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初冒険と鉱床探索
第54話 気を抜かずに……
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「スズヤ!」
「アスの事だけど……また、眠らせようと思う!!」
「あの状態では戦闘は疎か、歩く事もままならないでしょう///」
コハルは困った笑顔で俺に話す。
リンが一生懸命。アスの心のケアをしているが、フウゴルを殺した罪悪感を拭うには長い時間が必要だろう。
俺は『仕方ない』の表情で、コハルに話し始める。
「そうするしか無いね。コハルさん!」
「分かった。スズヤ!」
「じゃあ、私が今からアスを眠らせるからね!!」
コハルは和やかな表情で俺に言い終えると、アスの方に向かって行った。
コハルがアスの方に向うと……入れ替わる様にリンが俺の方に来る。
側に来たリンは悲しい表情で、俺に話し始める。
「スズヤ///」
「アスちゃん。大分悔やんでいました!///」
「『もっと他の方法は無かったとか』、『タングステン鉱石は諦めるべきで有ったとか!!』を、アスちゃんは悔しそうな表情で言っていました///」
「アスは、フウゴルの事が好きだったのか?」
「さぁ……どうでしょう。スズヤ?」
「アスちゃんは母性本能が強い人ですから、好きの言葉よりお母さんに成ってしまったのでしょう///」
リンの言葉の後。俺は怪訝な表情でリンに話す。
リンは悩んだ表情で言った後。困った微笑み表情で俺に話す。
俺は難しい表情をしながら、リンに話し始める。
「俺はアスのお陰で助かったが、そうで無ければフウゴルに間違いなく殺されていた」
「フウゴルに勝つ事が出来たから、タングステン鉱石も採取できたが、フウゴルに負けていれば、俺とコハルはフウゴルに殺され、リンとアスはこの場で犯されていただろう……」
「……//////」
犯すのキーワードで、リンは頬を染めて恥ずかしい表情に成る。
だが、リンはその表情で、俺に話し始める。
「スズヤ//////」
「私はあんな男に犯されるなら、自らピストルで自害します//////」
「あんな男の遺伝子が入った子どもなんて産みたく無いですし、私の初めては……スズヤ専用ですから//////」
「!!//////」
リンの言葉聞いていた俺は、頬を染めて仰天する。
リンは俺に愛の告白をした上。処○も捧げると言ってきた!!//////
(リンが本当の少女で俺は嬉しいが……前世界で有ったら、俺はロリコン扱いされただろう///)
(そうすると……この異世界での恋愛イベントは、リンだけに成るのか!?)
(だけど……アスは俺が大事と言って、フウゴルを魔法で焼いた!)
(まさかのまさかの、ハーレムも有り得るのか!??)
俺がそんな事を心の中で思っていると、コハルが俺とリンの方にやって来る。
コハルの背にはアスが寝ている。
「スズヤ! アスは寝かしたよ!!♪」
「そろそろ、戻ろうか!!」
コハルは笑顔で俺とリンに話す。
フウゴルは倒したが、鉱床内の魔物は逃げ出したり、消滅はしていないだろう。
俺は穏やかな表情で、リンに話し始める。
「リン!」
「また、二人で戦う事に成るが、サポートを引き続き頼むぞ!!」
「任せてください! スズヤ♪」
「フウゴル戦で魔力は大分消費しましたが、まだアンプルが有りますし、私もピストルで応戦しますから♪」
リンは笑顔で俺に話す。
リンのピストルは余り有効的では無いが、魔物の意識を一時的に逸らすことは出来る。
俺たちは鉱床入口(出口)に向けて、出発を始めた……
……
「ギュ、ギュギュンンーー」←オークの雄叫び
「ギュ、ギュギュンンーー」
「リン! スタチヂル」
「はい!」
「スタチヂル!!」
鉱床入口に戻っている途中。魔物と何回か遭遇する。
今回はオーク二体で有った!
