53 / 56
初冒険と鉱床探索
第52話 俺の走馬灯が流れる中……
しおりを挟む「きゃあぁぁ~~///」
リンが大声で悲鳴を上げる!
「スズヤ!///」
「ドホラミン!!///」
「死なないで!!//////(泣)」
『キラーン☆』
『ガツッ!』
リンはパニック状態に成りながらも、俺に『ドホラミン』を掛けてくれるが、俺が回復する中、フウゴルは俺の頭を掴み上げる!
そして、呆れた表情と疲れた口調で言い始める。
「お前……本当にうっとしいな!」
「これで死んだと思ったら、また回復ですか……正義のおっさんよ!!」
「面倒くさいからよ。もうお前の首を刎ねるわ!!」
「首を刎ねれば、あの白魔法使い女の魔法も効かないだろう……」
その言葉の後。
フウゴルは急に笑みを含ませながら、俺に言葉を続ける。
「しかし。お前のお陰で、とても良い収穫に成りそうだわ!」
「黒魔法使いと成ったアスと再会出来るわ、瀕死状態でも全快させる白魔法使い女!!」
「あの蛇は後で、皮を剥いで丸焼きにして喰うわ!♪」
「あの大きさだから、食い出が有りそうだ!♪♪」
「あっ、後、当然。お前の死亡確認後! 二人の女は孕ますまで犯すからよ!!」
「てめえは地獄から指を咥えて、羨ましやがっていろ♪」
フウゴルは言い終えると、俺の首を切り落とす体勢を作る……コハルもフウゴルの言葉を聞いていた筈なのに行動を起こさない!?
俺の体はリンの魔法で回復したが、この状態ではどうする事も出来ない……
フウゴルはにやけた表情で俺に言い始める。
「じゃあな、正義のおっさんよ!」
「来世は、変な正義感は捨てて産まれて来いよ……!!」
「その方が長生き出来るし、何も考えなくて良いからな!」
「…………」
(あぁ、俺もう死ぬんだな……)
(異世界は無能でもヒーローに為れて、地位や名誉が待っているのでは無かったの!///)
(……でも、俺の本来は異世界で、子ども食堂を開きたかっただけのに……)
俺は死を覚悟した直後……遠くから、何かの音が聞こえてきた?
『ゴオォォォーーー』
「!?///」←フウゴルの驚き
『ゴオォォォーーー、ドカーン!』
「わあぁぁーー」←スズヤの悲鳴
何かの音が聞こえた直後。
フウゴルに大火球が当り、大火球が爆発を起こして……フウゴルが大火へ一気に包まれる!
アスが魔法を唱えたのは分かるが、これは『ブランド』では無く『ストッレアエルツ』で有った……その時に俺は、爆発の衝撃で吹き飛ばされる!!
『バタン!』
「もぅ!///」
「ドホラミン///(汗)」
『キラーン☆』
俺はフウゴルに頭を掴まれていたので、火球の貰い火してを吹き飛んで、そのまま地面に強く叩き付けられるが、リンが呆れ表情で直ぐに『ドホラミン』を掛けてくれる!←リンの魔力は案外有るが、スズヤが馬鹿すぎて……で有る///
俺の体は燃えているが『ドホラミン』が効き始めると、勝手に火が鎮火して火傷や骨折等を回復させて行く。
「…………//////(大泣)」
俺は魔法で回復していく中。アスの方向に体を向けると……アスは涙ぐちゃぐちゃの泣き顔で有った。
魔王に魂を売った人間とはいえ、アスはフウゴルを殺したくは無かったのだろう……
「ぐああぁぁあーーー」
「クソヤロウ~~(怒)」
フウゴルは喚きながら、アスの魔法攻撃に耐えているが……プレートアーマーの隙間から炎が入り込んで、フウゴルを蒸し焼き始める。
『ストッレアエルツ』は『ブランド』より大火力の上、燃焼温度が高いからプレートアーマーが赤みを帯び始める……
幾らフウゴルが強靱でも、所詮は人間だ。
フウゴルは苦痛の表情で、アスの方を見ながら言い始める。
「……あっ、アス……まさか、この俺に魔法を放つとは……」
「お前は……優しいだけが取り柄なのに……ぐおぉぉーーー」
燃えさかるフウゴルを見ながら、泣き顔のアスは悲痛の口調で言い始める。
「……フウゴル。私だって……こうしたく無かった///(泣)」
「でもっ、でもっ……こうしないとスズヤさんが死んでしまう!!///(泣)」
「私はフウゴルとスズヤさん!///」
「どちらが大事かと言われれば、私はスズヤさんが大事です!///」
「だから許して!///(泣)」
「フウゴル~~!!//////(大泣)」
最後二桁の文章は、アスは号泣でフウゴルに言っていた……
俺は立ち上がるが、大火に包まれたフウゴルを……ジッと見る事しか出来なかった。
「…………」←フウゴルの亡骸
アスの言葉に、フウゴルは何も反応せずに焼死した……ご丁寧に、直立不動のまま絶命した。
有る意味、悪役らしい死に方だ。
最後は絶望を感じて、フウゴル燃え死んだのだろうか?
