49 / 56
初冒険と鉱床探索
第48話 撤収と万全を期す
しおりを挟む
「コハルさん…!」
「当初の予定通り、此処で引き返します!!」
「そして、次回でタングステン鉱石の採取を目指します!!」
「……」
俺は真面目な表情でコハルに話す。
俺の言葉を聞いていたアスは、安堵な表情を見せている。
コハルは困った笑顔で、俺たち三人に話し始める。
「残念だけど~~。じゃあ、帰ろっか!」
「今のあなたたちなら、先ず勝てたのと思うのに~~///」
コハルはそう言うが普段。好戦的なアスが今日の決着を望まなかったのは、アスなりの理由が有るのだろう。
此処(中ボス手前)に来るまでの所要時間も分かったし、鉱床内に居る魔物種類も把握出来た。
後は、これを今日の反省会で提示して、中ボスを倒す作戦を決めるべきだと俺は感じた。
☆
今回も鉱床出口直前で、歩哨交代に来たオーク三体と遭遇したが、最後だから俺は『ブランド』で魔法剣を作って、華麗にオークを切り裂いた。
アスも魔力温存の心配が無いから、唱えたい魔法を唱えさせてオークを退治していた。
リンも暇だからの理由で、ピストルでオークを撃っていたが、オークにピストルの弾は殆ど効いていなかった///
ピストルに関しては、攻撃では無くリンのおふざけで有る!///
言うに及ばずで、戦果は俺たちの圧勝で有った!!
だが、コハルは俺たちの戦闘を見て苦笑いしていた。
コハルの中ではきっと『それを、中ボス戦で使えば良いのに!』と、感じていたのだろう。
……
俺たちは無事に帰り。本日の鉱床探索反省会を、前回と同じ様に厨房で開く。
けど、今回はコハルがお土産をくれなかったので、王国城内の黒魔法使い控え室から、アスが失敬してきた紅茶だけで有る。←前回の反省会で飲んだ同じ紅茶葉
俺は前回同様。紅茶を一口飲んでから、和やかな表情でリンとアスに向けて話し始める。
「リン、アス。今回もお疲れ様!」
「訓練の成果も出て、中ボス直前まで来られた!!」
「今回は中ボスへの対応策や、体力を温存しながら、其処に行き着くまでの作戦を立てたいと思う!!」
俺の言葉の後。
アスが穏やかな表情で、俺とリンに向けて話し始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「私も今日の冒険をしながら、今後の事を考えていました!!」
「今日みたいな連携を取った戦闘をすれば、お互いの疲労は少なくて済み、前回と比べて私は、魔力の消費をかなり抑えられました!」
「作戦としましては……魔力の入ったアンプルを追加で数個貰い、更に以前シスターから貰った丸薬を鉱床直前で飲めば、ほぼ確実に勝てるのでは無いかと感じています!!」
「アスが以前貰っていた、アンプルを王にねだる訳か!」
「だけど……素直にくれるのかな?」
俺は理解した表情でアスに話す。
最初の鉱床探索前。アスは王からのプレゼントで、魔力の入ったアンプルを一本貰っている。
そのアンプルに入っている液体を飲めば、魔力が尽きた状態でも全回復する代物だ。
アスは和やかな表情で、俺に話し始める。
「ナポレン王がダメでしたら、コハルさんに頼るだけですよ。スズヤさん!」
「私は一本持っていますので、スズヤさんとリンさんので、最低二本は欲しいですね!!」
「そうだね、アスちゃん!」
「二人が大怪我以上をしたら、私の魔力も一気に余力が無くなるからね!♪」
リンは嬉しそうな表情で、話しの輪に入る。
リンは、大怪我以上に対応出来る回復魔法『ドホラミン』を習得しているが『スイスイ』二倍以上の魔力を必要とするから、俺とアスが大怪我以上を数度繰り返すとリンの魔力は一気に尽きる。
「はい、そう言う事です。リンさん!」
「ですので、アンプル三本以上を確保してから、次回の探索をするべきです!!」
アスは和やかな表情で俺とアスに話す。
アンプルに関しては早速。明日コハル経由で王に頼んでみよう!
