偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】稀子編 第2章

第328話 俺の願望!?

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「学園は卒園済みだが、少し制服が気に成ってね……///」

「ふ~ん」
「まぁ、可愛いデザインだからね♪」

 稀子は、俺の考えている事を見抜けないのだろう。
『制服に興味を感じている、比叡君!』の目線で、稀子は俺を見ていた。

「本当に幾らするのだろう……」

 俺は学園制服が展示されている場所に近付き、値段一覧表が丁度目に付いたので、制服の値段確認をする……
 男子のも一緒に展示されているが、男子のは興味が無い。

「げっ…!?」
「稀子の学園制服…。こんなにするの!?」

 俺は思わず、大きな声で言ってしまう!!
 稀子の通っている学園制服は、ブラウス・ブレザー・ベスト・スカートの構成に成っている。
 点数が多いから、可愛らしさも演出しやすいが、その分値段も張る。
 制服一式を買うと、数万円では済まないレベルで有った!!

「うん! そうだよ。比叡君!!」
「私の所は、これ位するよ!!」

 稀子は和やかな表情で言う。

「……それにしても、稀子!」
「特に、ブレザー・ベスト・スカートが高すぎないか…!」
「この値段で、セーラー服一式が2着買える値段だぞ……」

 俺は違う学園の制服に指をさす。
 この学園の制服は、セーラー服とスカートだけなので、値段もそんなには高くない。

「なんかね、私の所の制服。有名デザイナーが作ったんだって!」
「だから、それぐらいするよ。比叡君!!」

 稀子は笑顔で言う。
 値段も予想の倍以上だし……それに、注文品に成るので直ぐに買えないし、それに買う時は恐らく、在園証明をする必要が有るだろう……

「……これでは、とても買えないな…」

「!」

 俺が呟いた言葉を、稀子は聞き逃さなかった!!

「えっ……比叡君!」
「何で、制服を買うの…?」
「それ、女の子のだよ!」

 稀子は『ほぇっ?』の表情をしながら聞いている。
 稀子は気付かないのだろうか?
 俺がどうして、この制服が欲しい事を……

(稀子と学園制服エッチをしたいからに、決まっているだろ!)

 今は稀子のガードが固くてとても無理だし、例え出来たとしても、学園に通っている制服を汚すと色々と不味い。
 俺がエッチ専用制服を買えば、それを稀子に着させて、激しいプレイ(!?)も出来るように成るし、汚し放題だ!!
 可愛い制服姿の稀子を、思う存分にプレイする事が出来る!!

(と、公衆の面前では言えないな)
(稀子はお子ちゃまなのか、制服姿の稀子を、俺が性の対象で見ているとは気付かないのだろう……)

「ねぇ……比叡君!!」
「どうして、比叡君が女の子の制服を買うの!!

 俺が心で本音を言っていて、口には出していないから、稀子は声のトーンを高めて再度聞いてくる。

「可愛らしいデザインだから、1着欲しいと思っただけだよ……」

「??」
「比叡君が着る訳で無いの、欲しいの……」

 稀子は頭に“?”を浮かべながら言う。

「……学園だけで無く、普段でも稀子に着て欲しいなと思って……」

「普段!?」
「比叡君はおうちでも、私の制服姿が見たいの!!」

 稀子は素っ頓狂な声を出す。

(本当に稀子はお子ちゃまだな……)
(部屋で制服を着てやる事は一つしか無いだろ!//////)

 そして、案の定。稀子は稀子らしいを言葉微笑みながらを言う。

「なら、今度比叡君の部屋に遊びに行く時は、学園制服の格好で行ってあげるよ♪」
「そんなに興味を感じているなら、マジマジと見せてあげる!!」

 稀子は制服姿で俺の部屋に遊びに来る事を、と思わないの!!
 冗談抜きで、制服姿の稀子が俺の部屋に遊びに来たら、俺の部屋で処○卒業式が開催されるぞ!!

(この子にもう少し、性に関する知識を入れた方が良いのかな?)
(けどな……稀子の場合、本当に性に目覚めたら、毎日求めてきそうだ!!)

 それはそれで悪くないが、俺と稀子の年齢差が大分離れている。
 稀子の若い体力・精力で毎日来られたら、俺の方が参りそうだ……

「じゃあ、そう言う事で、次に行こう。比叡君!!」
「制服なんか、私ので良ければ幾らでも見せてあげるから♪」

 無邪気に言う稀子。
 鈴音さんのような大人の女性も悪くは無いが、俺はやっぱり稀子のような、大人子どもタイプが好きだと感じてしまった……
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