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【R-15】鈴音編 第2章
第145話 稀子からのクリスマスプレゼント その1
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「比叡君!!」
稀子へのお説教も終わり、稀子は直ぐに部屋に戻ると思ったが……
「比叡君へのお詫びに、私の胸も触らせてあげるよ♪」
「!!!」
(稀子は突然、何を言い出す!?)
(鈴音さんが居る、目の前だぞ!!)
(そんな事出来るか!??)
「稀子さん!?」
「急にどうしたのですか!?」
「何故、稀子さんの胸を比叡さんが触るのですか!!」
俺が心の中で動揺している間に鈴音さんは、勿論声を上げる。
稀子の頭は大丈夫か??
さっきの覗き見で、発情したか!?
「え~~。だって、比叡君。鈴ちゃんの胸、揉んでいたでしょ!」
「けど……私が邪魔しちゃったでしょ…。今の鈴ちゃんは再度、胸を揉ませようとはしないから、代わりに私の胸を触らせてあげる♪」
「私からの、クリスマスプレゼントだよ///」
(稀子の奴…。しっかり見ていたんだな///)
(稀子の胸を揉みたいと言えば、揉みたいに決まっているが、せめて鈴音さんが居なく成ってから言ってくれ…)
「……」
鈴音さんは稀子の発言に対して、唖然としているが、何かを考えているようだ。
稀子の話は、まだ終わらない。
「以前……比叡君とキスをしながら、比叡君は私の胸を目掛けて、体を擦り付けてきた事が有ったけど…、あれは私の胸を求めていたんだよね?」
「……」
俺はこれを正直には言えなかった…。鈴音さんの前では流石に言えない。
これを言ってしまうと、俺は『稀子に未練が有ります』と宣言するのと変わらないし、鈴音さんも困るだろう……
鈴音さんと俺の仲は大分深く成ってきているし、鈴音さんは結婚も視野に入れている。
俺は勿論、鈴音さんと家庭を築きたいし、鈴音さんが一番好きだ!
稀子も好きだが、稀子より鈴音さんの方が好きだ!!
「比叡さん……」
考えが纏まったのだろう?
鈴音さんが真面目な表情で、俺に声を掛けて来る。
「はい」
「稀子さんの希望を叶えてあげましょう…」
「んっ!?」
「鈴音さん! どうしてですか??」
「鈴音さんと恋人関係なのに何故、親友で有る稀子の胸を揉むのですか???」
俺はそう言うが、そう言うしか無い。
本能と欲望に従って『はい! 喜んで!!』とは、絶対に言っては成らない。
これは鈴音さんが俺を試していると、俺の優秀な頭脳が弾き出したからだ!!
俺はそう発言したが、鈴音さんなりの理由がある様だ。
「……比叡さんと稀子さんは、恋人一歩手前の親友関係でした」
「稀子さんが孝明さんに恋心を再び抱いてしまい、稀子さんは比叡さんとの関係を一度は解消しました」
「稀子さんもこれからは、他の異性と関係を持って、性行為をする日が来る筈です!」
「私も…、胸の感触を確かめる時が有りますが、今日初めて比叡さんに触られた時、思わず感じてしまいました。人に触られるのは気持ち良いと//////」
「鈴音さん…。俺的には嬉しいですけど、これで稀子の性が目覚めてしまったらどうします?」
「鈴音さんの……稀子を思いやる気持ちも分ります!」
「けど……稀子が性に目覚めてしまったら稀子の性格上、一気に俺を求めて来るかも知れませんよ!!」
俺は本能とは真逆の事を鈴音さんに言う。俺だって男だ!
美少女二人が目の前に居て、一人しか選択出来ないのはおかしい!?
純愛ADVゲームでは無いのだから!!
現実は……世知辛い。この国の法律は一対一の婚姻関係しか認めてない。
何処かの外国の様に、複数の女性を愛する国では無いからだ。
稀子が本当に性に目覚めたら、数週間の内に稀子は俺と関係を再度持って、稀子は大人に成るだろう。鈴音さんが迷っている間に……
稀子は興味を示した物には、戸惑い無く食らい付きに行く。
稀子がさっき言った言葉が、何処まで本気か冗談かは判らないが、危ない冒険をする必要は無い。
「比叡君は……私を求めてないんだ」
(どうして……寂しそうな顔をする、稀子!!)
「比叡君にお詫びのつもりで言ったのに……」
「稀子の気持ちは確かに嬉しいけど、稀子が胸を揉まれる事で、快感を得てしまったらどうするの!?」
「俺は鈴音さんと関係が有るから、稀子とは絶対に性行為は出来ないよ!!」
俺は鈴音さんの居る手前で予防線を張っておく。
こうしておけば、鈴音さんの心証も良くなるし、稀子には興味が無いと宣言が出来て、一石二鳥だ。
「う~~ん!」
「比叡君もお堅いな……」
「えっ…。お堅い…?」
稀子の言っている事が、俺は理解出来なかった……
今の男女関係は、ここまでオープンな時代に成ってしまったのか!?