殆ど作戦も立てたも同然に成ってしまったので、後は三人でお茶と談笑を楽しんだ。
☆
翌週のとある日……
今日は、三回目のリュウガンロ鉱床探索日で有る。
今回で鉱床手前に居る中ボスと対峙して、中ボスを倒して、タングステン鉱石を採取して、採取したのをコハルの力で王国城に搬送させる。
アンプルに関しては、素直に人数分用意してくれた。
だが、凄く貴重な物らしいので『大切に使え!』と、王からの言伝をコハル経由で貰っている。
また、シスターから秘伝の丸薬も貰って、中ボス戦直前に飲む。
俺は力(攻撃力)を上げる丸薬。リンとアスは魔法効果を高める丸薬だ。
俺たち三人は準備を整えて、王国城に行って、王国城でコハルと合流して、コハルの魔法でリュウガンロ鉱床に瞬間移動する。
『シュン』
瞬間移動でリュウガンロ鉱床。坑道入口に到着するが……今回はオークやゴブリンの歩哨姿は見えない?
その周囲も、魔物らしき姿は見えない??
それを見た俺は、不思議そうな表情で一人しゃべりを始める。
「あれ? 今回は居ないね…?」
「魔王軍も疲弊している感じだから、歩哨を置く余裕が遂に無くなったか??」
「スズヤさん……多分ですが、坑道内に身を潜めているのでしょう!」
「そして、私たちの実力が、魔物達に伝達もしているのでしょう…!」
アスは目を細めながら俺に話す。
身を潜めているか……敵も賢くなったな!
すると、リンが嬉しそうな表情で、俺とアスに向けて話し始める。
「じゃあさ、スズヤ、アスちゃん!」
「私の、ワットブライトを使おうか?♪」
「これはね一瞬だけど、凄く眩しい光を出せるんだよ!♪」
「オークが坑道内に隠れているなら、ワットブライトで脅せば良いんだよ!!♪」
光球魔法で有る『ワットブライト』に、そんな使い方が有ったのか!
今回の初戦は、リンが活躍する場面に成りそうだ。
「当初の予定通り、此処で引き返します!!」
「そして、次回でタングステン鉱石の採取を目指します!!」
「……」
俺は真面目な表情でコハルに話す。
俺の言葉を聞いていたアスは、安堵な表情を見せている。
コハルは困った笑顔で、俺たち三人に話し始める。
「残念だけど~~。じゃあ、帰ろっか!」
「今のあなたたちなら、先ず勝てたのと思うのに~~///」
コハルはそう言うが普段。好戦的なアスが今日の決着を望まなかったのは、アスなりの理由が有るのだろう。
此処(中ボス手前)に来るまでの所要時間も分かったし、鉱床内に居る魔物種類も把握出来た。
後は、これを今日の反省会で提示して、中ボスを倒す作戦を決めるべきだと俺は感じた。
☆
今回も鉱床出口直前で、歩哨交代に来たオーク三体と遭遇したが、最後だから俺は『ブランド』で魔法剣を作って、華麗にオークを切り裂いた。
アスも魔力温存の心配が無いから、唱えたい魔法を唱えさせてオークを退治していた。
リンも暇だからの理由で、ピストルでオークを撃っていたが、オークにピストルの弾は殆ど効いていなかった///
ピストルに関しては、攻撃では無くリンのおふざけで有る!///
言うに及ばずで、戦果は俺たちの圧勝で有った!!
