変なの買っちゃったの??」
稀子は何故か、受け取りを嫌がる表情で言う。
これはチョコバナナで有り、ち○ぼでは無いのに……
「だって……あの雰囲気で『俺は要りません!』と、言える感じでは無かっただろ。稀子……」
「あっ……うっ、うん。そうだね…!//////」
稀子は渋々の表情で受け取るが、稀子もチョコバナナを2本は要らないのだろう……
「!」
『何かを閃いた♪』の表情に、急に変わる稀子!?
「……だったら、このツートンタイプは鈴ちゃんに上げるか!」
「うひひ……そうしよ!!」
「鈴ちゃん……どんな反応を示すのだろう!♪」
稀子の中で悪戯心が芽生えたらしく、ミルクチョコレートとイチゴチョコレートのツートンタイプチョコバナナを、鈴音さんのお土産に変化させた。稀子も悪い奴だ。
鈴音さんが、このチョコバナナを男性生殖器と連想させたら、絶対恥じらいの顔に成ると稀子は予想したのだろう……
「さぁ、お家へ戻ろう。比叡君!!」
「これを、鈴ちゃんに渡さなければ♪」
一気に元気を取り戻して言う、稀子!?
本当に……子ども心を忘れない彼女で有った!??
☆
帰りも『竜田』のバス停からバスに乗って『中町』で降りて、俺と稀子は山本さんの家に戻る。
稀子の心は何時も通りに戻っていたが、バス車内でも鈴音さんへの悪戯を楽しみにしていた!?
2人で山本さん家のリビングの扉を開くと、リビングには鈴音さん1人だけで有った?
俺と稀子は鈴音さんから話を聞くと、山本(孝明・真理江)さん一家は近所の年始回りをしているらしい。
鈴音さんはまだ関係ないので、留守番の流れに成ったそうだ。
「はい! 鈴ちゃん!!」
「鈴ちゃんにお土産!!」
稀子は笑顔で、鈴音さんに例のチョコバナナを渡している。
今なら山本さん達も居ないから、却って好都合かも知れない!?
(稀子の奴…。戸惑いも無く鈴音さんに渡したな…///)
(けど……鈴音さんは、どう反応するのだろう…!)
「わぁ…、チョコバナナですか♪」
「ありがとうございます。稀子さん!//////」
「丁度、甘い物が食べたい気分でしたのよ~~♪」
鈴音さんは笑顔で稀子から卑猥なチョコバナナを受け取り、チョコバナナに被っているビニールを取って、バナナの先端部分(イチゴチョコレート)を嬉し顔で頬張っている!!!
それは……美少女が男性生殖器を咥える構図と、非常に酷使していた!!!
「うん。美味しいです♪♪」
「一度で2種類の味が楽しめてお得ですね、稀子さん!♪」
鈴音さんは卑猥なチョコバナナを頬張ったのに、嬉しそうな口調で言う!?
もしかして……鈴音さんはもう経験済みですか!??
「あっ、うん……///」
稀子は呆然として、その鈴音さんが食べる姿を見ていた。
鈴音さんは稀子程、初心では無かった様だ。
それか本当に、稀子以上に鈴音さんが純粋かのどちらかだろう……
結果はどうと有れ、本来の期待を裏切られた稀子で有った。
「そろそろ、お家へ戻ろうか!//////」
稀子は急に、取って付けた表情をしながら言って来た!?
稀子は今年卒園する年齢だし、そんな意識しなくても良い様な感じはするが……
「もう……良いの。稀子?」
「まだ、玉せんだけしか食べていないよ…」
俺は、そう稀子に言う。
あのチョコバナナ屋台のおばさん声なんて聞き流せば良いのだし、これが陽キャラカップルやDQNカップルなら喜んで、あのツートンタイプのチョコバナナを買って楽しんでいるだろう!?
