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【R-15】鈴音編 第2章
第270話 稀子と二次会
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……
「では、改めて、鈴ちゃん、比叡君!」
「結婚おめでとう~~♪」
「乾杯~~♪」
『乾杯~~♪』
俺の家で、俺と鈴音さん。稀子の3人で二次会をしている。
二次会の料理は……先ほど残った料理や、真理江さん達が俺達用に持って来てくれた料理で、二次会をしている。
ホームパーティーでは出せなかった、ぶりの刺身、生ものが中心の二次会で有った。
量も結構有ったので幸村さんの所や、特にお世話に成った近所の人達にも配った。
3人共、かなり飲んでいたと思うが、この時間と成ると少し酔いは覚めていた。
「うん!」
「このぶりのお刺身。脂が乗っているね~~♪」
稀子は美味しそうに、ぶりの刺身を食べている。
真理江さん達が住んでいる地域は、ぶりの水揚げ地で有名所で有る。
ぶりの立派な短冊数本が、俺達用にプレゼントされた。
「今度は、稀子さんの番ですね♪」
「楽しみにしていますよ!♪」
鈴音さんは嬉しそうな表情で、稀子に話し掛ける。
稀子も結婚適齢期で有る。
「いや~~、そう言うけど、鈴ちゃん!」
「中々、良い人が居ないんだよ~~//////」
稀子は照れ笑いをしながら言う。
性格が子どもっぽいのを除けば、稀子は充分、美人の部類に入る筈だが、稀子に春が来た話はまだ、俺と鈴音さんは聞いていない。
「……稀子の職場内で、良い人は居ないのか?」
「稀子の場合、お使いで色々な場所と言うか、部門に行かされるのだから、出会いの一つや二つ位有りそうだと思うが…」
俺がそう、稀子に聞いてみると……
「あ~~、確かにイケメン君とか居るよ!」
「でも…、そう言った人は、既に彼女さんが居るね!!」
「私の中で中々、良い人は居ないんだよ~~♪」
言葉の割には、嬉しそうに言っている稀子?
稀子は異性を求めて無いのだろうか??
それとも……山本さんや俺をまだ、引きずって居るのだろうか……
……
二次会も中盤に入ると、みんな大分お酒が回ってきて、雑談や思い出話が中心に成ってくる。
また、そんな話をしながら料理を食べて、お酒を飲むのも楽しい!
「そう言えば、稀子!」
「例の喫茶店…。本当の閉店間際に鈴音さんと再度行ったけど、カレーライスが凄い事に成っていたぞ!」
「えっ!?」
「そうなの??」
稀子は驚きを見せたが、外郭団体にクレーム情報は、入っていないのだろうか?
「あぁ…」
「地元野菜カレーライスには、違いないだろうが、タマネギカレーライスに成っていたよ!」
「カレーライスなのに、ジャガイモが全く無いの!」
「本当にタマネギばかり。アレは非道いですよね。鈴音さん!!」
「はい…」
「料理人の風上にも置けずです…」
あの時の鈴音さんも、かなり不満顔だった!
ジャガイモの入って無いカレーなんて、地元野菜カレーライスとは言い切れない!
けど、稀子の表情にそれ以上の変化は無かった。
「あぁ~…。この時期は、ジャガイモが用意出来なかったかもね…」
「この地域は、ジャガイモ栽培は盛んではないし!」
稀子はそれに対して意外に驚かないし、それを納得している!?
「えっ、稀子!?」
「それで良いの!?」
「まぁ……良くは無いけど、地元と付けた以上、余所の地域のジャガイモは使えないからね!」
「私は担当では無いから、どうこう言えないけど、コストの削減も有るだろうし仕方ないのでは無い!」
「もう、お店は閉店してしまったのだし!」
「タマネギカレーライスが、大事には成らなかったのか…」
カレーライスの味が極端に変わった訳でもないし『材料が手配出来なかった』と言われれば、仕方ないかも知れないが、俺の中では不服だった……
稀子の中では、カレーライスの話は終わりに成って、稀子が話し出す。
「ねぇ、去年の夏の終わりにキャンプに行ったよね♪」
「あれ、今年もしようか!!」
去年、キャンプに行った事を稀子は言う。
直ぐ近くのキャンプ場だが、俺達3人はキャンプをした。
けど……キャンプと言うかは、屋外で料理を食べただけと言った方が良いだろう。
「お互い、近所だけど、3人で遊ぶ事はめっきり減ったからね!」
「定期的に交流しないと♪」
「そうですね!」
「農業の繁忙期ですけど、息抜きも必要ですわ♪」
稀子はそう言うと、鈴音さんも賛同する。
俺は……3人で行った、キャンプを思い出してみる事にした……
「では、改めて、鈴ちゃん、比叡君!」
「結婚おめでとう~~♪」
「乾杯~~♪」
『乾杯~~♪』
俺の家で、俺と鈴音さん。稀子の3人で二次会をしている。
二次会の料理は……先ほど残った料理や、真理江さん達が俺達用に持って来てくれた料理で、二次会をしている。
ホームパーティーでは出せなかった、ぶりの刺身、生ものが中心の二次会で有った。
量も結構有ったので幸村さんの所や、特にお世話に成った近所の人達にも配った。
3人共、かなり飲んでいたと思うが、この時間と成ると少し酔いは覚めていた。
「うん!」
「このぶりのお刺身。脂が乗っているね~~♪」
稀子は美味しそうに、ぶりの刺身を食べている。
真理江さん達が住んでいる地域は、ぶりの水揚げ地で有名所で有る。
ぶりの立派な短冊数本が、俺達用にプレゼントされた。
「今度は、稀子さんの番ですね♪」
「楽しみにしていますよ!♪」
鈴音さんは嬉しそうな表情で、稀子に話し掛ける。
稀子も結婚適齢期で有る。
「いや~~、そう言うけど、鈴ちゃん!」
「中々、良い人が居ないんだよ~~//////」
稀子は照れ笑いをしながら言う。
性格が子どもっぽいのを除けば、稀子は充分、美人の部類に入る筈だが、稀子に春が来た話はまだ、俺と鈴音さんは聞いていない。
「……稀子の職場内で、良い人は居ないのか?」
「稀子の場合、お使いで色々な場所と言うか、部門に行かされるのだから、出会いの一つや二つ位有りそうだと思うが…」
俺がそう、稀子に聞いてみると……
「あ~~、確かにイケメン君とか居るよ!」
「でも…、そう言った人は、既に彼女さんが居るね!!」
「私の中で中々、良い人は居ないんだよ~~♪」
言葉の割には、嬉しそうに言っている稀子?
稀子は異性を求めて無いのだろうか??
それとも……山本さんや俺をまだ、引きずって居るのだろうか……
……
二次会も中盤に入ると、みんな大分お酒が回ってきて、雑談や思い出話が中心に成ってくる。
また、そんな話をしながら料理を食べて、お酒を飲むのも楽しい!
「そう言えば、稀子!」
「例の喫茶店…。本当の閉店間際に鈴音さんと再度行ったけど、カレーライスが凄い事に成っていたぞ!」
「えっ!?」
「そうなの??」
稀子は驚きを見せたが、外郭団体にクレーム情報は、入っていないのだろうか?
「あぁ…」
「地元野菜カレーライスには、違いないだろうが、タマネギカレーライスに成っていたよ!」
「カレーライスなのに、ジャガイモが全く無いの!」
「本当にタマネギばかり。アレは非道いですよね。鈴音さん!!」
「はい…」
「料理人の風上にも置けずです…」
あの時の鈴音さんも、かなり不満顔だった!
ジャガイモの入って無いカレーなんて、地元野菜カレーライスとは言い切れない!
けど、稀子の表情にそれ以上の変化は無かった。
「あぁ~…。この時期は、ジャガイモが用意出来なかったかもね…」
「この地域は、ジャガイモ栽培は盛んではないし!」
稀子はそれに対して意外に驚かないし、それを納得している!?
「えっ、稀子!?」
「それで良いの!?」
「まぁ……良くは無いけど、地元と付けた以上、余所の地域のジャガイモは使えないからね!」
「私は担当では無いから、どうこう言えないけど、コストの削減も有るだろうし仕方ないのでは無い!」
「もう、お店は閉店してしまったのだし!」
「タマネギカレーライスが、大事には成らなかったのか…」
カレーライスの味が極端に変わった訳でもないし『材料が手配出来なかった』と言われれば、仕方ないかも知れないが、俺の中では不服だった……
稀子の中では、カレーライスの話は終わりに成って、稀子が話し出す。
「ねぇ、去年の夏の終わりにキャンプに行ったよね♪」
「あれ、今年もしようか!!」
去年、キャンプに行った事を稀子は言う。
直ぐ近くのキャンプ場だが、俺達3人はキャンプをした。
けど……キャンプと言うかは、屋外で料理を食べただけと言った方が良いだろう。
「お互い、近所だけど、3人で遊ぶ事はめっきり減ったからね!」
「定期的に交流しないと♪」
「そうですね!」
「農業の繁忙期ですけど、息抜きも必要ですわ♪」
稀子はそう言うと、鈴音さんも賛同する。
俺は……3人で行った、キャンプを思い出してみる事にした……
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