俺はフウゴルとの戦いで、皮の盾が破損したので防御力は下がっている。
なので、リンから魔法で防御力を一時的に高める『スタチヂル』で、俺自身の防御力を上げる。
その代わり。剣が片手持ちから、両手持ちに成ったので攻撃力はかなり上がった。
片手では一発で倒せなかったオークが、両手に成るとほぼ一発でオークを倒せる事が分かった!
RPGの先入観に囚われて、俺は左手には盾。右手には剣を、フウゴルの戦いまでずっとして来た。
俺は力(腕力)が並しか無いのに、重い剣を片手で扱う事に対し、何の疑念を感じなかった。
(盾は持てないが、俺の場合は両手で剣を持った方が良い!)
(スタチヂルをリンから掛けて貰えば、フウゴルこそは例外だが、ゴブリンの棍棒攻撃を肩に受けても、肩に致命的な損傷を受けない事も分かった!!)
(盾より剣の方が硬性が強いから、軟弱な皮の盾より、剣で抑えた方が効果的かも知れない?)
(俺は何だかんだで……定番RPGを模倣していたんだな///)
これは、フウゴルから得た糧でも有った。
リンも上手にウリンの杖で防御して、万が一ダメージを喰らっても、自分で『スイスイ』を掛けているから、俺とリンの戦闘は確実に成長していた……←スズヤも『スイスイ』を習得しているが、その前にリンが素早く掛けてくれている
☆
無事に鉱床外へ出られた俺たちは、コハルの魔法でリュウガンロ鉱床から王国城に戻る。
タングステン鉱石も採取出来たから、俺たちが今後。リュウガンロ鉱床に行く事は無いだろう?
目的も達成出来た事から、王国城に戻った俺たちは達成報告を、王に報告をしないと行けないのだが……アスの精神状態は非常に良くない。
王に報告する時にアスが居なければ、王は不審に感じるが、今のアスを王の前に出すのもよろしく無いだろう?
俺は、どの様に行動するべきか?
「アスの事だけど……また、眠らせようと思う!!」
「あの状態では戦闘は疎か、歩く事もままならないでしょう///」
コハルは困った笑顔で俺に話す。
リンが一生懸命。アスの心のケアをしているが、フウゴルを殺した罪悪感を拭うには長い時間が必要だろう。
俺は『仕方ない』の表情で、コハルに話し始める。
「そうするしか無いね。コハルさん!」
「分かった。スズヤ!」
「じゃあ、私が今からアスを眠らせるからね!!」
コハルは和やかな表情で俺に言い終えると、アスの方に向かって行った。
コハルがアスの方に向うと……入れ替わる様にリンが俺の方に来る。
側に来たリンは悲しい表情で、俺に話し始める。
「スズヤ///」
「アスちゃん。大分悔やんでいました!///」
「『もっと他の方法は無かったとか』、『タングステン鉱石は諦めるべきで有ったとか!!』を、アスちゃんは悔しそうな表情で言っていました///」
「アスは、フウゴルの事が好きだったのか?」
「さぁ……どうでしょう。スズヤ?」
「アスちゃんは母性本能が強い人ですから、好きの言葉よりお母さんに成ってしまったのでしょう///」
リンの言葉の後。俺は怪訝な表情でリンに話す。
リンは悩んだ表情で言った後。困った微笑み表情で俺に話す。
俺は難しい表情をしながら、リンに話し始める。
「俺はアスのお陰で助かったが、そうで無ければフウゴルに間違いなく殺されていた」
「フウゴルに勝つ事が出来たから、タングステン鉱石も採取できたが、フウゴルに負けていれば、俺とコハルはフウゴルに殺され、リンとアスはこの場で犯されていただろう……」
「……//////」
犯すのキーワードで、リンは頬を染めて恥ずかしい表情に成る。
だが、リンはその表情で、俺に話し始める。
「スズヤ//////」
「私はあんな男に犯されるなら、自らピストルで自害します//////」
「あんな男の遺伝子が入った子どもなんて産みたく無いですし、私の初めては……スズヤ専用ですから//////」
「!!//////」
リンの言葉聞いていた俺は、頬を染めて仰天する。
リンは俺に愛の告白をした上。処○も捧げると言ってきた!!//////
(リンが本当の少女で俺は嬉しいが……前世界で有ったら、俺はロリコン扱いされただろう///)
(そうすると……この異世界での恋愛イベントは、リンだけに成るのか!?)
