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【R-15】稀子編 第2章
第331話 俺は変態!?
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「……稀子」
「ランドセルの事だけど…、あれは山本さんの所では無く、俺が用意するから!」
「もちろん、稀子の希望色を用意するよ!!」
「んっ……何で、山本さんの所で買えるのに、余所のお店で買うの比叡君?」
「お金、もったいないよ!」
稀子は『何で?』の表情で聞いてくる。
きっと稀子の中では、正しいランドセルの使い方しか知らないのだろう……
「それは、山本さんに感づかれると言うか、山本さんに知られたくは無いのだよ//////」
「知られたくない……」
「あ~~、恥ずかしいのだね比叡君!!」
「そりゃあ、そうだよね♪」
「大の大人がランドセルを背負って、それを喜ぶのは比叡君位だよ~~♪」
「私は比叡君がプレゼントしてくれるから、それを背負うだけ!!」
よりによって、ランドセル売り場で、俺がランドセルに興味が有りますと、宣言する様に言う稀子!!
周囲に聞かれていないだろうか……
恥ずかしさを通り越して、顔から火が出そうだ!!
「まっ、まぁ……そう言う事だから///」
「それにこの売り場で、その発言は色々と不味いから//////」
「あっ、それもそうだね~~♪」
「比叡君が、本当に変態さんに成ってしまう!!」
「スケベから変態にレベルアップだね!!」
「あっ……でも、この場合はレベルダウン…?」
稀子はそれを陽気な声で言いつつ、最後は疑問形の表情に成る。
本当に勘弁してくれ……
「じゃあ、比叡君。よろしくね♪」
「絶対に、私が望んでいる、ブルーとピンクのランドセルだからね!!」
「それ以外は、背負わないからね!!」
「あっ、でも、直ぐに用意されても、私は背負わないからね!」
「色々と、大人の事情が有るみたいだから!!」
大人の事情……
稀子はまだ学園生で有る。
先ほど俺が、稀子の制服姿で妄想した様に、俺の部屋でランドセルを背負った稀子が登場したら、言うまでも無く我慢出来ないだろう……
それにランドセルも決して安くは無いし、稀子の希望色は定番色では無いから余分に値段が張る。
それに、これからシーズンを迎えるから、値引きなど殆ど無く定価だ……
(まぁ……本当に買うとしても、来年の入学式直前かと言いたいが、そうすると稀子の希望色は売り切れている場合が有る!)
(ここはバレるのを承知で、山本さんの所で買うか……)
(稀子が貰うとか言うのだから、その色は多分置いて有るのだろう)
(それに値引きも聞くだろうが……どうやって言おう!?)
先ほどの妄想劇の様に、稀子が山本さんに頼んだら、山本さんに根掘り葉掘り聞かれて、稀子は馬鹿正直に答えるだろう。あの子はお子ちゃまだから……
そうしたら、俺はお仕置きの刑だ……
(……そうだ!)
(参考資料の名目で、頼んだどうだろうか!!)
小学生のランドセル大型化(A4対応)は、社会問題までに発展した。
教科書の大型化。更にはタブレット授業等で、児童に肉体的負担が掛かりすぎている。
(実際に確認して見たいですと言えば、山本さんも疑わないだろう……)
(うん……それで、やってみよう!)
(そうすれば値段を抑えられるし、もしかしたら稀子の言う通り無料で貰えるかも!!)
「比例君!!」
「色々と考えている様だけど、次のフロアに行こうか♪」
稀子は和やかな表情で言う。
ランドセル売り場で、大分時間を使ってしまったが、俺と稀子は次のフロアに向かった。
「ランドセルの事だけど…、あれは山本さんの所では無く、俺が用意するから!」
「もちろん、稀子の希望色を用意するよ!!」
「んっ……何で、山本さんの所で買えるのに、余所のお店で買うの比叡君?」
「お金、もったいないよ!」
稀子は『何で?』の表情で聞いてくる。
きっと稀子の中では、正しいランドセルの使い方しか知らないのだろう……
「それは、山本さんに感づかれると言うか、山本さんに知られたくは無いのだよ//////」
「知られたくない……」
「あ~~、恥ずかしいのだね比叡君!!」
「そりゃあ、そうだよね♪」
「大の大人がランドセルを背負って、それを喜ぶのは比叡君位だよ~~♪」
「私は比叡君がプレゼントしてくれるから、それを背負うだけ!!」
よりによって、ランドセル売り場で、俺がランドセルに興味が有りますと、宣言する様に言う稀子!!
周囲に聞かれていないだろうか……
恥ずかしさを通り越して、顔から火が出そうだ!!
「まっ、まぁ……そう言う事だから///」
「それにこの売り場で、その発言は色々と不味いから//////」
「あっ、それもそうだね~~♪」
「比叡君が、本当に変態さんに成ってしまう!!」
「スケベから変態にレベルアップだね!!」
「あっ……でも、この場合はレベルダウン…?」
稀子はそれを陽気な声で言いつつ、最後は疑問形の表情に成る。
本当に勘弁してくれ……
「じゃあ、比叡君。よろしくね♪」
「絶対に、私が望んでいる、ブルーとピンクのランドセルだからね!!」
「それ以外は、背負わないからね!!」
「あっ、でも、直ぐに用意されても、私は背負わないからね!」
「色々と、大人の事情が有るみたいだから!!」
大人の事情……
稀子はまだ学園生で有る。
先ほど俺が、稀子の制服姿で妄想した様に、俺の部屋でランドセルを背負った稀子が登場したら、言うまでも無く我慢出来ないだろう……
それにランドセルも決して安くは無いし、稀子の希望色は定番色では無いから余分に値段が張る。
それに、これからシーズンを迎えるから、値引きなど殆ど無く定価だ……
(まぁ……本当に買うとしても、来年の入学式直前かと言いたいが、そうすると稀子の希望色は売り切れている場合が有る!)
(ここはバレるのを承知で、山本さんの所で買うか……)
(稀子が貰うとか言うのだから、その色は多分置いて有るのだろう)
(それに値引きも聞くだろうが……どうやって言おう!?)
先ほどの妄想劇の様に、稀子が山本さんに頼んだら、山本さんに根掘り葉掘り聞かれて、稀子は馬鹿正直に答えるだろう。あの子はお子ちゃまだから……
そうしたら、俺はお仕置きの刑だ……
(……そうだ!)
(参考資料の名目で、頼んだどうだろうか!!)
小学生のランドセル大型化(A4対応)は、社会問題までに発展した。
教科書の大型化。更にはタブレット授業等で、児童に肉体的負担が掛かりすぎている。
(実際に確認して見たいですと言えば、山本さんも疑わないだろう……)
(うん……それで、やってみよう!)
(そうすれば値段を抑えられるし、もしかしたら稀子の言う通り無料で貰えるかも!!)
「比例君!!」
「色々と考えている様だけど、次のフロアに行こうか♪」
稀子は和やかな表情で言う。
ランドセル売り場で、大分時間を使ってしまったが、俺と稀子は次のフロアに向かった。
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