偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】鈴音編 第2章

第147話 稀子からのクリスマスプレゼント その3

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 今度は背中越しから、稀子の胸を揉みほぐす!!

「あぅぅ~~///」
「うひゃぁ~~//////」

 さっきまでから、打って変わった!!
 背中越しからの方が……稀子は好みか!?

(やっぱり……背中越し方が、揉みやすいな!)
(これなら、ブラのワイヤーを巻き込まずに稀子の胸を揉みほぐせる!!)

「うっ、うっ//////」
「あっ、あっ――//////」

 俺は強弱を付けながら、稀子の胸を揉みほぐす……。稀子も性の喜びを感じている。
 鈴音さんの胸を触っていた時より、稀子の方が遙かに長いが……

(鈴音さんより、稀子の方が、触りがいが大きいな!?)
(胸の弾力も有るし、鈴音さんと比較すれば、俺は稀子の方が好きかも!?)

 俺はこのまましばらく……この行為を楽しもうとしたが……

「比叡君、ストップ!!」
「これ以上は止めて!!」

「私が変に成りそう!!///」

 稀子が中止を求めてきた!
 今まで、黙って見ていた鈴音さんも声を出す。

「比叡さん!」
「稀子さんの表情が、変わってきています!!」
「このままでは、稀子さんが本当に目覚めてしまいます!!!」

「!」

 俺はその言葉を聞いて、稀子の胸を揉むのを止める……
 これ以上の行為は俺と鈴音さん、稀子を含めて全てマイナスに成ってしまう。

「//////」

 稀子は……頬を染めたまま呆然としていた。

「稀子さん! 大丈夫ですか!?」

「……うっ、うん//////」
「比叡君に触られると、こんな風に感じるんだ…///」

「ちぇ!」
「……比叡君と別れたのは惜しかったな…///」

「稀子さん!?」
「でっ、でも、比叡さんは渡しませんからね!!///」
「比叡さんは私の恋人です///」

「大丈夫だよ。りんちゃん!」
「親友の彼氏をもう取らないよ!!」

「稀子さんも……新しい人が見つかると良いですね」

(稀子は前科が有るからな…)

 稀子は鈴音さんから山本(孝明)さんを奪おうとした経緯が有るが、山本さんが自滅したし、稀子は結局、鈴音さんを取った。

(俺も人の事は言えないがな…)

 これで話は纏まったと思ったが……

「うん…そうだね!」
「まぁ、それまでの間は、鈴ちゃんに同じ事をして貰おう!」

「!!」

「!!」

 稀子の言葉を聞いて、仰天する俺と鈴音さん!!

「鈴ちゃん、比叡君……なに、驚いているの?」

「いや、稀子。鈴音さんが其処では出てこないだろ!?」

「そうですよ! 稀子さん!!」
「女性同士で胸を触るなんて変ですよ///」

「だって……比叡君は駄目だけど、鈴ちゃんなら問題無いでしょ」
「鈴ちゃんが許してくれるなら、比叡君に頼むけど……」

(変な方向に話が飛んでいったな…)
(稀子はこれで終わる子では無い…。稀子に彼氏が出来るまでの間は、鈴音さんが稀子の性のケアをする!?)

(3Pの世界から、百合の世界に突入!?)
(それはそれで興味が有るが……百合の関係が進むと、今度は俺が確実に捨てられる!!)

「稀子さん!///」
「ご冗談は、程々に!!//////」

「私は女性同士での行為に興味は有りません!//////」

「おや、おや。お嬢様の鈴ちゃんも、女性同士での慰め合いを知ってましたか♪」
「私は比叡君より、鈴ちゃんが好きだから、鈴ちゃんと体の関係を深めるのも嬉しいけどね♪」

 稀子は冗談だとは思うが、とんでもない事を口走っていた!!
 年頃同士の子達と同居すれば、どうしても起きてしまう問題だよな。

「稀子さん。冗談が過ぎます!!」

 流石の鈴音さんも怒り始めた。
 鈴音さんは、稀子の体には興味が無いのだろう?

「鈴ちゃん。そんなに怒らない♪」
「しわが増えちゃうぞ!!」

「稀子さん!」
「私はまだ、二十歳前です!!」

 稀子は“からかう”ように鈴音さんと遊んでいる。
 一夫多妻制度だったら、鈴音さんと稀子を両方嫁に出来るのに……
 けど、その前に……俺に甲斐性が無いから無理か!?

 ……

 鈴音さんと稀子の口論(?)が一段落した後、二人は自室に戻っていった。
 俺は結果的に二人の胸を触れて良かったが……二人が戻った後、直ぐに俺は、二人を思いながらティッシュに熱い気持ちをぶちまけた……。気分が落ち着いた所で俺は考える。

(鈴音さんも、どうしてあんな事を言ったのだろうか?)
(稀子から俺を奪った後ろめたさが、鈴音さんにも有るのだろうか??)

(俺は稀子の胸が揉めて良かったが、稀子は今後の性処理はどうするのだ!?)
(流石にあの年齢に成って、まだ慰める行為をしてないとは言い切れないし、稀子が俺に胸を触らせたのも、興味と刺激が知りたくて触らせたのだろう!?)

「この生活も、何時まで続けられるかは判らないしな……」

(少なくとも、鈴音さん、稀子が学生の間はこの生活は続くと思うが、俺もその間は居ても大丈夫なのか?)

(多分……俺が保育士資格を取得出来るまでは、この家には居られるだろう)
(しかし……それは取得見込みの場合だ)
(取得が出来ないと知った時、真理江さんはどう判断するのだろうか?)

「これ以上考えても仕方ないか……。やれる所まではやって、駄目な時はその時だ!」

 俺はそう考えを纏めて、眠りに就いた……
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