だが、コハルは俺たちの戦闘を見て苦笑いしていた。
コハルの中ではきっと『それを、中ボス戦で使えば良いのに!』と、感じていたのだろう。
……
俺たちは無事に帰り。本日の鉱床探索反省会を、前回と同じ様に厨房で開く。
けど、今回はコハルがお土産をくれなかったので、王国城内の黒魔法使い控え室から、アスが失敬してきた紅茶だけで有る。←前回の反省会で飲んだ同じ紅茶葉
俺は前回同様。紅茶を一口飲んでから、和やかな表情でリンとアスに向けて話し始める。
「リン、アス。今回もお疲れ様!」
「訓練の成果も出て、中ボス直前まで来られた!!」
「今回は中ボスへの対応策や、体力を温存しながら、其処に行き着くまでの作戦を立てたいと思う!!」
俺の言葉の後。
アスが穏やかな表情で、俺とリンに向けて話し始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「私も今日の冒険をしながら、今後の事を考えていました!!」
「今日みたいな連携を取った戦闘をすれば、お互いの疲労は少なくて済み、前回と比べて私は、魔力の消費をかなり抑えられました!」
「作戦としましては……魔力の入ったアンプルを追加で数個貰い、更に以前シスターから貰った丸薬を鉱床直前で飲めば、ほぼ確実に勝てるのでは無いかと感じています!!」
「アスが以前貰っていた、アンプルを王にねだる訳か!」
「だけど……素直にくれるのかな?」
俺は理解した表情でアスに話す。
最初の鉱床探索前。アスは王からのプレゼントで、魔力の入ったアンプルを一本貰っている。
そのアンプルに入っている液体を飲めば、魔力が尽きた状態でも全回復する代物だ。
アスは和やかな表情で、俺に話し始める。
「ナポレン王がダメでしたら、コハルさんに頼るだけですよ。スズヤさん!」
「私は一本持っていますので、スズヤさんとリンさんので、最低二本は欲しいですね!!」
「そうだね、アスちゃん!」
「二人が大怪我以上をしたら、私の魔力も一気に余力が無くなるからね!♪」
リンは嬉しそうな表情で、話しの輪に入る。
リンは、大怪我以上に対応出来る回復魔法『ドホラミン』を習得しているが『スイスイ』二倍以上の魔力を必要とするから、俺とアスが大怪我以上を数度繰り返すとリンの魔力は一気に尽きる。
「はい、そう言う事です。リンさん!」
「ですので、アンプル三本以上を確保してから、次回の探索をするべきです!!」
アスは和やかな表情で俺とアスに話す。
アンプルに関しては早速。明日コハル経由で王に頼んでみよう!
殆ど作戦も立てたも同然に成ってしまったので、後は三人でお茶と談笑を楽しんだ。
☆
翌週のとある日……
今日は、三回目のリュウガンロ鉱床探索日で有る。
今回で鉱床手前に居る中ボスと対峙して、中ボスを倒して、タングステン鉱石を採取して、採取したのをコハルの力で王国城に搬送させる。
アンプルに関しては、素直に人数分用意してくれた。
だが、凄く貴重な物らしいので『大切に使え!』と、王からの言伝をコハル経由で貰っている。
また、シスターから秘伝の丸薬も貰って、中ボス戦直前に飲む。
俺は力(攻撃力)を上げる丸薬。リンとアスは魔法効果を高める丸薬だ。
俺たち三人は準備を整えて、王国城に行って、王国城でコハルと合流して、コハルの魔法でリュウガンロ鉱床に瞬間移動する。
『シュン』
瞬間移動でリュウガンロ鉱床。坑道入口に到着するが……今回はオークやゴブリンの歩哨姿は見えない?
その周囲も、魔物らしき姿は見えない??
それを見た俺は、不思議そうな表情で一人しゃべりを始める。
「あれ? 今回は居ないね…?」
「魔王軍も疲弊している感じだから、歩哨を置く余裕が遂に無くなったか??」
「スズヤさん……多分ですが、坑道内に身を潜めているのでしょう!」
「そして、私たちの実力が、魔物達に伝達もしているのでしょう…!」
アスは目を細めながら俺に話す。
身を潜めているか……敵も賢くなったな!
すると、リンが嬉しそうな表情で、俺とアスに向けて話し始める。
「じゃあさ、スズヤ、アスちゃん!」
「私の、ワットブライトを使おうか?♪」
「これはね一瞬だけど、凄く眩しい光を出せるんだよ!♪」
「オークが坑道内に隠れているなら、ワットブライトで脅せば良いんだよ!!♪」
光球魔法で有る『ワットブライト』に、そんな使い方が有ったのか!
今回の初戦は、リンが活躍する場面に成りそうだ。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる