3 / 53
第2話 恵那の日常 その2
しおりを挟む
買い物も無事終わり家に戻っているが、途中、子供達のはしゃぐ声が聞こえて来る。それは、公園からだった……
公園……最近は、素通りしている事が多かったが、久しぶりに寄ってみる事にする。
私は公園に入り、園内を歩きながら周りを見渡す。
シャボン玉を吹いている幼稚園児位の女の子。滑り台をよじ登る、小学生低学年の男の子。よちよち歩きの子の後ろを、微笑みながら付いていくその子の両親。
誰もが見ても和む風景だと思うが、私の胸は何故かモヤモヤしてくる。
「私も遊びたい……」
私は思わずそう呟いてしまった。
両親は長期海外出張に行っていて、お母さんが居ないから家の事は、お姉ちゃんか私のどちらかが行わなくては成らない。
本当は、私は両親と一緒に海外に行くはずだったけど、私は音羽ちゃんと離れたく無いから、私は行きたくないと言った。
両親としても『清美と恵那では不安すぎる……』と言う。
もしもの事が有ったら……だし。頼みの綱のお姉ちゃんも、学校とバイトが有るから、恵那の面倒は全部見切れないと言う。
お姉ちゃんはもう大人だから、この話は関係無かった。
それでも、私は残りたいと言った。
「お姉ちゃんに迷惑掛けない様にするし、家事も出来るだけの事もする。お願いだから残らして! 音羽ちゃんとは離れたくない!!」
私達の事情を聞いた音羽ちゃんの両親は『まあ、お向かいだし、多少の事は何とかなると思いますし、それに音羽も離れたくない』と言っておりますから……
その様な流れに成って……、それで私の両親は『ならお願い出来ますか…』の感じで残れる事には成ったのだけど……
自分で言い出した事だから、やらなければ成らないけど、やっぱり、いろんな子達と遊びたい!!
「今日も、音羽ちゃんと一緒に宿題しようかな…」
また、呟く私……。今日はちょっと変みたい。
「よし、頑張ろう!」
私は気合いを入れて、公園から出て家に向かう。
この後の楽しみのために!!
公園……最近は、素通りしている事が多かったが、久しぶりに寄ってみる事にする。
私は公園に入り、園内を歩きながら周りを見渡す。
シャボン玉を吹いている幼稚園児位の女の子。滑り台をよじ登る、小学生低学年の男の子。よちよち歩きの子の後ろを、微笑みながら付いていくその子の両親。
誰もが見ても和む風景だと思うが、私の胸は何故かモヤモヤしてくる。
「私も遊びたい……」
私は思わずそう呟いてしまった。
両親は長期海外出張に行っていて、お母さんが居ないから家の事は、お姉ちゃんか私のどちらかが行わなくては成らない。
本当は、私は両親と一緒に海外に行くはずだったけど、私は音羽ちゃんと離れたく無いから、私は行きたくないと言った。
両親としても『清美と恵那では不安すぎる……』と言う。
もしもの事が有ったら……だし。頼みの綱のお姉ちゃんも、学校とバイトが有るから、恵那の面倒は全部見切れないと言う。
お姉ちゃんはもう大人だから、この話は関係無かった。
それでも、私は残りたいと言った。
「お姉ちゃんに迷惑掛けない様にするし、家事も出来るだけの事もする。お願いだから残らして! 音羽ちゃんとは離れたくない!!」
私達の事情を聞いた音羽ちゃんの両親は『まあ、お向かいだし、多少の事は何とかなると思いますし、それに音羽も離れたくない』と言っておりますから……
その様な流れに成って……、それで私の両親は『ならお願い出来ますか…』の感じで残れる事には成ったのだけど……
自分で言い出した事だから、やらなければ成らないけど、やっぱり、いろんな子達と遊びたい!!
「今日も、音羽ちゃんと一緒に宿題しようかな…」
また、呟く私……。今日はちょっと変みたい。
「よし、頑張ろう!」
私は気合いを入れて、公園から出て家に向かう。
この後の楽しみのために!!
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/children_book.png?id=95b13a1c459348cd18a1)
お姫様の願い事
月詠世理
児童書・童話
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
キング・フロッグの憂鬱
ねこうさぎしゃ
児童書・童話
森の中の沼に住むキング・フロッグの心配事は、大事な王冠を盗まれないかと言う事。その事を考えると夜も眠れないほどでした。そんなキング・フロッグに物知りのナマズはある提案をして……大人のお伽噺。掌編小説です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/children_book.png?id=95b13a1c459348cd18a1)
村から追い出された変わり者の僕は、なぜかみんなの人気者になりました~異種族わちゃわちゃ冒険ものがたり~
めーぷる
児童書・童話
グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われている鶏くらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えている.
気になったフィロが村長に申し出てドラゴンの話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
・毎日7時投稿予定です。間に合わない場合は別の時間や次の日になる場合もあります。
ぼくのなかのぼく
りょーまんポテト
絵本
主人公のぼくは、色々な感情が湧き、いつも思っていることと逆のことをしてしまう。もしもぼくのなかのぼくで、行動していたら…という子どもから大人まで、みんなが考える、みんなが体験することを絵本にあらわしました。
絵本に出てくる登場人物もたくさんいて、表情ひとつひとつにもこだわっています。こどもから大人まで読める絵本を心がけて描かせてもらいました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/picture_book.png?id=0d04fcf52a930fe4824b)
お父さん、大嫌い、大好き
味噌村 幸太郎
絵本
お父さんが大嫌いな小太郎。
小太郎に怒ってばかりで仕事が忙しくて構ってあげられない父。
だけど、お母さんはお父さんのことを「優しい人」と言った。
それを信じられない小太郎。
ある日、友達の隆一くんと遊んでいると自転車で事故を起こす。
救急車に運びまれ、手術をすることになる小太郎。
その時、見たことのないお父さんを目にする。
※本作は自転車事故の描写があります。子供向けの絵本原作ですので、お子さんに見せられる時は注意されてください。
台風ヤンマ
関谷俊博
児童書・童話
台風にのって新種のヤンマたちが水びたしの町にやってきた!
ぼくらは旅をつづける。
戦闘集団を見失ってしまった長距離ランナーのように……。
あの日のリンドバーグのように……。
シンクの卵
名前も知らない兵士
児童書・童話
小学五年生で文房具好きの桜井春は、小学生ながら秘密組織を結成している。
メンバーは四人。秘密のアダ名を使うことを義務とする。六年生の閣下、同級生のアンテナ、下級生のキキ、そして桜井春ことパルコだ。
ある日、パルコは死んだ父親から手紙をもらう。
手紙の中には、銀貨一枚と黒いカードが入れられており、カードには暗号が書かれていた。
その暗号は市境にある廃工場の場所を示していた。
とある夜、忍び込むことを計画した四人は、集合場所で出くわしたファーブルもメンバーに入れて、五人で廃工場に侵入する。
廃工場の一番奥の一室に、誰もいないはずなのにランプが灯る「世界を変えるための不必要の部屋」を発見する五人。
そこには古い机と椅子、それに大きな本とインクが入った卵型の瓶があった。
エポックメイキング。
その本に万年筆で署名して、正式な秘密組織を発足させることを思いつくパルコ。
その本は「シンクの卵」と呼ばれ、書いたことが現実になる本だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる