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第51話 大掃除 その2
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(まぁ、こんなもんだよね!)
外側の窓が拭き終わったら、今度は内側の窓を拭く……
「恵那、掃除機掛け終わったよ!」
部屋の掃除機を掛け終わった、お姉ちゃんが声を掛けてくる。
「じゃあ、今度は床のワックス掛けをお願い出来るかな?」
「お姉ちゃん!」
「ワックス掛けかぁ…。そうするとソファーとかを移動させないと行けないな」
「移動させる…? なら、私も手伝う!」
「そう。なら一緒にやろうか。恵那!」
お姉ちゃんと一緒に、リビングに有るソファーやテーブルを、ワックスを掛けない部屋に移動をさせる。
「これで、ワックスを掛けられるわ!」
「じゃあお願いね。お姉ちゃん!」
「私は、窓ふきに戻るね!!」
「うん。ありがとう。恵那!」
……
お姉ちゃんが床のワックスを掛けている間に、私は残りの窓を拭く。
窓拭きが終わり、お姉ちゃんの方の様子を見に行くと、お姉ちゃんの方もワックス掛けは終わっている様だった。
「あっ、恵那。そっちはどう?」
「うん。終わった!」
「お姉ちゃんの方は?」
「お姉ちゃんの方も、今終わったよ!」
「さて、恵那。後は何処が有る?」
「後はね……トイレ、お風呂、台所、庭掃除だよ!」
「うぁっ、まだ結構有るね、恵那…」
「そうだよ! これからが本番!!」
「恵那……今日1日で、終われそう?」
「どうだろ…?」
「頑張れば、何とかなるんじゃない。お姉ちゃん!」
「何とかね……。まあ、それより、ここら辺でお昼にしない?」
お姉ちゃんに“お昼“と言われて、リビングに有る時計を見ると、12時を15分程過ぎていた。
「あっ、もうお昼過ぎていたか!?」
「恵那…。時間を忘れる程、掃除に精を出していたの?」
「まぁ、頑張るのは良いけど、そんなに張り切ると月曜日が辛いわよ」
「うん。たしかに……ちょっと、頑張りすぎたかな?」
「頑張るのも良いけど、程々にね」
「じゃあ、恵那。お昼にしようか!」
☆
お昼は冷凍庫に保存して有った“うどん”で、かけうどんを作って簡単に済ます。
昼からも大掃除。お姉ちゃんがトイレとお風呂掃除で、私が台所。
普段から掃除はしているけど、換気扇周りとか、ガスコンロ周辺の油汚れは、結構汚れていた。
「さて、頑張って綺麗にしよ!」
まずは一番汚れが酷い、換気扇から掃除を始める。
「よっと!」
私は踏み台に乗って、使い捨てタイプの換気扇カバーを外す。
「うん…。やっぱり、替え時だったか!!」
使い捨て不織布の裏まで、しっかり油を吸い込んでいた。
それだけ、料理を頑張って作った証拠だ!
「羽根の方は、どうかな~~」
換気扇本体のカバーを外し、私は換気扇羽根の状態を見る。
「まぁ、分解してまで、洗う必要は無さそうだな!」
油分は、使い捨て換気扇カバーがしっかり吸い取ってくれたため、本体の掃除は拭き掃除だけで済みそうだ。
「本体のカバーは外の水道で洗うとして、先に拭ける部分は拭くか!」
換気扇周りの油汚れを、ボロ切れで吸い取るように拭いていき、しつこい油汚れは、洗剤を含ませたボロ切れで拭いていく……
「これやると、頭に油付くのが嫌なんだよな……」
一応、捨てても良いバンダナを巻いて掃除をしているが、フードに潜り込んで、油汚れを取る時に、多少でも油は付いてしまう。
「お姉ちゃんは、髪が長いから絶対やらないんだよな!」
2人で暮らし初めて、初の換気扇掃除の時。お姉ちゃんはその理由で逃げた。
おまけにお姉ちゃんは『台所に立っているのは恵那でしょ。だから、恵那の仕事よ!』と言われた。
「でも、これ。踏み台使っているとは言え、“子ども”がする仕事じゃないな…。うん!」
私は愚痴をこぼしつつ、換気扇の油汚れを落としていった。
外側の窓が拭き終わったら、今度は内側の窓を拭く……
「恵那、掃除機掛け終わったよ!」
部屋の掃除機を掛け終わった、お姉ちゃんが声を掛けてくる。
「じゃあ、今度は床のワックス掛けをお願い出来るかな?」
「お姉ちゃん!」
「ワックス掛けかぁ…。そうするとソファーとかを移動させないと行けないな」
「移動させる…? なら、私も手伝う!」
「そう。なら一緒にやろうか。恵那!」
お姉ちゃんと一緒に、リビングに有るソファーやテーブルを、ワックスを掛けない部屋に移動をさせる。
「これで、ワックスを掛けられるわ!」
「じゃあお願いね。お姉ちゃん!」
「私は、窓ふきに戻るね!!」
「うん。ありがとう。恵那!」
……
お姉ちゃんが床のワックスを掛けている間に、私は残りの窓を拭く。
窓拭きが終わり、お姉ちゃんの方の様子を見に行くと、お姉ちゃんの方もワックス掛けは終わっている様だった。
「あっ、恵那。そっちはどう?」
「うん。終わった!」
「お姉ちゃんの方は?」
「お姉ちゃんの方も、今終わったよ!」
「さて、恵那。後は何処が有る?」
「後はね……トイレ、お風呂、台所、庭掃除だよ!」
「うぁっ、まだ結構有るね、恵那…」
「そうだよ! これからが本番!!」
「恵那……今日1日で、終われそう?」
「どうだろ…?」
「頑張れば、何とかなるんじゃない。お姉ちゃん!」
「何とかね……。まあ、それより、ここら辺でお昼にしない?」
お姉ちゃんに“お昼“と言われて、リビングに有る時計を見ると、12時を15分程過ぎていた。
「あっ、もうお昼過ぎていたか!?」
「恵那…。時間を忘れる程、掃除に精を出していたの?」
「まぁ、頑張るのは良いけど、そんなに張り切ると月曜日が辛いわよ」
「うん。たしかに……ちょっと、頑張りすぎたかな?」
「頑張るのも良いけど、程々にね」
「じゃあ、恵那。お昼にしようか!」
☆
お昼は冷凍庫に保存して有った“うどん”で、かけうどんを作って簡単に済ます。
昼からも大掃除。お姉ちゃんがトイレとお風呂掃除で、私が台所。
普段から掃除はしているけど、換気扇周りとか、ガスコンロ周辺の油汚れは、結構汚れていた。
「さて、頑張って綺麗にしよ!」
まずは一番汚れが酷い、換気扇から掃除を始める。
「よっと!」
私は踏み台に乗って、使い捨てタイプの換気扇カバーを外す。
「うん…。やっぱり、替え時だったか!!」
使い捨て不織布の裏まで、しっかり油を吸い込んでいた。
それだけ、料理を頑張って作った証拠だ!
「羽根の方は、どうかな~~」
換気扇本体のカバーを外し、私は換気扇羽根の状態を見る。
「まぁ、分解してまで、洗う必要は無さそうだな!」
油分は、使い捨て換気扇カバーがしっかり吸い取ってくれたため、本体の掃除は拭き掃除だけで済みそうだ。
「本体のカバーは外の水道で洗うとして、先に拭ける部分は拭くか!」
換気扇周りの油汚れを、ボロ切れで吸い取るように拭いていき、しつこい油汚れは、洗剤を含ませたボロ切れで拭いていく……
「これやると、頭に油付くのが嫌なんだよな……」
一応、捨てても良いバンダナを巻いて掃除をしているが、フードに潜り込んで、油汚れを取る時に、多少でも油は付いてしまう。
「お姉ちゃんは、髪が長いから絶対やらないんだよな!」
2人で暮らし初めて、初の換気扇掃除の時。お姉ちゃんはその理由で逃げた。
おまけにお姉ちゃんは『台所に立っているのは恵那でしょ。だから、恵那の仕事よ!』と言われた。
「でも、これ。踏み台使っているとは言え、“子ども”がする仕事じゃないな…。うん!」
私は愚痴をこぼしつつ、換気扇の油汚れを落としていった。
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