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【R-15】鈴音編
第118話 離散!? その4
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俺は先ほどの行為を、本当に実現出来るかを、改めて山本さんのお母さんに聞いて見る。
「おばさん……」
「本当に、実現出来るのでしょうか?」
「鈴音さんの両親。特に父親が、とても許す気配は無いと感じますが……」
特に考える素振りを見せず、山本さんのお母さんは返答をする。
「美作家は…、今でこそ立場は大きくなったけど、元々は私達と同じ分家なの!」
「鈴音さんの父親が、一代で事業を成功に収めて、本家面をする様には成ったけど本来はそうなの」
「……今の時代には、そぐわない言葉かも知れないけど……鈴音さんの父親は、美作家の婿入りなの」
「本家? 分家!?」
(山本さんと美作(鈴音)さんの関係は、そんな関係だったの!?)
(そう言えば……山本(孝明)さんも親戚の集いとか言っていたし、鈴音さんも言って居たな…。そんなに規模が大きい親戚なんだ!!)
「それに……鈴音さんの父親がやっている事業は、鈴音さんの前で言いたくは無いけど、健全な事業とは言いにくいの!」
「鈴音さん自身も、お父さんの事業は詳しくは知らないでしょ!」
山本さんのお母さんは、鈴音さんに話を振る。
「えっ、えぇ……」
「輸入業としか聞いておりません…」
「私も詳しくは知らないのだけど、発展途上国で安く作った、雑貨や食品を安く輸入して、それを国内の卸業者に販売して居るらしいけど、色々と問題が起きているのよ」
「例えば……人を低賃金で奴隷の様に扱うとか、輸入した雑貨や食品にも異物混入や不良品が多数有ったり、その影響で卸会社との取引も、最近は減り気味だとか……」
「この時代はライバル企業も多くて、大変だとは感じるけど、人の道を踏み外してまで、経営するのは宜しくないよね…」
それを聞いた鈴音さんは、意気消沈してしまう……
「……初めて知りました。父がそんな非道い事をしているなんて」
「あっ、鈴音さん!?」
「これは人の伝手で聞いたのだから、本気にしちゃダメだよ///」
すかさずフォローを入れる、山本さんのお母さん。
「……普段は優しい父ですが時々、電話口で怒りをぶつけている場面を見ています」
「お仕事だから、仕方無いかと感じていましたが、父は表と裏の顔を使い分けているのかも知れません……」
「私だって使いたくは無いけど、最後は本家に頼み込んで、鈴音さんの父親を押さえ込むさ!」
「孝明の事故の件で、本家にはかなり嫌われたが事情を話して、なんとか鈴音さんだけは助けるつもりさ!!」
「まぁ、本家と言っても、本家の力なんて殆ど無いが、本家自体も美作家は嫌っているからね!」
山本さんのお母さんがそう言うと、鈴音さんが質問をする。
「お母様……本家の方々達に、私達の家族はそんなに嫌われていたのですか?」
「別に、涼子(鈴音の母)さんや、鈴音さんを嫌っている訳では無いさ」
「本家が嫌っているのは、婿で有る父親だけさ!」
「事業で成功をするまでは気さくな人だったのに、成功した途端に豹変しおった!」
「涼子さんも鈴音さん見たいに優しい人だから、何も言わないのだよね…」
「今思えば……肩書きを得るために、涼子さんに近づいたのかも知れないね……」
俺や稀子の知らない事が“どんどん”、山本さんのお母さんから発せられる!?
稀子は目を“ぱちくり”させながら聞いているし……山本一家は孝明さんを含めて、どれだけ秘匿主義なのだ!?
「あぁ……ごっ、ごめんなさい///」
「鈴音さんの目の前で、お父さんの悪口を言ってしまって///」
山本さんのお母さんは興奮していた所為か、本人目の前でかなりの事を言っていた。
幾ら父親が悪い事をしているからと言って、子どもの目の前で言う事では無い……
「……お母様」
「私は大丈夫です……いえ、却って有難う御座います」
「父の本来の姿を教えてくれて、本当に有難う御座います」
「これで……私は、自由に生きていく事を決めました!」
「鈴音さん……」
鈴音さんは、徹底的に父親に対抗する意思を持ってしまった。
(俺も両親とは仲が良いとは言いにくいが、鈴音さんの場合は分が悪いぞ!!)
(相手が悪すぎる!!)
