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【R-15】稀子編 第2章
第361話 新年の挨拶 その1
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俺は心の中で、そう感じ取るが、この人に刃向かっても絶対勝ち目は無い。
「はい!」
「良い結果を出せるように頑張ります。山本さん!!」
さっきの事を顔には出さずに、俺は元気な声で答える。
「……期待しているよ…!」
山本さんは低い口調で短く言い終えると、俺の方からテレビの方に顔を向ける。
新年早々……緊張する場面で有った!?
この人と会話をすると、その度に寿命を削られている気がする……
山本(孝明)さんへの新年挨拶は無事に終ったので、今度は山本のおばさんと鈴音さんに新年の挨拶をする。
おばさんへの挨拶は形式上で終ってしまうが、鈴音さんの方はどうだろうか?
「鈴音さん!」
「今年も、よろしくお願いします!!」
ダイニングテーブルで、お節料理の準備をしている鈴音さんに、俺は陽気な声で鈴音さんに新年の挨拶をする。
ちなみに鈴音さんは着物姿で無く、普段通りの私服姿で有る。
それは、山本さんのおばさんも同じで有った。
鈴音さんは準備の手を止めて、俺の方に顔を向けながら笑顔で返事をしてくれる♪
「はい!」
「よろしくお願いします。比叡さん♪」
(うん! 可愛い笑顔だ♪)
(鈴音!!)
今年も天使の笑顔は絶好調だ!!
本当に心が癒やされる……稀子の笑顔では、心が落ち着かんからな!?
でも、俺の生殖器は元気な反応を示す!?
だけど、その言葉の後。笑顔から澄ました表情に急変する鈴音さん!?
「……さっきの、孝明さんの言葉では有りませんが、比叡さん!」
「比叡さんは必ず……保育士の資格を取って、稀子さんを幸せにしてくださいね!!」
「あっ……はい!///」
鈴音さんも、俺にプレッシャーを与えてきた!?
本当に新年早々……手厳しい2人だな!!
話しはそれだけで終わらず、鈴音さんは話しを続ける。
「稀子さんは、比叡さんとの関係を深く望んでいますと同時に、将来をかなり描いています!!」
「稀子さんは将来実家に戻り、比叡さんは稀子さんの地域に移り住む事にに成りますが、其処で生活する事を稀子さんは、非常に楽しみにしておられます…!」
「えっ!?」
「そうなの…!!」
俺は驚きながら鈴音さん言う。
以前……稀子からその様な希望は聞いていたが、鈴音さんが其処まで心配するとは思っていなかった!?
「……はい」
「保育士資格取得のプレッシャーに成るから、比叡さんには遠慮しているそうですが、私は稀子さんの将来話を、最近よく聞かされます……」
澄ました表情から『聞き飽きた』の表情に変わる鈴音さん。
「そっ、そうなんだ……稀子の奴、冗談抜きで実家に戻る気なんだ!」
俺が濁った感情を口出すと、鈴音さんは澄ました表情で聞いてくる。
「……比叡さんは、やっぱり抵抗有りますか?」
「稀子さんの地域に、引っ越しなされることを……」
「いっ、いえ……そうでは無いです!//////」
「俺も自然は好きだし、田舎暮らしも気に成った時が有りますが、確定事項で驚いてしまっただけで!///」
俺は少し焦りながら言う。
ほぼ確定かなと俺も感じていたが、稀子の中では決行扱いに成っているからだ!!
好きな女の子の為だ。
何処までも付いて行くと言いたいが、俺の中ではまだ、田舎暮らしは抵抗が有った。
「まぁ……普通はそうですよね!///」
「稀子さんも……頑固な時が有りますから……ふぅ」
鈴音さんは困った表情で言って、最後はため息を付く!?
この感じだと……鈴音さんも、稀子に結構振り回されているな!?
「鈴音さん~~!」
山本さんのおばさんが鈴音さんを呼ぶ。
「あっ、はい!」
「では……比叡さん。今年もよろしくお願いします!!」
鈴音さんは“にっこり”笑顔で挨拶をして、おばさんの方に行ってしまう。
そのタイミングで稀子がリビングに入って来て、新年の挨拶を始める。
やっと……稀子のお出ましだ!!