(だけど……アスは俺が大事と言って、フウゴルを魔法で焼いた!)
(まさかのまさかの、ハーレムも有り得るのか!??)
俺がそんな事を心の中で思っていると、コハルが俺とリンの方にやって来る。
コハルの背にはアスが寝ている。
「スズヤ! アスは寝かしたよ!!♪」
「そろそろ、戻ろうか!!」
コハルは笑顔で俺とリンに話す。
フウゴルは倒したが、鉱床内の魔物は逃げ出したり、消滅はしていないだろう。
俺は穏やかな表情で、リンに話し始める。
「リン!」
「また、二人で戦う事に成るが、サポートを引き続き頼むぞ!!」
「任せてください! スズヤ♪」
「フウゴル戦で魔力は大分消費しましたが、まだアンプルが有りますし、私もピストルで応戦しますから♪」
リンは笑顔で俺に話す。
リンのピストルは余り有効的では無いが、魔物の意識を一時的に逸らすことは出来る。
俺たちは鉱床入口(出口)に向けて、出発を始めた……
……
「ギュ、ギュギュンンーー」←オークの雄叫び
「ギュ、ギュギュンンーー」
「リン! スタチヂル」
「はい!」
「スタチヂル!!」
鉱床入口に戻っている途中。魔物と何回か遭遇する。
今回はオーク二体で有った!
俺はフウゴルとの戦いで、皮の盾が破損したので防御力は下がっている。
なので、リンから魔法で防御力を一時的に高める『スタチヂル』で、俺自身の防御力を上げる。
その代わり。剣が片手持ちから、両手持ちに成ったので攻撃力はかなり上がった。
片手では一発で倒せなかったオークが、両手に成るとほぼ一発でオークを倒せる事が分かった!
RPGの先入観に囚われて、俺は左手には盾。右手には剣を、フウゴルの戦いまでずっとして来た。
俺は力(腕力)が並しか無いのに、重い剣を片手で扱う事に対し、何の疑念を感じなかった。
(盾は持てないが、俺の場合は両手で剣を持った方が良い!)
(スタチヂルをリンから掛けて貰えば、フウゴルこそは例外だが、ゴブリンの棍棒攻撃を肩に受けても、肩に致命的な損傷を受けない事も分かった!!)
(盾より剣の方が硬性が強いから、軟弱な皮の盾より、剣で抑えた方が効果的かも知れない?)
(俺は何だかんだで……定番RPGを模倣していたんだな///)
これは、フウゴルから得た糧でも有った。
リンも上手にウリンの杖で防御して、万が一ダメージを喰らっても、自分で『スイスイ』を掛けているから、俺とリンの戦闘は確実に成長していた……←スズヤも『スイスイ』を習得しているが、その前にリンが素早く掛けてくれている
☆
無事に鉱床外へ出られた俺たちは、コハルの魔法でリュウガンロ鉱床から王国城に戻る。
タングステン鉱石も採取出来たから、俺たちが今後。リュウガンロ鉱床に行く事は無いだろう?
目的も達成出来た事から、王国城に戻った俺たちは達成報告を、王に報告をしないと行けないのだが……アスの精神状態は非常に良くない。
王に報告する時にアスが居なければ、王は不審に感じるが、今のアスを王の前に出すのもよろしく無いだろう?
俺は、どの様に行動するべきか?
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