俺がそう考えていると、山本さんのお母さんが俺にいきなり質問をする。
「青柳さん…。何で屋号は山本鞄店なのに、ランドセルしか作らなく成ったか知っているかい?」
「えっ!?」
「もちろん、知らないです!!」
「なら、良い機会だ……」
「昔は革製品を持つのが、一種のステータスだったが、舶来文化が好きな国民は、海外ブランド製品を喜んで買って、それを買えない庶民達は、安価なナイロン製や輸入革製品を買う様に成った」
「この店でも財布やバッグを作って、販売していた時期が有ったのだよ」
「はぁ……」
「夫が代の時に将来性を考え、今までの革製品作りは全て止めて、ランドセル専業に鞍替えした」
「ランドセルの需要は年に1回しか無いが、安定した収入も得られるし、あの時の色は黒・赤の2色しか無いから、コストも安く抑えられて商売は順調だった…」
「今は難しいね……。大手商社やランドセルメーカーが多品種・多色を出してくれるから、私の様な個人店では年々、ランドセルが売れなく成って行った……」
「あの時の孝明は、暴走族に明け暮れているし、夫も交通事故でいきなり亡くなってしまった…」
「本気で店を閉めようと考えた時に、鈴音さんを下宿させる話を、孝明が持ち掛けてきた」
「あの時は、びっくりしたよ…!」
「美作さんの鈴音さんを、下宿させたいなんて言い出したから……」
「見ての通り、夫を亡くしてからは孝明と2人暮らしだし、子どもも孝明以外に恵まれなかった…」
「部屋だけは無駄に余っていたから、私はそれを認める代わりに、1つの条件を付けた」
「何時でも良い。店は必ず継げと……」
「初めの内は文句を言っていたが…、有る日いきなり暴走族を解散させて、本当に店を継ぎ始めてしまった。恋愛の力は凄いね……」
「ごっ、ごめんなさいね。最後の方が余計だったわ///」
「ですから山本鞄店より、鈴音さんの将来を応援します!!」
「元々、孝明が鈴音さんに興味を示さなければ、とうの昔にこの店は閉店していた!」
「あの時、孝明が……鈴音さんの気持ちを汲み取ればと、今でも考えてしまうが、起きてしまった事は諦めるしかない」
「だから必ず、私達と青柳さんを、妹の住んでいる町に行かすさ!!」
山本さんのお母さんは力強く言った。それは本気の目をしていた。
本家の強さを俺は知らないが、この感じなら、本当に実現してしまうのでは無いかと俺は感じた……
「おばさん……」
「本当に、実現出来るのでしょうか?」
「鈴音さんの両親。特に父親が、とても許す気配は無いと感じますが……」
特に考える素振りを見せず、山本さんのお母さんは返答をする。
「美作家は…、今でこそ立場は大きくなったけど、元々は私達と同じ分家なの!」
「鈴音さんの父親が、一代で事業を成功に収めて、本家面をする様には成ったけど本来はそうなの」
「……今の時代には、そぐわない言葉かも知れないけど……鈴音さんの父親は、美作家の婿入りなの」
「本家? 分家!?」
(山本さんと美作(鈴音)さんの関係は、そんな関係だったの!?)
(そう言えば……山本(孝明)さんも親戚の集いとか言っていたし、鈴音さんも言って居たな…。そんなに規模が大きい親戚なんだ!!)
「それに……鈴音さんの父親がやっている事業は、鈴音さんの前で言いたくは無いけど、健全な事業とは言いにくいの!」
「鈴音さん自身も、お父さんの事業は詳しくは知らないでしょ!」
山本さんのお母さんは、鈴音さんに話を振る。
「えっ、えぇ……」
「輸入業としか聞いておりません…」
「私も詳しくは知らないのだけど、発展途上国で安く作った、雑貨や食品を安く輸入して、それを国内の卸業者に販売して居るらしいけど、色々と問題が起きているのよ」
「例えば……人を低賃金で奴隷の様に扱うとか、輸入した雑貨や食品にも異物混入や不良品が多数有ったり、その影響で卸会社との取引も、最近は減り気味だとか……」
「この時代はライバル企業も多くて、大変だとは感じるけど、人の道を踏み外してまで、経営するのは宜しくないよね…」
それを聞いた鈴音さんは、意気消沈してしまう……
「……初めて知りました。父がそんな非道い事をしているなんて」
「あっ、鈴音さん!?」
「これは人の伝手で聞いたのだから、本気にしちゃダメだよ///」
すかさずフォローを入れる、山本さんのお母さん。
「……普段は優しい父ですが時々、電話口で怒りをぶつけている場面を見ています」
「お仕事だから、仕方無いかと感じていましたが、父は表と裏の顔を使い分けているのかも知れません……」
「私だって使いたくは無いけど、最後は本家に頼み込んで、鈴音さんの父親を押さえ込むさ!」
「孝明の事故の件で、本家にはかなり嫌われたが事情を話して、なんとか鈴音さんだけは助けるつもりさ!!」
「まぁ、本家と言っても、本家の力なんて殆ど無いが、本家自体も美作家は嫌っているからね!」
山本さんのお母さんがそう言うと、鈴音さんが質問をする。
「お母様……本家の方々達に、私達の家族はそんなに嫌われていたのですか?」
「別に、涼子(鈴音の母)さんや、鈴音さんを嫌っている訳では無いさ」
「本家が嫌っているのは、婿で有る父親だけさ!」
「事業で成功をするまでは気さくな人だったのに、成功した途端に豹変しおった!」
「涼子さんも鈴音さん見たいに優しい人だから、何も言わないのだよね…」
「今思えば……肩書きを得るために、涼子さんに近づいたのかも知れないね……」
俺や稀子の知らない事が“どんどん”、山本さんのお母さんから発せられる!?
