122 / 434
【R-15】鈴音編
第120話 新天地
しおりを挟む
……
…
・
電車を乗り継いで、数時間……
遂に俺達は、真理江(山本母)さんの、妹が住んでいる町に到着をした。
お昼前に波津音市を出発したのだが、妹さんが住んでいる九尾市に到着したのは、ほぼ夕方で有った。
九尾駅周辺は比較的発展している様だが、俺達が住む場所は九尾市の郊外だそうだ。
駅には真理江さんの妹が車で迎えに来てくれて、俺達はそれに同乗して新しい住処に向かう……
駅から車で、20分位の所で新しい住処に到着する。中古のようだが2階建ての一軒家だった。
其処は、湾内が見渡せる静かな住宅街で有った……
真理江さん妹にお礼を言って新しい住処に入るが、引っ越しの荷物はまだ来ていない。
引っ越しの距離が長いので、荷物を積んだトラックは今日到着しない。予定では、明日の午前中で有った。
今晩は、真理江さんの妹宅で泊まらせて貰う。ここから徒歩で直ぐに、妹さんの家が有る。
鈴音さん達、学園の通園に関してはバスで通園する。
家から少し歩くと国道に出て、その道はバスが通っている。バス停も家から5分位の場所に有る。其処からバスに乗って、鈴音さんと稀子は学園に通う。
姉妹校だけ有って、制服はほぼ同じらしいので、俺にとっては目新しさが感じ無い……少し残念だと思うの俺ぐらいか??
……
俺は稀子に……1つ聞きたい事が有った。
稀子は山本(孝明)さんが好きな筈なのに、俺と鈴音さんに付いて来て、電話番号やメールアドレス等も躊躇わずに簡単に変えてしまった。
山本さんの携帯電話も解約されたので、稀子が裏切り行為をする事も出来ない。
俺はその理由をずっと聞きたかったが、聞く機会が無くて聞けなかった。
真理江さんと鈴音さんは、真理江さん妹宅に出掛けていった。それに付いて行く鈴音さんも律儀な人だ。今、この家に居るのは俺と稀子だけで有る。
稀子は『家の探索~~♪』と小学生見たいな事を言って、家の探索をしているが、稀子に例の事を聞くのはチャンスだと俺は思った。
俺は稀子を探しながら2階に上がる。すると稀子はベランダに出ていて、ベランダから見える湾内の景色を眺めていた……
「あっ、比叡君!!」
「見て、見て!!」
「海が見えるよ~~。凄いね~~♪」
稀子は相変わらずの、子どもの様な話し方で俺を誘う。
俺もベランダに出て、稀子と湾内の景色を見る。
湾内は方角の関係で、太陽が海側に昇ったり沈んだりもしないが、夕日に照らされて海面は輝いていた。稀子は楽しい笑顔で湾内を見ている……
「比叡君!」
「前の山本さんの家より、見晴らしが良いね♪」
「この家からは、はっきりと海が見えるよ♪」
初めて出会った時の様な笑顔で稀子は言う。
その笑顔で……俺の胸が思わず鼓動を打つ!
稀子の事は、一度嫌いなったはずなのに……
稀子は俺と関係を深めず俺を捨て、山本さんに勝手に近づき、そして今は親友の関係に戻っている……
本来なら裏切り者で私刑にしたい所だが、この子の姿を見ていると、そんな気持ちも何処かに飛んでいく……
「稀子ちゃん……」
「んっ……比叡君。どうした?」
「稀子ちゃんは、これで良かったの?」
「俺と鈴音さん達に付いて来て……」
「うん!」
稀子は即答して、話し出す。
「私もね……これでも色々考えたのだよ!」
「私は鈴ちゃんが“やっぱり”好きだと感じたし、比叡君も裏切って申し訳ないと思っている…」
「山本さんは今でも気には成るけど……山本さんは私を受け入れないと思う!」
「山本さんはそれだけ、鈴ちゃんを大事にしていた!」
「私が山本さんの側に居ようとしても、鈴ちゃんと比叡君をおびき出すために、私を使うに決まっている!」
「だから、波津音市に留まるより、みんなで“こっち”に来た方が安全かなと思った!」
「それが、稀子ちゃんの意思?」
「そうだよ、比叡君!」
「でも、安心して。流石に鈴ちゃんから、比叡君を取ろうとはしないから♪」
「鈴ちゃんも、山本さんと付き合っている時より笑顔が溢れているし、比叡君なんか何時もデレデレだもんね。私の時とは大違い~!?」
稀子は語尾を急に上げる!
