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【R-15】鈴音編 第2章
第201話 嫌な予感…… その1
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その日の晩ご飯の時間……
中盤の所で……稀子は有る事を言う。
「ねぇ、みんな。少し聞いて欲しいの!」
「最近…。誰かに付けられて居る気がするんだよね」
稀子は、いきなりそう言う。稀子を狙うストーカー!?
最近の稀子は俺と鈴音さんに遠慮して、1人で行動する時も多くは成ったが、大学等は2人一緒での行動で有った。
「稀子を狙うストーカー何て居るんか!?」
「気のせいでは無いの…?」
俺は冗談を交えながら言うと……
「う~ん」
「冗談では無いのだな…。比叡君」
「此処2~3日が、特に気に成った……」
稀子は神妙な顔付きで言う。
これは…、冗談では無さそうだな。
「稀子さん…」
「何か、具体的な被害は出ていますか?」
鈴音さんは稀子に聞くと……
「鈴ちゃん。別に被害と言う物は出ていないよ……」
「只……視線を感じるだけ。だけどその視線が、誰かを恨んでいる視線なんだよね」
誰かを恨んでいる視線!?
稀子の性格は好き嫌いも有る筈だが、敵を生むまでは無い筈だ。
「なぁ、稀子…」
「それって、普通に稀子に恋心を抱いている人では無いのか?」
「稀子に敵意を剥く人なんて居ないだろう?」
稀子は子どもっぽい所が有るが、顔立ちは悪くないし、稀子の様な子が好きな人も有る程度は居る筈だ。
「それが…、大学内と言うより、この近所で気に成るんだよね…」
「監視されて居る様な……。もう、怪しい人としか感じないよ!」
「あ~~、本当にストーカーさんかも知れないですね!」
「警察に相談した方が良いかもですね……」
鈴音さんはそう言う。
稀子に被害が出ていない内に、警察に相談だけはした方が良いに決まっている。
「けど……被害が出ていないなら、警察に相談してもそれだけでしょうね…」
鈴音さんがそう言うと……
「鈴音さん、稀子さん」
「私から明日にでも、町内会長に報告してみるよ」
「こんな静かな町でストーカー騒ぎが起こるなんて、絶対によそ者に決まっているからね!」
「そして、自警団の編成もお願いしてみるよ!」
真理江さんは、鈴音さんと稀子にそう言う。
この地域の町内会は都市部の町内会と比べれば、権力も強いし団結力も有る。
もしかしたら、夜回り等も期待出来るかも知れない。
「後、稀子さん……」
「もし、怪しい人に話し掛けられても、返事はしては駄目ですからね」
「明日から、防犯ブザーを持って行動してください!」
「え~~、おばさん!」
「この年に成って、防犯ブザーを持ち歩くの!?」
「私は、大学生だよ!?」
稀子は真理江さんに反発する。
「無いよりはマシですよ。稀子さん…」
「防犯ブザーを鳴らせば、民家の少ない場所でも、その音で助けに来てくれるかも知れません…」
「身を守るには最適な方法です!」
「そうだけど……おばさん」
「これじゃあ、私は小学生だよ///」
稀子は口を尖らせて言うが……ストーカーにとっては、稀子は狙いやすい相手かも知れない!?
稀子は明日から、防犯ブザーを持って行動する事に成りそうで有った。
「鈴音さんの方は大丈夫ですか?」
稀子がストーカーに逢う位何だから、鈴音さんの方がもっと危険で有るからで有る。
「私ですか…?」
「私は大丈夫ですね」
「そうですか…」
「それは良かったと言いたいけど、鈴音さんも気を付けてください」
「はい。お気遣いありがとうございます。比叡さん」
鈴音さんは大丈夫な様で安心はしたが、稀子も大切な親友で有る。
しばらくの間は前みたいに、3人で行動した方が良いかも知れない……
……
それから数日が過ぎて……
稀子がストーカーを受けて居るの話をした翌日から、不思議と稀子からストーカーは居なくなったらしい!?
真理江さんの話しを聞いた、町内会も夜の見回りを始めたし、ストーカーも敵わないと感じたのだろうか!?
それでもしばらくの間は、稀子は防犯ブザーを持っての行動で有る。
本当のストーカーだったら、気を緩んだ所で攻撃に出るからだ。
このまま、ストーカーが諦めてくれれば良いが……
稀子のストーカー問題は、一時棚上げに成りそうだ……
中盤の所で……稀子は有る事を言う。
「ねぇ、みんな。少し聞いて欲しいの!」
「最近…。誰かに付けられて居る気がするんだよね」
稀子は、いきなりそう言う。稀子を狙うストーカー!?
最近の稀子は俺と鈴音さんに遠慮して、1人で行動する時も多くは成ったが、大学等は2人一緒での行動で有った。
「稀子を狙うストーカー何て居るんか!?」
「気のせいでは無いの…?」
俺は冗談を交えながら言うと……
「う~ん」
「冗談では無いのだな…。比叡君」
「此処2~3日が、特に気に成った……」
稀子は神妙な顔付きで言う。
これは…、冗談では無さそうだな。
「稀子さん…」
「何か、具体的な被害は出ていますか?」
鈴音さんは稀子に聞くと……
「鈴ちゃん。別に被害と言う物は出ていないよ……」
「只……視線を感じるだけ。だけどその視線が、誰かを恨んでいる視線なんだよね」
誰かを恨んでいる視線!?
稀子の性格は好き嫌いも有る筈だが、敵を生むまでは無い筈だ。
「なぁ、稀子…」
「それって、普通に稀子に恋心を抱いている人では無いのか?」
「稀子に敵意を剥く人なんて居ないだろう?」
稀子は子どもっぽい所が有るが、顔立ちは悪くないし、稀子の様な子が好きな人も有る程度は居る筈だ。
「それが…、大学内と言うより、この近所で気に成るんだよね…」
「監視されて居る様な……。もう、怪しい人としか感じないよ!」
「あ~~、本当にストーカーさんかも知れないですね!」
「警察に相談した方が良いかもですね……」
鈴音さんはそう言う。
稀子に被害が出ていない内に、警察に相談だけはした方が良いに決まっている。
「けど……被害が出ていないなら、警察に相談してもそれだけでしょうね…」
鈴音さんがそう言うと……
「鈴音さん、稀子さん」
「私から明日にでも、町内会長に報告してみるよ」
「こんな静かな町でストーカー騒ぎが起こるなんて、絶対によそ者に決まっているからね!」
「そして、自警団の編成もお願いしてみるよ!」
真理江さんは、鈴音さんと稀子にそう言う。
この地域の町内会は都市部の町内会と比べれば、権力も強いし団結力も有る。
もしかしたら、夜回り等も期待出来るかも知れない。
「後、稀子さん……」
「もし、怪しい人に話し掛けられても、返事はしては駄目ですからね」
「明日から、防犯ブザーを持って行動してください!」
「え~~、おばさん!」
「この年に成って、防犯ブザーを持ち歩くの!?」
「私は、大学生だよ!?」
稀子は真理江さんに反発する。
「無いよりはマシですよ。稀子さん…」
「防犯ブザーを鳴らせば、民家の少ない場所でも、その音で助けに来てくれるかも知れません…」
「身を守るには最適な方法です!」
「そうだけど……おばさん」
「これじゃあ、私は小学生だよ///」
稀子は口を尖らせて言うが……ストーカーにとっては、稀子は狙いやすい相手かも知れない!?
稀子は明日から、防犯ブザーを持って行動する事に成りそうで有った。
「鈴音さんの方は大丈夫ですか?」
稀子がストーカーに逢う位何だから、鈴音さんの方がもっと危険で有るからで有る。
「私ですか…?」
「私は大丈夫ですね」
「そうですか…」
「それは良かったと言いたいけど、鈴音さんも気を付けてください」
「はい。お気遣いありがとうございます。比叡さん」
鈴音さんは大丈夫な様で安心はしたが、稀子も大切な親友で有る。
しばらくの間は前みたいに、3人で行動した方が良いかも知れない……
……
それから数日が過ぎて……
稀子がストーカーを受けて居るの話をした翌日から、不思議と稀子からストーカーは居なくなったらしい!?
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それでもしばらくの間は、稀子は防犯ブザーを持っての行動で有る。
本当のストーカーだったら、気を緩んだ所で攻撃に出るからだ。
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