それとも、フウゴルの中では『アスは絶対に俺を殺さない!』と、思いながら燃え死んだのだろうか??
今までは魔物を退治してきたが、俺たち三人で人間を退治したのは、これが初めてで有った。
タングステン鉱石はこれで採取出来るが……今の俺たちはとても複雑な気分で有った。
……
「~~~///」
「~~~///」
「…………///(泣)」
リンは、アスの側に付いて心のケアをしている。
リンとアスから俺は距離が離れているので、何を言っているかは聞き取れない。
アスは敵とは言え、身近な人物を殺したのだから、罪悪感に苦しめられているのだろう。
俺の衣類はボロボロで有ったが、コハルの不思議な力で衣類は新品同様に修復されている。
俺は手で拾える、タングステン鉱石を拾って、有る場所に集めている。
手で拾える分は全て拾って、後はコハルの力でタングステン鉱石を王国城に瞬間移動させる。
「…………」
コハルの方は、焼け死んだフウゴルの現場検証をしている。
立っていたフウゴルを尻尾で弾き倒してから、コハルは現場検証を始めていた。
蛇らしく舌を出して、澄ました表情でフウゴルの亡骸を見たり、尻尾で触ったりしている。
「ちょっと、スズヤ~~!」
「こっち来てくれる~~」
コハルが俺を呼ぶので、俺は鉱石採取を中断してコハルの方に向う。
フウゴルの亡骸から、何かお宝でも出て来たのかな?
リンが大声で悲鳴を上げる!
「スズヤ!///」
「ドホラミン!!///」
「死なないで!!//////(泣)」
『キラーン☆』
『ガツッ!』
リンはパニック状態に成りながらも、俺に『ドホラミン』を掛けてくれるが、俺が回復する中、フウゴルは俺の頭を掴み上げる!
そして、呆れた表情と疲れた口調で言い始める。
「お前……本当にうっとしいな!」
「これで死んだと思ったら、また回復ですか……正義のおっさんよ!!」
「面倒くさいからよ。もうお前の首を刎ねるわ!!」
「首を刎ねれば、あの白魔法使い女の魔法も効かないだろう……」
その言葉の後。
フウゴルは急に笑みを含ませながら、俺に言葉を続ける。
「しかし。お前のお陰で、とても良い収穫に成りそうだわ!」
「黒魔法使いと成ったアスと再会出来るわ、瀕死状態でも全快させる白魔法使い女!!」
「あの蛇は後で、皮を剥いで丸焼きにして喰うわ!♪」
「あの大きさだから、食い出が有りそうだ!♪♪」
「あっ、後、当然。お前の死亡確認後! 二人の女は孕ますまで犯すからよ!!」
「てめえは地獄から指を咥えて、羨ましやがっていろ♪」
フウゴルは言い終えると、俺の首を切り落とす体勢を作る……コハルもフウゴルの言葉を聞いていた筈なのに行動を起こさない!?
俺の体はリンの魔法で回復したが、この状態ではどうする事も出来ない……
フウゴルはにやけた表情で俺に言い始める。
「じゃあな、正義のおっさんよ!」
「来世は、変な正義感は捨てて産まれて来いよ……!!」
「その方が長生き出来るし、何も考えなくて良いからな!」
「…………」
(あぁ、俺もう死ぬんだな……)
(異世界は無能でもヒーローに為れて、地位や名誉が待っているのでは無かったの!///)
(……でも、俺の本来は異世界で、子ども食堂を開きたかっただけのに……)
俺は死を覚悟した直後……遠くから、何かの音が聞こえてきた?