「鈴ちゃんと比叡君を守るために付いて来た!」
「私は、鈴ちゃんと山本さんどちらを取ると言われたら、今度は絶対に鈴ちゃんを取る!」
「鈴ちゃんは本当の、私の友達だよ~~♪」
稀子は、今まで見せた事無い笑顔で俺に言う。
(稀子の奴……やっと、鈴音さんを本当の親友だと感じたようだ)
『比叡さん~~。稀子さん~~』
『何処に居ますか~~~?』
階下から鈴音さんの声が聞こえる。
真理江さんと鈴音さんが戻って来たようだ。
「稀子ちゃん!」
「鈴音さんが呼んでいるよ!!」
「じゃあ、戻ろうか比叡君!」
俺と稀子は、鈴音さんの居る1階に戻る。
稀子は、俺と鈴音さんのために付いて来たと言ったが、今度こそは信用しても良いだろうか?
稀子が山本さんとの関係を再び望めば、その過程で絶対、俺と鈴音さんの居場所や連絡先が知られてしまう!
稀子は意志が弱いから、山本さんに『ガツン!』と言われたら直ぐに萎縮してしまう。
殴る振りをしただけで、稀子はペラペラ喋るはずだ。
稀子が俺達の側に居た方が、却って安心なのかも知れない……
……
今日から始まった新生活。
真理江さん。鈴音さん。稀子。そして、俺を含めて4人の共同生活が始まる。
この騒動の御陰で、保育士資格取得の勉強は停滞しているが、近いうちに再開させたい。
俺と鈴音さんは恋人関係だから、稀子が“ちょっかい”を掛けて来るだろうか?
いっそ、ハーレムルートも考えるか!!
今の稀子はフリーだし、俺と鈴音さんが仲良く成れば稀子の事だ。好奇心旺盛だから覗き見するに決まっている。それを見た口実に稀子も一緒に―――
(あぁ……そうなれば、俺も一気に勝ち組の仲間入りだな!!)
(美少女2人に、あんな事やこんな事をして///)
(鈴音さん、稀子の青い果実を一度に両方食べて見たい!?)
「ゴホン…//////」
新しい町で始まった、新しい生活……
今度こそ、穏やかな時が流れて……俺と鈴音さんは関係を深めて、この町に根付く事に成るだろう……
…
・
電車を乗り継いで、数時間……
遂に俺達は、真理江(山本母)さんの、妹が住んでいる町に到着をした。
お昼前に波津音市を出発したのだが、妹さんが住んでいる九尾市に到着したのは、ほぼ夕方で有った。
九尾駅周辺は比較的発展している様だが、俺達が住む場所は九尾市の郊外だそうだ。
駅には真理江さんの妹が車で迎えに来てくれて、俺達はそれに同乗して新しい住処に向かう……
駅から車で、20分位の所で新しい住処に到着する。中古のようだが2階建ての一軒家だった。
其処は、湾内が見渡せる静かな住宅街で有った……
真理江さん妹にお礼を言って新しい住処に入るが、引っ越しの荷物はまだ来ていない。
引っ越しの距離が長いので、荷物を積んだトラックは今日到着しない。予定では、明日の午前中で有った。
今晩は、真理江さんの妹宅で泊まらせて貰う。ここから徒歩で直ぐに、妹さんの家が有る。
鈴音さん達、学園の通園に関してはバスで通園する。
家から少し歩くと国道に出て、その道はバスが通っている。バス停も家から5分位の場所に有る。其処からバスに乗って、鈴音さんと稀子は学園に通う。
姉妹校だけ有って、制服はほぼ同じらしいので、俺にとっては目新しさが感じ無い……少し残念だと思うの俺ぐらいか??
……
俺は稀子に……1つ聞きたい事が有った。
稀子は山本(孝明)さんが好きな筈なのに、俺と鈴音さんに付いて来て、電話番号やメールアドレス等も躊躇わずに簡単に変えてしまった。
山本さんの携帯電話も解約されたので、稀子が裏切り行為をする事も出来ない。
俺はその理由をずっと聞きたかったが、聞く機会が無くて聞けなかった。
真理江さんと鈴音さんは、真理江さん妹宅に出掛けていった。それに付いて行く鈴音さんも律儀な人だ。今、この家に居るのは俺と稀子だけで有る。
稀子は『家の探索~~♪』と小学生見たいな事を言って、家の探索をしているが、稀子に例の事を聞くのはチャンスだと俺は思った。
俺は稀子を探しながら2階に上がる。すると稀子はベランダに出ていて、ベランダから見える湾内の景色を眺めていた……
「あっ、比叡君!!」
「見て、見て!!」
「海が見えるよ~~。凄いね~~♪」
稀子は相変わらずの、子どもの様な話し方で俺を誘う。
俺もベランダに出て、稀子と湾内の景色を見る。
湾内は方角の関係で、太陽が海側に昇ったり沈んだりもしないが、夕日に照らされて海面は輝いていた。稀子は楽しい笑顔で湾内を見ている……
「比叡君!」
「前の山本さんの家より、見晴らしが良いね♪」
「この家からは、はっきりと海が見えるよ♪」
初めて出会った時の様な笑顔で稀子は言う。
その笑顔で……俺の胸が思わず鼓動を打つ!
稀子の事は、一度嫌いなったはずなのに……
稀子は俺と関係を深めず俺を捨て、山本さんに勝手に近づき、そして今は親友の関係に戻っている……
本来なら裏切り者で私刑にしたい所だが、この子の姿を見ていると、そんな気持ちも何処かに飛んでいく……
「稀子ちゃん……」
「んっ……比叡君。どうした?」
「稀子ちゃんは、これで良かったの?」
「俺と鈴音さん達に付いて来て……」
「うん!」
稀子は即答して、話し出す。
「私もね……これでも色々考えたのだよ!」
「私は鈴ちゃんが“やっぱり”好きだと感じたし、比叡君も裏切って申し訳ないと思っている…」
「山本さんは今でも気には成るけど……山本さんは私を受け入れないと思う!」
「山本さんはそれだけ、鈴ちゃんを大事にしていた!」
「私が山本さんの側に居ようとしても、鈴ちゃんと比叡君をおびき出すために、私を使うに決まっている!」
「だから、波津音市に留まるより、みんなで“こっち”に来た方が安全かなと思った!」
「それが、稀子ちゃんの意思?」
「そうだよ、比叡君!」
「でも、安心して。流石に鈴ちゃんから、比叡君を取ろうとはしないから♪」
「鈴ちゃんも、山本さんと付き合っている時より笑顔が溢れているし、比叡君なんか何時もデレデレだもんね。私の時とは大違い~!?」
稀子は語尾を急に上げる!
「鈴ちゃんと比叡君を守るために付いて来た!」
「私は、鈴ちゃんと山本さんどちらを取ると言われたら、今度は絶対に鈴ちゃんを取る!」
「鈴ちゃんは本当の、私の友達だよ~~♪」
稀子は、今まで見せた事無い笑顔で俺に言う。
(稀子の奴……やっと、鈴音さんを本当の親友だと感じたようだ)
『比叡さん~~。稀子さん~~』
『何処に居ますか~~~?』
階下から鈴音さんの声が聞こえる。
真理江さんと鈴音さんが戻って来たようだ。
「稀子ちゃん!」
「鈴音さんが呼んでいるよ!!」
「じゃあ、戻ろうか比叡君!」
俺と稀子は、鈴音さんの居る1階に戻る。
稀子は、俺と鈴音さんのために付いて来たと言ったが、今度こそは信用しても良いだろうか?
稀子が山本さんとの関係を再び望めば、その過程で絶対、俺と鈴音さんの居場所や連絡先が知られてしまう!