稀子へのお説教も終わり、稀子は直ぐに部屋に戻ると思ったが……
「比叡君へのお詫びに、私の胸も触らせてあげるよ♪」
「!!!」
(稀子は突然、何を言い出す!?)
(鈴音さんが居る、目の前だぞ!!)
(そんな事出来るか!??)
「稀子さん!?」
「急にどうしたのですか!?」
「何故、稀子さんの胸を比叡さんが触るのですか!!」
俺が心の中で動揺している間に鈴音さんは、勿論声を上げる。
稀子の頭は大丈夫か??
さっきの覗き見で、発情したか!?
「え~~。だって、比叡君。鈴ちゃんの胸、揉んでいたでしょ!」
「けど……私が邪魔しちゃったでしょ…。今の鈴ちゃんは再度、胸を揉ませようとはしないから、代わりに私の胸を触らせてあげる♪」
「私からの、クリスマスプレゼントだよ///」
(稀子の奴…。しっかり見ていたんだな///)
(稀子の胸を揉みたいと言えば、揉みたいに決まっているが、せめて鈴音さんが居なく成ってから言ってくれ…)
「……」
鈴音さんは稀子の発言に対して、唖然としているが、何かを考えているようだ。
稀子の話は、まだ終わらない。
「以前……比叡君とキスをしながら、比叡君は私の胸を目掛けて、体を擦り付けてきた事が有ったけど…、あれは私の胸を求めていたんだよね?」
「……」
俺はこれを正直には言えなかった…。鈴音さんの前では流石に言えない。
これを言ってしまうと、俺は『稀子に未練が有ります』と宣言するのと変わらないし、鈴音さんも困るだろう……
鈴音さんと俺の仲は大分深く成ってきているし、鈴音さんは結婚も視野に入れている。
俺は勿論、鈴音さんと家庭を築きたいし、鈴音さんが一番好きだ!
稀子も好きだが、稀子より鈴音さんの方が好きだ!!
「比叡さん……」
考えが纏まったのだろう?
鈴音さんが真面目な表情で、俺に声を掛けて来る。
「はい」
「稀子さんの希望を叶えてあげましょう…」
「んっ!?」
「鈴音さん! どうしてですか??」
「鈴音さんと恋人関係なのに何故、親友で有る稀子の胸を揉むのですか???」
俺はそう言うが、そう言うしか無い。
本能と欲望に従って『はい! 喜んで!!』とは、絶対に言っては成らない。
これは鈴音さんが俺を試していると、俺の優秀な頭脳が弾き出したからだ!!
俺はそう発言したが、鈴音さんなりの理由がある様だ。
「……比叡さんと稀子さんは、恋人一歩手前の親友関係でした」
「稀子さんが孝明さんに恋心を再び抱いてしまい、稀子さんは比叡さんとの関係を一度は解消しました」
「稀子さんもこれからは、他の異性と関係を持って、性行為をする日が来る筈です!」
「私も…、胸の感触を確かめる時が有りますが、今日初めて比叡さんに触られた時、思わず感じてしまいました。人に触られるのは気持ち良いと//////」
「鈴音さん…。俺的には嬉しいですけど、これで稀子の性が目覚めてしまったらどうします?」
「鈴音さんの……稀子を思いやる気持ちも分ります!」
「けど……稀子が性に目覚めてしまったら稀子の性格上、一気に俺を求めて来るかも知れませんよ!!」
俺は本能とは真逆の事を鈴音さんに言う。俺だって男だ!
美少女二人が目の前に居て、一人しか選択出来ないのはおかしい!?
純愛ADVゲームでは無いのだから!!
現実は……世知辛い。この国の法律は一対一の婚姻関係しか認めてない。
何処かの外国の様に、複数の女性を愛する国では無いからだ。
稀子が本当に性に目覚めたら、数週間の内に稀子は俺と関係を再度持って、稀子は大人に成るだろう。鈴音さんが迷っている間に……
稀子は興味を示した物には、戸惑い無く食らい付きに行く。
稀子がさっき言った言葉が、何処まで本気か冗談かは判らないが、危ない冒険をする必要は無い。
「比叡君は……私を求めてないんだ」
(どうして……寂しそうな顔をする、稀子!!)
「比叡君にお詫びのつもりで言ったのに……」
「稀子の気持ちは確かに嬉しいけど、稀子が胸を揉まれる事で、快感を得てしまったらどうするの!?」
「俺は鈴音さんと関係が有るから、稀子とは絶対に性行為は出来ないよ!!」
俺は鈴音さんの居る手前で予防線を張っておく。
こうしておけば、鈴音さんの心証も良くなるし、稀子には興味が無いと宣言が出来て、一石二鳥だ。
「う~~ん!」
「比叡君もお堅いな……」
「えっ…。お堅い…?」
稀子の言っている事が、俺は理解出来なかった……
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