『ゴオォォォーーー』
「!?///」←フウゴルの驚き
『ゴオォォォーーー、ドカーン!』
「わあぁぁーー」←スズヤの悲鳴
何かの音が聞こえた直後。
フウゴルに大火球が当り、大火球が爆発を起こして……フウゴルが大火へ一気に包まれる!
アスが魔法を唱えたのは分かるが、これは『ブランド』では無く『ストッレアエルツ』で有った……その時に俺は、爆発の衝撃で吹き飛ばされる!!
『バタン!』
「もぅ!///」
「ドホラミン///(汗)」
『キラーン☆』
俺はフウゴルに頭を掴まれていたので、火球の貰い火してを吹き飛んで、そのまま地面に強く叩き付けられるが、リンが呆れ表情で直ぐに『ドホラミン』を掛けてくれる!←リンの魔力は案外有るが、スズヤが馬鹿すぎて……で有る///
俺の体は燃えているが『ドホラミン』が効き始めると、勝手に火が鎮火して火傷や骨折等を回復させて行く。
「…………//////(大泣)」
俺は魔法で回復していく中。アスの方向に体を向けると……アスは涙ぐちゃぐちゃの泣き顔で有った。
魔王に魂を売った人間とはいえ、アスはフウゴルを殺したくは無かったのだろう……
「ぐああぁぁあーーー」
「クソヤロウ~~(怒)」
フウゴルは喚きながら、アスの魔法攻撃に耐えているが……プレートアーマーの隙間から炎が入り込んで、フウゴルを蒸し焼き始める。
『ストッレアエルツ』は『ブランド』より大火力の上、燃焼温度が高いからプレートアーマーが赤みを帯び始める……
幾らフウゴルが強靱でも、所詮は人間だ。
フウゴルは苦痛の表情で、アスの方を見ながら言い始める。
「……あっ、アス……まさか、この俺に魔法を放つとは……」
「お前は……優しいだけが取り柄なのに……ぐおぉぉーーー」
燃えさかるフウゴルを見ながら、泣き顔のアスは悲痛の口調で言い始める。
「……フウゴル。私だって……こうしたく無かった///(泣)」
「でもっ、でもっ……こうしないとスズヤさんが死んでしまう!!///(泣)」
「私はフウゴルとスズヤさん!///」
「どちらが大事かと言われれば、私はスズヤさんが大事です!///」
「だから許して!///(泣)」
「フウゴル~~!!//////(大泣)」
最後二桁の文章は、アスは号泣でフウゴルに言っていた……
俺は立ち上がるが、大火に包まれたフウゴルを……ジッと見る事しか出来なかった。
「…………」←フウゴルの亡骸
アスの言葉に、フウゴルは何も反応せずに焼死した……ご丁寧に、直立不動のまま絶命した。
有る意味、悪役らしい死に方だ。
最後は絶望を感じて、フウゴル燃え死んだのだろうか?
それとも、フウゴルの中では『アスは絶対に俺を殺さない!』と、思いながら燃え死んだのだろうか??
今までは魔物を退治してきたが、俺たち三人で人間を退治したのは、これが初めてで有った。
タングステン鉱石はこれで採取出来るが……今の俺たちはとても複雑な気分で有った。
……
「~~~///」
「~~~///」
「…………///(泣)」
リンは、アスの側に付いて心のケアをしている。
リンとアスから俺は距離が離れているので、何を言っているかは聞き取れない。
アスは敵とは言え、身近な人物を殺したのだから、罪悪感に苦しめられているのだろう。
俺の衣類はボロボロで有ったが、コハルの不思議な力で衣類は新品同様に修復されている。
俺は手で拾える、タングステン鉱石を拾って、有る場所に集めている。
手で拾える分は全て拾って、後はコハルの力でタングステン鉱石を王国城に瞬間移動させる。
「…………」
コハルの方は、焼け死んだフウゴルの現場検証をしている。
立っていたフウゴルを尻尾で弾き倒してから、コハルは現場検証を始めていた。
蛇らしく舌を出して、澄ました表情でフウゴルの亡骸を見たり、尻尾で触ったりしている。
「ちょっと、スズヤ~~!」
「こっち来てくれる~~」
コハルが俺を呼ぶので、俺は鉱石採取を中断してコハルの方に向う。
フウゴルの亡骸から、何かお宝でも出て来たのかな?
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる