偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】鈴音編 第2章

第199話 安らぎ……

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 軽いキスをした後……俺は言葉を切り出す。

「鈴音さん…。今から布団を敷きますから……」
「流石に畳みでは嫌ですよね///」

「……はい///」
「行為をするなら布団でしたいです///」

 鈴音さんは嫌がる言葉を発せずに素直に受け入れる!?
 遂に鈴音さんと……体を交える日が来た様で有った。

 俺は布団を敷くが、掛け布団は部屋の隅に置く。
 お互いお風呂には入っているから、2人で布団の上に半立ちで座り、大人の儀式が始まる……

「やっと、俺の気持ちを受け入れてくれましたね。鈴音さん…」

「私としては、まだ早いと感じるのですが…、これで将来が決まりそうでしたので…」

 お互いが抱き合い、再びキスをする……
 鈴音さんの表情は覚悟を決めた表情をしていた。

「鈴音さん…」
「では……交わる準備をします」

 俺はそう言って、服と下着を脱いで裸になる。
 別に裸になる必要性は無いと思うが、今までのお手本を見ると……男性は裸が多かった気がした。

「!!//////」

 鈴音さんは俺のを見て、顔を真っ赤にして口元を抑えていた。
 俺のは天井を見上げる様な角度で有った。
 鈴音さんは…、正真正銘の未経験の感じで有った。

「鈴音さん…。俺のを慰めてくれますか?」
「やはり、前準備だけはしなくては……」

 俺は鈴音さんの元に近付く。

「……予習はしておきましたが、痛かったらごめんなさい。比叡さん……///」

「あっ…//////」

 鈴音さんは俺のを慰め始める…。遂に鈴音さんと此所まで来られた。
 本格的に付き合い始めてから……1年以上の時が経っていたが、遂に今晩、俺は卒業を向かえる時が近付いていた……

 ……

 お互いの部分を慰め合った後、いよいよ最後の行為を向かえる……

「では、行きますよ。鈴音さん…」

「はい///」
「優しく、お願いします…。比叡さん///」

 俺は鈴音さんの秘部に、避妊具を装着した自分のを押し込んだ……

 ……
 …
 ・

 鈴音さんはやはり…、初めてで有った。
 俗に言う、俺は初物を掴み取る事が出来た。

 鈴音さんも、行為の予習と練習をしていたらしく『ぎゃー、ぎゃー』泣く事や喚き声を上げる事無く、比較的静かに行為を終える事が出来た。
 行為中に稀子の乱入を実は恐れていたが、部屋に誰かが来る気配は無く無事に終わった。
 今は2人布団で寝転んで、余韻を楽しんでいる。

「鈴音さん…。とっても良かったです」
「これが……大人の行為何ですね」

「比叡さんは嬉しそうに言いますが私は、やっぱり痛かったです……」
「けど……これで私は、体も大人に成ってしまいました」
「後悔はしていませんが、何かを失った感じはします…」

 鈴音さんは静かに呟く。
 俺は感覚的に失った物は無いが、鈴音さんは身体的に失った物が有る……

「今晩はこのまま……比叡さんの部屋で休んでいきます」
「……比叡さんもその方が良いですよね?」

「その方が嬉しいです///」
「大好きな人と一晩が過ごせる方が良いです!」

「そうですか///」
「比叡さんは本当に私が好きなんですね///」

 口調は呆れ返った口調で有ったが、鈴音さんの表情は嬉しそうだった。

「慣れない運動で、疲れが一気に来てしまいました///」
「では、そろそろ休みましょうか。比叡さん」

「ですね!」
「そろそろ寝ましょう」

 俺はそう言って布団から起き上がり、部屋の照明を消す。
 照明を消すと鈴音さんは直ぐに目を瞑って、眠りに就き始めた……

(鈴音さんが俺を受け入れたという事は、鈴音さんも覚悟を決めたのだろう)
(就農は別にして、絶対に訓練を終えて、農業法人に就職して、自立をしなければ……)

 俺は心の中で新たに決意をして、横に眠る鈴音さんと共に眠りに就いた……

 翌日……

 俺が目を覚ました時に、鈴音さんは横に居なかった。
 稀子に感づかれる前に部屋に戻ったのだろう。
 今朝の朝食担当は稀子なので、朝食までの時間、俺は二度寝をする……

 ……

 朝食の時間が近付いて来たので、俺は完全に起きて台所に向かう。
 台所に入ると、鈴音さんが稀子の手伝いをして居た。

「あっ、おはようございます!」
「比叡さん♪」

 鈴音さんは笑顔で俺に挨拶をしてくれるが、実は言うと最近、この様な挨拶をされる事は少なかった……
 原因は勿論俺だが、昨夜の行為に依って、お互いの壁が一気に無く成ったのかも知れない。

「おはよう。鈴音さん!」

 俺は稀子に感づかれない様に、普通に挨拶を返す。

「今日も元気に頑張りましょうね。比叡さん♪」

 鈴音さんは稀子が言う様な言葉を言う。

「はい。頑張りましょう。鈴音さん!」

 俺は鈴音さんにそう言い、俺も稀子の朝食の手伝いに加わった。
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