「うっ、うん…//////」
「お節料理をたくさん食べてから来たし、それにさっき買ったチョコバナナも有るから!//////」
稀子は困った笑顔をしながら言う。
余程稀子の中では、チョコバナナと男性生殖器を連想させてしまったのだろう。
俺としては財布のダメージが少なくて助かるが、あのおばさんも余計な事を言った者だ……
「そっかぁ…なら、帰るか……」
初詣も既に済ませているし、稀子が此処まで初心だとは思ってもいなかった……
でも初心で無かったら、この前の時(第359話 リメンバー)に俺と稀子はお互い大人に成っているか!?
「うん…。帰ろう……比叡君//////」
「後は、お家でのんびりしよう//////」
稀子は恥ずかしそうに言う。これ以上無理に引き留める必要は無いか。
俺は稀子と帰路に着く前に、自分の持っていたチョコバナナを稀子に差し出す。
「稀子…。これ上げるよ!」
「俺は余り、チョコバナナは好きでは無いから……」
「えっ……比叡君。チョコバナナ嫌いなのに買っちゃったの?」
「だから、そんな変なの買っちゃったの??」
稀子は何故か、受け取りを嫌がる表情で言う。
これはチョコバナナで有り、ち○ぼでは無いのに……
「だって……あの雰囲気で『俺は要りません!』と、言える感じでは無かっただろ。稀子……」
「あっ……うっ、うん。そうだね…!//////」
稀子は渋々の表情で受け取るが、稀子もチョコバナナを2本は要らないのだろう……
「!」
『何かを閃いた♪』の表情に、急に変わる稀子!?
「……だったら、このツートンタイプは鈴ちゃんに上げるか!」
「うひひ……そうしよ!!」
「鈴ちゃん……どんな反応を示すのだろう!♪」
稀子の中で悪戯心が芽生えたらしく、ミルクチョコレートとイチゴチョコレートのツートンタイプチョコバナナを、鈴音さんのお土産に変化させた。稀子も悪い奴だ。
鈴音さんが、このチョコバナナを男性生殖器と連想させたら、絶対恥じらいの顔に成ると稀子は予想したのだろう……
「さぁ、お家へ戻ろう。比叡君!!」
「これを、鈴ちゃんに渡さなければ♪」
一気に元気を取り戻して言う、稀子!?
本当に……子ども心を忘れない彼女で有った!??
☆
帰りも『竜田』のバス停からバスに乗って『中町』で降りて、俺と稀子は山本さんの家に戻る。
稀子の心は何時も通りに戻っていたが、バス車内でも鈴音さんへの悪戯を楽しみにしていた!?
2人で山本さん家のリビングの扉を開くと、リビングには鈴音さん1人だけで有った?
俺と稀子は鈴音さんから話を聞くと、山本(孝明・真理江)さん一家は近所の年始回りをしているらしい。
鈴音さんはまだ関係ないので、留守番の流れに成ったそうだ。
「はい! 鈴ちゃん!!」
「鈴ちゃんにお土産!!」
稀子は笑顔で、鈴音さんに例のチョコバナナを渡している。
今なら山本さん達も居ないから、却って好都合かも知れない!?
(稀子の奴…。戸惑いも無く鈴音さんに渡したな…///)
(けど……鈴音さんは、どう反応するのだろう…!)
「わぁ…、チョコバナナですか♪」
「ありがとうございます。稀子さん!//////」
「丁度、甘い物が食べたい気分でしたのよ~~♪」
鈴音さんは笑顔で稀子から卑猥なチョコバナナを受け取り、チョコバナナに被っているビニールを取って、バナナの先端部分(イチゴチョコレート)を嬉し顔で頬張っている!!!
それは……美少女が男性生殖器を咥える構図と、非常に酷使していた!!!
「うん。美味しいです♪♪」
「一度で2種類の味が楽しめてお得ですね、稀子さん!♪」
鈴音さんは卑猥なチョコバナナを頬張ったのに、嬉しそうな口調で言う!?
もしかして……鈴音さんはもう経験済みですか!??
「あっ、うん……///」
稀子は呆然として、その鈴音さんが食べる姿を見ていた。
鈴音さんは稀子程、初心では無かった様だ。
それか本当に、稀子以上に鈴音さんが純粋かのどちらかだろう……
結果はどうと有れ、本来の期待を裏切られた稀子で有った。
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