偶然出会った少女にお願い事をされたから、受け入れる事にしたら人生が変わった!

小春かぜね

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【R-15】鈴音編 第2章

第129話 男女の関係……

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「ぷはぁ!///」

 しばらくのキスの後、鈴音さんは口元から離れるが……

「鈴音さん……本当に大好きです!」

「比叡さん///」

『❤❤❤』

 俺は鈴音さんとキスを再度して今度は、俺の舌を鈴音さんの口内に入れる。

「う~~~//////」

(うぁ……遂に、先に進めた!)
(俺の舌と鈴音さんの舌を絡ませるキス!!)

 俺は今まで見てきた、成人向け動画を思い出しながら、鈴音さんと舌を絡ませたキスを楽しむ。
 俺は鈴音さんの火照った表情を見ながらキスを続ける……

「ぷはぁぁ~~~//////」

「はぁ、はぁ…//////」

「……」

 舌を絡ませたキスをした事に依って、今まで子どもの表情だった鈴音さんが、急に女性の表情に変わり始める!?
 今度は、鈴音さん自らが俺を求めてきた!!

「比叡さん~~!!//////」

「!!!」

『❤❤❤❤❤』

 深夜に入る時間帯なのに、俺と鈴音さんは大人の時間を楽しんでいる!

(やっと……鈴音さんを者に出来た!?)
(本格的に付き合い始めてから、二ヶ月以上が経過したけど、やっとか……)

 このまま……俺は最後まで行けるかと思っていたが…、鈴音さんは何処かで我を取り戻してしまって、頬を赤めたまま急に“びっくり”した表情に変わって、俺を突然突き放す!!

「!!!//////」

「きゃ~~~~」

『ドン!』

 鈴音さんはこの時に、かなりの大声を出す!!

(これは不味い! 稀子に気付かれる!?)

 俺は幸い押されただけで済んで、倒れはしなかった。

「わっ、わたし、急にどうしたのでしょう??//////」

 今までの行動を思い出して、鈴音さんは気が動転していた!

「比叡さんは好きですが、ここまで“はしたない”事は、しては行けません//////」
「どうしましょう//////」

「鈴音さん、落ち着いてください!」

 俺は咄嗟に鈴音さんを抱きしめる。
 これは愛情のためで無く、心を落ち着かせるためで有る。

「……ごめんなさい、鈴音さん」
「少し、意地悪が過ぎました…」

「……//////」
「比叡さんも……私の扱いが慣れてきましたね///」

「いえ、まだ、まだです///」

 鈴音さんの心も、大分落ち着いてきた感じで有る。

「これは、比叡さんに一杯やられてしまいました!」
「私も知らない間に、体は大人に成っていたのですね……」

「俺も……先ほどの、ようの表情には少し驚きました…」

「これでは……卒園するまでに、比叡さんに大人にされそうです…///」
「いよいよ、避妊の勉強を始めなくては成りません!!」

 鈴音さんは少し困った口調では有るが、顔は笑っていた。
 今の喋り方は、親友モードの鈴音さんにも見えるが、異性モードでも対応出来たと、俺は感じる……

「うふ❤」
「比叡さんに、成長させられてしまいました♪」

「でも……今日はここまでです!!」
「それ以上の行為はまだまだです。……出来れば、卒園まではご遠慮願いたいです!」

「鈴音さん!!」
「卒園したら、良いの?」

 鈴音さんが卒園(卒業)したら、性行為が出来ると聞いて俺は喜ぶが……

「そっ、それは、その時次第です!///」
「比叡さんの道筋も、その頃には明確化するでしょう♪」

 初めは嫌がる口調で有ったが、最後の方は受け入れる感じの口調で有った。

「そうですよね…。今の不安定な状況で、新しい命が生まれたら、お互いが不幸に成りますからね…」

「比叡さん!」
「それを理解しているなら、益々自粛してください!!」

「はい…でも、最後にもう一度キスを…」

「もぅ、しょうがない人///」

 再び鈴音さんとキスをして、キスをしながら舌を絡ませる。
 今度の場合、鈴音さんは子どもから、女性の表情に変わる事は無かった……

 ……

「では、比叡さん。お休みなさい!」

「お休み、鈴音さん!」

 キスの後。鈴音さんは就寝の挨拶をして、自室に戻っていく。
 鈴音さんは先ほど、かなり大きめの悲鳴を上げたが、稀子が部屋に来る事はなかった。
 稀子は余程、深い眠りにでも就いているのだろうか?

 鈴音さんの関係が、1歩前進出来たのは大変嬉しいが、鈴音さんとの将来を描こうとすると、本当に険しい道しか思い描かれなかった……

(やはりこの道は、何処かで見切りを付けるべきか…)

 鈴音さんの好意を得るため、来年4月の学科試験まではやり抜くと言ったが、学科試験に合格する保証なんて無かった。

(やれる所までは、頑張るしかない……)

 俺は意見をそう纏めて、俺も就寝する事にした。
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