「はい!」
「良い結果を出せるように頑張ります。山本さん!!」
さっきの事を顔には出さずに、俺は元気な声で答える。
「……期待しているよ…!」
山本さんは低い口調で短く言い終えると、俺の方からテレビの方に顔を向ける。
新年早々……緊張する場面で有った!?
この人と会話をすると、その度に寿命を削られている気がする……
山本(孝明)さんへの新年挨拶は無事に終ったので、今度は山本のおばさんと鈴音さんに新年の挨拶をする。
おばさんへの挨拶は形式上で終ってしまうが、鈴音さんの方はどうだろうか?
「鈴音さん!」
「今年も、よろしくお願いします!!」
ダイニングテーブルで、お節料理の準備をしている鈴音さんに、俺は陽気な声で鈴音さんに新年の挨拶をする。
ちなみに鈴音さんは着物姿で無く、普段通りの私服姿で有る。
それは、山本さんのおばさんも同じで有った。
鈴音さんは準備の手を止めて、俺の方に顔を向けながら笑顔で返事をしてくれる♪
「はい!」
「よろしくお願いします。比叡さん♪」
(うん! 可愛い笑顔だ♪)
(鈴音!!)
今年も天使の笑顔は絶好調だ!!
本当に心が癒やされる……稀子の笑顔では、心が落ち着かんからな!?
でも、俺の生殖器は元気な反応を示す!?
だけど、その言葉の後。笑顔から澄ました表情に急変する鈴音さん!?
「……さっきの、孝明さんの言葉では有りませんが、比叡さん!」
「比叡さんは必ず……保育士の資格を取って、稀子さんを幸せにしてくださいね!!」
「あっ……はい!///」
鈴音さんも、俺にプレッシャーを与えてきた!?
本当に新年早々……手厳しい2人だな!!
話しはそれだけで終わらず、鈴音さんは話しを続ける。
「稀子さんは、比叡さんとの関係を深く望んでいますと同時に、将来をかなり描いています!!」
「稀子さんは将来実家に戻り、比叡さんは稀子さんの地域に移り住む事にに成りますが、其処で生活する事を稀子さんは、非常に楽しみにしておられます…!」
「えっ!?」
「そうなの…!!」
俺は驚きながら鈴音さん言う。
以前……稀子からその様な希望は聞いていたが、鈴音さんが其処まで心配するとは思っていなかった!?
「……はい」
「保育士資格取得のプレッシャーに成るから、比叡さんには遠慮しているそうですが、私は稀子さんの将来話を、最近よく聞かされます……」
澄ました表情から『聞き飽きた』の表情に変わる鈴音さん。
「そっ、そうなんだ……稀子の奴、冗談抜きで実家に戻る気なんだ!」
俺が濁った感情を口出すと、鈴音さんは澄ました表情で聞いてくる。
「……比叡さんは、やっぱり抵抗有りますか?」
「稀子さんの地域に、引っ越しなされることを……」
「いっ、いえ……そうでは無いです!//////」
「俺も自然は好きだし、田舎暮らしも気に成った時が有りますが、確定事項で驚いてしまっただけで!///」
俺は少し焦りながら言う。
ほぼ確定かなと俺も感じていたが、稀子の中では決行扱いに成っているからだ!!
好きな女の子の為だ。
何処までも付いて行くと言いたいが、俺の中ではまだ、田舎暮らしは抵抗が有った。
「まぁ……普通はそうですよね!///」
「稀子さんも……頑固な時が有りますから……ふぅ」
鈴音さんは困った表情で言って、最後はため息を付く!?
この感じだと……鈴音さんも、稀子に結構振り回されているな!?
「鈴音さん~~!」
山本さんのおばさんが鈴音さんを呼ぶ。
「あっ、はい!」
「では……比叡さん。今年もよろしくお願いします!!」
鈴音さんは“にっこり”笑顔で挨拶をして、おばさんの方に行ってしまう。
そのタイミングで稀子がリビングに入って来て、新年の挨拶を始める。
やっと……稀子のお出ましだ!!
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