稀子は目を“ぱちくり”させながら聞いているし……山本一家は孝明さんを含めて、どれだけ秘匿主義なのだ!?
「あぁ……ごっ、ごめんなさい///」
「鈴音さんの目の前で、お父さんの悪口を言ってしまって///」
山本さんのお母さんは興奮していた所為か、本人目の前でかなりの事を言っていた。
幾ら父親が悪い事をしているからと言って、子どもの目の前で言う事では無い……
「……お母様」
「私は大丈夫です……いえ、却って有難う御座います」
「父の本来の姿を教えてくれて、本当に有難う御座います」
「これで……私は、自由に生きていく事を決めました!」
「鈴音さん……」
鈴音さんは、徹底的に父親に対抗する意思を持ってしまった。
(俺も両親とは仲が良いとは言いにくいが、鈴音さんの場合は分が悪いぞ!!)
(相手が悪すぎる!!)
俺がそう考えていると、山本さんのお母さんが俺にいきなり質問をする。
「青柳さん…。何で屋号は山本鞄店なのに、ランドセルしか作らなく成ったか知っているかい?」
「えっ!?」
「もちろん、知らないです!!」
「なら、良い機会だ……」
「昔は革製品を持つのが、一種のステータスだったが、舶来文化が好きな国民は、海外ブランド製品を喜んで買って、それを買えない庶民達は、安価なナイロン製や輸入革製品を買う様に成った」
「この店でも財布やバッグを作って、販売していた時期が有ったのだよ」
「はぁ……」
「夫が代の時に将来性を考え、今までの革製品作りは全て止めて、ランドセル専業に鞍替えした」
「ランドセルの需要は年に1回しか無いが、安定した収入も得られるし、あの時の色は黒・赤の2色しか無いから、コストも安く抑えられて商売は順調だった…」
「今は難しいね……。大手商社やランドセルメーカーが多品種・多色を出してくれるから、私の様な個人店では年々、ランドセルが売れなく成って行った……」
「あの時の孝明は、暴走族に明け暮れているし、夫も交通事故でいきなり亡くなってしまった…」
「本気で店を閉めようと考えた時に、鈴音さんを下宿させる話を、孝明が持ち掛けてきた」
「あの時は、びっくりしたよ…!」
「美作さんの鈴音さんを、下宿させたいなんて言い出したから……」
「見ての通り、夫を亡くしてからは孝明と2人暮らしだし、子どもも孝明以外に恵まれなかった…」
「部屋だけは無駄に余っていたから、私はそれを認める代わりに、1つの条件を付けた」
「何時でも良い。店は必ず継げと……」
「初めの内は文句を言っていたが…、有る日いきなり暴走族を解散させて、本当に店を継ぎ始めてしまった。恋愛の力は凄いね……」
「ごっ、ごめんなさいね。最後の方が余計だったわ///」
「ですから山本鞄店より、鈴音さんの将来を応援します!!」
「元々、孝明が鈴音さんに興味を示さなければ、とうの昔にこの店は閉店していた!」
「あの時、孝明が……鈴音さんの気持ちを汲み取ればと、今でも考えてしまうが、起きてしまった事は諦めるしかない」
「だから必ず、私達と青柳さんを、妹の住んでいる町に行かすさ!!」
山本さんのお母さんは力強く言った。それは本気の目をしていた。
本家の強さを俺は知らないが、この感じなら、本当に実現してしまうのでは無いかと俺は感じた……
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