稀子は意志が弱いから、山本さんに『ガツン!』と言われたら直ぐに萎縮してしまう。
殴る振りをしただけで、稀子はペラペラ喋るはずだ。
稀子が俺達の側に居た方が、却って安心なのかも知れない……
……
今日から始まった新生活。
真理江さん。鈴音さん。稀子。そして、俺を含めて4人の共同生活が始まる。
この騒動の御陰で、保育士資格取得の勉強は停滞しているが、近いうちに再開させたい。
俺と鈴音さんは恋人関係だから、稀子が“ちょっかい”を掛けて来るだろうか?
いっそ、ハーレムルートも考えるか!!
今の稀子はフリーだし、俺と鈴音さんが仲良く成れば稀子の事だ。好奇心旺盛だから覗き見するに決まっている。それを見た口実に稀子も一緒に―――
(あぁ……そうなれば、俺も一気に勝ち組の仲間入りだな!!)
(美少女2人に、あんな事やこんな事をして///)
(鈴音さん、稀子の青い果実を一度に両方食べて見たい!?)
「ゴホン…//////」
新しい町で始まった、新しい生活……
今度こそ、穏やかな時が流れて……俺と鈴音さんは関係を深めて、この町に根付く事に成るだろう……
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説


俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。

できれば穏便に修道院生活へ移行したいのです
新条 カイ
恋愛
ここは魔法…魔術がある世界。魔力持ちが優位な世界。そんな世界に日本から転生した私だったけれど…魔力持ちではなかった。
それでも、貴族の次女として生まれたから、なんとかなると思っていたのに…逆に、悲惨な将来になる可能性があるですって!?貴族の妾!?嫌よそんなもの。それなら、女の幸せより、悠々自適…かはわからないけれど、修道院での生活がいいに決まってる、はず?
将来の夢は修道院での生活!と、息巻いていたのに、あれ。なんで婚約を申し込まれてるの!?え、第二王子様の護衛騎士様!?接点どこ!?
婚約から逃れたい元日本人、現貴族のお嬢様の、逃れられない恋模様をお送りします。
■■両翼の守り人のヒロイン側の話です。乳母兄弟のあいつが暴走してとんでもない方向にいくので、ストッパーとしてヒロイン側をちょいちょい設定やら会話文書いてたら、なんかこれもUPできそう。と…いう事で、UPしました。よろしくお願いします。(ストッパーになれればいいなぁ…)
■■

辺境伯へ嫁ぎます。
アズやっこ
恋愛
私の父、国王陛下から、辺境伯へ嫁げと言われました。
隣国の王子の次は辺境伯ですか… 分かりました。
私は第二王女。所詮国の為の駒でしかないのです。 例え父であっても国王陛下には逆らえません。
辺境伯様… 若くして家督を継がれ、辺境の地を護っています。
本来ならば第一王女のお姉様が嫁ぐはずでした。
辺境伯様も10歳も年下の私を妻として娶らなければいけないなんて可哀想です。
辺境伯様、大丈夫です。私はご迷惑はおかけしません。
それでも、もし、私でも良いのなら…こんな小娘でも良いのなら…貴方を愛しても良いですか?貴方も私を愛してくれますか?
そんな望みを抱いてしまいます。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 設定はゆるいです。
(言葉使いなど、優しい目で読んで頂けると幸いです)
❈ 誤字脱字等教えて頂けると幸いです。
(出来れば望ましいと思う字、文章を教えて頂けると嬉しいです)

まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2024.8.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【完】夫に売られて、売られた先の旦那様に溺愛されています。
112
恋愛
夫に売られた。他所に女を作り、売人から受け取った銀貨の入った小袋を懐に入れて、出ていった。呆気ない別れだった。
ローズ・クローは、元々公爵令嬢だった。夫、だった人物は男爵の三男。到底釣合うはずがなく、手に手を取って家を出た。いわゆる駆け落ち婚だった。
ローズは夫を信じ切っていた。金が尽き、宝石を差し出しても、夫は自分を愛していると信じて疑わなかった。
※完結しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる